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自由民権運動は「敗北」したのではない。現代にも続く、人民運動の「出発点」であった―。自由党解党までの壮大な政治史を描く。第1章 自由民権運動の出発(戊辰戦争のなかで―板垣退助・片岡健吉・河野広中のトリオの原形;征韓論争と板垣退助・西郷隆盛の下野 ほか)第2章 自由民権運動の高揚(立志社建白書;『土佐の自由民権』 ほか)第3章 福島事件(自由党福島部と自由党会津部;三島通庸県令の福島着任と会津三方道路開鑿 ほか)第4章 加波山事件(狭義の加波山事件;三島通庸暗殺計画―テロリズム ほか)第5章 明治の革命(強盗犯による裁判;自由党の解党―明治の革命)自由民権運動は「敗北」したのではない。現在にも続く、人民運動の「出発点」であった…。自由民権運動の出発から高揚、福島事件、加波山事件を経て、自由党解党に至るまでの壮大な政治史を描く。   Honya Club.com



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自由民権運動は近代民衆運動の「原点」だった。加波山事件と自由党解党を焦点に、服部之総や遠山茂樹の諸研究に学んで、平野義太郎以来の通説の「止揚」を目指す。第1章 自由民権運動の出発(戊辰戦争のなかで―板垣退助・片岡健吉・河野広中のトリオの原形;征韓論争と板垣退助・西郷隆盛の下野 ほか)第2章 自由民権運動の高揚(明治一〇年代前半の意味;民衆の組織化 ほか)第3章 福島事件(自由党福島部と自由党会津部;三島通庸県令の福島着任と会津三方道路開鑿 ほか)第4章 加波山事件(狭義の加波山事件;三島通庸暗殺計画―「人民運動の変わりとしてのテロル」 ほか)第5章 明治の革命(明治一〇年代後半の意味;自由党の解党 ほか)   Honya Club.com


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三浦進/明治の革命 新版    HMV&BOOKS online



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自由民権運動は近代人民運動の「原点」だった。運動の出発から加波山事件と自由党の解党まで、幸徳秋水や田中正造の出現までの政治史を描く。第1章 自由民権運動の出発(戊辰戦争のなかで―板垣退助・片岡健吉・河野広中のトリオの原形;征韓論争と板垣退助・西郷隆盛の下野 ほか)第2章 自由民権運動の高揚(立志社建白書;『土佐の自由民権』 ほか)第3章 福島事件(自由党福島部と自由党会津部;三島通庸県令の福島着任と会津三方道路開鑿 ほか)第4章 加波山事件(狭義の加波山事件;三島通庸暗殺計画―テロリズム ほか)第5章 明治の革命(強盗犯による裁判;自由党の解党と激化事件 ほか)自由民権運動は、近代人民運動の「原点」だった。1900年の立憲政友会と幸徳秋水の「自由党を祭る文」、翌1901年の社会民主党と田中正造の明治天皇への直訴までを書き加えた増補版。   Honya Club.com


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第1章 自由民権運動の出発(戊辰戦争のなかで―板垣退助・片岡健吉・河野広中のトリオの原形;征韓論争と板垣退助・西郷隆盛の下野 ほか)第2章 自由民権運動の高揚(明治一〇年代前半の意味;民衆の組織化 ほか)第3章 福島事件(自由党福島部と自由党会津部;三島通庸県令の福島着任と会津三方道路開鑿 ほか)第4章 加波山事件(狭義の加波山事件;三島通庸暗殺計画―「人民運動の代わりとしてのテロル」 ほか)第5章 明治の革命(明治一〇年代後半の意味;自由党の解党 ほか)新・明治の革命〔第二版〕自由民権運動は近代民衆運動の「原点」だった。その運動は強い「連帯」の精神に貫かれて、現代の「野党共闘と市民の連帯」の先駆だった。福島事件・加波山事件と自由党解党を焦点に、服部之聡や遠山茂樹の民権運動研究に学んで、従来の民権運動研究の通説の「止揚」を目指す。   Honya Club.com


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三浦進/新・明治の革命 第三版    HMV&BOOKS online


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三浦進/明治の革命 増補版    HMV&BOOKS online


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三浦進/新・明治の革命 第二版    HMV&BOOKS online



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新版(「自由民権年表」付き)出来!自由民権運動は「敗北」したのではない。現代にも続く、人民運動の「出発点」であった―。自由党解党までの壮大な政治史を描く。第1章 自由民権運動の出発(戊辰戦争のなかで―板垣退助・片岡健吉・河野広中のトリオの原形;征韓論争と板垣退助・西郷隆盛の下野 ほか)第2章 自由民権運動の高揚(立志社建白書;『土佐の自由民権』 ほか)第3章 福島事件(自由党福島部と自由党会津部;三島通庸県令の福島着任と会津三方道路開鑿 ほか)第4章 加波山事件(狭義の加波山事件;三島通庸暗殺計画―テロリズム ほか)第5章 明治の革命(強盗犯による裁判;自由党の解党―明治の革命)自由民権運動は「敗北」したのではない。現在にも続く、人民運動の「出発点」であった…。自由民権運動の出発から高揚、福島事件、加波山事件を経て、自由党解党に至るまでの壮大な政治史を描く。年表を付した新版。   Honya Club.com


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三浦進/新・明治の革命 自由民権運動    HMV&BOOKS online


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著者が好んだアメリカの探偵小説家エリオット・ポール、ワットーの絵より始め、明治の日本、中世のヨーロッパ、中国への時間と空間を自在に行き来しつつ、人間と暮し、自然と環境、風情、豊かさ、夢みることへの考察、歴史への認識等々を"思い出すまま"自在に綴る十二章。人間・文明へのゆるぎなき信念と独自の史観が渾然と融合する吉田健一の批評世界。著者生前最後の著書。1 エリオット・ポオルという2 バルザックのContes drolatiquesには3 ロンドンの国立美術館で4 本を読むというのは5 航海というのは昔は6 今になって昔のことを思い出すと7 この頃のように自然とか環境とか8 中共による革命以前の9 場所の魅力というものが10 イヴリン・ウォオが自叙伝を書いて11 我が国では我が国の人間と外国人が12 早く年取ることが出来ればと著者が好んだアメリカの探偵小説家エリオット・ポール、ワットーの絵より始め、明治の日本、中世のヨーロッパ、中国へと時間と空間を自在に行き来しつつ、人間と暮し、自然と環境、風情、豊かさ、夢みることへの考察、歴史への認識等々を"思い出すまま"自在に綴る12章。人間・文明へのゆるぎなき信念と独自の史観が渾然と融合する吉田健一の批評世界。著者生前最後の著書。   Honya Club.com


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明治期日本の有線無線電信網は超一流に急成長。有線は釜山国際電信局を日本所有として開局、大陸への接点を、また来寇したバルチック艦隊を総合情報網で迎撃。腕木伝信と日本情報戦争の起源明治政府の電信網構築と西南戦争日韓間電信回線日清戦争当時の陸上通信網通信革命日露戦争の通信網武器なき戦い(有線編)武器なき戦い(無線編)武器なき戦い(暗号編)終戦後の長崎‐釜山ルート明治期、急成長した日本の有線無線電信網。有線は釜山国際電信局を日本所有として開局、大陸への接点を、また来寇したバルチック艦隊を総合情報網で迎撃。情報通信の起源より、日清日露戦争の情報網を中心に綴る。   Honya Club.com


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縄文地図を片手に、東京の風景が一変する散歩の革命へ。見たこともない、野生の東京が立ち上がる。誰も書かなかった東京創世記。第1章 ウォーミングアップ―東京鳥瞰第2章 湿った土地と乾いた土地―新宿ー四谷第3章 死と森―渋谷ー明治神宮第4章 タナトスの塔 異文/東京タワー―東京タワー第5章 湯と水―麻布ー赤坂第6章 間奏曲―坂と崖下第7章 大学・ファッション・墓地―三田、早稲田、青山第8章 職人の浮島―銀座ー新橋第9章 モダニズムから超モダニズムへ―浅草ー上野ー秋葉原第10章 東京低地の神話学―下町第11章 森番の天皇―皇居縄文地図を片手に、東京の風景が一変する散歩の革命へ!見たこともない、野生の東京が立ち上がる。だれも書かなかった東京創世記!縄文地図を持って東京を散策すると、見慣れたはずのこの都市の相貌が一変していくように感じられるから不思議だった。どうして渋谷や秋葉原はこんなにラジカルな人間性の変容を許容するような街に成長してしまったのか、猥雑な部分を抱えながら新宿がこれほどのバランス感覚を保ちつづけていられるのはなぜか、銀座と新橋はひとつながりの場所にあるのに、それぞれが受け入れようとしている人々の欲望の性質がこんなにもちがうのはなぜか、などなど、東京に暮らしながら日頃抱きつづけてきた疑問の多くが、手製のこの地図をながめていると、するすると氷解していくように感じられるのだから、ますます不思議な思いがしたものである。――<「エピローグ」より><まったく新しい東京散歩へ!>ウォーミングアップ(東京鳥瞰)/湿った土地と乾いた土地(新宿ー四谷)/死と森(渋谷ー明治神宮)/タナトスの塔(東京タワー)/湯と水(麻布ー赤坂)/間奏曲(坂と崖下)/大学・ファッション・墓地(三田・早稲田・青山   Honya Club.com


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この国を脅かす国内外のバカたちを一刀両断!週刊SPA!人気連載「ニュースバカ一代」単行本化第4弾。時評コラム160章。平成27年への警告の巻 南下するロシアを迎へ撃つ、明治以来の日本国の危機へ覚悟を持ったほうがいい首相年頭会見の巻 世界も呆れる迷演説。菅直人という人のOSはどこか壊れているようだランドセル寄贈の巻 子供たちへの贈り物は嘘つき政権の愚策を皮肉る「反乱」に見えるジャスミン革命の巻 戦車に花。独裁者たちは兵器より強いネットの威力に震え上がっている大相撲「八百長メール」の巻 コトの本質は「相撲賭博」と暴力団の関与である。不幸な予言は的中した転落防止ホームドアの巻 確実に人命を救えるホームドアの「設置率3割未満」はケシカラン!民主党16人が会派離脱の巻 犬死にするなら逃げるか反撃するか。若手の切迫感を菅執行部はナメていた入試問題投稿事件の巻 カンニングは悪いが騒ぎ立てて、一人の青年の人生を潰すのはもっと悪い東日本大震災の巻 弱った日本への鉄槌のような国難。だが非常時こそ底力の見せ時だ!広がる災禍の巻 目の前の命を救うとともに、「再生への大きな設計図」を描くことが希望になる〔ほか〕「週刊SPA!」の人気連載の単行本第4弾。3年余の時評コラム約120本を収録。日中、日韓関係の悪化するアジア情勢、東日本大震災、原発事故の経験を通じた悲喜こもごもなど、壮大なバカ群像を過激に描く。   Honya Club.com


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明治に入って、詩の世界にも既成勢力を打ち破る新しい風が吹き荒れた。『明星』という華麗な文芸雑誌によって、その先頭を切り、革命的な闘いを挑んだ男・鉄幹。多情な彼を取り巻く女性群の中でひときわ激しく恋をうたいあげた人・晶子こそ、鉄幹と共に"詩の革命"の内実を支えた人であった。解説辻井喬。序 桜闇第1章 流離第2章 憂国第3章 群青第4章 皆朱第5章 綺羅結 天路   Honya Club.com

