JPY ¥713
帝都銀行元常務・大宮は、社内抗争に破れ結局、消費者金融の最大手「富福」にスカウトされる。そこで彼が見たものは、絶対君主として君臨するオーナー里村の姿だった―。消費者金融台頭期の光と影、そこにうごめく人間模様を活写した問題作。   Honya Club.com



JPY ¥713
大手都銀の帝都銀行・元常務の大宮紘平は、行内抗争に敗れ、系列の帝都クレジット社長の座も追われようとしていた。かつて頭取候補と目され、カード業界で大宮旋風と言われる拡大路線を展開したその経歴と手腕に目をつけたのは、消費者金融最大手・富福のオーナー社長、里村栄一だった。が、大宮を待ち受けていたのは、富福の驚くべき企業体質だった。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。行内抗争に敗れた帝都銀行・元常務の大宮は、消費者金融最大手「富福」のオーナー社長・里村から副社長に迎えられる。里村は独断専行の絶対君主として同社に君臨していた。消費者金融業とは何だったのか?   Honya Club.com




JPY ¥649
消費者金融「富福」の副社長に就任した大宮紘平はかつての人脈と豊富な経験をもとに、めざましく業績を伸ばしていった。しかし、カード事業進出への考え方の相違から、オーナー・里村栄一との齟齬が目立つようになる―エリート・バンカーの苦悩と挫折を重厚に描く企業小説の巨篇。   Honya Club.com



JPY ¥556
「富福」副社長に就任した大宮は、期待通りに業績を伸ばしていった。が、入社時の約束であったカード事業への進出にオーナーの里村は消極的であった。業を煮やした大宮は辞表をたたきつけた。あわてた里村は大宮を社長に選任したものの実権は移譲しない。消費者金融専業から時代のニーズに対応した市民銀行を目指した元エリート・バンカーの苦悩と挫折を描く企業小説巨篇。   Honya Club.com





JPY ¥607
帝都銀行元常務の大宮紘平は、頭取候補と目されながら、系列下のクレジット会社に転出。そしてたちまちカード業界に大宮旋風をまき起こした。ところがある夜、大宮は、かつてのライバル松山副頭取から、親会社の意向を無視した独走的な経営方針を批判され、解任を通告される。それから3カ月後、今度はサラ金の最大手「富福」のオーナーにスカウトされた大宮は、副社長としてサラ金業界に乗り出した。   Honya Club.com



JPY ¥748
大手都市銀行元役員から消費者金融の最大手・富福に迎えられた大宮紘平は、資金調達や、銀行の系列化阻止に辣腕を振るい、社長に昇格する。が、絶対君主として君臨するオーナー会長・里村栄一に阻まれ、経営の多角化もままならない。一方、過剰融資や貸し倒れの増大など、社内外には問題が山積み―。消費者金融の暗部を抉り出し、その後の凋落を予言した傑作経済小説。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。完結巻。   Honya Club.com


JPY ¥692
高杉良/欲望産業 下 小説・巨大消費者金融    HMV&BOOKS online


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高杉良/欲望産業 上 小説・巨大消費者金融    HMV&BOOKS online


JPY ¥748
内部抗争に敗れた大手都市銀行元常務の大宮紘平は、系列のクレジット会社社長の座も追われようとしていた。かつては頭取候補と目され、カード業界に転じても拡大路線を展開、大宮旋風とまでいわれた男。その手腕に消費者金融最大手・富福のオーナー社長、里村栄一が目をつける―。消費者金融の伸張期と絶頂期、その暗部までも克明に描き出す傑作経済小説。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。   Honya Club.com


JPY ¥692
「女は活力の源泉ですよ。チンポコが立たんようになったら、もうおしまいです」と公言するサラ金「富福」のオーナー会長・里村。それは、副社長として迎えられたエリート・バンカー大宮には耐えられない企業風土だった。問題長篇完結篇。   Honya Club.com


JPY ¥692
エリートバンカーから消費者金融最大手・富福に迎えられた大宮紘平は、資金調達の成功、銀行の系列化阻止に手腕を発揮し、社長に昇格する。が、会長におさまったオーナー、里村栄一が絶対君主として君臨し、大宮の目論むクレジットカードへの進出など、多角化もままならない。一方、過剰融資や貸し倒れ増大など、社内には風紀の乱れが蔓延する。消費者金融はなぜ市民銀行になれなかったのか。消費者金融の実態に迫った問題作。消費者金融の雄・富福に副社長として迎えられ、かつての人脈と経験をもとに業績を伸ばす大宮だったが、次第に、腕に刺青があるとの噂もあるオーナー社長・里村の独断専行ぶりに反発を募らせていく。業界の行方は?   Honya Club.com





JPY ¥713
大手銀行の頭取候補・大宮紘平は意外にも系列のクレジット会社の社長に転出させられ、さらにそこでも経営方針を批判され、解任を通告された。憤懣やるかたない大宮に、消費者金融の大手「富福」のオーナー・里村栄一が、副社長のポストを用意して、スカウトに来る。新天地で存分に腕をふるう夢を見た大宮はその誘いに乗った。   Honya Club.com




JPY ¥792
欲望を全開に、一握りの人間が世界中の富を貪る。そのシステムを容認した結果、世界経済は破綻した。金融腐敗という未曾有の大混乱の真相を明らかにし、日本の進路を指し示す。〈広瀬隆〉1943年東京生まれ。早稲田大学卒業。アメリカ合衆国の権力構造を政財界の人脈調査から精力的に分析・研究。著書に「アメリカの経済支配者たち」「アメリカの巨大軍需産業」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,750
かつてない破壊をもたらした戦争と革命。果てしない人間の欲望が生んだ産業主義社会。宇宙や生命の謎に迫る「知」の拡張。そして、その間に織りなされた日本と世界の思想潮流。様々な視点から、人類がたどった100年間の「精神」の営みを、多彩な執筆陣が解き明かす。第1部 大衆の登場番外編・対談 この百年の文学(丸谷才一;三浦雅士)第2部 戦争と革命第3部 拡散する「知」第4部 日本の思想   Honya Club.com


