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詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。 3   Honya Club.com


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詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。 1   Honya Club.com


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詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。 2   Honya Club.com




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議論の上に開花する思想。未解読文献『論理の花房』「議論学章」を繙き、仏教などのインド哲学諸派の見解を踏まえて、インド議論学史の一端を解明する。第1部 序論(バッタジャヤンタ著『ニヤーヤマンジャリー』概説;先行研究概観;本書の位置付け)第2部 思想史研究(『ニヤーヤマンジャリー』における議論学の位置付け;3種の議論形態:論議・論諍・論詰;疑似的理由の構造;第六の疑似的理由とは何か;レトリックと論証;詭弁的論駁論の諸相;議論における勝敗規定)中世インドの思想家たちによる自由闊達な議論はインド思想の発展を促した。本書は、インドの知的伝統のダイナミズムを議論学の側面から考察する。主資料として9ー10世紀にカシミールで活躍したニヤーヤ学派の学匠バッタジャヤンタによる哲学巨編『ニヤーヤマンジャリー(論理の花房)』を取り上げ、未だ翻訳研究すら存在しない「議論学章」について、原典写本を用いて解明。仏教などのインド哲学諸派の見解を踏まえて、議論形態や論証の誤謬、討論術等のインド議論学・論理学上の諸概念に関する分析を行う。   Honya Club.com


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数学の個々の内容についてそれが、いつ、どこで、どのようにして誕生し、どのように発展し、さらに世の中にどう役立っていったか、といった社会的意味と価値を知ることは重要である。そこで著者は、数学誕生地の世界探訪旅行を始めた。すでにお20回余、30余国に及んでいる。本書は、古代ギリシアで誕生した「論理(学)」を出発点として3000年間の人間社会と論理のつながりについて数学ルーツ探訪旅行記にまとめたものである。数学での「直感と論理」の関係―数学とは何か?『論理学』の誕生―B.C.8世紀のエーゲ海諸島『論証学の開祖』ターレス―B.C.6世紀 イオニア学派『詭弁学の開祖』エピメニデス―B.C.6世紀 クレタ学派『整数論の開祖』ピタゴラス―B.C.5世紀 ピタゴラス学派有名『4つの逆説』のツェノン―B.C.5世紀 エレア学派易しい『作図の三大難問』への挑戦―B.C.4世紀 詭弁学派"詭弁"と正面対決―B.C.4世紀 プラトン学派集大成の『原論』ユークリッド―B.C.3世紀 第1アレキサントリア学派代数の開発 ディオファントス―A.D.1世紀 第2アレキサンドリア学派〔ほか〕   Honya Club.com


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「飛矢は動かない」「アキレスは亀に追いつけない」。反常識的理論で「詭弁家」と誹られる一方、「無限」と「連続」をめぐる思考の先駆者とも激賞されるゼノン。その意図はなんだったのか。論敵の「多の理論」を否定し「"有"はひとしく"一"である」ことを掲げた前五世紀の哲学者による逆理の本当の意味と、それが思想史に及ぼした深い影響を読み解く。プロロゴス―原風景第1章 4つの逆理第2章 飛ぶ矢は飛ばず第3章 アキレスは走った、が走らなかった第4章 多の本性第5章 パスカルの眼第6章 エレア学派と現代思想エピロゴス―アキレスとその影第1逆理「二分割」――動くものは、終点に達する前にその半分の地点に達しなければならないので、動かないとする。第2逆理「アキレス」――走ることの最も遅い者ですら最も速い者によって追いつかれない。第3逆理「矢」――動くものはつねに、今、等しいものに即してあるとすれば、動く矢は不動である。第4逆理「競技場」――半分の時間がその2倍に等しい。紀元前5世紀、南イタリアにあったギリシアの植民市エレアの哲学者ゼノン。彼が語ったという4つのパラドクスは、ギリシアの哲学者のみならず2500年後の現代に至るまで、ものを考える人間の頭を悩まし続けてきた。一方で「詭弁家」とレッテルを貼られ、他方では「無限」と「連続」をめぐる先駆的思索を行ったと激賞されもする。パルメニデスの弟子ゼノンが帰謬法の典型的なやり方で意図したのは、論敵ピュタゴラス学派に見られる「世界は多からなる」という理論に対して、パルメニデスの「<有>はひとしく一>であり、不可分であり、部分を持たない」という世界観を補強することにあった。本書では、「パズル」でも「手品」でも「詭弁」でもないゼノンの逆理の本質を探り出し、それが西洋哲学史   Honya Club.com