JPY ¥27,500
東京大学史料編纂所影印叢書は、東京大学史料編纂所が所蔵する原本史料等を精選し、影印によって刊行するものである。本冊には、平安鎌倉古文書集として、『近江国愛智庄立券文』『尾張国郡司百姓等解文』『山辺姉子畠地売券』『古文書雑集』『東大寺古文書』『東大寺田券』『源範頼下文』『山城国西観音寺文書』『源頼朝下文』『太政官牒』『北野宮寺政所下文』『八幡宮寺政所供料充行状案』『古文書鎌倉・室町時代』『中原遠忠注進状』『東大寺大勧進聖守書状』『蟇沼寺文書』『安楽寿院文書』『東大寺造営領周防国文書』『僧玄海笛譜等注文』『審盛授性範印信』『洞院公賢奏事目録』『東大寺西室雑掌重申状案』『東大寺八幡宮神輿帰坐文書案』『降恵書状』『後宇多上皇院宣』を収めた。近江国愛智庄立券文尾張国郡司百姓等解文山辺姉子畠地売券古文書雑集東大寺古文書東大寺田券源範頼下文山城国西観音寺文書源頼朝下文太政官牒北野宮寺政所下文八幡宮時政所供料充行状案古文書 鎌倉・室町時代中原遠忠注進状東大寺勧進聖守書状蟇沼寺文書安楽寿院文書東大寺造営領周防国文書僧玄海笛譜等注文審盛授範印信洞院公賢奏事目録東大寺西室雑掌重申状案東大寺八幡宮神輿帰座文書案隆恵書状後宇多上皇院宣   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、長門本『平家物語』の普及版として、また索引編の依拠本文として刊行するものである。巻第六(頼豪祈出皇子事;頼豪為鼠事 ほか)巻第七(大政入道率数多勢自福原上洛事;静憲法印為院宣御使被向入道宿所事 ほか)巻第八(高倉宮御事;猿眼赤鬚男事 ほか)巻第九(遷都事;福原京事 ほか)巻第十(文覚房発心因縁事;渡左衛門妻事 ほか)長門本「平家物語」の普及版として、また索引編の依拠本文として刊行。「長門本平家物語の総合研究」を参照しつつ、国会図書館貴重書本の正確な翻字を行い、抵抗なく読み進められるよう振り仮名・振り漢字を付した。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
論文(鎌倉末期大和国宇智郡の領主一揆に関する一史料―元徳三年円栄他二十四名一揆契状写木札について;三尾谷氏の政治的動向―比企氏と連携した児玉党一族)研究ノート(弘安三年五月五日付亀山上皇院宣の伝来考証―特に「富田文書」をめぐって)史料紹介(多治見長福寺所蔵「美濃国池田御厨某寺奉加帳」)新刊紹介(中塚武監修、伊藤啓介・田村憲美・水野章二編『気候変動から読みなおす日本史4 気候変動と中世社会』(臨川書店、2020年);元興寺・元興寺文化財研究所編『図説 元興寺の歴史と文化財 一三〇〇年の法灯と信仰』『日本仏教はじまりの寺 元興寺 一三〇〇年の歴史を語る』(吉川弘文館、2020年))『鎌倉遺文』収録の35000通の文書は中世史研究の無窮の宝庫であるが、より精度の高い史料集を求めて、補訂に努めることは後進の研究者に課せられた責務である。本誌はその完成的補訂を意図する多くの研究者に発表の場を提供すると共に、「鎌倉遺文」の、「鎌倉遺文」による、「鎌倉遺文」のための研究論文・目録等を掲載する。   Honya Club.com


JPY ¥1,045
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証チーフが、平安末期から鎌倉時代に活躍した人物たちの虚像と実像を一人ひとり徹底解説。源氏将軍、執権北条氏はもちろん、梶原景時、畠山重忠、三浦義村ら御家人から、後白河、後鳥羽など法皇・上皇、貴族まで。さらに政治・文化や武士の生活、戦いに関する最新研究と併せて、この時代の複雑な人間関係や出来事の背景がすっきりわかる一冊!第1部 人物考証編(源家の人びと;北条家の人びと;東国の有力御家人たち;時代を騒がせた女性たち;法皇・上皇と都の権力者)第2部 歴史教養編(文書で読み解く初期の鎌倉幕府;官職や位階にはどのような種類があったか;追討の宣旨・官宣旨・院宣とは;唐船建造と日宋貿易;『吾妻鏡』空白の三年間と鎌倉殿の継承;政「まつりごと」としての学問・音楽・和歌;政子は最後の七年間だけ「政子」だった;頼朝軍の鎌倉入りはいつだったのか;謎に包まれた敵討ち事件;多数の修行僧・僧兵を抱えた伊豆山権現;鎌倉の宗教的・精神的な核;頼朝はなぜ勝長寿院と叡福寺を創研したか)複雑な時代背景、人間模様を解きほぐす!平安末期から鎌倉時代の複雑な時代性や人間模様を、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証チーフが解きほぐす! 本書では、頼朝の源家、義時・政子の北条氏はもちろん、三浦義村・畠山重忠といった御家人から後鳥羽上皇、公家まで、キーパーソンの人物プロファイルを完全網羅。さらに、政治・文化や武士の生活、宗教に関する最新研究から、「武士の世」の驚きの実像を浮かび上がらせる。ドラマの主人公・北条義時が駆け抜けた時代をより深く理解するための歴史教養が詰まった一冊。   Honya Club.com