JPY ¥704
鬼"の異名を持つ黒幕、利権に群がる代議士、血気にはやる自衛隊青年将校とそれをあやつる軍需産業幹部……欲望と思惑が渦巻く社会の裏面は、人類支配をもくろむ寄生生命体にとって、またとない温床だった。どす黒い人脈に憑依した異世界の侵略者たちは、今ままさに権力中枢へとその呪われた触手をのばす―。   Honya Club.com


JPY ¥748
KGBの命をうけヴェトナム娘ラン救出へと香港に飛んだ九鬼鴻三郎。作戦の目的は、米国兵器産業の黒幕マーカス、そして「ヴェトナム反共同盟」ミン将軍の目論見を察知し壊滅する事にあった。マーカスは、15年前にヴェトナムで消息を絶った息子の生存を確認すべく傭兵部隊を組織し、ミンはこれに乗じ多額の資金を得ようとしていた。九鬼はこの部隊へと潜入し一路ヴェトナムへ。が、そこに待っていたのは幾重にも錯綜した策略と欲望の渦であった。KGBの真の狙いは。ランの正体は。CIAの動向は。信ずるものは何も無い。スーパー戦士・九鬼の思想の転換と、果てなき闘いへの渇望の発露を描く、超人気シリーズ、堂々の大団円。   Honya Club.com


JPY ¥693
二十世紀後半、ドイツ中部の地方都市に突如出現した怪物"月硝子"。同市に隔離された市民は、五十年の時の中で、人間と怪物の戦いをギャンブル「生存賭博」として娯楽産業化した。賭けで生計を立てる少女、琉璃=A・ミュンヒハウゼンはある日、謎の甲冑騎士が月硝子を壊滅させたことを知る。それは狂乱を貪る都市の崩壊を告げる事件だった…。極限の欲望を描く、近未来エンタメ。怪物"月硝子"の出現により都市に隔離された市民は、やがて人間と怪物の争いを賭けの対象にした。極限の欲望を描く近未来エンタメ。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
第1章 道を踏み外した乱性の立役者たち第2章 夜の社交場を彩る男と女の群れ第3章 夜の女のバトルと昼の女の抜け目なさ第4章 愛人という名のペット 愛人絡みのトラブル第5章 女の願望と男の欲望 マスコミが乱性を演出する第6章 水商売と風俗産業の歴史第7章 ホステスの休日 夜の世界の名脇役第8章 性の不能と精力減退に悩む男たち   Honya Club.com


JPY ¥1,320
資源も生命環境も「有限」ならば、「無限」の経済成長などあり得ない!欲望の大国から、環境立国へ。なぜ政治の世界へ?鈴木宗男氏はどんな人?革新政党はなぜ落ち目に?ひどい議員が多いわけは?日本の権力者は誰?官僚国家になったいきさつは?官僚に任せると危ない?公共事業は汚れていると言い切れる?ダムはムダ?道路も空港も要らない?経済成長神話とは?現在の日本経済の姿は?商道徳はすたれた?年金はもらえるか?これからの産業は何?戦争をなくすことはできないか?環境破壊はそれほど深刻か?3Sとは何か?資源も生命環境も有限ならば、無限の経済成長などあり得ない。人間の欲望を「小欲」「中欲」「大欲」に分類し、政治的課題に取り組みながら解説。欲望の大国から環境立国へ、新たな経済社会のかたちを模索する。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
90年代―20世紀最後の"歴史的時間"を生きぬくための企業経営者の精神的拠り所を、時代のトレンドを想定しつつ、歴史の中に探る。1 経営のヒューマニズム、新"和魂"のすすめ(企業家が経営の底に据えるべきもの;和魂洋芸 ほか)2 地域活性化の一員になる(モノとココロで地域活性化;人間の欲望の変遷と新しい"民活";上杉鷹山の"三位一体"の努力手法 ほか)3 ふるさと創生と安土・桃山文化―衣食住足りて文化を知る(決め手のない"ふるさと創生"案;平和産業に必要なのは発想の転換 ほか)4 ふたつの大都市活性化―江戸の吉宗、名古屋の宗春(就任前に、まず経営方針を告げた尾張宗春;「経済」を基本にした八代将軍吉宗 ほか)5 改めて新和魂   Honya Club.com


JPY ¥1,760
動物臓器の利用から人工臓器の創出、クローン技術の開発にいたるまで、人間は自らの命をながらえようと、あらゆる手段を模索してきた。究極の欲望「不老不死」を獲得する日はくるのか?再生医療とバイオ産業の最先端からクローン人間創出を掲げる宗教組織までをワールドワイドに取材、その是非を問いかける衝撃のノンフィクション。序章 到来する人体改造時代第1章 ブタが人間を救う第2章 利用される小さな命第3章 夢の万能細胞第4章 禁断の領域へ第5章 命の尊巌か、新たな医療の開発か第6章 倫理空白地帯アメリカ第7章 クローン人間製造の野望第8章 アメリカを追え―追随する国々終章 衝撃の未来社会   Honya Club.com