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昭和史から何を学ぶのか?昭和史研究の論客による、定説や常識を覆す画期的な対論集。半藤一利×保阪正康「昭和の戦争と天皇」(なぜ天皇は陸海軍の総大将となったのか?;統帥権は明治憲法成立以前に独立していた ほか)松本健一×保阪正康「二・二六事件と三島由紀夫」(GHQは「二・二六事件」を民主主義的な革命運動と評価した;磯部浅一に共鳴しなければ三島は自裁しなかった ほか)原武史×保阪正康「昭和天皇と宮中祭祀」(宮中内部を大混乱させた「魔女問題」;"民主主義下の天皇制"に組み込まれる昭和天皇 ほか)冨森叡児×保阪正康「戦後日本を動かした政治家たち」(小泉の「郵政解散」と吉田茂の「抜き打ち解散」の類似性;「ワンフレーズポリティクス」の源流はヒトラーの『わが闘争』? ほか)昭和史研究で定評のある著者が、特に昭和という時代に詳しい4人、半藤一利、松本健一、原武史、冨森叡児と、「昭和史から何を学ぶことができるのか」を語り合う。定説や常識を覆す画期的な対論集。   Honya Club.com


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第1章 帝国議会のはじまり第2章 条約改正への道のり第3章 日本と清の戦い第4章 産業革命と人びとのくらし第5章 日本とロシアの戦い第6章 朝鮮半島を植民地に第7章 明治の文化と社会   Honya Club.com


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明治期の自由民権運動の急先鋒、自由党最左翼の驍将大井憲太郎の全生涯を描く。板垣退助や土佐の立志社などの自由党中央派は著名であるが、自由党を乗り越えて進んだ平民的革命派の苦闘を知る人は少ない。本書は大井を中心として、普選運動と労働者農民運動に、生命を賭して闘った歴史の推進力の全貌を明らかにする。第1 明治維新の風雲捲きおこる(生いたち;オランダ医術および舎密学の修得;人権鼓吹のための法学教育―「講法学社」「明法学社」の創立)第2 自由民権運動(自由民権運動の発生、国会願望―民撰議院の設立建白;自由党の結成と大井の参加;自由党の分解・解体と大井憲太郎;飯田・名古屋・静岡諸事件と大井憲太郎)第3 自由党大阪事件(自由党大阪事件をめぐる日韓の国際情勢、事件の梗概;大阪事件における「内治改良」と朝鮮独立党援助との関係;大阪事件公判よりみた金玉均―小林樟雄の陣述による甲申の変)第4 自由党の再興(大同団結、自由民権政党の確立;自由党再興より立憲自由党結成へ)第5 東洋自由党(東洋自由党の結成;普通選挙期成同盟会;日本労働協会・小作条例期成同盟会;東洋自由党の流れを継ぐもの)略年譜   Honya Club.com


JPY ¥2,640
民衆の歴史観に影響を与える歴史小説に真正面から切りこんだ待望の評論集。好評の「歴史小説とは何か」(1979年刊)の理論を各作品に沿って具体的・発展的に展開する。第1部 戦争体験と文学(歴史的現実とモノローグの世界;昭和一ケタ世代の反国家的原型;想像力における政治―『ヒロシマ・ノート』『沖縄ノート』を中心に;高橋和巳と政治的世界)第2部 歴史の考証と推理の回路第3部 自伝と伝記の間(非凡人と凡人の「自伝」;群衆の伝記)第4部 革命家荒畑寒村の軌跡(荒畑寒村と革命ロシア;寒村翁と「忍びざるの情」)第5部 民衆の歴史認識(民衆史観とは何か;歴史学と歴史小説―和歌森太郎の歴史小説論)第6部 歴史小説断章(魯迅の空論;明治の思想空間と啄木;志士としての文士二葉亭四迷;黒田乙吉のロシア革命体験;オーウェル『1984年』と現代の危機;尾崎・ゾルゲ事件41周年 ほか)   Honya Club.com


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1 日本の服装(着衣と織物;大陸と日本と―大和時代;斑鳩から寧楽へ―飛鳥・奈良時代;大宮人の世界―平安時代;公武政権交替―鎌倉時代;町人の時代へ―室町時代;豪放な世界―安土桃山時代;身分制の中で華ひらいた服装の時代―江戸時代;世界の中へ―明治時代;変動の時代―大正から昭和へ;昭和後期)2 西洋の服装(東方の輝き―オリエント世界;東方から西方へ―ギリシャ;ヘレニズムの発展―ローマ;大帝の都―ビザンツ帝国;立体構成への進展―ロマネスク時代;天を仰いで―ゴシック時代;人体の美を求めて―ルネッサンス時代;宗教モードからの回帰―バロック時代;モード王国の確立―ルイ14世時代;サロン文化の華―ルイ15世時代;イギリスモードの進出へ―ルイ16世時代;フランス革命の時代;モード王国の復興―ナポレオン第1帝政時代;モードの近代化へ向かって―王制復古からナポレオン3世の時代;新しい世紀へ向かって―世紀の変わり目;アールデコからフラッパーの時代―第2次世界大戦に至るまで;モードと企業―第2次世界大戦後)   Honya Club.com


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序章 フィリピンの英雄は誰か第1章 三三三年にわたるスペインの支配第2章 独立革命への胎動第3章 独立戦争始まる第4章 スペインからの独立第5章 アメリカの太平洋進出第6章 アメリカに仕組まれた戦争第7章 明治の日本のフィリピンへの同情第8章 アギナルドの長い長い余生終章 勝者によってつくられた歴史   Honya Club.com


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前田愛は文学を「都市」や「読者」といった新たなメディア空間で捉えなおした。そうした革命的な研究対象や方法は、それまでの文芸批評を超えたカルチュラル・スタディーズの先駆であった。いまなお多くの人びとに影響を与え続ける前田の魅力を満載した一冊。明治歴史文学の原像『パミラ』と『梅暦』柳北「航西日乗」の原型戯作文学と『当世書生気質』露伴における立身出世主義『一国の首都』覚え書東ベルリンの「舞姫」暗喩としてのスラム『高野聖』幕末・維新期の文体〔ほか〕本居宣長、円朝から漱石、鴎外、井上ひさしまで、文学を「都市」や「読者」というメディア空間でとらえた文芸批評の革命的作品。文学評論を超えて近代日本の文化を問う文化研究の傑作。   Honya Club.com


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岡田晃/ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった 明治日本の産業革命遺産    HMV&BOOKS online


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イタリアの英雄、ガリバルディ(1807ー82)。亡命先ウルグアイの独立運動で戦功をあげ、名声はヨーロッパにまで轟いた。帰国後、千人隊を組織してフランス軍を破り、シチリア・南イタリアを解放。イタリア統一の立役者となる。その活躍は神話化され、明治日本では西郷隆盛になぞらえられ、中国・韓国では、独立運動の理想像とされるなど、世界中を熱狂させた。イタリア建国に生涯を賭けた男の実像に迫る。序章 政治的傑作としてのイタリアの独立と統一1 栴檀は双葉より芳し 一八〇七ー三四年2 雌伏の一三年間 一八三五ー四八年3 赤シャツの英雄の誕生 一八四八ー四九年4 戦士の休息 一八五〇ー五八年5 将軍となったガリバルディ 一八五九年6 千人隊 一八六〇年7 革命家ガリバルディの秋 一八六一ー七一年8 晩年のガリバルディ 一八七二ー八二年イタリアの英雄、ガリバルディ。その活躍は神話化され、明治日本でも西郷隆盛になぞらえられ、中国・韓国では、独立運動の理想像とされるなど、世界中を熱狂させた。イタリア建国に生涯をかけた男の実像に迫る。   Honya Club.com


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近代日本史の扉は、黒船の大砲によって開かれた。西洋列強に軍事的に対抗すべく、富国強兵を旗印に推し進められた明治の産業革命は、大砲製造を含む金属鋳造・加工技術の急速な発展の歴史でもある。幕末以降官民挙げて操業に着手し、草創期の数多くの日本企業が参与したにもかかわらず、敗戦をへてやがて忘れられた軍事技術の歴史を、鋳造工学研究の第一人者がひもとく異色の書。図版多数。1 はじめに2 鉄砲伝来から大砲まで3 わが国を取り巻く世界の情勢と大砲4 溶解炉の変遷―甑から反射炉へ5 反射炉による鋳鉄砲の製造6 わが国の鉄―幕末の銑鉄と鋼7 幕末から明治の製鉄所・造船所・軍工廠8 明治の製鉄―釜石から八幡へ9 江戸時代以前に設立された鋳鉄鋳物工場10 明治時代に設立された鋳物工場11 おわりに近代日本史の扉は、黒船の大砲によって開かれた。幕末以降官民挙げて操業に着手し、数多くの日本企業が参与したにもかかわらず、敗戦をへてやがて忘れられた軍事技術の歴史を、鋳造工学研究の第一人者がひもとく。   Honya Club.com


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「憎まれ役」を引き受けた明治の元勲の苦悩。「韓国併合」に反対だった伊藤博文の「絶望」とは?第1章 大日本帝国の確立1 韓国併合への道―日韓両国に不幸を招いた暗殺者の凶弾(わが国独自の「天皇」の存在を表現する苦肉の策だった「大日本帝国」という国号;じつは明治維新以来ずっと「綱渡り」を強いられた大日本帝国;国家の財政健全化を成し遂げた一方で多くの農民を犠牲にした「松方デフレ」 ほか)第2章 大日本帝国の確立2 「好敵手」中華民国の誕生―"強運の男"孫文を支えた日本人たち(辛亥革命、中華民国成立を陰でサポートした知られざる日本人実業家とは?;生涯かけて守り通した「我は財を挙げて支援す」という男の約束;梅屋庄吉が革命支援に投じた資金は2兆円!? ほか)第3章 大日本帝国の確立3 「明治」という時代の終焉―許されざる国家の暴虐「大逆事件」(「日本史の最大の特徴は天皇の存在である」という重要な事実;晩年は糖尿病と慢性腎臓炎に悩まされていた明治帝;軍服が破れても靴に穴があいても修理して使い続けた「倹約家」 ほか)韓国併合に反対だった伊藤博文の苦悩とは? "井沢史観"で歴史を斬る日本史ノンフィクション第27弾。「大日本帝国」が確立した明治後半期について考察する。 比較的成功を収めた台湾統治に対し、大きな失敗に終わった韓国併合はなぜ強行されたのか? そこには「韓国併合の元凶」とされ、今なお韓国民に憎まれる伊藤博文はじつは当初併合に反対していたこと。韓国側から併合を推進し、現在も「売国奴」と罵倒される李完用や李容九こそ真の愛国者であったこと。そして"義士"と讃えられる暗殺者・安重根は、皮肉にも自分ともっとも近い考え方を持っていた伊藤を殺してしまったこと、といった埋もれた歴史の「真相」が   Honya Club.com


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身体のあらゆる部位を必殺の武器となす琉球の武術「唐手」。二度目の「警視庁武術試合」で、保科(西郷)四郎の相手は唐手の使い手に決まった。しかし強さの頂点に迫る中で四郎は「闘うことがこわい」と告白する。骨が砕け、肉が潰れ、魂が軋む死闘をへて、苦悩の末に下した決断とは―。明治の武道界に嘉納治五郎が起こした革命の物語「天の巻」感動の最終巻。   Honya Club.com


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自分の人生をより良きものにするために、あなたは何ができるのか?本書は、産業革命前後、戦争や貧苦などさまざまな苦難の中でも、自分の力を信じ、努力すると同時に、助け合いながら、粘り強く人生を突き進んだ有名無名の人々の記録である。あなたが人生の壁をブレイクスルーするためのヒントが、必ず見つけられる!セルフ・ヘルプ―個人と国家にとって不可欠の精神産業の発展を導いた人々―発明家と事業家三人の偉大な陶工たち―パリシー、ベットガー、ウェッジウッド一心に粘り強く挑んだ人々科学を追究した人々―チャンスと偶然を生かせ!偉大な芸術家たち高貴にして勤勉なる人々勇気と気概にあふれた人々実務に長けた人々金を正しく使える人々自己研鑽によって(自ら学び)、成功を手にした人々範たる人々人徳を備えた人々―真のジェントルマンとは1871(明治4)年、江戸幕府からの留学生であった中村正直によって翻訳出版された『西国立志編』は、当時の人々の大反響を呼び、明治期だけで100万部を突破するベストセラーとなった。その後、現在までは、『自助論』として、多くの働く人に愛読されてきた。そのもともとの原題は、「セルフ・ヘルプ」である。本書は、この不朽の名著を、原本に忠実に完訳したものである。この、「セルフ・ヘルプ」の内容は、教訓的ではなく、極めて現実的なもので、著者のスマイルズが、「良く生きた人の実例」をおよそ300事例取り上げた、ケーススタディ集である。特に、生きる中で誰もが突き当たる、「つらいとき、苦しいとき」にどう考え、いかにしてそこから脱出したか、その努力の有様を描くことに心を配っている。時代が名実共に変わろうとしている今、あらためて、心静かに読んでほしい、新たな完訳である。   Honya Club.com