JPY ¥968
「武士による天下の政」を夢見た男は、鎌倉幕府の独裁者なのか?それとも、初の武家政権を創った立役者なのか?伊豆の田舎武士が、頼朝に従い、鎌倉幕府の重臣を経て、ついには後鳥羽上皇から追討令を出される権力者となるまでの成長と葛藤を描く。義時は武士の世に何を夢見たのか?文庫書き下ろし。2022年、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の主人公は、北条義時!伊豆の田舎侍は、いかにして鎌倉幕府の重臣13人の頂点を極めたのか?「武士による天下の政」を夢見た男は、鎌倉幕府の独裁者なのか? それとも、初の武家政権を創った立役者なのか? 石橋山の戦いで兄、宗時を亡くした義時は、姉、政子の夫であり、主君でもある源頼朝に付き従い、平家打倒、武家政権の樹立へと邁進していた。頼朝が征夷大将軍に任命され、いよいよ鎌倉が政治の中心となった矢先、主君、頼朝が不慮の事故で急逝。二代将軍、頼家、三代将軍、実朝も悲劇的な最期を遂げ、図らずも鎌倉幕府を背負わなければいけなくなった義時に、後鳥羽上皇より追討の院宣が発せられ……。伊豆の田舎武士が、頼朝に従い、鎌倉幕府の重臣を経て、ついには後鳥羽上皇から追討令を出される権力者となるまでの成長と葛藤を描く。義時は武士の世に何を夢見たのか?文庫書き下ろし。?   Honya Club.com


JPY ¥790
壇ノ浦の合戦後、後白河法皇との接触を深める源義経に業を煮やした兄・頼朝は、梶原景時らの讒言を入れ、義経に絶縁状を。さらに、京にいる義経に刺客を差し向けた。刺客から逃れた義経は、ついに頼朝との対決を決意した。一方、後白河法皇は、義経には頼朝を、頼朝には義経を追討する院宣を与え、両者の全面対決に拍車をかけた。西国水軍を率いる義経は、瀬戸内で鎌倉水軍を迎撃、奇策で潰滅させた。海戦で敗れた頼朝は陣容を立て直し、富士川で常勝・義経軍を迎え討った。頼朝の仕掛けた罠にはまる義経、はたして義経の命運は?絶好調"義経が翔く〈西国水軍王国樹立編〉"につづいて贈る、熱筆書下ろし長編スペクタクル全二巻完結編。   Honya Club.com


JPY ¥4,950
古文書ならびに未発表の史実をもとに明徹な史眼で時代動向を捉え、当時の社会情勢を明らかにし、真の尊氏を描く。尊氏即逆賊説の観念的史書に対してその真実を問う名著の復刻。尊氏・義貞の登場建武の新政護良親王、時行の乱尊氏の叛逆尊氏院宣を奉ず正成のこと後醍醐天皇の譲位と光明天皇の践祚南北両朝の対立頼朝と尊氏尊氏の政治義貞の戦死後醍醐天皇の崩御北畠親房両党の成立師直の滅亡直義の死尊氏・義詮の不信義詮と直冬尊氏の信仰と教養尊氏の生格と私生活   Honya Club.com


JPY ¥9,900
安楽寺寺宝由来書写天台座主慈円令旨写山城国宣写某書下写北野宮寺政所下文写後嵯峨上皇院宣包紙散位源某宛行状写天台座主尊助法親王令旨天台座主尊助法親王令旨前太政大臣家西園寺実氏御教書〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥7,040
自・天喜五年九月三日・至・久安二年八月廿五日清澄荘證文(正和二年ヵ)〔九月八日〕薬園荘二条下司実憲陳状嘉暦二年十一月日薬園荘伎楽会楽人給田百姓等申状延慶四年二月廿日東大寺年預所下文案〔正応元年〕十二月廿二日後深草上皇院宣案(保元三年ヵ)九月五日右少弁藤原貞憲ヵ書状(鎌倉後期)薬園荘二条下司堯寛書状(後闕)(延慶四年二月廿日ヵ)東大寺年預所下文案(土代)永仁七年四月日東大寺執行慶舜関東下向旅粮結解状案(後闕)(正応元年ヵ)五月十日薬園荘荘官土民等申状〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥2,756
十夜念仏本門寺御会式光明真言会多武峯信仰―山麗の村々と結びつき神話と合理主義―橘寺の二面浦山の獅師舞い精進料理甘藷祭りハーリティー説話と鬼子母神信仰院宣祭―引声念仏会式伽耶院採燈大護麻供鞍馬の火祭り太秦の牛祭り古代を宿すウタキ信仰フォト紀行 祖納の節祭10月の行事おもな寺院   Honya Club.com