JPY ¥869
大手石油会社に勤める若手エンジニアの田崎健治は、公害問題を解決する画期的な技術を開発し、将来を嘱望されていた。しかし、些細なきっかけで同期に裏切られ、畑違いの通産省担当に左遷されてしまう。経済成長期の花形産業に渦巻く欲望に翻弄されるエリートの栄光と挫折を描いた、記念すべきデビュー作。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
ダイヤモンドの格別な美しさを手に入れようと、古代より欲望に駆られた人々は貴石の眠る大蛇だらけの谷を旅し、天文学的な金を動かし、戦争で血を流してきた。なぜそれほどまでに、人は「永遠不滅」の石を求めるのか?本書では、古代・中世のダイヤモンドにまつわる伝説にも眼を向け、デビアス社が「ダイヤモンドは永遠の輝き」と謳うはるか古来より、人々が宗教、哲学、芸術において「叡智と不変性」のシンボルとして利用してきたことを、美術史家ならではの視点で解き明かす。そして、人種隔離政策や"紛争ダイヤモンド"といった負の歴史、世界的に有名な"コー・イ・ヌール"やマリー・アントワネットの首飾り事件、ナオミ・キャンベルを巻き込んだ「血のダイヤ」事件といった、ダイヤとは切っても切れない犯罪事例についても触れることで、人とダイヤモンドとの深い歴史を広く本質的にとらえていく。1章 ダイヤモンドと帝国(インド;ブラジル ほか)2章 ダイヤモンドビジネス(カッティングと研磨;一七世紀から一八世紀にかけての国際取引 ほか)3章 ダイヤモンドの形状・模様・象徴(もともとの「ダイヤ」の形;ヨーロッパの建築と装飾 ほか)4章 ダイヤモンドは女の子の親友―贅沢品であり必需品でもあるダイヤモンド(ダイヤモンドを手に入れる女性;ダイヤモンドと贅沢 ほか)5章 ダイヤモンドと犯罪(近世におけるオールド・ベイリーの判例;近世のダイヤモンド強奪 ほか)ダイヤモンドは単なる宝飾品か? 人はなぜ「永遠不滅」を求めたのか? ダイヤモンド産業の闇から、芸術や宗教、哲学における象徴としてのダイヤまで、美術史家ならではの視点を加え、100点超の図版とともに明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
本書では、水産養殖業界で経験してきた事柄をわかりやすく説明した。将来の貴重な食糧生産を担う産業として、多くの人たちによって進められてきた研究開発の歴史と、現場で汗水たらして働き、美味しく安全な養殖魚介類を生産している人々の努力の一端を紹介している。1 水産養殖の実態(コイの養殖;ニジマスの養殖 ほか)2 世界の水産養殖の課題(世界の養殖事情;養魚飼料とモイストペレット ほか)3 食糧をめぐる諸問題―地球温暖化と安全性(人間はどれだけ食べているか―欲望のままに食べることへの警鐘;異常気象と食糧の確保 ほか)エピソード 飼料開発に携わって(佐賀の思い出―私の原点;水産大学での思い出 ほか)地球環境の変化や乱獲、市場の趨勢から天然魚の確保が難しくなっている。本書は水産養殖技術で世界をリードする日本の現状と悩みを著者の実体験のエピソードを交えながら紹介し、日本を代表する水産養殖のプロとして、今後の水産養殖のあり方や課題をまとめたものである。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
いまや、スポーツは巨大な産業となった。トップアスリートにはCM契約のオファーが殺到し、マネジメント会社の差配を受けながら、タレントのような生活が用意されることも珍しくない。スポーツは「カネ」によって姿を変えたのか―。その疑問を出発点に取材を進めると、必ず直面する人物がいた。彼らの「父」だ。「コーチ」だけではない、「マネージャー」としての父。彼らは「アスリート・ビジネス」という大きな渦に飛び込み、子のために心血を注ぐ。第1章 石川遼「未来を背負う王子の陰影」第2章 浅田真央「妖精は家族の献身で跳ぶ」第3章 中田英寿「カリスマの焦燥」第4章 高橋尚子「笑顔を仕掛ける名参謀」第5章 谷亮子「女王はタブーさえ呑み込む」第6章 イチロー「偏愛され続ける天才」第7章 浅尾美和「スポドルのジレンマ」第8章 福原愛「岐路に立つ陶磁器人形」最終章 錦織圭「託した想いは海を越えて」スター選手の「懐事情」と「葛藤」に迫る!イチロー、石川遼、中田英寿……トップアスリートは例外なく、巨大なビジネスの輪の中心にいる。その輪を形成する人々の思惑や欲望を、著者が生々しく描く。   Honya Club.com


JPY ¥2,382
住まいをめぐっては実に様々な争いがある。地上げ戦争、住宅取得戦争、ローン戦争、欠陥住宅戦争、相続戦争、住(宅)原(因)病、近隣戦争、住テク戦争…。住宅戦争に勝ち抜くためにはどうすればいいのか。住宅戦争における、戦術、戦略はどのように組み立てればいいのか。住まいをめぐる戦争(地上げ戦争―そして誰もいなくなった;住宅獲得戦争;戦争としての住宅建設;近隣戦争;戦場としての住まい)欲望としての住まい―それぞれの住宅物語(スーパースターの夢の御殿;商品としての住居;それぞれの住宅事情;住家を持たざる夢)住宅戦線(「家」の産業化とリカちゃんハウス;群居の現在;産業主義モダニズムと住居;「ウサギ」小屋の世界―ハウジング計画論のためのフット・ノート)もう一つの住まいへ(住宅産業化の流れのなかで―建築家の新しい戦略目標は何か;見えないスラム;貧困の共有―住まいにとって豊かさとは何か;住まいは転々宇宙間―壮大なる住居史論へ向けて;もう一つの住まいへ)   Honya Club.com


JPY ¥2,456
日々の実際行為(プラチック)の世界に根をおろすことで、経済・商品・労働といった概念を問い返し、文化資本・パワー関係といった新しい概念から論じる。1 消費の分水嶺(消費の〈必要〉論―プラチックな思考へ;消費の〈資本〉論―資本構造から資本プラチックへ;消費の〈産業化〉論―象徴様式と商品プラチック;消費の〈民俗〉論―コンビビアルな消費;消費の〈権力〉論―〈わたし〉の意味)2 消費と欲望の解剖学(コンサンプトピア―産業的消費・対・コンビビアルな消費;コミュニケーションの〈国家〉と〈身体〉―バナキュラーなノイズ;欲望のアナトミア―個人化と《対のテンション》)   Honya Club.com