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収容所で真実に覚醒したソルジェニーツイン。民主主義国にいながら独裁者の正体を見抜けなかった知識人。ファシズムに文芸復興の夢を見たエズラ・パウンド。戦争と革命、そして収容所の時代を生きた人々の言葉を通じて新たな思想の地平線をめざす評論集。ミヒャエル・エンデ―「常識」と「伝説」ブロイスラーのドイツ民話集―宝探しとその試練古代のポピュリスト―アルキビアデス明治憲法制定の思想史―書評・文明史の中の明治憲法中江兆民『三酔人経綸問答』を読む近代と格闘した人々の声―渡辺京二コレクション「維新の夢」解説消えた張作霖と満州の夢―書評・馬賊で見る「満州」思想家としての石原莞爾―書評・石原莞爾 愛と最終戦争ラーゲリからの透徹した視座―書評・内村剛介ロングインタビューソルジェニーツイン「収容所群島」読書メモ〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥9,020
醤油は日本固有の調味料である。中小の醤油醸造業をはじめ、問屋組合、企業教育などをとりあげその実態を解明し、あわせ小豆島や福岡の事例等を紹介する。近世から近代にいたる醤油に関わる諸問題を追究した注目の書。1 醤油醸造業史研究の新たな動向について2 江戸近郊農村における醤油醸造業―武州多摩郡江古田村、山崎喜兵衛家を素材として3 産業革命期の東京醤油問屋組合―問屋仕切状からの一考察4 野田・キノエネ醤油の経営―大正・昭和初期を中心に5 転換期の在来産業経営―大正末・昭和戦前期における小規模醤油醸造家の事例に即して6 企業定着教育としての青年訓練―私立ヤマサ青年訓練所の教育訓練を通して7 龍野藩網干新在家浜と醤油造元8 愛知県における醤油醸造業の発展とその特質9 近代における地方醤油醸造業の展開と市場―福岡県の場合10 後発醤油産地の発展過程―明治期の小豆島の事例を中心にして   Honya Club.com


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社会現象ともなった新たな演劇の息吹を、演劇評論の第一人者が時代の精神とともに検証、歴史として記録した畢竟の大作がついに完結。文化大革命の影(昭和四十一年)揺れる新劇界(昭和四十二年)「明治百年」(昭和四十三年)大学紛争の激化(昭和四十四年)大阪万博の旗の下で(昭和四十五年)揺らぐ劇団制(昭和四十六年)日本列島改造の開始(昭和四十七年)石油ショックと不況の風(昭和四十八年)狂乱物価・日韓問題・田中金脈の大嵐(昭和四十九年)第二次ベビーブームと大衆化の中で(昭和五十年)〔ほか〕畢竟の大作、ついに完結 演劇評論の第一人者が、生涯のテーマとしてきた日本の現代演劇史を執筆するなかで、とりあえずの目標にした「昭和」最後の日までの演劇活動を記す畢竟の大作。本巻は「新劇全史」として著す全三巻のうちの最終巻で、これにより『日本現代演劇史』(全八巻)、『新日本現代演劇史』(全五巻)に次ぐ、三部作が完結した。 本巻の最大の特徴は、著者が実際に観劇し、劇評を執筆した時期と重なるため、より重層的に構成され、より生き生きと社会状況や舞台成果が反映されている点にある。具体的には中国で文化大革命が起きた昭和41(1966)年から、昭和天皇崩御(昭和64年)までの23年を記録する。 これまでの民芸・文学座・俳優座を中心とした大劇団の活動に加え、いわゆる小劇場運動が起こったのもこの時代。唐十郎率いる状況劇場や寺山修司の天井桟敷などの「アングラ」が多くの若者に支持され、別役実や井上ひさしの新しい劇作法が注目を集め、四季がブロードウェイミュージカルを次々と上演、その次の世代として野田秀樹が台頭するといった移り変わりが、資料としても実感としても得られる貴重な内容にあふれている。   Honya Club.com


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田原藩士として武士の本分を堅守しつつ、西洋文明の正確な理解に努め、瞠目すべき写実を独創した、徳川後期屈指の画家。不遇な幼少期から非業の自刃に至るまで、明治維新という一大革命の前夜、その文化状況の危機を象徴するかのような崋山の生涯。宿命の男の肖像を、等身大に活写する。不忠不孝渡邉登鎖国日本と蘭学天皇、将軍よりも藩主写実の独創藩政改革の日々に人間崋山蛮学事始井蛙管見を排す海からの脅威牢獄への道海防と幕政批判田原蟄居崋山自刃武士の本分を堅守しつつ、西洋文明の正確な理解に努め、瞠目すべき写実を独創した画家。維新という一大革命の前夜、時代を先駆けた崋山の運命的な生涯を等身大に活写して、大著「明治天皇」の前史をなす評伝。   Honya Club.com


JPY ¥572
近代日本の誕生とともに、産声をあげた大日本帝国憲法。そして、第二次大戦後、その帝国憲法を改正して発布された現在の日本国憲法。この二つの憲法はいかに生まれ、育ち、受けとめられ、議論されてきたのか。何が変わり、変わらなかったのか。そもそも憲法とは何なのか。作家井上ひさしがやさしく語る、日本の憲法。1 憲法の誕生(憲法とは何だろう;「憲法」の定義;イギリス「名誉革命」と「権利章典」;ジョン・ロック『国政二論』;「憲法」という言葉の概念;ジョン・ロックの「生命と自由と財産」;自分の運命を自分で決める―『この国のかたち』)2 大日本帝国憲法ができるまで(明治維新;宮島誠一郎の「立国憲議」;元老院に対する勅語;伊藤博文の憲法調査;金子堅太郎「伊藤公を語る」;伊藤博文「枢密院における憲法制定の根本精神についての所信」;「大日本帝国憲法」発布;第一章天皇;第二章臣民権利義務;第三章帝国議会;田中正造の質問趣意書;吉野作造の論文;まとめ)3 戦争から敗戦まで(「憲法」は、権力への対抗手段;恒久平和を願った国際連盟;ポツダム宣言;昭和二十年の日本の動き;もう一度、ポツダム宣言)4 日本国憲法ができるまで(降伏文書調印;天皇の「人間宣言」;「昭和二十一年二月二十六日」という日付け;毎日新聞のスクープ記事;憲法研究会の「憲法草案要綱」;日本自由党の「憲法改正要綱」案;日本進歩党の「憲法改正」案;日本社会党の「新憲法要綱」案;日本共産党の「新憲法草案」三省調整委員会)SWNCC);マッカーサーノート;チャールズ・L・ケイディス陸軍大佐;民政局の動き;民政局の人びと;人類がめざした理想;優れた憲法が持つもの;ドイツとイタリア;人間の発明;「日本国憲法」前文;ハーグ世界平和会議;日本の核状況;わたしたちの   Honya Club.com


JPY ¥1,430
ラディカルに!ゆるゆる・ふっくら・ねづよく。ジェンダー視点でたどると、教科書とはちょっと違う、女たちの歴史がみえてくる。第1章 近代以前の女性 人類のあけぼのから幕末まで(人類社会のはじまりは差別も戦争もない社会;階級社会の発生と戦争のはじまり ほか)第2章 資本主義のはじまりと女性たち(いまの生きづらさの根っこは明治時代につながっている;自由民権運動はじめての参政権の願い ほか)第3章 市民革命と女性解放思想の萌芽(ラディカルにしなやかに生きぬいた女性たち;フランス革命の限界をみぬいた「女権宣言」 ほか)第4章 女性差別撤廃条約への胎動(コロナ禍であぶりだされるジェンダーの壁;ジェンダーギャップ120位の遅れた日本 ほか)おわりに わたしたちの国で資料編いつの時代にも等身大の女性たちがいた。歴史をジェンダー視点で見つめ直すことは、誰もが自分らしく生きることのできる社会をつくる手がかり、変革の視座となるはず。女性史を手軽に学べる最適のテキスト刊行!【同志社大学教授 岡野八代氏 推薦! 】歴史とわたしたちは繋がっている。歴史は細部に宿るともいわれますが、大きなジェンダー史の流れのなかで、女性たちの格闘と活躍を掴むことで歴史に生きるわたしを感じさせてくれる、そっと傍に置いておきたい良書。   Honya Club.com


JPY ¥641
伊藤博文・尾崎三良・前島密・片山潜…。みずから記した数々の「私語り」のうちに、西欧に直面した近代日本人の自我意識がおのずと浮かび上がる。文学の魅力ある一ジャンルとして自伝の醍醐味を存分に味わいつつみちびかれる、画期的日本人論。第1章 私語りのリアリティ―明治初期の群像第2章 実の人の遍歴―深井英五と徳富蘇峰第3章 神のイメージ―島崎藤村の背教第4章 欧化主義者の悲哀―青木周蔵と森鴎外第5章 私語りの想像力―木戸孝允との出会い第6章 ピカレスクの時代―若き日の伊藤博文第7章 棄て子・ピカロの青春―尾崎三良第8章 実の人の「漂遊」―前島密第9章 女語りの二重性―福田英子第10章 懴悔という意味―自伝における西洋と東洋第11章 ルソーと白石の間―二葉亭四迷第12章 革命家の栄光と悲惨―片山潜と木下尚江   Honya Club.com


JPY ¥4,180
明治、大正そして昭和の時代に、日本においてもこんなにも堂々と、そして生き生きと、革命について語る人々の形象。またレーニンの口から語られる素直な言葉と、あからさまな日本への好意。レーニンと会った勇敢な記者たち。伝説の人物・大庭柯公、クラスノシチョーコフ。スター・片山潜、荒畑寒村。ライバル・カウツキー、ベルジャーエフ、不屈の人・志賀義雄…。今や知る人ぞ知る、日本とロシアの社会主義運動の原点と由来を知る格好の書。第1章 日露戦争から十月革命まで(「文化的で自由な国日本との困難な戦争―」;日本帝国主義についてのレーニン)第2章 世界を震撼させた革命―十月革命に関するロシア人たち、及び若干の外国人たちの見解(ヴォロブーエフの考察より;十月革命と日本;革命と暴力―レーニンとテロ)第3章 日本人とレーニンの会談(レーニンの日本に対する関心;日露間の「緩衡国家」・シベリア出兵;ロシアにおける社会主義の建設について;世界社会主義革命について)第4章 解説に代えて―レーニンは生きている(レーニン没後と日本;第二次世界大戦の終了と日本;レーニン夫人グループスカヤの教育界への影響;戦後の日本の国家権力の規定に関する論争とレーニン;不破氏によるレーニン『国家と革命』の歪曲)   Honya Club.com


