1万人の犯罪者・非行少年を心理分析してわかったこと。それは、虐待や育児放棄、貧困といったわかりやすい問題だけが、犯罪や非行につながるのではない、ということ。実は、親がよかれと思って投げかけた言葉が「呪い」となって子どもを思わぬ方向に導いてしまう。子どもの可能性を潰さずに伸ばす子育ては、どのように実現できるのか。犯罪心理学者が解説する新・子育て論。犯罪者・非行少年の事例とともに紹介する。はじめに 法務省で出会った1万人の犯罪者たちに学んだこと序章 「よかれと思って」は親の自己満足第1章 「みんなと仲良く」が個性を破壊する第2章 「早くしなさい」が先を読む力を破壊する第3章 「頑張りなさい」が意欲を破壊する第4章 「何度言ったらわかるの」が自己肯定感を破壊する第5章 「勉強しなさい」が信頼関係を破壊する第6章 「気をつけて!」が共感性を破壊する終章 子どもを伸ばす親の愛情"「親のよかれ」は「子どもの呪い」になっているかも!10,000人の犯罪者を心理分析してきた犯罪心理学の第一人者だからこそわかった子どもの未来を照らす声かけ、子育ての教科書。うちだけは絶対大丈夫、という家庭でこそ読んでほしい。親のよかれが危険な声かけになっていないか検証し学力・人間力ともに優れ自律した子どもを育てる方法とは?たとえば……「早くしなさい」ってつい言っていませんか?子どもの時間感覚が育たず、進路や将来設計を考えるのが苦手な子に育ってしまいます。「気をつけて!」ってすぐ注意していませんか?危険や痛みを自分で知ってこそ、人の気持ちがわかる子に育ちます。親のちょっとした意識改革で子育ては大きく変わります。つい怒ってしまったらどうすればいい?子育て方針を途中で変更してもいいの?手紙や模造紙でできる自律した子の育て方
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