JPY ¥6,050
These Days"Are Still"These Days.":A Study of Confidence Men and Women in Harold Frederic's The Damnation of Theron Ware and The Market‐PlaceHawthorneの曖昧性―"The Wives of the Dead"の場合John Shirley(c.1365‐1456)の書き写したChaucerのGentilesse金正日とイデオロギー―北朝鮮「先軍思想」への道テオフィル・ド・ヴィオーの獄中での弁明・嘆願詩についてイジチュールの夜―ステファヌ・マラルメ『イジチュール』試論「褐色化」するアメリカ―不法移民1,200万人の行方シュティフターの文芸書簡―『習作集』・『短篇物語』・『石さまざま』成立の考証旧約のseneと新約のβ´ατοζのドイツ語訳について―LutherとZwingli以降の例証に基いて少女ゲリラ考―3つのゲリラ映画光と化学物質が織り成す自然界の"なぜ"無助詞文とは何かスペイン植民地文書における単純過去と現在完了―16世紀ヌエバ・エスパーニャの書簡の場合フィットネス・シンドローム―身体の最適化への欲望と産業社会への移行期のアメリカにおける食、スポーツ、宗教福澤諭吉の人間観における負の要素―進化生物学的視点からの一考グアテマラ・マヤ系先住民の政治意識と政治参加に関する一考察―ナワラ村の事例をもとに東シナ海の航空交通管制と安全保障現代中国政治における政策過程へのインプット慶應義塾大学法学部が輩出した研究者たちの手による記念出版、全12冊。2008年の時代精神と学問水準を反映した論文集。本巻は「慶應の教養学」として、18編の論文を収   Honya Club.com


JPY ¥4,400
映画、この欲望と快楽のメディアを題材として取り上げるのみならず、媒体の特質、俳優の身体、興行形態、鑑賞行為といった構造的要素までをも小説へと移植した谷崎潤一郎。その強靭なる映画的思考/欲望は、いかにして"映画小説"の血肉となったのか。映画の富を小説においても展開し、みずからの文学に新生面を開くまでの作家の足跡を緻密にたどり、谷崎文学のさらなる深みを開削する。谷崎潤一郎と近代映画史第1部 映画の潮流("シネマニア"谷崎の誕生;「人面疽」の"純映画劇"的可能性―映画化計画をめぐって;「月の囁き」考―"映画的文体"を書く/読む)第2部 映画製作と欲望の物語(「肉塊」と映画の存在論―水族館 人魚幻想、"見交わし"の惑溺;「青塚氏の話」のドラマツルギー―映画製作/受容をめぐる欲望のありか)第3部 映画を夢む(「魔術師」、視覚のゆらめき―「半羊神」の狂乱;記憶のフィルムと羊皮紙―「アヱ゛・マリア」と映画語り;「盲人」の夢―「春琴抄」と映画哲学)映画テクストの極北?映画の魔?に魅入られて、映画、この欲望と快楽のメディアを題材として取り上げるのみならず、媒体の特質、俳優の身体、興行形態、鑑賞行為といった構造的要素までをも小説へと移植した谷崎潤一郎。その強靭なる映画的思考/欲望は、いかにして?映画小説?の血肉となったのか。映画の富を小説においても展開し、みずからの文学に新生面を開くまでの作家の足跡を緻密にたどり、谷崎文学のさらなる深みを開削する。***谷崎は映画という存在をメディア/芸術/産業面から複層的に捉えて物語化した点で、現代に至る文学と映画の協働関係における先駆の作家と位置づけられる。……映画小説において、谷崎は映画を単に尖端的な題材として恣意的に選択したのではなく、媒体的特質や流通過   Honya Club.com


JPY ¥1,980
スポーツ界に蔓延する商業主義、金権体質…。スポーツは土建国家の手段なのか? スポーツの政治的利用を切れ! 「反骨のスポーツライター」が、欲望産業になったスポーツ界を沈着冷静に観察・分析。〈谷口源太郎〉1938年鳥取県生まれ。早稲田大学商学部中退。文芸春秋、講談社の雑誌記者を経て、現在フリーのスポーツジャーナリスト。著書に「堤義明とオリンピック」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
今後、時代がデジタルに向かうのは間違いない。いかにデジタル・ファーストで新たな消費者を連れてくるかが成功のカギになるだろう。第1章 「新しい消費者」ネットを味方にできないビジネスは消滅する―大前研一(一七〇〇兆円の個人金融資産の使い道;「低欲望社会」日本の問題点 ほか)第2章 二七期連続増収増益ヤオコーの経営―川野幸夫(二七期連続増収増益の食品スーパーマーケット;小売業が頑張らないとお客さまの生活が豊かにならない ほか)第3章 無印良品の大戦略は、「役に立つ」ということ―金井政明(堤氏の号令から始まった「無印良品」;目指しているのは、「役に立つ」こと ほか)第4章 ABEJAのAIが変える小売流通業―岡田陽介(目指すのは日本のイノベーション・エコシステムの構築;第四次産業革命がまさに進行中 ほか)第5章 インバウンドビジネス最前線―須田健太郎(観光業ののびしろがずいぶんある日本;四一〇〇万人の観光客が訪日すれば、七兆円稼げる ほか)   Honya Club.com