JPY ¥1,870
明治維新は武士という支配階級がみずから消滅する大変革だった。徹底した革命が犠牲者も少なく実現されたのはなぜか。この問いに答え、複雑を極める維新史の全体を通観するために、公議・王政・集権・脱身分化の四課題をめぐる提携と対抗として安政五年政変から西南内乱までを史料に即してつぶさに描く。さらに、武力よりも多数派形成の努力が鍵であったことを見出し、今日のリベラル・デモクラシーの起源をも解き明かす。志士や雄藩の活躍物語という伝統的なスタイルを完全に脱し、第一人者が研究の集大成として世に問う、新説・明治維新史。明治維新の前提―グローバル化の第四波近世東アジアの世界秩序近世日本の双頭・連邦国家近世日本の社会―構造・動態と社会結合の変化十九世紀前半の国際環境と対外論の蓄積幕末:対外政策の変転幕末:政治秩序の崩壊幕末:公議・尊攘・強兵の運動幕末:秩序再建の模索―「公武合体」体制の成立と武力衝突の出現維新:「王政」・「公議」政体へ(一)―その最初の試みから最後の大名会議まで維新:「王政」・「公議」政体へ(二)―武力の動員と政策・提携関係の激変維新:「王政」・「公議」政体へ(三)―二つの「王政復古」明治:政体変革の三年半―「公議」・「集権」・「脱身分」明治:改革急進と武力反乱明治維新と人類の「近代」   Honya Club.com


JPY ¥11,000
花き作編(近代社会における花き園芸の足どり;産業としての花き園芸の確立;品種改良の成果;分業化への道;消費者対応の重視;流通システムの変遷;花き作技術の現地実態調査)食品加工編(食品の変遷―科学と技術の視点から;伝統食品と西欧技術の出会いと展開―戦前までの食品加工(明治ー昭和15年(1940));代用品時代の食品加工―戦中・戦後の混乱期における食品加工(昭和16ー30年、1941ー55);インスタント化時代の食品加工;台所革命時代の食品加工―加工の調理化)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
明治100年のバラック都市を全部ご破算にして、21世紀のTOKYOはこうなる。第1章 東京30歳・江戸90歳第2章 東京の顔だちは高貴か第3章 国際都市人の生活様式第4章 安全のアーバンシミュレーション第5章 東京リサイクルトンネル第6章 都心のルネッサンス第7章 銀座シティー構想第8章 下町の時代第9章 山の手副都心ネットワーク第10章 東京24時間空港構想第11章 東京大都市圏構想第12章 季節遷都論第13章 都市革命のソフトウェア   Honya Club.com


JPY ¥8,250
世界中の遺跡や建造物、目を見張るような大自然の絶景など、誰もが知るあの有名スポットから、知られざる秘境まで―。ページをめくるごとに、息をのむような絶景に出会うことができます。建物・遺跡の写真はもちろん、政治上・宗教上の理由で立ち入ることができない遺跡内部や、秘蔵の宝物、秘境と呼ばれるような奥地の写真も多数掲載。豊富なビジュアルと詳しい解説で、まるで世界を旅するような気分で、知識を身につけることができます。第1章 芸術の至宝(ブリッゲン―ノルウェー王国;ドロットニングホルムの王領地―スウェーデン王国 ほか)第2章 古代の遺跡(ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群―英国;ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群―フランス共和国 ほか)第3章 自然の聖域(ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸―英国;ドニャーナ国立公園―スペイン ほか)特別収録 日本の世界遺産(明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業―福岡県/佐賀県/長崎県/熊本県/鹿児島県/山口県/岩手県/静岡県;法隆寺地域の仏教建造物―奈良県 ほか)★世界遺産のすべてを、美麗な写真で紹介!世界57か国、約220か所の世界遺産を、1200枚を超えるカラー写真で紹介します。建物・遺跡や自然物の外観はもちろん、現在では政治上・宗教上の理由などで立ち入ることができない遺跡内部や秘蔵の宝物、秘境と呼ばれるような奥地の写真も掲載しています。★くわしい解説で理解が深まる!小学校の社会科、中学校・高校の歴史、地理の学習で登場する世界遺産を多数収録しました。だれが、いつ、なぜ作り、どのように発見されたかなど、歴史の流れとともに世界遺産を理解することができます。1972年に採択されたUNESCOの「世界の文化遺産及び自   Honya Club.com


JPY ¥2,530
生涯を懺悔と奉仕に捧げた一燈園・西田天香の生活。すべてを捨てた路頭からこそ、真に強い生き方が生れてくる。一燈園と文化諸問題―宗教・教育・経済・他おひかり堂一燈園生活の根本義教育について、他断片はじめて作った三標語清規を作るについて人類の宿業を截断する生活「一燈園」と「宣光社」宗教と不二の経済「有」即「無」―光の世界光堂の献堂と学校行願の祈り「私の歩いた道」―N・H・K「人生読本」にて人生九十年杜翁よ、安かれ(「天華香洞録」の中から)―トルストイ登天(明治四十三年十月)/三界無住拠(明治三十八年一月)先ず執我からの革命を(天香さんの言葉・1)光よ、とわに(天香さんの言葉・2)『西田天香の世界』全五巻の刊行に際して   Honya Club.com


JPY ¥2,200
本書における著者のモチーフにかかわっていえば、啄木が死の迫りくる前年、自己の最後の思想は「国家社会主義」「社会主義的帝国主義」だと言い残して死んで以来、その内容は永久にわからないとされてきた。しかし、同世代者北一輝と比較することによって、この謎はほぼ全面的に解明されたと信ずる。二人の希求憧憬した「国家」は、「地上の王国」レバイアサンであり、これはそれ自体「生命」と「人格」を有して天皇も国民もその内側に伴呑していくものであった。序章 新たなる神―ナショナリズムと社会革命の結合第1章 辺境からの出発―叛逆の精神的基盤第2章 浪漫主義の洗礼―「想世界」への飛翔第3章 変革の意志―「ワグネルの思想」と溟北の「乱賊」説第4章 日露戦争―燃えあがる「国家」生命の予感第5章 戦後状況―幻滅からの出発第6章 漂泊―函館、小樽、釧路時代の啄木第7章 自然主義―啄木の小説と『ローマ字日記』第8章 国家思想―「地上の王国」レバイアサン第9章 社会主義―明治国家への対峙第10章 西郷伝説―ありうべき維新革命の希求終章 予言者的思想家―J.J.ルソーとともに   Honya Club.com


JPY ¥5,500
王朝体制が動揺する十九世紀後半、近代西洋との接触を機に発動された各種改革の関連原典を扱う。総理衙門の設立以降、万国公法という新たな国際秩序への中国の対応は、西学・西法導入の可否と結びつき、受容・模倣・反発・抵抗といった様々な反応を巻き起こした。西洋化に先んじた日本との関係は琉球や朝鮮の帰属・地位をめぐって緊張し、その帰結としての日清戦争での敗北により亡国の危機意識が高まり、明治憲政をモデルにした戊戌変法運動へとつながっていった。この近代化追求の過程を「「万国公法」世界への参入」「自強運動の展開」「中学と西学」「日中関係」「変法運動」という五つの章に分けて描く。1 「万国公法」世界への参入2 自強運動の展開3 中学と西学―道器/本末論4 日中関係5 変法運動思想原典を通して問い直す、中国150年の文明・近代・革命。本巻では、19世紀後半、近代西洋との接触を機に発動された各種改革の関連原典を扱う。中国近代の形成を東アジアの「西洋経験」の中から展望する。   Honya Club.com


JPY ¥838
幕府は1年前から「ペリー」が来るのを知っていた?坂本龍馬暗殺の「黒幕」は?歴史教科書に秘された幕末・維新史の『暗部』を照らす!第1章 黒船来航と開国への道を読む(ペリー艦隊の来航;日米和親条約の締結と開国 ほか)第2章 尊王攘夷運動の展開を読む(過激な尊王攘夷運動の展開;失墜する江戸幕府の権威 ほか)第3章 幕府の弱体化と倒幕運動の進展を読む(尊攘運動の激化と八月十八日の政変;四国艦隊下関砲撃事件によって危機に立つ長州藩 ほか)第4章 江戸幕府の消滅と明治政府誕生を読む(大政奉還による江戸幕府の消滅;王政復古の大号令による新政府樹立 ほか)第5章 明治という新しい世への流れを読む(新政府による政治方針の公表;廃藩置県という革命的な政策 ほか)「表」の正史を紹介しながら、その「裏」に隠された意外な歴史の真実をあぶり出すシリーズ。激動の幕末・維新を再現し、歴史教科書では触れられない動乱期の日本を「表」と「裏」から解説。石ノ森まんがも楽しめる。   Honya Club.com


JPY ¥814
時代とは、革命とは、愛国心とは。テロルを生み、実行へと駆り立てる動機とは。来島恒喜、朝日平吾、難波大助、小沼正…。彼らは、一体どんな人物だったのか。その時、なにを思ったのか。明治から大正、昭和にかけて登場したテロリストたちの実像に迫る、かわぐちかいじの原点ともいうべき傑作劇画。明治篇(紀尾井坂の兇刃;綺異譚 来島恒喜;大逆なり)大正篇(一人一殺;謀殺大尉甘粕正彦;魔弾の狙撃者)昭和篇(血盟団;戒厳令;一人だけの聖戦)   Honya Club.com


JPY ¥1,430
産業革命以前、農村部に展開した手工業は人びとの社会行動や家族形成にどう影響し、どのような意味で近代の工業化を準備したのか。「プロト工業化論」(F.メンデルス)を検証し、大塚史学とも対比する。歴史人口学と経済史の成果を踏まえ、西欧と日本を比較しながら、経済史の新たな理論構築を試みるパイオニア的研究。プロローグ 比較経済史の世界へ第1部 十七、十八世紀の西欧(時代のイメージと問題;プロト工業化論と大塚史学;フランドル・モデル;経済人口学;モデルの妥当性(1)―西欧各地の事例研究/農村工業化の端緒;モデルの妥当性(2)―西欧各地の事例研究/プロト工業化の局面)第2部 十八、十九世紀の日本(日本経済史とプロト工業化論;徳川・明治のパターン;統計分析;相互作用の様相)エピローグ 新たな局面   Honya Club.com


JPY ¥1,430
自由民権運動を圧殺し、極東の列強間の対立を利用して、アジアで唯一の独立国となった日本は、日清・日露戦争から敗戦に至るまで、軍国主義化と侵略を推し進めた。著者は戦後の再軍備反対運動などの平和運動に呼応して、明治以来の軍隊と軍国主義の本質を明らかにする研究を次々に発表する。主要な論考を集成。現代史概説(一九六三)日本の朝鮮侵略と帝国主義(一九六八)日本帝国主義とアジア(一九五三)日露戦争について(一九五八)―下村・藤村氏にたいする反批判「満州」侵略(一九七六)近代日本史における日中戦争(一九八八)法の論理と歴史の論理(一九四八)―極東裁判と天皇の戦争責任槇村浩と高知県の反帝・革命運動(一九八四)   Honya Club.com


JPY ¥858
イギリスの「権利章典」から三〇〇年、フランス人権宣言から二〇〇年、そして明治憲法の発布から一〇〇年。その一九八九年に「昭和」が終わり、保守支配も揺らいだ。加えて中国の流血事件、ソ連・東欧の自由化への模索…。一九九〇年代の政治を見通す座標軸を求めて個人・集団と国家との歴史的な相剋に光をあて、「近代立憲主義」の意味を問う。1 いま何が問題か―1989・憲法論的考察(1989年7月=パリ;革命二百年and/or人権宣言二百年? ほか)2 明治憲法体制‐「そんなに悪くなかった」のか―"1889"の意味(富国強兵=物質文明と憲法=精神文明;「建国ノ体」と「海外各国ノ成法」―綱引きのはじまり ほか)3 個人と国家‐どうむきあうか―"1789"対"1689"の意味(マルクスから見たフランス;C.シュミットから見たフランス ほか)4 日本の憲法体験から何を発信するか―"1689‐1789"モデルの押しつけ?(「ユーロペシミズム」の強味;「人権があったから」か「人権にもかかわらず」なのか ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,619
破獄のヒーロー・白銀屋文七の生の痕跡を、維新革命、西南戦争、自由民権運動と揺らぐ明治の時代相のなかに追う。「監獄」化という一大プロジェクトによって近代国家体制をうち固めようとする権力に反抗し、獄を破り始原の自由を夢見た逸脱者たち。その情熱を甦らせる、ラジカルな明治社会史。前奏 明治十年、前橋の凶賊第1章 白銀屋文七、西南戦争に感応し、大破獄騒ぎを起す間奏 西郷隆盛の光芒第2章 倉田利作、悪党に転生して脱獄、宿怨を晴らさんとする第3章 自由民権運動家・玉水常治、獄を破り、乞食道に精進する間奏 川路利良と陸奥宗光第4章 白銀屋文七、開拓地・北海道で語り部となる後奏 白銀屋文七、明治の夕景を走りに走る破獄のヒーロー・白銀屋文七の生の痕跡を、揺らぐ明治の時代相の中に追う。「監獄」化によって、近代国家体制を固めようとする権力に反抗し、獄を破り自由を夢見た逸脱者たちの情熱を甦らせるラジカルな明治社会史。   Honya Club.com