JPY ¥550
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰ののことはりをあらはす」。あまりにも名高いこの名文で始まる『平家物語』。これまで多くの文学者が、その解釈と現代語訳にたずさわってきたが、本書は、みずからも仏教体験をもつ作家、水上勉が初めて挑んだ力作である。歴史的大傑作を一冊で味わえる本。第1部 栄華の日々(祇園精舎;殿上の闇討ち;鱸;祇王 ほか)第2部 衰運の行方(都遷り;怪物の沙汰;早馬;福原院宣 ほか)第3部 西海の落日(維盛都落ち;福原落ち;猫間;鼓判官 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥968
外国では、退位した王・皇帝に特別な呼称は用いない。ところが日本では、退位した天皇は「上皇」と呼ばれ、ときに政治の実権を掌握してきた。上皇による政治=「院政」という言葉は、引退しても権力を手放さない実力者のあり方を指す表現にもなっている。では「上皇」とは、どのような存在だったのか?二百年ぶりの天皇譲位を前に、上皇の歴史を辿り、現代における天皇・皇室、そして日本と日本人を考えるための視座を提示する。第1章 「ヤマト」の時代ー平安朝第2章 上皇による専制―白河・鳥羽・後白河第3章 専制からシステムへ―承久の乱がもたらしたもの第4章 朝廷と幕府―後嵯峨上皇の院政を例に第5章 古文書から読み解く院政―官宣旨から院宣へ第6章 上皇による徳政の変容―両統迭立期ー南北朝第7章 存在を脅かされる天皇・上皇―バサラ・義満・信長第8章 権威としての復活終章 近代天皇制の中で―終身在位する天皇2019年、江戸時代の光格天皇以来、200年ぶりの譲位が行われる。長い天皇の歴史のなかで、「上皇」という存在は、どのような政治的、制度的、社会的な役割を担ってきたのか? その誕生から今日まで、歴史のなかの上皇を、第一人者の人気歴史学者が徹底解説する。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
祇園精舎教訓状源氏揃福原院宣富士川入道死去倶梨迦羅落主上都落木曾の最期坂落敦盛那須の与一壇ノ浦合戦先帝身投   Honya Club.com


JPY ¥2,530
「福原よりの院宣、既に下ってある」。平氏の専横を倒さんがため、頼朝、ついに挙兵する。源三位入道頼政を巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は平定されるが、清盛は不安から福原遷都を決行する。それから三月後、伊豆にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽の院宣によって、平家追討の兵を挙げる。治承の巻2(承前)(三井寺;牒状;源三位入道脱出;永僉議 ほか)源氏の巻(仲秋;早馬;蛭ヶ小島;盛遠 ほか)源三位入道頼政を巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は平定されるが、清盛は不安から福原遷都を決行する。それから3月後、伊豆にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽の院宣によって、平家追討の兵を挙げる。〈受賞情報〉毎日出版文化賞文学・芸術部門(第62回)   Honya Club.com


JPY ¥2,860
将軍実朝の暗殺で、京と鎌倉は緊張状態へ。幕府討伐を目論む後鳥羽上皇の院宣に対し、幕府軍は大挙上洛、朝廷軍と対決する?。将軍実朝の迷走と、その殺害から承久の乱までを描く。〈五味文彦〉1946年山梨県生まれ。放送大学教授・東京大学名誉教授。著書に「書物の中世史」など。〈本郷和人〉1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所准教授。著書に「中世朝廷訴訟の研究」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,530
浄瑠璃の未翻刻作品と、翻刻があるものの手に入りにくい作品を集める。第10巻は、平家討伐の院宣がくだされ、須磨へと向かった平家の武将の最期を、源平に分かれた人々の悲劇とともに描く「須磨都源平躑躅」を収録。    HMV&BOOKS online


JPY ¥5,874
生捕りにされた重衡は鎌倉の源頼朝のもとに送られ、維盛は屋島を脱出して高野山に至り、熊野で入水する。藤戸の合戦で平家は追われて、屋島に逃れ去る。首渡し内裏女房八島院宣請文戒文海道下り千手前横笛高野の巻維盛出家態野参詣維盛入水三日平氏藤戸大嘗会の沙汰   Honya Club.com


JPY ¥6,408
福原への遷都ののち、東国で源頼朝が蜂起、富士川で対峙した平家勢は水鳥の羽音におびえて敗走する。不穏の動きに奈良を攻めた平家は、寺々を焼き払う。都遷りの事新都の事月見の事物怪の事大庭が早馬の事朝敵揃への事咸陽宮の事文覚の荒行の事勧進帳の事文覚流されの事伊豆院宣の事富士川の事五節の沙汰の事都還りの事奈良炎上の事   Honya Club.com


JPY ¥9,900
武家優位の公武分立体制が確定した一画期である承久の乱。京方武士・鎌倉方武士の動向・特質や、彼らと後鳥羽院との関係、鎌倉幕府による賞罰を検討。重要史料を発掘し、歴史思想史上の意義や、後世における歴史像の変容をも論究する。政治史、思想史・史学史、史料論の視角から、史料が乏しく低調であった承久の乱研究に新知見を示した意欲作。序章 研究史と本書の課題第1章 後鳥羽院政期の在京武士と院権力―西面再考第2章 承久三年五月十五日付の院宣と官宣旨―後鳥羽院宣と伝奏葉室光親第3章 "承久の乱"像の変容―『承久記』の変容と討幕像の展開第4章 承久鎌倉方武士と『吾妻鏡』―『吾妻鏡』承久三年六月十八日条所引交名の研究第5章 一族の分裂・同心と式目十七条第6章 承久の乱にみる政治構造―戦況の経過と軍事動員を中心に第7章 『六代勝事記』の歴史思想―承久の乱と帝徳批判終章 成果と展望武家優位の公武分立体制が確定した一画期である承久の乱。京方武士・鎌倉方武士の動向・特質や、彼らと後鳥羽院との関係、鎌倉幕府による賞罰を検討。重要史料を発掘し、歴史思想史上の意義や、後世における歴史像の変容をも論究する。政治史、思想史・史学史、史料論の視角から、史料が乏しく低調であった承久の乱研究に新知見を示した意欲作。   Honya Club.com


