対立を避けない勇気、その先にある気づきが組織を変容させる。データとロジックだけが真実ではない―組織の未来を考えるリーダーたちの盲点。第1部 理論と手法(混乱の渦中で;フィールド理論 ほか)第2部 リーダーシップのメタスキル(武道家としてのリーダー;ディープ・デモクラシーとインナーワーク ほか)第3部 グローバルワーク(葛藤解決の実践;マイノリティのアウェアネス ほか)第4部 宇宙の可能性(心の反転とヒーリング;アウェアネスとエントロピー ほか)■アーノルド・ミンデルによるビジネス領域の初翻訳プロセス指向心理学の創始者として世界的に知られ、日本においてもファンの多い著者アーノルド・ミンデルによるビジネス領域・リーダーシップ領域の著作の初翻訳。ワールドワークというファシリテーション手法についての理論と実践方法に加えて、特に、「ファシリテーター」に求められる「リーダーシップ」について詳述されている。■本書の内容(前書きより抜粋)ある会社でダイバーシティー & インクルージョン(D & I)をテーマとした検討会が実施されました(事実をもとに脚色しています)。D & I担当役員「女性や外国人といった多様な人材の可能性をもっと引き出してください」マネジャーA氏「理想はわかりますが、そんなことをすると職場が混乱して業績が下がりますよ!」D & I担当役員「このデータを見てください。D & Iを推進している会社や、女性を役員・管理職に登用している会社は、業績が良いのです。多様性はイノベーションを生み、業績に貢献するのです。これが事実です。あなたの意見は単なる思い込みにすぎません」巻き起こった対立とそのことへの対処を簡略化してセリフにしてみました。さて、この会社のD & I施策は実践されたでしょうか。皆さんのご想像のとおりです。この検
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