JPY ¥957
「明治」は清廉で透きとおった"公"感覚と道徳的緊張=モラルをもっていた。維新を躍進させた風雲児・坂本龍馬、国家改造の設計者・小栗忠順、国家という建物解体の設計者・勝海舟、新国家の設計助言者・福沢諭吉、無私の心をもち歩いていた巨魁・西郷隆盛、国民国家の形成を目指したかれら"明治の父たち"は偉大であった。本書は、明治草創の精神を捉え直し、「明治国」という人類普遍の遺産を巨細に語りつくす。これは、著者畢生の日本論であり、鮮明な日本人論である。第1章 ブロードウェイの行進第2章 徳川国家からの遺産第3章 江戸日本の無形遺産"多様性"第4章 "青写真"なしの新国家第5章 廃藩置県―第二の革命第6章 "文明"の誕生   Honya Club.com


JPY ¥4,620
専制に反対する自由民権論者は弱の側に立って専制と対決すべきである、…専制を覆すために他国に干渉して何が悪い、…このような括弧つきの「正義」と明治日本人が持っている思春期ナショナリズムとが結合したとき、それはたいへんな国民的エネルギーとなって、朝鮮のみならず中国に対しても爆発した。このエネルギーの赴くところ、当初は隣国に対する解放ないし独立の役割を果たしながら、たちまち日本のナショナリズムの大波に乗じて、あらたなる専制者植民地権力として隣邦の民に臨むのである。およそすべての歴史には光と影がある。日本の近代史もまた光と影に満ち充ちており、その影の部分が、まさに、強者として隣邦に臨んだ傲然たる近代日本の軌跡となったのである。1 日本人と中国(日本人の中国観―高杉晋作らの場合;中国革命と日本人―岸田吟香の場合 ほか)2 宮崎滔天(滔天と清国革命はどうして結びついたか;宮崎滔天 ほか)3 鈴江言一(ある無名の革命家―鈴江言一年譜)4 アジアの中の日本人(書評『中江丑吉書簡集』―真理への信仰告白;ある無名の先駆者―岸要五郎小伝 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,122
1部 アメリカ資本主義の富と知の経営史(モルガン家と初期資本主義時代の経営史;四大財閥と産業革命の経営史 ほか)2部 アメリカ制度学派経営学と知の系譜(F.W.テーラーの科学的管理法;W.A.シューハートの科学的管理論 ほか)3部 資本主義の富と知の経営史(F.W.テーラーの生涯と富の源泉―科学的管理法;ヘンリー・フォードによるフォード生産方式の富と知の経営史 ほか)4部 現代日本資本主義の富と知の経営史(現代資本主義と富の諸形態―比較経営史の課題;住専のレバレッジ経営と金融危機)5部 日本資本主義の富と知の経営史(明治期の富と労働の経営史―北炭を中心に;昭和期の富と科学的管理法の経営史―北炭を中心に ほか)   Honya Club.com


JPY ¥6,820
現実と規範―現代国際法の葛藤と動態。国際法の「思想」も「構造」も常に動態の中にある。生起する新たな現実と、形成されてきた伝統的規範との葛藤の下、変動・発展を続ける国際法―眼前の今日的課題を見据えつつ、国際法の生成、自決権、国際機構、国際人権等、国際法の基底的諸問題を分析・考察した本書は、そうした変動する国際法の動態へ読者を導く。原則と現実双方への的確な目配りの下、優れた理論研究を切り拓いてきた松井教授の古稀記念にふさわしい力作論集である。第1部 国際法の生成と領域(フランス革命の国際法原則―グレゴワール「国際法宣言」;幕末期・明治初期の「領域」概念に関する一考察;国際義務の履行基盤としての領域)第2部 自決権と国家の形成(コソボ共和国における国家形成および国家承認の検討―国家承認制度の位置づけとその役割;残された非自治地域と自決権:再論;未承認国への主権免除の付与について―主権免除法の規律対象からの未承認国の除外について)第3部 国際機構と条約をめぐる課題(国際機関の利用に供された国家機関の行為の帰属問題と派遣国の責任―国際機関責任条文草案第7条を中心に;国際機構の裁判権免除―機能的必要性と免除の範囲;条約解釈の補足的手段足る準備作業の意義―条約法条約第32条の誕生)第4部 国際人権法の地平(欧州評議会閣僚委員会による判決執行監視手続き;欧州人権条約における「民主主義」に関する一考察―人権裁判所による「真に民主的な政治体制」の保障を中心に;経済統合と人の自由移動―欧州経済共同体における労働者の自由移動の始まり)   Honya Club.com


JPY ¥943
黄飛鴻。中国広東地方仏山で薬局兼武館「宝芝林」を開く、医者にして拳法家である。6歳より神童と謳われ「十字拳」「無影脚」という必殺技を身につけ、弟子たちの育成にも余念がない。その飛鴻が1901年6月、明治維新から三十余年を経た日本の土を踏んだ。消息を絶った婚約者・十三姨を探すためである。と同時に、革命の拠点を作るために日本に滞在している孫文の身を護るためでもあった。孫文の命を狙う清朝からの刺客・五殺手との死闘、さらには甲賀忍者の末裔、巨漢横綱、凄腕剣士たちの挑戦を受ける。果たして黄飛鴻は、これらの強敵を撃破できるのか?そして十三姨の行方は?新鋭が放つ大活劇巨編、開幕。清朝末期、中国広東地方の武術家・黄飛鴻は、消息を絶った婚約者・十三姨の行方を捜すため明治時代の日本へ。   Honya Club.com


JPY ¥922
「俺は、いつかまたもう一度、こんパリを訪れたい。そんときはまた二人して大いに食い、大いに飲みもんそ」川路利良は、欧州視察団の一員として訪れたパリで、謎の日本人・リュウと出会う。異国の地で意気投合し、立場を越えて友情を結んだ二人だったが…。時は流れて明治十一年、東京。大警視となった川路のもとに、得体の知れない秘密結社「四季の会」の情報が届く。その組織形態はリュウが属していたフランスの革命組織に酷似していた。川路はリュウの関与を確信し、組織の壊滅に乗り出す。国家を賭けた暗闘の行方は!?書下ろし長編時代小説。日本警察を創った男・川路利良がパリで出会った一人の男。新政府揺籃期の日本を舞台に死闘が幕を開ける。デビュー作が絶賛された著者の明治謀略小説第2弾。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
明治の地租改正による山林所有者の変遷、相次ぐ戦争による山野の荒廃、エネルギー革命と木材輸入自由化等々による里山の空洞化の経緯をたどり、見捨てられつつある里山の現状と再生への展望を語る。第5章 近世の里山風景と暮らし第6章 明治・大正期からの里山の変遷と人びとの暮らし(明治の地租改正と里山所有者の変遷;明治から昭和高度成長期までの里山と人びとの暮らし)第7章 見捨てられた里山(見捨てられていく里山;変貌する里山;移ろいゆく里山文化)第8章 里山の現状と未来   Honya Club.com


JPY ¥968
世界が認めた日本の文化と自然、全20遺産を美麗写真でめぐる。ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献(国立西洋美術館)1章 列島の原風景を訪ねる(知床;白神山地 ほか)2章 日本人の信仰と祈りの場(紀伊山地の霊場と参詣道;日光の社寺 ほか)3章 日本の建築美に触れる(古都奈良の文化財;法隆寺地域の仏教建造物 ほか)4章 モノづくりの原点へ(明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業;富岡製糸場と絹産業遺産群 ほか)日本が世界に誇る、20の自然遺産・文化遺産を、美麗写真とともに徹底ガイド。世界遺産を味わい尽くすためのポイントはもちろん、知って得する豆知識も多数収録した。データ:2016年6月現在。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
序章 「明治150年」キャンペーン第1章 幕末の日本(「鎖国」はなかったか?;勤勉革命 ほか)第2章 つくられた近代天皇制(「勝てば官軍」;新たな身分制 ほか)第3章 日露戦争と大逆事件(人海戦術;足尾鉱毒事業 ほか)終章 歴史認識と憲法問題(明治憲法と弾圧立法;日本国憲法をよりどころに)資料編「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要」だと「明治150年」キャンペーンを展開する安倍政権。しかし、明治を単純に美化してはならない。わかりにくいとされる幕末から明治への流れを読み解き、明治とともに生まれながら、明治という時代に殺された革命家・幸徳秋水の生きざまを通して、「明治150年史観」に対抗する歴史認識を体得することの意味を提示する。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
日本労働運動史の原点を問う。労働組合思想の導入が明治初期であると明示しつつ、歴史に埋もれた幸徳秋水の『全集』、ロシア革命批判の小冊子、今村力三郎の『芻言』、数々の個人紙誌を発掘・検証する!第1部 忘れられた日本における労働組合の導入過程(日本における労働組合思想の導入過程;日本労働組合論事始)第2部 忘れられた『幸徳秋水全集』の発掘(幻の戦前版『幸徳秋水全集』再考;痛恨の思いこもる今村力三郎の『芻言』)第3部 忘れられた自由連合・アナキズム系の多様な団体と機関紙誌・パンフレット(全国労働組合自由連合会(全国自連)小史―機関紙『自由連合』『自由連合新聞』『全国自連ニュース』を中心に;高尾平兵衛らの戦線同盟と機関紙『革命評論』『民衆新聞』―アナ・ボル対立の狭間で訴えた共同戦線論;底辺女性の解放を訴えた柳沢善衛の生涯と機関紙誌・パンフレット;アナキズム系のロシア革命批判パンフレット―パンレット等小出版物の重要性を見直す時)第4部 忘れられた思想家の個人紙誌(日本における思想家の個人紙誌;加藤一夫と個人誌『大地に立つ』―半個人誌から個人紙(第二次)へ)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
英米の憲法思想を排斥し、バークに学ぶことのない日本人の憲法常識を根本からくつがえす衝撃の書。序 正統の憲法、異端の憲法―祖先の叡智を保守する精神第1章 保守主義のアメリカ憲法―デモクラシーへの不信、人民への警戒第2章 イギリス憲法の母胎―封建遺制と中世思想第3章 フランス憲法、負の遺産―血に渇く神々を祀る宗教革命の教理第4章 「日本の知的遺産」明治憲法―自由と倫理が薫る英国型憲法第5章 GHQ憲法のルーツ―スターリン憲法の汚染、ルソー主義の腐蝕第6章 バーク保守主義の神髄―高貴なる自由、美しき道徳あとがき 「改革」の魔霊に憑かれた日本英米の憲法思想の本質を知らずに排斥し、バークに学ぶことのない日本人の憲法常識を根本からくつがえす衝撃の書。祖先の叡知を尊敬し、時効の国柄を堅持し、保守する精神に立脚する義務を覚醒させる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,388
坂本龍馬、島津斉彬、白石正一郎、梅田雲浜―。研ぎ澄まされた経済感覚を持った彼らなくして明治維新は成功しなかった。『ばさらの群れ』の著者がはなつ「変革期の読み方・乗り切り方」。プロローグ 黒船はなぜ日本にやってきたのか?工業化をめざした薩摩藩の経済革命幕末の経営コンサルタントたち討幕の原動力となった長州藩の経済革命国の乱れを露呈した幕末パリ万国博フランスと組んだ幕府の経済革命家イギリス駐日陣のもくろみ経済提携からはじまった薩長連合世界の海に乗り出した明治日本丸エピローグ いま問われる"商業・仁の道"   Honya Club.com