JPY ¥850
平家追討の院宣ならびに朝日将軍の称号を賜わり、生涯最良の日々を味わう義仲。だが、彼の得意満面の笑みも次第に歪みはじめる。牛車の乗り方ひとつ知らない田舎そだちだから、殿上づきあいは苦手だ。相手は老獪な後白河法皇。義仲の凋落は水島合戦から始まった。反撃の平家、背後から襲いかかる鎌倉勢、加えて院方―と義仲は四面楚歌。さすがの一世の風雲児も、流星の如く消えてゆく。平家追討の院宣ならびに朝日将軍の称号を賜わり、生涯最良の日々を味わう義仲。だが、彼の得意満面の笑みも次第に歪みはじめる。牛車の乗りかたひとつ知らない田舎そだちだから、殿上づきあいは苦手だ。相手は老獪な後白河法皇。義仲の凋落は水島合戦から始まった。反撃の平家、背後から襲いかかる鎌倉勢、加えて院方――と義仲は四面楚歌。さすがの一世の風雲児も、流星の如く消えてゆく。一代の風雲児義仲も、流星の如く消えてゆく。平家追討の院宣と朝日将軍の称号を賜り、得意絶頂の義仲に訪れた落日は意外に早かった。反撃の平家、背後から襲いかかる鎌倉勢、加えて院方と、義仲は四面楚歌。   Honya Club.com


JPY ¥15,400
時の経過とともに微妙にうつろう自然の光をみごとに捉え、複雑に揺れ動く人の心のくまぐまを探る。「心のままに詞のにほひゆく」(為兼卿和歌抄)歌を求め続けた京極為兼が伏見院の院宣を奉し、配所佐渡から帰京後、対立する二条為世との『延慶両卿訴陳状』の論争を経て、鎌倉時代の末に奏覧した『玉葉和歌集』―勅撰二十一代集の長い歴史で異彩を放つ大輪の花にも似たこの歌集を厳密に翻刻し、詳細な新注を施す。   Honya Club.com


JPY ¥19,800
官宣旨(一)―大治四年六月廿二日北條義時書状(二)―(貞應元年)五月六日關東下知状(三)―貞應元年五月六日攝政藤原家實御教書(四)―(貞應元年)八月十七日六波羅施行状(五)―貞應元年八月廿一日定良カ書状(六)―(嘉禎二年)八月十三日關東御教書(七)―(建長二年)八月廿九日後嵯峨上皇院宣(八)―寶治三年二月一日後嵯峨上皇院宣(繼紙)(九‐一)―(建長六年)四月十七日北條長時書状(九‐二)―(建長二年)九月廿六日〔ほか〕尊経閣文庫に伝存する石清水八幡宮に関係する文書142点を翻刻し、石清水八幡宮略補任、編年総目録、索引を付し刊行。   Honya Club.com


JPY ¥924
瀬をはやみ岩にせかるゝ滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ―この歌には院政期という混沌とした時代に生き、保元の乱に翻弄された悲運の人・崇徳院の想いが谺している。その崇徳院の院宣により藤原顕輔が編纂。仁平元年(1151)に撰進された六番目の勅撰集。古今集の伝統を踏まえつつ、新時代の歌風をも展開、和歌史の変容期の姿をよく示している。巻第一 春巻第二 夏巻第三 秋巻第四 冬巻第五 賀巻第六 別巻第七 恋上巻第八 恋下巻第九 雑上巻第十 雑下瀬をはやみ岩にせかるゝ滝川のわれても末にあはんとぞ思ふ−−院政期という混沌とした時代に生き、保元の乱に翻弄された悲運の人・崇徳院の想いが谺している。その崇徳院の院宣により藤原顕輔が編纂。仁平元年(1151)に撰進された六番目の勅撰集。古今集の伝統を踏まえつつ、新時代の歌風をも展開、和歌史の変容期をよく示している。   Honya Club.com


JPY ¥15,400
読み本系『平家物語』に初めての詳注。語り本系に比べ、古態を多くとどめる四部合戦状本を、原文・書き下しの双方の形で提示する。同時に、諸本を比較して物語の原形に迫りつつ、これまでの研究を歴史学などの隣接諸学を含めて通観しつつ、現在の最高水準の注釈を目指す。首渡(平氏の首、大路を渡さるる事)首渡(斎藤五・六、首を見に行く事)重衡大路渡内裏女房(友時対面)内裏女房(女房との文の往来)内裏女房(女房との対面)戒文屋島院宣請文重衡海道下り(京より池田へ)〔ほか〕語り本系に比べ、古態を多くとどめる四部合戦状本を、原文・書き下しの双方の形で提示。同時に、諸本を比較して物語の原形に迫りつつ、これまでの研究を隣接諸学を含めて通観し、現在の最高水準の注釈を目指す。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
清盛の出世、頼朝の挙兵、源平合戦…平家一門の栄華と滅びの物語!!1 おごる平家―平忠盛と平清盛、二人の白拍子2 鹿ヶ谷の事件―反平家派と清盛の怒り3 鬼界ヶ島―俊寛と安産祈願の恩赦4 平重盛の死―加速する清盛の横暴5 源頼朝の挙兵―後白河法皇の院宣、立ち上がる源氏6 平清盛の死―富士川の戦い、南都焼き討ち7 朝日将軍・源義仲―倶利伽羅峠の戦い、宇治川の先陣争い8 一ノ谷の戦い―熊谷直実と平敦盛9 屋島の戦い―那須与一と平家の扇10 壇ノ浦の合戦―先帝の身投げ、ほろびる平家古典の名作「平家物語」をまんが化。話の流れがつかめるまんがと、まんがを補足説明したコラムで、楽しみながら内容や時代背景を知ることができる。初めて「平家物語」を読む人でもすらすらと読め、古典入門に最適。【主なコラム】・源平時代の甲冑と馬具・清盛のライバルたち・平家の系図・源氏の系図・清盛にまつわる怪奇エピソード・先陣争いとは・源義経のその後   Honya Club.com


