江戸時代に発行された手品伝授本はおよそ210冊。そのうち1,054種の演目図説および翻刻を掲載。さらに日本最古の奇術書『神仙戯術』を全文掲載。日本奇術演目図説(日本奇術の演目について;日本奇術演目一覧;大手妻・奇術劇(28種);水からくり・水芸(22種);胡蝶の舞・ヒョコ(19種);宝箱・からくり箱(21種);糸・紐・縄・帯・着物(18種);キセル・豆・銭・玉・豆(31種);徳利・茶碗・算盤・楊枝・扇・紙(26種);蝋燭・火(27種) ほか)資料編小咄「むかしてじな劇場」江戸時代から令和(主に江戸時代)までの日本手品など1,054種について、現象別、素材別、仕掛け別、年代別など20項目に分類し、そのうち650種を図説、残りの404種は原文の翻刻を掲載。口絵も含め、図版総計1292点にも及ぶ日本奇術の演目大事典。日本初の奇術伝授本「神仙戯術」を全頁公開し、翻刻及び解説を付した日本の奇術演目を知る本格的資料本。
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