JPY ¥5,280
第1部 近代成立期の民衆運動(民衆運動と〈近代〉;政事と徳義―困民党の歴史的位相をめぐって)第2部 文明と民衆(身体における近代―〈開化〉と〈迷蒙〉;新潟・沼垂両町コレラ騒動)第3部 負債農民騒擾の諸相(福島県菊多郡上遠野の困民党事件;茨城県久慈郡太田町周辺における負債農民騒擾;「延期党」の顛末―埼玉県男衾郡畠山村の負債農民騒擾;東駿・北豆の貧民党・借金党;松方デフレ期の加賀平野における負債農民騒擾―日本海側中央部の積雪・米作・慣行小作権地帯の事例)第4部 近代民衆像の広がり(遠州地価修正運動と上平川村の交換米取消し運動;覚書 日露戦争後・明治末期地域社会の一断面―茨城の政治社会状況から;フランス革命とヴァンデ―革命前夜のショレとその周辺)あとがき 困民党研究会をふりかえって   Honya Club.com


JPY ¥3,135
西村幸夫/富岡製糸場 明治日本の産業革命遺産 世界に誇る日本の世界遺産    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
明治時代後期 そのとき世界は…?1 大日本帝国憲法と伊藤博文2 治外法権の廃止と陸奥宗光3 関税自主権の回復と小村寿太郎4 足尾鉱毒事件と田中正造まんがの内容がもっとよくわかる 時代のまとめまんがで歴史の大きな流れをつかみ、DVDでポイントをより深く理解することができる、DVD付き歴史学習まんが。伊藤博文など近代的な国づくりに奮闘した人物を中心に、自由民権運動と大日本帝国憲法、日清戦争、日露戦争、産業革命などを描く。   Honya Club.com


JPY ¥1,782
★ 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」★ 世界に誇る自然の神秘と、日本人の心から生まれた結晶の数々★ 日本にあるすべての文化遺産・自然遺産を、美しい写真とわかりやすい図解で徹底解説します★ 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺跡群★ ル・コルビュジエの建築作品〓近代建築運動への顕著な貢献★ 明治日本の産業革命遺産 鉄製・製鋼、造船、石炭産業 ほか◆◇◆ 本書について ◆◇◆世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない財産です。現在を生きる世界中の人びとが、人類共通の遺産として「国際的」に保護・保全していくことが必要です。2017年には、世界遺産条約締約国は193か国となり、世界遺産総数は1073件(文化遺産は832件・自然遺産は206件・複合遺産は35件)にのぼりました。ちなみに、自然災害や紛争、開発、密漁などによって価値を損なう恐れのある危機遺産は54件もあり、登録を抹消された世界遺産は2件あります。日本は1992年に124番目の締約国として世界の仲間入りを果たしました。1993年、白神山地、姫路城、法隆寺地域の仏教建築物、屋久島の世界遺産登録を皮切りに、現在は21の文化遺産・自然遺産が国内にあります(2018年5月現在)。2018年6〓7月に開催されるユネスコ世界遺産委員会で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録の可否が審議されます。このとき可決されると、日本においては22番目の世界遺産となります。本書では、日本国内にある文化遺産・自然遺産をわかりやすく解説。登録待ちの候補もすべて紹介しています。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
本書で取り上げた20人は、肇国の理想の実現と興亜のために幕末から明治・大正期に活躍した日本人である。このような人物が現代にも存在すれば、現在の国難は回避できたかもしれない。本書は現在の指導者に対する批判書であり、真の指導者待望の書でもある。西郷南洲―「維新貫徹・興亜」の源流副島種臣―南洲精神を堅持した言霊の政治家大井憲太郎―東洋流に吸収された自由民権思想樽井藤吉―「和」の精神によって成った『大東合邦論』杉浦重剛―知・仁・勇の三徳を示した国師頭山満―維新・興亜陣営最大のカリスマ岩崎行親―漢詩「国体篇」に込めた国体の真髄植木枝盛―貫かれた民権と国権の不可分福本日南―西洋列強に抗した南洋への雄飛陸羯南―真理としての「侠」を追求した言論人荒尾精―皇国の天職としての興亜松村介石―宇宙の真理としての「道」の体現来島恒喜―わが国の自主独立のため捧げられた命岡倉天心―アジア一体化の夢を描いた美術指導者近衛篤麿―東亜同文書院に込めた中国保全の志今泉定助―「世界皇化」を目指した皇道学の先駆者杉山茂丸―大物政治家を手玉にとった「説力」と「情報力」権藤成卿―「プロシア式官治」に対する社稷自治宮崎滔天―定められた中国革命支援の運命内田良平―国体の理想の体現を支えた実践力   Honya Club.com


JPY ¥2,750
第1部 大日本帝国の時代から(論文 はたして言語学者はふがいないのか―日本語系統論の一断面;論文 帝国大学の創設と日本型社会科学の形成 ほか)第2部 戦後の光景(論文 エポックメイキングな歴史書―大塚久雄・越智武臣・川北稔の歴史学;論文 "国文学史"の振幅と二つの戦後―西洋・「世界文学」・風巻景次郎をめぐって ほか)第3部 戦後は明治をどうとらえたか(論文 学問を、国という枠からときはなつ―アメリカのフランス革命、ソビエトの明治維新、そして桑原武夫がたどった途;対談 明治絶対王政説とは何だったのか ほか)第4部 再録(論考 『つくられた桂離宮神話』より;論考 歴史はどこまで学統・学閥に左右されるのか)時局による言論の制約、マルクス主義の流行、はたまた所属学会への配慮や、恩師・先輩への気遣いなど煩わしい人間関係……。 資料と向き合い、ひたすら真理を追究していると思われがちな人文学の研究者たちも、知らず知らずに社会のさまざまなものに拘束されている。 そんな学者たちの息苦しさの歴史を、科学史的に明らかにしようと企画された国際日本文化研究センターの共同研究「人文諸学の科学史的研究」の成果。 あなたもしばられていませんか?   Honya Club.com


JPY ¥1,430
歴史の歯車が、再び大きく回転しはじめた!―幕末・維新から明治、大正、昭和、平成…。第1章 揺れ動く徳川幕府 ペリー来航!革命への序曲第2章 幕末=尊王攘夷から討幕へ 徳川幕府崩壊、その時!第3章 明治維新 戊辰戦争から五稜郭へ第4章 明治初期、士族の反乱へ そして、西南戦争が始まった!第5章 明治期=自由民権運動と資本主義 なぜ日清・日露戦争が起きたのか?第6章 大正デモクラシーの時代 眠れる人々を揺り起こした運動第7章 激動の昭和=第二次世界大戦をめぐって 軍国主義から民主主義への大転換◎国際化の波が迫る…激動の近・現代史!坂本龍馬が、西郷隆盛が、大久保利通が走る!時代はやがて、明治維新から軍国主義、戦後の復興、そして高度経済成長へ・・・・・・◎歴史の歯車が、再び大きく回転しはじめた!――幕末・維新から明治、大正、昭和史まで▼徳川幕府崩壊!――その最大の理由とは?▼長州藩、薩摩藩の台頭――なぜ尊王攘夷が討幕運動に変わったのか?▼大久保利通と西郷隆盛の確執――なぜ西南戦争が勃発したのか?▼大正デモクラシーは何を生み出したのか?▼日中戦争から太平洋戦争へ――日本が泥沼の戦いに踏み出したのはなぜ?▼軍国主義から民主主義への大転換で生まれた歴史のひずみとは? ・・・他シリーズ累計110万部突破!《大人の学び直しにも最適! この3冊で、日本の歴史がつかめる!》   Honya Club.com


JPY ¥833
明治新体制はさまざまな矛盾を露呈―。裏切られた"革命"に抵抗した流血の軌跡。攘夷思想の暴発テロ時代不平士族の陰謀時代暗殺とその復讐征韓論分裂時代西南の役以後自由民権運動の革命テロ時代対"韓国"内政干渉テロ時代右翼壮士のテロリズムの抬頭期弾圧テロと左右両派壮士のテロ日清戦役以後   Honya Club.com


JPY ¥1,980
世界史的視野から幕末・維新を読み解く。変革期を生きたサムライたちの才幹、器量、品格を縦横に論じあう痛快対談。第1章 徳川官僚の遺産―阿部正弘政権をどう評価するか(開国時の国際情勢;バランス重視の阿部正弘 ほか)第2章 徳川斉昭と水戸学―その歴史的役割は何だったのか(難治の地・水戸藩小史;徳川光圀と『大日本史』の論理 ほか)第3章 薩摩と長州―明治維新の勝ち組(長州藩の好戦的体質;瀬戸内海交易で資本を蓄積 ほか)第4章 一会桑―京都における幕府権力の破綻(安藤信正政権を再評価する;火中の栗を拾った会津藩 ほか)第5章 ふたたび徳川官僚の遺産―遺臣たちの明治時代(明治維新は「名誉革命」か?;榎本武揚の国際感覚 ほか)変革期を生きたサムライたちの才幹、器量、品格を縦横に論じ合う痛快対談。歴史小説家と国際関係史の専門家が、開国・維新の激動期における幕府、諸藩の動向と有為の人材の活躍を独自の視点から率直に語り合う。   Honya Club.com


JPY ¥4,620
明治の産業革命期には足尾鉱毒事件、戦後高度成長期には水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病の四大公害事件が起こるなど、企業優先の産業政策は深刻な公害病を全国で引き起こした。コンビナートや自動車によって大気が汚染され、光化学スモッグが起きたり、大規模開発による埋立ては、自然海岸をコンクリート化し、豊かな自然を破壊した。そして、福島第一原発事故は未曾有の放射能汚染をもたらした。本書は、これらの事件を追い、被害者などの闘い、日本の立法、行政、司法の対応の問題点を浮き彫りにした日本の環境・公害史の総括。自然環境の特性と保護足尾鉱毒事件カドミウム、砒素の鉱毒事件水俣病の発生・拡大と訴訟水俣病の認定問題と訴訟大氣汚染と防止対策の歩み水質汚染の激化と防止対策公害国会と環境行政の展開自動車公害と防止対策空港・新幹線騒音公害と訴訟原発行政と福島の事故日本の公害・環境政策の総括主要各国の環境問題の歴史と現状を総括するシリーズ第10弾。本巻は、足尾鉱毒事件や福島第一原発事故などを追い、被害者らの闘い、日本の行政、司法の対応の問題点を浮き彫りにした日本の環境・公害史の総括。   Honya Club.com


JPY ¥5,126
1 幕末史の諸問題(文久2年の政治情勢―張紙・投文を中心として;百姓一揆の革命性について;近世民衆心理の一面―「おかげ参り」より「ええじゃないか」へ;明治維新史の前提;天保期―開港直前;開国―大政奉還;水戸学と明治維新;幕末外交と祖法観念;坂本龍馬が活動した時代;日本近代国家形成の国際的・国内的条件;明治維新における藩の役割)2 王政復古以後の諸問題(版籍奉還の一考察;有司専制の成立;明治初年の外交意識;大久保利通;戊辰戦役と大鳥圭介)   Honya Club.com