JPY ¥649
義仲入京の直前、安徳帝・三種の神器とともに太宰府へと落ちていった平家一門。新たに後鳥羽帝が即位し、平家追討の院宣も発せられたいま、彼らに安住の地はない。太宰府を追われ、屋島を追われ、瀬戸内の海を流浪する平家は、源氏の水軍が迫るなか、長門壇の浦をめざす―。平成九年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。木曾義仲上洛太宰府落ち平家反攻法住寺合戦義仲の最期一の谷合戦屋島の合戦平家滅亡   Honya Club.com


JPY ¥10,450
永徳二年三月卅日―山城国紀伊郡幡鉾里二十四坪田地文書案永徳二年二月 日―東寺雑掌頼勝申状案永徳二年九月 日―東寺領洛中散在敷地文書案(前欠)永徳三年四月七日―光阿弥仏事料田文書永徳三年十二月 日―執行兵部卿栄済寄進田等年貢算用状至徳二年九月十二日―山城国上桂荘陳状具書注文(嘉慶元年)―仏事用途并造営方利分注文嘉慶二年三月 日―山城国拝師荘未進年貢注文明徳二年九月九日―覚勝院宣誉書状案〔ほか〕平成9年に国宝に指定された、日本屈指の古文書群である「東寺百合文書」。この貴重な史料の「カタカナ之部」を翻刻出版。本巻には「チ函」の一部を収録。巻末に収録史料の花押等一覧を併載。   Honya Club.com


JPY ¥1,056
宇治川の合戦で木曽義仲を破った義経は、10年ぶりに京に入り、静と再会した。が、席の暖まる暇もなく平家追討の院宣を受け、西に進んで一の谷の平家本陣に奇襲をかける。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
将軍実朝の迷走と、その殺害から承久の乱までを描く。承久元年(1219)正月、実朝は鶴岡八幡宮社頭で兄頼家の遺児公暁に殺害される。同年7月、新鎌倉殿藤原頼経が鎌倉に下向。承久3年(1221)幕府の混迷を見た後鳥羽上皇は北条義時追討の院宣を発する。政子の大演説による御家人結集に成功した幕府は大軍を派遣、朝廷軍と対決する。鎌倉時代の最も基本的な歴史書、その難解な原文を現代語訳化した第8弾。実朝は兄頼家の子公暁に殺される。幕府の混迷を見て義時追討の院宣を発する後鳥羽上皇。政子の大演説で結集した幕府は朝廷軍と対決する…。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画(第70回)   Honya Club.com


JPY ¥13,200
総論 鎌倉時代の政治構造と社会(武家政権の構造;公家政権の構造;鎌倉時代の社会と領主制)第1部 鎌倉幕府の裁許と安堵(文書様式にみる鎌倉幕府権力の転回―下文の変質;本領安堵と当知行地安堵;鎌倉幕府裁許状の事書について;裁判のしくみと相論;鎌倉幕府裁許状の日付;安堵状の形態と機能)第2部 鎌倉時代の公家政権と公武関係(中世王権の構造;鎌倉幕府の成立と天皇;内裏と院御所;悪党召し捕りの構造;両統迭立期の院宣と綸旨;西大寺文書にみえる院宣と綸旨)第3部 鎌倉時代の社会と領主制(中世財産相続法の成立―分割相続について;禰寝文書の伝来について;「イエ社会」を超えて―『文明としてのイエ社会』批判)第4部 補論(鎌倉幕府と公家政権;中世前期の政治秩序)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
本書は、長門本『平家物語』の普及版として、また索引編の依拠本文として刊行するものである。編集にあたって特に留意したことは、『長門本平家物語の総合研究』を参照しつつ、万全の注意を払って底本の正確な翻字を行い、また抵抗なく読み進める一助とするために振り仮名・振り漢字を付したことである。巻第16(摺墨池すきか事;高綱宇治河渡事 ほか)巻第17(本三位中将被渡大路事;西国被下院宣事 ほか)巻第18(九郎大夫判官被渡四国事;勝浦着給事 ほか)巻第19(本三位中将於南都被切事;土佐房夜討事同被頚切事 ほか)巻第20(主馬八郎左衛門尉盛久事;法性寺一橋大夫知忠合戦事 ほか)長門本「平家物語」の普及版として、また索引編の依拠本文として刊行。「長門本平家物語の総合研究」を参照しつつ、国会図書館貴重書本の正確な翻字を行い、抵抗なく読み進められるよう振り仮名・振り漢字を付した。   Honya Club.com


JPY ¥33,000
宝菩提院文書(長門国司下文―治承元年九月日;後白河法皇院庁下文―治承三年八月十八日;雑訴決断所牒―建武元年九月十二日;雑訴決断所牒―建武元年九月十二日;関東下知状―建長元年七月二十三日 ほか)東福寺文書(源頼朝書状―(年未詳)三月一日;六波羅下知状―承久三年八月十四日;後堀河上皇院宣―天福元年四月二十六日;六波羅施行状―寛元二年十二月七日;藤原頼嗣袖判下文―寛元四年十一月十三日 ほか)「尊経閣古文書纂」のうち、社寺文書を中心とした古文書群で、神社が二群、仏寺が一五群、総数は八四五点である。内訳は、石清水八幡宮文書=一三二点、加茂社文書=一四点、仁和寺心蓮院文書=一九点(以上、三群を「社寺文書」一として集成)、宝菩提院文書=九九点、東福寺文書=一九五点(以上、二群を「社寺文書」二として集成)、長福寺文書=一四五点、大覚寺文書=一五点、大光明寺文書=一二点(以上、三群を「社寺文書」三として集成)、高野蓮養坊文書=二七点、南禅寺慈聖院文書=四八通、天龍寺真乗院文書=一四点、天龍寺周悦関係文書=二三点、西興寺文書=二〇点、園城寺実相院文書=二一点、清水寺文書=一〇点、神護寺文書=二一点、青蓮院文書=二九点(以上、九群を「社寺文書」四として集成)。社寺文書の内容は、所領の安堵状や補任状が多くを占めるほか、寄進状や田地売券、祈?状など多岐にわたる。石清水八幡宮文書は、多くの別宮・社領を有した石清水八幡宮の古文書群で、所領安堵や土地相論に関する古文書が多く残り、『史料纂集古文書編 尊経閣文庫所蔵石清水文書』(八木書店)に翻刻されている。東福寺文書は、京都五山に列せられ、武家政権から庇護を受けた東福寺から流出したものの一部で、足利尊氏の自筆祈祷状などが伝わる。また、末寺や別院の運営、寺家の経   Honya Club.com