JPY ¥792
情報産業の双頭が、押し寄せる情報の海に翻弄されている。マス・メディアを通じた広告であらゆる商品を売ってきた電通と、就職や住宅購入等、「人生の節目」をビジネスにしたリクルート。モノが飽和したにもかかわらず、「憧れの生活」が絵空事になってしまったこの国で、我々の欲望はどこへ向かうのか?彼らはその欲望の創出にどうかかわろうとしているのか?消費社会の光と影を露わにする、知的興奮に満ちた一冊。第1章 買いたい人と稼ぎたい人第2章 元栓のうまみ、毛細管の凄み第3章 「次の幸福」という仕掛け第4章 情報誌を欲したのは誰か第5章 CMから「憧れの景色」が消えた第6章 「感動をありがとう」の正体情報産業の双頭が今、情報の海に沈みかけている。我々の欲望はどこへ向かうのか。彼らはその欲望の創出にどう関わろうとしているのか。消費社会の光と影を露わにし、「情報に疲れた社会」の行方を読む画期的社会論。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
戦後の進駐軍による接収からバブル経済崩壊までのホテル産業の発展と業界人の欲望や夢、それらを突き動かした社会の変化を文献・史料を渉猟して整理し、関係者の証言で当時の状況を生き生きと再現して、ホテルという華やかな舞台を通して戦後日本をたどる。第1章 進駐軍の接収と戦後の復興(接収の瞬間;接収下の運営 ほか)第2章 大物財界人の活躍(堀久作と堤康次郎;五島慶太の遺産 ほか)第3章 高度経済成長の下で(二つの意味で和を重んじたホテル;東京の奥座敷・熱海の変容 ほか)第4章 巨大ホテルへの挑戦(大阪の発展;帝国ホテルの改築 ほか)第5章 新しい市場の創造(拡大路線と海外進出;企業戦士が支えたホテル業界 ほか)戦後の進駐軍による接収からバブル経済崩壊までのホテル産業の発展と社会変化を文献・史料を渉猟して整理し、関係者の証言で当時の状況を生き生きと再現。ホテルという華やかな舞台を通して戦後日本を辿る。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
あこがれの生活、他者への優越、さまざまなヴィジュアル・ワールドなど、―仮構のリアリティのゆくえ。1 イメージのなかの生活2 他者の衝撃、衝撃の他者―『ソナチネ』と『五分後の世界』から3 「有名性」と欲望の力学―クイズ形式の知識と選別のシステム4 大衆薬広告は何を語るか―医療の言説の政治学5 顔の写真・写真の顔―「無表情」の系譜6 飛び散った瓦礫のなかを―「複製技術時代の芸術作品」再考7 電子映像のトポス―映像産業論序説   Honya Club.com


JPY ¥607
宝石強盗射殺,ブライダル会社社員惨殺、結婚プレゼントの箱から生首。―大手宝石商とブライダル会社というイメージ産業で立て続けに起きた凶悪事件。華やかな業界の底でうごめく欲望と利害のきしみが、さらなる犠牲の血を求める。   Honya Club.com


JPY ¥524
欲望産業のオモテとウラ。業界の仕組みと原価が見えてくる。第1部 総論(お客の章―フーゾクでボラれるということ;女の子の章―フーゾクで働くということ;経営者の章―フーゾクで儲けるということ;変遷の章―フーゾクが肥大するということ;場所の章―フーゾクの在るところ…)第2部 各論(健康フーゾクの章―じつにヘルシーなネーミング;飲食フーゾクの章―ほとんど消費されないビール&ウーロン茶;紹介フーゾクの章―草分けは江戸時代の置屋)女の子の実際の取り分は。広告を出している店は信用できるのか。ボラれたかどうかはどこで判断するか。欲望産業のオモテとウラが見えてくる。フーゾクの世界に関わる"お金"の動きの仕組みと流れがわかる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
ファッションは身体と流行の関わりという視点から、文化"カルチャー"産業"ビジネス"表現"デザイン"をいかに説明するのか。これからファッションを論じるための全5章。はじめに ファッションという哲学第1章 着ているもので、その人がわかる第2章 ファッションは身体を解放した第3章 ファッションは美を作る第4章 欲望と誘惑と搾取のビジネス第5章 からだを作り出すちからおわりに ファッションと世界の行方ファッションは身体と流行の関わりという視点から、文化〈カルチャー〉・産業〈ビジネス〉・表現〈デザイン〉をいかに説明するのか?これからファッションを論じるための5章。服を着るということはどういうことか?自己表現としてのファッションなのか、あるいはあくまで「衣」としての機能が果たせればいいのか?服を着ることが、知らぬ間に社会を変えているのだとしたら? 本書では、身体、メディア、社会の変化、モードの意味、ブランドの意義、貧困と格差、環境への負荷など、様々な視点から「服を着る」ことの本質的な意味を考えていく。ファッションを語る前に、まずは本書を読んでほしい。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
経済と倫理を織りあわせ、市民社会の精神世界を複眼的・立体的に再現する。スミス、ミル、ロック、ルソーなど大思想家たちの独創を伝える親しみ深い教養書。市民的世界像の思想形成絶対王政期の経済思想―重商主義市民社会の形成へ向けて―欲望と契約経済思想の古典的世界―重農主義啓蒙思想の人間観アダム・スミスの思想像(社会哲学の世界;『国富論』の世界)カントをめぐるドイツの思想的境囲(ドイツ啓蒙主義とピエティズム;市民社会における道徳的主体の成立)産業革命期の経済思想J・S・ミルの社会哲学マルクスと社会主義の形成   Honya Club.com


JPY ¥1,540
株式公開企業が50余社となった日本の食堂業。その多くの企業を経営指導してきた著者は、けれども産業化のとば口に立ったばかり、と言う。アメリカフードサービスを視察中に客死した著者が、成長企業を志す人に遺す原理原則の書。第1章 成長企業の創業(創業の志 企業型か個人企業型か;成功の条件とならない資産やブランド ほか)第2章 成長企業の社会貢献(すべては"水商売"の否定から始まった;産業化の第一歩、信用の確立 ほか)第3章 成長企業の戦略用語(絶対的欲望と社会貢献―超絶的欲望が産業化の推進力;夢・ビジョンそして志―大きければ大きいほど力となる ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
売春を性的奴隷としてではなく性労働として捉えること―売買春からセックス・ボランティアまで性労働の現場に定位しながら、欲望の物語を不断に再生産する資本制システムからの切断点をさぐる。第1章 プロスティテュート・ムーブメントが問うもの第2章 買春する身体の生産第3章 売買春と資本主義的一夫多妻制第4章 快楽と生殖のはざまで揺れるセックスワーク―大正期日本を手がかりに第5章 労働としての売春と近代家族の行方第6章 日本の性産業で働くタイ女性たち第7章 買売春と労働をめぐって―「下館事件タイ三女性を支える会」有志による座談会   Honya Club.com