JPY ¥6,050
明治維新=ブルジョア革命論にたいする否定的立場を固持し、国内市場の統一支配という新たな視点で考察した明治維新史。明治初期の人民闘争に関する実証的な分析、すなわち地域における民衆の日常的・経済的な利益を守るための戦いがより高次元の政治的な闘争へと昇華していく過程を、各地の闘争の実態に即して分析を行った。『日本資本主義発達史講座』以来、近代天皇制への関心に基づいていたと言える科学的な維新史研究に一石を投じた名著の復刊。はじめに 経済史的前提―国内市場の統一と支配をめぐって第1章 明治維新の成立(改革派・尊攘派、倒幕派;維新政府と士族反対派)第2章 ブルジョア政治勢力の形成(民曾論の成立;農民闘争の発展と指導;地租改正をめぐる初期の闘争)第3章 革命的情勢の展開と明治絶対主義(革命的昂揚期の政治情勢;ブルジョア革命運動とブルジョア的改革)   Honya Club.com


JPY ¥1,320
現代医学はどのようにしてできあがったのか?古代より、伝統医学は経験から治療法を、推論から理論を創り出すと同時に、西洋では解剖学という人体の科学的探究を続けてきた。それが一九世紀に、病理解剖学や実験生理学の発展に伴い実践的な治療と結びつき、劇的な変貌を遂げることになる。医史学研究の第一人者が古今東西の書物を繙き、萌芽期から現代までの歴史を丁寧に辿りつつ、その飛躍的発展の背景に迫る決定版通史。1 古代から中世まで―医学の誕生(古代文明とさまざまな伝統医学;古代ギリシャの医学;古代ローマの医学;ビザンチンとアラビアの医学;中世ヨーロッパの医学)2 一六世紀以後―西洋伝統医学の成熟(一六世紀―情報革命の時代;一七世紀―変貌する自然観と人体観;一八世紀―拡大する世界と知識;西洋伝統医学の特徴と構造)3 一九世紀以後―西洋近代医学への発展(基礎医学諸分野の成立;外科手術の発展;体内を可視化する診断技術;感染症との闘い;循環器疾患との闘い;癌との闘い;脳と心の病;安全な出産と生殖の病;慢性炎症性疾患との闘い;病気を癒やすための薬)4 日本医学史―起源と発展(中国伝統医学の展開―古代から近世まで;江戸時代以前―漢方医学と西洋医学の交錯;明治時代―西洋医学の移植と展開;二〇世紀以後―医学教育と医療の諸相)医学はいかに発展してきたのか。古代から西洋伝統医学が続けてきた科学的探究は19世紀に飛躍的な発展を見せる。萌芽期から現代までの歴史を辿る決定版通史。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
技術立国ニッポンの誕生。明治における近代国家建設や戦争を契機とした産業基盤の整備、第2次大戦後の経済発展において重要な役割を果たしてきた産業技術。近代技術の形成に技術者はどう取り組み、国家はどのように関与したのか、産業遺産を尋ねながら読み解く。第1章 近代化の助走第2章 先進技術の導入と外国人技術者第3章 邦人技術者の誕生第4章 日本の産業革命と二つの世界大戦第5章 戦後の発展終章 21世紀への処方箋   Honya Club.com


JPY ¥8,544
日本現代文芸思潮『或る心の自叙伝』の作者長谷川如是閑氏賀川・西田・倉田三氏有島武郎氏と叛逆心劇作家としての谷崎潤一郎論菊池寛と里見〓中条百合子論作品を通じて見たる芥川龍之介明治文学史上に於ける徳富蘆花自然主義への革命文芸に於ける時代意識新感覚派の誕生新感覚論主観強調の文学を提唱す心境小説を難ず新興芸術派とは何ぞや(再び)随筆について人類愛と世界平和を基調とする近代文芸の考察北欧文学とハムズン米国の社会主義小説人類解放とイバニエス農民を主題とした近代芸術芸術に現れたる近代都市小説として書かれた第4階級人類史〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥4,620
近代日本の混沌期に己れの全身を賭して新たな世界を模索した宮崎八郎、民蔵、弥蔵、寅蔵(滔天)四兄弟の評伝。自由民権運動の先駆となった天成の革命児八郎、土地所有制度と闘うことを生涯の使命とした民蔵、中国を根拠地として全アジアの解放を模索した弥蔵、孫文とともに中国革命に無私の献身的努力を捧げた寅蔵―彼らの生の軌跡を膨大な資料の博捜と精緻な考証とによってたどり直す。明治以来の近代化コースが、うちにどんな屈折と矛盾をひめていたかを発掘し、宮崎四兄弟の埋もれた魂と現代への血脈を結ぶ画期的な著作。1 孫文追放2 北陸・南紀3 ドーアルキャー4 起義いくたびか5 火の車6 大逆事件7 黄花岡流血8 辛亥革命9 南京臨時政府   Honya Club.com


JPY ¥968
人類は、常に民族と宗教の対立とともに歩んできた。そして、9.11をきっかけに、世界は新たな「文明の衝突」の時代を迎えている。私達はどうすれば平和を維持できるのか。日本では公家と武家、神と仏といった対立する立場や思想をうまく制御し、武力衝突を避けながら平和を保った時代が幾度もある。この独自の統治システムを見直し、世界の紛争を回避する手段を探る。日本のあるべき姿を問い続けてきた著者による刺激的文明論。「弱い歴史」と「強い歴史」文明の「断層線」「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方文明の「横断線」―「捨身飼虎」図の背景パクス・ヤポニカの可能性文明対話の調停者宗教言語の聖性と世俗性惨劇のシンボルから「平和」の象徴へ死者を許す文明と許さない文明大乗仏教と明治無血革命―トインビーの視線〔ほか〕常に民族と宗教が対立する世界の中で、日本では公家と武家、神と仏などの対立構造をうまく制御しながら長く平和が保たれてきた。この独特の統治システムの正体は何か。様々な事例から日本文明の本質を探る。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
東北地方に流れる科学技術革命の潮流を俯瞰。日本の特許制度の黎明期の重要人物として仙台藩士・玉蟲左太夫がいる我が国の初代の特許庁長官は仙台藩の足軽の養子我が国の殖産興業の思想の源流の一つは、会津藩士・山本覚馬の管見明治7年府県物産表による当時の東北地方の産業の分析明治13年には青森県の今野久吉が発明している東北地方の明治中期の登録特許で一番多いのは福島県東北帝国大学本多先生の産学連携鯨井先生が八木先生を仙台に送る東北帝国大学を基軸として日本の科学技術が進歩した日本のヴァニーヴァー・ブッシュは渡辺先生〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,080
多様なa historyから、the historyへの限りない接近。歴史と歴史学を考える。第1部 歴史と人間(歴史学の自己疎外;世界・日本・地域―上原専禄の「地域研究」によせて;歴史認識と歴史叙述;政治と歴史学―明治期の維新史研究を手掛りとして;歴史認識の主体と対象;歴史学と「近代」)第2部 歴史と現代(共同体と共同意識―インディオ社会を中心に;民族意識と宗教―ソ連のムスリムの一生とイスラム儀礼によせて;分業と人間性―イギリス産業革命期を素材として;国家と言語―ヴェトナムを中心に)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
君は内田良平を知っているか?内に国家改造、外に大アジア主義。明治大正昭和の動乱を疾走した国家戦略家のすべて。序章にかえて 「草莽」の復権―国民史の回復と内田良平第1章 筑前勤皇党から玄洋社へ―征韓論・第二維新運動と青少年期の内田良平第2章 シベリア横断と黒龍会の結成―日露戦争と内田良平第3章 日韓合邦悲史―「韓国併合」と内田良平第4章 支那革命支援工作―支那ナショナリズムと内田良平第5章 国体擁護と内治外交の作振―日本社会の近代化と内田良平第6章 満蒙経綸―満洲事変と内田良平第7章 大日本生産党―昭和維新運動と内田良平第8章 昭和神聖会運動と闘病生活―晩年の内田良平第9章 五十年国を憂ひて草莽の―内田良平の生涯終章にかえて 「文明の衝突」時代における日本の針路―現代に甦る内田良平激動する明治・大正・昭和を抜き手を切って生きた草莽の国家戦略家・内田良平を、新たな視点から見直し徹底究明。彼の一貫した精神がいかに日本を動かし、アジアに影響を与えたか、その全貌を紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥1,923
雲井龍雄・松森胤保・山本覚馬―江戸から明治へ"畸人"として歴史の枠を超えた男たち。傑作評伝。遠山みどり伝―革命的ロマン主義者・雲井龍雄人魚外伝―意匠のひと・松森胤保の自画像目あかし伝―盲人・山本覚馬のこと   Honya Club.com


JPY ¥1,047
『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『街道をゆく』などの傑作には、日本人の生き方の知恵が隠されていた。司馬遼太郎が本当に言いたかったこと、言いのこしたこと。第1章 司馬遼太郎の歴史観―日本人を見つめる慈愛(同時代を考える対話の文学;司馬遼太郎の歴史観 ほか)第2章 幕末ー明治 近代日本の黎明―西郷隆盛と大久保利通(人間性を象徴する政治の力学;革命家にして仁者という巨大な矛盾 ほか)第3章 幕末 江戸という時代の皮膚感覚―日本人および日本社会の特性を照らしだす(人間の情念が絡みあって出来る世間;日本人の人間関係を形成する伝統の基底 ほか)第4章 近世 日本の近世をつくった人物―時代を見つめるまなざし(日本の近世をつくった人物;緻密な想像力の凝縮で映写された人類的存在 ほか)第5章 他国への視界―中国を理解するために(史上最高の典型による人望の探究;中国を理解するために必須の足場 ほか)司馬遼太郎が本当に言いたかったこと、言い残したこととは。「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「街道をゆく」などの傑作には、日本人の生き方の知恵が隠されていた。司馬遼太郎の提言を丁寧に読み解いた日本人必読の書。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
隠岐島に革命(明治元年)はあったのか?儒学者・中沼了三(1816ー96年)の人物像とは?奈良県十津川・文武館との関係は?…毎年開催の「隠岐学セミナー」はその謎を解く。1 PRIDE2 懐かしい人3 世間桜4 維新の酒5 遠流の島に春が来て6 学士会館7 隠岐に届いた遺書8 十津川まで走れ9 風風待商店街   Honya Club.com


JPY ¥1,426
産経新聞OB×現役大激論!!朝日新聞、NHKの正体!マスコミの逆は全て正解。第1章 真実は「歴史」を知ることで見えてくる(日本を美談の主にはしないという歴史歪曲;20世紀100大ニュースのトップは「白人の勝利」 ほか)第2章 マスメディアの正体を暴く(徹底して政治を論じた明治日本の新聞;新聞と政府がちぐはぐな日本の癖 ほか)第3章 モンスター化するメディアの騙しの手口(北朝鮮、文化大革命、ポルポトを礼賛したマスコミ;マルクスレーニン主義と朝日新聞と日教組 ほか)第4章 欧米リベラルメディアの没落(反日が前提の外国特派員;ニューヨーク・タイムズに載ったものが真実 ほか)第5章 団塊世代とともに消えゆく旧メディア(教育を壊す左派リベラル;NHKの金銭感覚 ほか)◎朝日新聞、NHKの正体!◎マスコミの逆は全て正解!?◆真実は"歴史"を知ることで、見えてくる!◆産経新聞 OB×現役 大激論!◆ 反日ジャーナリズムはなぜ生まれたか!・モンスター化するメディアの騙しの手口・欧米リベラルメディアの没落・朝日新聞が安倍晋三を目の敵にする理由・教育を壊す左派リベラル■メディアに勝つトランプと安倍晋三■イラン問題に見るアメリカの新聞の特徴■アメリカ始まって以来の政府と新聞との亀裂■日本を美談の主にはしないという歴史歪曲■ 20世紀100大ニュースのトップは「白人の勝利」■マルクスレーニン主義と朝日新聞と日教組■北朝鮮、文化大革命、ポルポトを礼賛したマスコミ   Honya Club.com