JPY ¥6,408
国民的古典を完璧に描く唯一の長篇絵巻、物語本文・絵とも総カラーで完全収載。山門御幸、名虎の事、征夷将軍の院宣、法住寺合戦ほか。   Honya Club.com


JPY ¥506
後に「腰越状」と呼ばれる詫状を届けた義経に何の沙汰もなく、失意の中に京へ戻る主従を大地震が待ち受けていた。玉虫と再会、弁慶愛の屋形作りに精を出すも束の間、義経憎しの念に燃える頼朝はついに弟の成敗を決意、義経また頼朝追討の院宣を強請、京・鎌倉の二都に一触即発の危機が迫った。   Honya Club.com


JPY ¥10,340
醍醐寺文書第二十三函(伊勢泊浦小里村惡黨人等交名注文案(前後闕);山城宇治郡左馬寮領注文;藤原章保・左衞門尉光成連署渡状;前大僧正賢俊御教書案;信傳一色範光書状 ほか)醍醐寺文書第二十四函(護持僧文書案;法務補任文書案;伏見上皇院宣;和田惟政書状(折紙);國秀書下(折紙) ほか)   Honya Club.com


JPY ¥8,544
1 古文書の基礎研究(「加藤遠山系図」について;源頼朝の裏花押文書について;「日蓮遺文紙背文書」の世界―「双紙要文」紙背文書を中心に;金剛寺蔵不動明王像胎内文書の分析;朝倉家臣、一老将の戦功書付について)2 政治史と古文書(北条時政執権時代の幕府文書―関東下知状成立小考;大塔宮護良親王令旨について;伊勢国司北畠氏の発給文書について;嘉吉の変以後の院宣・綸旨―公武融合政治下の政務と伝奏;大永7年壬生・大宮両家和睦状の成立と大宮家の没落)3 中世史料の諸相(中世文書の料紙の種類;東大寺文書にみえる自連〈字連〉と請定;色部氏文書の伝来と現況;栃木県における板碑分布の様相;古文書と時刻)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
新古今時代の代表的歌人。多くの歌合の判者を務め、後白河法皇の信頼を受け千載和歌集を撰進する。古来風躰抄を執筆、後継者定家を育て、歌の家冷泉家の基礎を築く。歴史の転換期を生き抜いた91年の生涯を辿る。第1章 御子左家の人々―出生以前第2章 歌の家に生まれて―幼・少年期第3章 和歌の研鑽を積む―青年期第4章 歌人たちとの出会い―壮年期前半第5章 歌評者として自立する―壮年期後半第6章 清輔と拮抗する中で―老年期前半第7章 『千載和歌集』撰進を成し遂げる―老年期後半第8章 歌論の集大成と和歌の体系化―晩年期前半第9章 俊成の栄誉と伝統の継承―晩年期後半新古今時代を導いた和歌史の巨人。多くの歌合の判者となり、後白河法皇の院宣で千載和歌集(せんざいわかしゅう)を撰進、式子内親王に和歌の本質をさぐる歌論書古来風躰抄(こらいふうていしょう)を献じた。源氏物語に傾倒し、後継者定家を育て、歌の家冷泉家(れいぜいけ)の基礎を築く。官途には恵まれなかったが、後鳥羽院は俊成九十の賀を催した。歴史の転換期を生き抜いた九十一年の生涯を辿る。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
天皇文書は、その地位や性格上、政治的・文化的に歴史上重要な影響を与えてきた。本書では、詔書・綸旨・宣旨・女房奉書・宸翰・令旨・院宣・院庁下文等の発生と様式、読み方・調べ方を、多数の写真例を基に解説する。1 詔書2 綸書3 宣旨・口宣案4 女房奉書5 宸翰6 令旨と女院庁下文7 院宣と院庁文書   Honya Club.com