JPY ¥2,090
第1部 基礎編―心理学入門(外の世界を知る、ものの見方、見え方の心理―感覚・知覚;欲望と喜怒哀楽―欲求・感情;学ぶこと、考えること―思考・学習;育つ心、育てる心―発達・教育 ほか)第2部 応用編―経営・産業心理学(職場集団の構造と動態;リーダーとフォロアー;ワーク・モチベーション;オフィス環境と心理 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
ペリー来航から軍楽隊、クラシック、「リンゴの唄」、戦後ジャズ、各種音楽雑誌、ビートルズ来日、ニューミュージック、歌詞論、プレイリスト、サブスク、そして未来まで―日本人は、どうやって音楽を語ってきたのか。その歴史を、名著100冊を抱えてひたすら読み解く!音楽にまつわる150年分のブックガイドも掲載!第1章 1876年ー1905年 「音楽」は国家事業なり―幕末と明治の音楽批評(ペリーとともに洋楽がやってくる;ミンストレル・ショウとの出会い ほか)第2章 1906年ー1935年 内面化と大衆化―「クラシック」の受容と日本的ポップスの変容(日比谷の音楽堂;邦楽とドレミの和洋折衷 ほか)第3章 1936年ー1965年 変わったこと、続いたもの―戦前・戦中・戦後の音楽批評(二・二六と音楽雑誌;『名曲決定盤』 ほか)第4章 1966年ー1995年 批評する主体の確立から解体へ―サブカルチャーとしての音楽と批評(ビートルズ来日の衝撃;ロックンロールとプレスリーの登場 ほか)第5章 1996年ー2025年 対談 アーカイヴィングと「再歴史化」への欲望(1996年ー2006年。音楽産業のピーク;90年代の音楽雑誌 ほか)付録 音楽雑誌リストペリー来航から軍楽隊、クラシック、「リンゴの唄」、戦後ジャズ、各種音楽雑誌、ビートルズ来日、ニューミュージック、歌詞論、プレイリスト、サブスク、そして未来まで--。音楽にまつわる150年分のブックガイドも掲載!明治初年前後から令和初頭までのおよそ150年のあいだに、日本において「音楽」がどのように記述され、語られてきたのか。音楽そのものではなく、音楽を巡る言述について確認し、ニッポンの音楽批評の歴史的変遷を楽しく辿ってみた。1876年から2025年までを30年ずつに区切り、そ   Honya Club.com

(PR) 時空眼

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一九六五年。IT技術のみ異様に発達した異空間の日本では、犯罪抑止と新産業確立による雇用拡大のため、全国民にアメリカ開発の極小GPS「時空眼」を体内に埋入する義務がある。実は時空眼には、アメリカの陰謀で埋入者を瞬殺する機能が隠されていた。それに気付いたソ連は時空眼システムを乗っ取り、政治家二人を同時に暗殺する暴挙に出た。故障した時空眼の交換手続きを行う閑職に飛ばされた刑事平岡八兵衛は、政治家同時死亡に疑問を持ち、複雑な過去を背負う女性国会議員犬飼アリサと共に調査を開始する。謀略か、復讐か?欲望か、正義か?日本の闇がうごめく悪夢のエンタテインメント!1965年。IT技術のみ異様に発達した異空間の日本では、全国民にアメリカ開発の極小GPS「時空眼」を体内に埋入する義務がある。実は時空眼には、アメリカの陰謀で埋入者を瞬殺する機能が隠されていて…。   Honya Club.com


JPY ¥693
『ゴミ屋敷』も収録、愛と金と欲望の過激作 おっぱいパブで働く子連れ女性をリアルに描く連作ストーリー。第二子を妊娠中のシングルマザー「はるか」編、夫からモラハラ・DVを受ける専業主婦「葉子」編、のほか超人気、偽装キラキラSNS女子の転落を描く「ゴミ屋敷とトイプードルと私」を収録。▼「はるか」編男好きするランジェリーを身にまとい、揉まれ、しゃぶられ…。お腹の子の出産費用を必至に稼ぐ中、留守番中の息子がボヤ騒ぎを起こしてしまう。貯金は消え、毒親には拒絶され、大きくなったお腹では店にも出られない…。途方に暮れるはるかが決意したのは、妊婦AV出演だった…!? ▼「葉子」編35歳、専業主婦。完璧主義で潔癖症な夫に隠れておっパブ嬢になる葉子。繰り返されるDVから娘と逃げるための仕事で、最悪のトラブルが起きてしまう…。追い詰められ、自暴自棄になる葉子だったが、偶然夫の隠れた性癖を知り…?▼「ゴミ屋敷とトイプードルと私」いつもみぃんなに憧れられる存在でいたい…! ブランドバッグにエステに素敵なレストラン、キラキラした私の毎日、今日もSNSで発信しなきゃ! 借金が400万あっても、部屋がゴミ屋敷でも、ペットが死にかけでも、34才で彼氏がいなくても、輝いていられるはず…。ねぇ、もっと、もっと私をカワイイって言って! 【編集担当からのおすすめ情報】 WEBマガジン「ワケあり女子白書」から初のコミックス化です。キャラクターの生々しさ、怒濤の展開に圧倒される、熱量を感じる内容となっています。貧困や性風俗産業といった過激な題材を扱っていますが、毒親問題、母子の愛について真摯に向き合う、読み応えのある作品です! ぜひご一読下さい。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
コロナで顕在化した格差問題、資本主義の構造的な歪みをどう解決するのか?「資本なき資本主義」は経済をどう変えるのか?緊迫する米中関係をどう捉えるべきか?不透明な世界情勢の中、世界の知性と共に、資本主義の変質を捉え、社会構造の問題を解剖する。はじめに 「資本なき資本主義」の時代の光と影第1章 「資本なき資本主義」が支配する経済 無形資産に注目する気鋭の経済学者 ハスケル第2章 経済を動かすナラティブ ユニークな視点のノーベル賞経済学者 シラー第3章 成長至上主義でも成長否定でもない「第三の道」 当代を代表する理論経済学者 アセモグル第4章 コロナがもたらしたグローバル資本主義の終焉 社会を文明論的に考察する歴史人口学者 トッド第5章 感情に支配される市場 新理論「適応的市場仮説」を提唱するパイオニア ローおわりに 産業社会の次の「欲望の形」を求めて形なき資本の渦が世界を飲み込む夢か? 悪夢か?コロナで顕在化した格差問題、資本主義の構造的な歪みをどう解決するのか?「資本なき資本主義」は経済をどう変えるのか?緊迫する米中関係をどう捉えるべきか?不透明な世界情勢の中、「異色のノーベル賞経済学者」シラー、「現代文明を読み解くフランスの知性」トッド、「民主主義と自由に注目する経済学者」アセモグルら、世界の知性と共に、資本主義の変質を捉え、社会構造の問題を解剖する。大人気シリーズ! 緊急「特別編」も再編未公開部分も多数収録   Honya Club.com