JPY ¥968
私は心底から講釈が好きなのです―。多彩な趣味と遊興に明け暮れた明治生まれの「若だんな」が、芸の道へと飛び込んだ。貞山・伯鶴・初代山陽ら名人の教えを胸に大戦を生き延び、戦後は講談界再興を目指して柔軟な改革と挑戦を重ねた。講談を愛し、講談に尽くした「革命家」二代目神田山陽の痛快な一代記。釈場通いの豆定連のんびりムードの釈場風景五月の鯉―啖呵の魅力下町っ子おやじと私学校出たり入ったりダンスに明け暮れ若社長のお粗末しるこ屋の娘新婚生活〔ほか〕私は心底から講釈が好きなのです――。多彩な趣味と遊興に明け暮れた明治生まれの「若だんな」が、芸の道へと飛び込んだ。貞山・伯鶴・初代山陽ら名人の教えを胸に大戦を生き延び、戦後は講談界再興を目指して柔軟な改革と挑戦を重ねた。講談を愛し、講談に尽くした「革命児」二代目神田山陽の破天荒な一代記。〈解説〉六代目神田伯山/長井好弘   Honya Club.com


JPY ¥1,175
十七世紀の中葉からほぼ五十年にわたってイギリスを騒乱にまきこんだピューリタン革命・名誉革命は、海を隔てた遠いアジアの島国である日本の思想家の眼と心にどのように映ったのだろうか。福沢諭吉、木下尚江、内村鑑三、竹越与三郎ら明治の先人たちの著作と思想をたどりつつ、議会政治の展開を基礎づける「穏健な」革命観、スなわちマコーレーを代表とする「ホイッグ」史観の受容を照射する。極東から極西への関心―明治維新までのイギリス像「万事の改革すでに成りたる」国―開国・自由民権期のイギリス革命観「田舎紳士」の主張―徳富蘇峰の出発点最初のクロムウェル伝―竹越与三郎の歴史叙述「クロムウェルの木下」―木下尚江における革命の幻影「チェルシーの哲人」―カーライルへの傾倒義戦から非戦へ―内村鑑三とピューリタン   Honya Club.com


JPY ¥924
日本が本当の「文明」に到達するためには、社会を支配する「権力の不均衡」を治療せねばならない。そして、結果として生じる多少の矛盾と不平等までをも、引き受けて生ききってみせる勁さを持たねばならない―福澤が追い求めた「文明」の真意を、気鋭の日本思想史家が再検証。あらゆる価値観が瓦解する混迷の時代に、明確な理論的指針を与え続けてきた名著の全文を、新解釈とともに、圧倒的に読みやすく現代語訳した最新版。第1章 議論の本位を定めること第2章 西洋の文明を目的とすること第3章 文明の本質を論じる第4章 国民の智恵と道徳を論じる第5章 前の議論のつづき第6章 智恵と道徳の区別第7章 智恵と道徳が行われるべき時代と場所を論じる第8章 西洋文明の由来第9章 日本文明の由来第10章 自国の独立を論じる福澤諭吉は、明治8年に書かれたこの『文明論之概略』において、維新革命後の日本が迎えた新たな状況を考察し、社会に向けて「まずは西洋文明を目指すこと」を説いた。日本の近代化の歩みを決定づけた名著のひとつに数えられているが、それを全新訳したのが本書である。 確かな考察に基づいた平易で読みやすい現代語訳に解説を付した保存版。第一章 議論の本位を定めること 第二章 西洋の文明を目的とすること 第三章 文明の本旨を論じる 第四章 国民の智恵と道徳を論じる 第五章 前の議論のつづき 第六章 智恵と道徳の区別 第七章 智恵と道徳が行われるべき時代と場所とを論じる 第八章 西洋文明の由来 第九章 日本文明の由来 第一〇章 自国の独立を論じる 解説/人間・この豊饒なるもの 福澤諭吉論   Honya Club.com


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明治―ハイカラ(「生糸」は殖産興業の主役でした;日本の明治時代は「殖産興業」という国家の政策が「生糸」にあったのです;日本の明治時代の「富国強兵」という国家の政策は「洋服化」にあったのです;「鹿鳴館」は「女性の洋服化」の原動力でした;「緬羊飼育」の問題も政府主導で、結局は牧羊保護へと方針転換をします ほか)大正―モダン(大正は「服喪」で始まりました;「労働運動」の高揚は女性の社会活動の開始へとつながりました;洋裁教育が衣服革命の引き金となりました;綿紡は「操短」から世界市場進出へと飛躍しました;「第一次大戦」は繊維産業に影響を与えました ほか)昭和―ファシズムからミーイズム(昭和時代―1945(昭20)年まで;昭和時代―1945(昭20)年以降;昭和時代―1956(昭31)年以降)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
日本史上の激動期に、みずからの個性を絵筆に託して生き抜いた一群の画家たち。彼らこそ、江戸から明治へと日本美術の伝統を受け継ぎ、あるいは革新した変革期の立役者であった。そうした画家たちの生涯と作品を顧みつつ、日本美術史の空白期を埋める意欲的成果。近代化の「はざま」に置かれた美術―序にかえて河鍋暁斎―虚妄の彼方に絵金―幕末土佐の芝居絵狩野芳崖―近代日本画の革命児高橋由一―江戸絵画史の視点から徳川慶喜―油絵を描く将軍服部雪斎―博物図譜の名手南画後期の三人の個人主義画家たち裸体表現の変容日本史上の激動期に、江戸から明治へと日本美術の伝統を受け継ぎながら、変革の時代を生きぬいた画家たちの。その生涯と作品をとりあげつつ、日本美術史の空白をうめる意欲的成果。待望の新装版。   Honya Club.com


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昭和40年代。「軍艦島」が「端島」だった頃、人口過密・職住密接の中で生きた人びとのリアル。閉山後、荒れるに任された「故郷」を取り戻し、世界遺産に仕立て上げた奮闘の記録。2015年世界遺産登録見込。序章 世界遺産と「産業遺産」第1章 軍艦島の現在第2章 島に生きて第3章 それぞれの端島第4章 世界遺産に向けての挑戦第5章 これからの軍艦島 課題と未来への展望2015年、「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして軍艦島が世界遺産に登録見込み。世界遺産への歩みと、その推薦理由たる石炭産業を支えた人びとの暮らしを、世界遺産への立役者である元島民の著者が語る。   Honya Club.com


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1887年、一人の日本人留学生がロンドンの自室で割腹自殺を遂げた。彼はなぜ命を絶たねばならなかったのか。物語は彼の少年期に遡る―明治初期の高知、自由民権運動に魅せられた兄弟とその母がいた。自立した女の生き方を模索する母、法を学ぶため大学を目指す兄、言葉の力を信じて高知新聞社へ入る弟。それぞれを待ち受ける未来とは。明治初期の高知、自由民権運動に魅せられた兄弟とその母がいた。それぞれを待ち受ける未来とは…。「幕末」の後にあった、知られざる革命の物語。自由民権を掲げた人々の闘いを、正面から描いた傑作長編。   Honya Club.com


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序章 1000万都市東京の発足―1920年代初めまで第1章 首都東京、その「脱亜入欧」の道―19世紀後半の横浜も含めて第2章 世紀末東京の都市空間(市区改正か、上水道の改良か―「我カ東京ノ地タル…皮相ノ壮観ノミ」;社会病理としての伝染病史―「悪疫大流行期」の都市スラム)第3章 資本主義・都市問題・民衆生活(結核と公害のなかの東京―産業革命期の都市環境衛生;20世紀初め、路地裏への視線―下層社会に「細民」住居論;明治東京の盛り場・道路をめぐる規制―追われる大道芸人たち)第4章 首都東京と京浜工業地帯(京浜工業地帯へ向かって―「工業に栄ゆる川崎町」;第一次世界大戦期の京浜工業地帯―工業化とその裏側;資本主義の形成と農村・都市;近代日本における都市人口の推移)終章 (日本近代都市史研究の課題と方法―東京研究への手さぐり)付論(東京・横浜二港物語―製糸立国をめぐる"攻防";書評―藤森照信『明治の東京計画』について)   Honya Club.com


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迫りくる外圧のなかで繰り広げられた一大「革命」―明治維新。その意義を改めて問い、現代の視点から近代天皇制を考える。世界史的視野から日本の近代化を見つめ直し、高杉晋作・坂本竜馬ら先駆者たちの実像にも迫る。序章 日本の近代化を世界に追う―歴史における選択の可能性1 明治維新とは何か(日本史のなかの明治維新;明治維新と世界史的環境;民衆にとっての明治維新;徳川慶喜と戊辰戦争―敗者の明治維新;「王政復古」のイデオロギー―その宗教政策)2 近代日本の国際化(大久保利通は「西欧」に何を見たか;岩倉使節団の見たもの、見なかったもの;岩倉使節団の見たウィーン万国博覧会;岩倉使節団と華族の海外留学生;パリ・コミューンを見た日本人;岩倉使節団と大久保政権;日本の近代化とお雇外国人;外国人の見た明治日本)3 日本人と愛国心(「日の丸」「君が代」と愛国心;愛国心と国家の役割;教科書と日本人;「脱亜」意識と東南アジア;「昭和」時代と天皇制)4 近代天皇制と現代(歴史と現代;世界のなかの日本)   Honya Club.com


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日本の近現代史は朝鮮半島との関係を抜きには語れない。第1部 いま、なぜ「日本と韓国・朝鮮」なのか(「韓国」「朝鮮」という呼び方―本来は一つの国;日本にいちばん近くて「遠い国」;韓国・朝鮮との関係を抜きには語れない日本の近現代史 ほか)第2部 これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の関係(現代に生きている古代の日本と朝鮮の関係―統一国家の成立と朝鮮蔑視観の萌芽;日本への蒙古襲来と高麗の対モンゴル抵抗―三〇年もモンゴルに抵抗しつづけた高麗;豊臣秀吉の朝鮮侵略―とぎれることのなかった朝鮮蔑視観 ほか)第3部 未来のために歴史を語り合おう(日本では、なぜ古い朝鮮観をひきずっているのか;日本の朝鮮支配を"植民地支配"と認めない日本政府;歴史教育・歴史研究をふりかえって ほか)2002年に出版された本書は、日本と韓国・朝鮮の関係史をコンパクトにまとめた入門書としてロングセラーとなり、増刷を重ね(第12刷)、累計約3万部のロングセラーとなりました。本書が特に力を入れたのが、近代日本と朝鮮との関係です。現在、日本と韓国の関係は「歴史認識」をめぐって、激しい衝突をくり返しています。本書は、両国の衝突の原因となっている「歴史認識」を解きほぐすための入門書として、明治政府が朝鮮半島をどのように侵略し、植民地支配したのか──その具体的事実を知ることを重点に置いて、古代から近現代まで17の項目を挙げました。今回の増補改訂にあたって、大幅に加筆されたのが、「8 立ち上がる朝鮮 抗日のたたかい」です。日清戦争のきっかけをつくった「東学農民革命」に対して、日本軍が皆殺し作戦を展開したことを詳述しました。歴史の教科書ではごくわずかな叙述しか見られませんが、日本軍最初のジェノサイド作戦として知っておくべき歴史事実です   Honya Club.com


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昔はなかった日本独自の"てんまる"。●なくてもすんでいたのになぜ?紆余曲折を経て採用することになった理由と歴史的背景を探る。「ここではきものをぬいでください」。こう書かれた文章があったら、「履物」か「着物」か、どちらの意味か迷うだろう。短い文でも読点がないと、このように意味をとりづらい。句読点の目的は、コミュニケーションの大基本「正しく伝えるため」だったのである。●日本では奈良時代から、一部でさまざまな句読点らしきものはあったが、いまの形になったのは明治時代。江戸時代後半、当時の学者たちによって、ヨーロッパのパンクチュエーション(記号)と「てんまる」が比較されたことが基盤を作ったといえる。この時こそ、日本語が近代化する革命的ターニングポイントだったのだ!   Honya Club.com