JPY ¥1,386
建武三年(一三三六)五月、足利軍との戦いに敗れた楠正成は湊川で自害し、暦応元年(一三三八)閏七月新田義貞も流れ矢に眉間を射られて討死した。南朝勢力が衰える中、武家は公家を軽んじ、二年八月後醍醐天皇も病をえて死去した。十四世紀の南北朝動乱を描き、近世近代の日本社会に甚大な影響を与えた一大歴史絵巻。本冊には第16巻‐第21巻を収録。西国蜂起の事新田義貞進発の事船坂熊山等合戦の事尊氏卿持明院殿の院宣を申し下し上洛の事福山合戦の事義貞船坂を退く事正成兵庫に下向し子息に遺訓の事尊氏義貞兵庫湊川合戦の事本間重氏鳥を射る事正成討死の事〔ほか〕建武3年から暦応2年にかけて南朝の勢力は衰え、楠正成、新田義貞の戦死に続き、後醍醐帝も病をえて死去した。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
朝廷が武家に敗れた日本史上最大の陰謀ドラマを大迫力CG&発掘絵巻で再現!「承久の乱」の経緯をカラーで描いた唯一の絵巻80年ぶりに発見!『承久記絵巻』第1章 承久の乱、前史(1180(治承4)年 鎌倉幕府成立;源平の合戦 ほか)第2章 頼朝の突然の死 その後(征夷大将軍となった源頼朝;1199(建久10)年 北条時政の仁義なき戦い ほか)第3章 後鳥羽上皇の実力(後鳥羽上皇とはどのような人物か?;1200(正治2)年 西面の武士の創設 ほか)第4章 承久の乱ドキュメント(承久の乱 登場人物図鑑;1221(承久3)年 義時追討の院宣 ほか)第5章 北条政権の確立(1221(貞応3)年 配流された三上皇;承久の乱後 朝廷の変容 ほか)1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府の執権・北条義時に敗れたことで知られる承久の乱。史上初の朝廷vs武家政権の戦いとなった兵乱を、前史から勃発の経緯、乱後の影響、朝廷と鎌倉幕府の両陣営の勢力図や人間関係、行軍マップ、最新研究までを徹底解説する一冊。日本中世史研究の第一人者の本郷和人先生を監修に迎え、新たに発見された「承久記絵巻」をはじめ、写真やCGイラスト満載で紹介する大判歴史ビジュアル本。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
中世前期の王朝社会について、院政を軸に政治制度と秩序体系を追究。院司や院宣などからみた院政の展開、昇段制や家格秩序の実像などを考察し、専制君主たる「治天の君」から制度化された「治天」への変遷を浮彫にする。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
伊豆の国蛭ケ小島に流されていた源頼朝のもとへ、平家追討を命じる法皇の院宣がくだった。頼朝がついに挙兵すると、それにこたえて、弟義経が奥州平泉からかけつけ、いとこの義仲も木曽で兵を挙げた。おごり高ぶる平家を滅ぼすため、源氏の逆襲がはじまった。伊豆の頼朝のもとに平家追討を命じる法皇の院宣が届けられ、ついに挙兵。それにこたえて義経が奥州平泉から駆けつけ、義仲も木曾で兵を挙げた。激動の時代を生き抜いた人間たちの戦いの物語、手に汗握る第2巻。   Honya Club.com


JPY ¥7,700
中世前期の王朝社会について、院政を軸に政治制度と秩序体系を追究。院司や院宣などからみた院政の展開、昇殿制や家格秩序の実像などを考察し、専制君主たる「治天の君」から制度化された「治天」への変遷を浮き彫りにする。第1部 王朝社会の政治制度(院司の基礎的考察;院宣の基礎的考察;院政期の神宮奉行について;関東申次の成立と展開)第2部 王朝社会の秩序体系(中世前期の治天について;院政と昇殿制―院政系列の秩序体系の形成;王朝社会秩序の中の武家の棟梁;承久の乱の歴史的意義―公家社会側の立場から;鎌倉後期の公家社会と治天)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
宮内庁書陵部蔵、枡型本を原寸にて影印。底本は竜門文庫本と相並んで、貴重な古写本。100頁に及ぶ付載解説では、撰進の院宣が発せられた時点から奏覧までの背景を跡付ける論考他、諸伝本の分類と書誌を詳述。   Honya Club.com


JPY ¥506
頼朝追討の院宣もむなしく、義経主従ついに都落ち!鎌倉の追手を逃がれて、瀬戸内に乗り出した唐船は暴風雨に翻弄される。平家の怨霊に悩まされながら逃避行を続ける義経は、雪の吉野路で静御前と惜別する。弁慶と玉虫母子の逢瀬は幻よりもはかなく、主従は共に愛する女との別れに哭いた。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
書の三筆、空海、橘逸勢、嵯峨天皇の麗筆をはじめ古代日本の代表的名筆70余点を収めた労作。日本を代表する名筆集。序章 古代の書の発達変遷第1章 日本の書の萌芽時代(漢委奴国王の印;江田船山古墳出土大刀)第2章 六朝風流行時代(法華義疏;宇治橋碑)第3章 初唐風流行時代(船首王後墓誌;金剛場陀羅尼経)第4章 晋唐風流行時代(多胡郡碑;和銅経;小治田安万侶墓誌;東大寺献物帳;大聖武;楽毅論;絵因果経;万葉仮名文文書;唐招提寺額)第5章 晋唐風の日本化時代(久隔帖;益田池碑銘;李〓雑詠;伊都内親王願文;神護寺鐘銘;周易抄;白詩巻;紀家集)第6章 日本の書の完成時代(屏風土代;三体白詩巻;北山抄;御堂関白記;白楽天詩巻;後朱雀天皇御記文;桂本万葉集;蓬莱切;寸松庵色紙;金沢本万葉集;源氏物語絵巻;中尊寺経)第7章 日本の書の転向時代(藤原忠通消息;藤原教長筆院宣;平家納経;熊野懐紙;藤原雅経懐紙;藤原良経消息;小倉色紙)〔ほか〕古代書家事典   Honya Club.com