JPY ¥1,528
著者は、漬物の素で日本有数の売上をほこる厚生産業?の創業者。一緒に起業し、苦楽をともにした妻があるとき、気付いたら、アルツハイマー型の認知症になっていた。発症当時の1998年は、認知症に関する情報も少なく、世間では「ボケ老人」と見なすむきもあった。根本的な治療薬もなく、最善の治療を模索するうち、妻は喜怒哀楽や欲望をも放棄した「無為の人」に還っていく・・・。真宗でいう「自然(じねん)の働きの妙用(みょうゆう)に導かれ、たどり着いたのは「無償の愛」。介護する側とされる側、近代資本主義社会で生きるわれわれにとって、尊厳ある死とはなにか。また、それは可能かのか。煩悶、そして希望。類まれな看護、看取りの記録、畢生の随想録。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
物質的繁栄を求めた私たちが得たものとは。高度経済成長からバブルを経て混迷と閉塞の時代へ。はじめに 私たちが選んだ道第1章 「戦後社会」をめぐる対抗―一九五五年(豊かさへの離陸;戦後憲法的世界の広がり;沖縄と安保体制)第2章 戦後大衆社会の成立―一九六〇年代(都市化と消費社会;欲望達成を支えた社会構造;欲望への異議申し立てと豊かさの質の提起;占領下沖縄と日本復帰;旧植民地・民衆と日本の戦後)第3章 豊かさの成熟とゆらぎ―一九七五年頃(経済大国と過労働社会;総中流の時代と深部の変動;「戦後日本」への問い)第4章 「戦後」からの転換―一九九五年頃(国内外の転換と新秩序;再編のしわ寄せ)本書は、1955年前後から現在までを扱います。占領期を脱した日本人は、まずはひたすらに「物の豊かさ」を求めました。質より量、そしてスピードが問われる時代の始まりでした。それは私たち日本人が主体的に選んだ道ですが、高度経済成長に象徴される経済的な「豊かさ」の達成過程は、産業・生活・文化・自然環境などあらゆる面で、大きな変容を引き起こしました。そして変容がもたらした社会の歪みや矛盾は、特定の人々や地域へのしわよせとして現われました。本書は、そのしわよせを強いられた存在としての「女性」「農漁業」「沖縄」などに注目しながら、私たちはみずから何を選び、何を失ってきたのかを、社会的側面を中心にみていきます。シリーズ完結巻!   Honya Club.com


JPY ¥649
石油危機で明け、不況と経済摩擦で暮れた過渡期の70年代から、新しい個人主義と,成熟した〈顔の見える大衆社会〉に進む80年代へ。10年毎に大変貌を遂げる日本の同時代史。消費文化論ブームを惹起した、イメージ豊かな日本の現状分析。吉野作造賞受賞。第1章 おんりい・いえすたでい'70s―ある同時代史の試み(同時代史を書くことの意味;近代化百年の終り;集団化社会の変質;「誰かであるひと」の要求;柔軟な個人主義の萌芽)第2章 「顔の見える大衆社会」の予兆(脱産業化社会の第2段階;目的探究の社会;「顔の見えない社会」の歴史;消費文化の時代に向けて)第3章 消費社会の「自我」形成(二つの先入見;消費の概念の昏迷;欲望の構造;消費する自我;大衆の変質;硬い自我の個人主義;柔らかい自我の個人主義;「無常」の時代の消費)   Honya Club.com


JPY ¥1,210
一九六〇年代初頭、自動車が大衆の欲望の象徴へと踊り出ようとする時代。自動車メーカーの熾烈な新車開発競争の現場で、朝比奈豊が異動した部署は企画PR課、その仕事とは産業スパイであった。友人の不審な死の真相と、社の内外に飛び交う新車開発の秘密情報を追究する中で彼は何に直面したか。産業スパイという斬新な主題を時代に先駆けて活写し、一世を風靡した企業情報小説の傑作。   Honya Club.com


