本社の予解なく強行した、マレーシア現地スタッフの待遇改善・差別撤廃。業界の未来を考え、批判を承知で打ち出した「フルコスト主義」「三位一体の改革」。合併後、社員間の深い溝を解消した「2つの労組の統一」「賃金格差撤廃」。「派遣切り」「雇い止め」が社会問題になる中、派遣社員1000人を正社員化。―逆風を恐れず、むしろ力に変え、人を活かし生産性向上につなげた名経営者の哲学。不意の人事大阪生まれ大手前高校神戸大学商社志望配属製紙業界住商へ復帰再編への序章カエルと蛇〔ほか〕財を得るには「道」がある! 労働価値の向上が企業の持続的な発展に結びつく。住友商事副社長、レンゴー社長を歴任した名経営者の人生哲学!●本社の了解なく強行した、マレーシア現地スタッフの待遇改善・差別撤廃●業界の未来を考え、批判を承知で打ち出した「フルコスト主義」「三位一体の改革」●合併後、社員間の深い溝を解消した「2つの労組の統一」「賃金格差撤廃」●「派遣切り」「雇い止め」が社会問題になる中、派遣社員1000人を正社員化──逆風を恐れず、むしろ力に変え、人を活かし生産性向上につなげた名経営者の哲学を紹介!「時代の移り変わりに応じて資産運用の損得を見定め、事業の拡張や縮小、起業や廃業を進めるが、決して目先の利益に軽々しく走ってはならない」──私はビジネスの現場でこの精神を貫き、実行し続けたと思っている。(著者「まえがき」より)著者・大坪清氏は、住友商事副社長、レンゴー社長を歴任し、『財を得るには「道」があり、労働価値の向上こそが、企業の持続的な発展に結びつく』という自らの信念を実践し、会社のみならず従業員も繁栄に導いてきました。本書は、多くの企業が短期的な利益追求のために人を経費つまりモノ同様に扱いがちな今の時代に、一石を投じる内容
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