JPY ¥2,530
文耕堂・長谷川千四作。享保十五年十一月、大坂竹本座初演。後白河法皇から頼朝に平家討伐の院宣がくだされ、平家の武将たちは須磨へと向かう。風雅を好んだ平家の武将の最期を、源平に分かれた人々の悲劇とともに描く。文耕堂・長谷川千四作。後白河法皇から頼朝に平家討伐の院宣が下され、平家の武将たちは須磨へと向かう。風雅を好んだ平家の武将の最期が、源平に分かれた人々の悲劇とともに描かれる。   Honya Club.com


JPY ¥970
尊氏、ついに造反!箱根山に迫った官軍新田義貞を打ち破り、大軍を集めて西へ。だが上洛した足利軍は、名将楠木正成の軍略に翻弄され命からがら西国へ落ちた。尊氏はしぶとい。北朝方の院宣をかざして東上する。死すべき時を悟った正成は長男正行に後事を託し、湊川の合戦に華々しく散っていった。尊氏、ついに造反!箱根山に迫った官軍新田義貞を打ち破り、大軍を集めて西へ。だが上洛した足利軍は、名将楠木正成の軍略に翻弄され命からがら西国へ落ちた。尊氏はしぶとい。北朝方の院宣をかざして東上する。死すべき時を悟った正成は長男正行(まさつら)に後事を託し、湊川の合戦に華々しく散っていった。   Honya Club.com


JPY ¥1,153
源三位入道頼政、さらに三井寺の大衆をも巻き込んだ「以仁王のご謀叛」は、頼政自害、以仁王も首を打たれ、平定された。しかし清盛は、得体の知れぬ不安に駆られ、「福原への遷都」を決断する。その三月後、伊豆の配所にある頼朝は、荒聖文覚のもたらした偽の院宣により、まず伊豆へ着任した平氏の目代の住む山木館襲撃を決行する。この戦に勝利を収めた頼朝は、舅の北条時政等東国武士を従え、遂に平家追討の兵を挙げた。   Honya Club.com


JPY ¥27,500
古代中世文書様式の体系・系譜論に関する先行研究第1部 古代中世国務文書論(平安時代における国司文書―その位署形態と国司庁宣の成立;国務文書の展開)第2部 中世公家政務文書論(中世公家政治文書の再検討;公家政治文書の発給過程と系譜;図説 東寺百合文書における公家政治文書;口宣・口宣案の成立と変遷―院政=親政と天皇=太政官政)第3部 新しい文書体系論への助走(中世史料論試論;中世公家政治文書論補論)公家に伝来した、官宣旨・宣旨・口宣案・院宣・綸旨ほか、多くの公家政治文書。その文書様式の体系と系譜、政治機構の変遷を、文書の作成伝達過程など文書機能にも触れ分析。新たな中世公家政治文書体系論を提言。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
隠された義経の実像。守覚法親王が称賛した義経の素晴らしい軍略と、鷲尾家系図に秘められた一の谷合戦「鵯越」の真相。述懐義経院参斧柄の妾義経の陰謀義仲の首渡し丹波の土豪長沢源氏勢揃い平家追討の院宣下る三草山の合戦丹波路を三木に向かう搦手の軍勢〔ほか〕「平家物語」が書かれた鎌倉時代、義経は賊徒だったためにその真実の姿が語られることはなかった。これまで歴史の表舞台から隠蔽されていた一の谷合戦での義経の戦略を、文献の裏づけのある資料に添って綴る。   Honya Club.com


JPY ¥1,221
「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家滅亡の壮大な軍記物語を、『咲庵』などの傑作で知られる戦前の芥川賞作家、中山義秀の名訳でまとめた現代語訳版。中巻では、勢力を挽回した源氏が富士川の合戦で平家の大軍を破る場面から、木曾義仲討伐に向かった平維盛の倶利迦羅谷敗北、屋島に落ちのびた平家が義経率いる源氏に一の谷の合戦で惨敗するまでを描く。都遷り月見物怪の沙汰早馬朝敵揃え咸陽宮文覚の荒行勧進帳文覚流され福原院宣〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥14,300
重衡卿大路被渡事重衡卿賜院宣西国使被下事宗盛院宣ノ請文申事重衡卿内裏迎女房事重衡卿法然上人相奉事重衡卿実平許義経許渡事公家関東へ条々被仰事重衡卿関東下給事重衡卿千手前酒盛事惟盛卿高野詣事〔ほか〕延慶本「平家物語」の読解のため、原本通りの改行で掲載した「本文」と「本文注」「釈文」「注解」、巻末の「引用研究文献」の5つの欄を設けた書。延慶本本文全体の翻刻・注解を目指す。   Honya Club.com


JPY ¥618
頼朝と義経の仲を引き裂くため、後白河法皇は義経に対し、平家追討の院宣を下す。そんななか、徳子との再会のため屋島へ急ぐ義経の船に乗り込んだ男がいた。那須与一――源氏随一の弓の名手を味方にし、今、屋島の戦いが始まる。   Honya Club.com

(PR) 源義経

JPY ¥902
全国各地に残る数多くの伝説、そして彼の名前に由来する「判官びいき」という言葉―このように今なお高い人気をもち、日本史上最も有名な英雄となっている源義経とはいったいどういう人物だったのか?義経に関わる文書・記録や物語類などを広く探索して、単なる「悲劇のヒーロー」ではないその実像と魅力の秘密に迫る。1 幼きころ―史料の性格を考える2 童の時代―『平治物語』の世界3 英雄への階梯―『義経記』の世界4 英雄時代―『吾妻鏡』の世界5 義経の力―文書から探る6 合戦の英雄―合戦記と物語7 頼朝との対立―書状の役割8 落日の義経―宣旨と院宣9 静の物語―『吾妻鏡』と『玉葉』10 奥州の世界へ―記録と伝説   Honya Club.com