JPY ¥946
風俗が主産業の町で唯一の医師として、闇診療をしながら暮らしている沢渡芳紀は、ある夜、ボディガードを生業にしている青年・劉と出逢う。その翌日から、劉は「やらせて」の一言で芳紀の診療所に入り浸るようになる。欲しいものは力づくで手に入れ、気に入らなければ腕で黙らせる劉は、自分の欲望に忠実で常識もモラルもない、この町そのものだった。彼にとってセックスとは愛情の伴うものではなく、欲望をはらす行為でしかない。劉に人間らしい感情を教えたい、そう思った芳紀だが…。本能と欲望に忠実な街で唯一の医者として、闇診療をしている沢渡芳紀は、ある夜、街で暮らす青年・劉にある行為を見られてしまう。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
豊かな自然に依存した徳川文明は、国際的には"近代世界システム"と"冊封体制"に対抗して"日本型華夷秩序"を形成し、国内では幕藩体制のもと、各領国が拡大する市場経済により統合されていた。発達した貨幣制度、独自の"物産複合"、プロト工業化による地方の発展、人口抑制―環境調和的な近世日本のあり方に、成熟した脱近代社会へのヒントを探る。第1章 日本文明史における近世第2章 江戸時代の村に生きた人々第3章 人口にみる江戸システム第4章 人間を取り巻く環境第5章 産業発展と生活革命第6章 生活を支えた経済システム第7章 生活としての徳川文明エピローグ 徳川文明の成熟人口と欲望の抑制された均衡達成社会に学ぶ。市場経済によって統合され、豊かな物産複合を形成した「拡大クローズド・システム」。この環境調和的な近世文明のあり方に、成熟した脱近代社会へのヒントを探る。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
ますます混迷を深める今世紀末。乗りこえる鍵は本書にある。二十世紀は終らない。第1章 「世相・事件」―退廃的世界のゆくえ(元祖イジメ―全村民が容疑者のリンチ殺人事件;警察力―十三年間のコツコツ捜査で事件解決! ほか)第2章 「産業・生活」―庶民生活の大改革(産業革命―ライフスタイルはどう変わる?;香港・マカオ―人間の欲望が集まる土地 ほか)第3章 「戦争・宗教」―世紀末を乗り越えるために(植民地―フィリピン革命(1896年ー1902年);成長前夜・アメリカ―米西戦争(アメリカ・スペイン戦争/1898年) ほか)第4章 解説(安全神話の崩壊;予想不可能な世紀末 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,602
かつてはコンピューターの付属物にすぎなかったソフトウェア。いまやコンピューターもソフトウェアがなければ"ただの箱"といわれる。ソフトウェアとは人間の頭の中にある夢や欲望を紙に書いたことにはじまる。なぜ"ただの紙"が巨万の富を生むのか。一般家庭に浸透しているパソコンから果ては地球的広がりを持つインターネットまでを視野に入れコンピューター・ソフトウェア産業が莫大な利益をあげ得る構造とそれらを築き上げた創造者たちの思想と方法に迫り何が21世紀のビジネスとなるかを予見する迫真のヒューマン・ドキュメント。第1章 巨富を生むゲームソフト開発の熱い現場第2章 コンピューターゲームを生んだアメリカ魂第3章 アメリカン・ドリームを体現した「ビデオゲーム産業の父」第4章 列島を沸騰させた「宇宙からの侵略者」第5章 「間抜けなゴリラ」がアメリカを逆襲した第6章 機関車マニア兄弟のパソコン事始め第7章 子どもたちに夢を届けた家庭用ビデオゲーム第8章 ビデオゲーム市場の覇権をかけた虚々実々の攻防   Honya Club.com


JPY ¥2,200
身体の価値は、生産性から消費性そして商品性へと変遷し、「健康」への欲望とその陰に潜むコンプレックスはますます肥大していく。おかしくも奇妙な数々の健康法・民間療法の歴史を概観し、近代日本の身体観=生命観を凝視する。序 今も「健康ブーム」か1 「健康」フェティシズムの日本史2 "秘法"の部(呼吸法の社会史;もっとも近くて遠い秘薬―人肉;回春法の社会史;健康グッズの博物誌 ほか)2 "癒し"の部(コンプレックス産業と"癒し";紙風船と"癒し"―富山売薬の世界;宗教と医療の狭間の技術;"嫉妬"の共同体と呪術の世界)4 近代健康法創始者列伝身体の価値は生産性から消費性、商品性へと変遷し、「健康」への欲望とその陰に潜むコンプレックスはますます肥大していく。おかしくも奇妙な健康法・民間療法の歴史を概観し、近代日本の身体観=生命観を凝視する。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
政治、経済、社会、文化等の総合的視点から、産業革命下の英国社会の実像を浮き彫りにした、現代社会における諸思想の起源を知るための絶好の著書。現代社会の起源を読む。第1章 解放の系譜(近代合理主義における「神」と「人」;ロマン主義の「想像力」;フランス革命の投影)第2章 矛盾と対立(欲望の解放;産業社会の歪;宗教倫理の堕落)第3章 混淆の時代(修正と妥協;新思潮と伝統;文化の歪)第4章 新たなる価値の探究(功利主義を越えて;体制変革の論理;新たなるヒューマニズム)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第二次安倍内閣・内閣官房参与である藤井聡が政治とは何かを改めて問う!政治は、哲学から切り離せない―政治の本質「哲人」とは何か?―洞窟の比喩政治は"好き好んで"やるものじゃない―哲人統治説民主主義は、メチャクチャ危ない政治制度―理性・気概・欲望の哲学民主主義は、スグに最悪になる―多数者の専制政治家は、真っ当なビジョンを指し示すものです―代議制統治論真っ当な政治家が誰かは、真っ当な知人に聞け―常識の力政治では、「詭弁」を絶対許してはならない―弁証法とアウフヘーベンニヒリズムは、最凶最悪の政治の敵です―ニヒリズム/虚無主義ニヒリズムが、人類を超絶に不幸にしている―存在論的不安生きるということは「循環」し続ける事です―解釈学的循環全体主義のテロルを止めることが「政治の哲学」の使命―全体主義フランス革命と産業革命が人間を大衆化させた―大衆社会論『大衆社会の処方箋』   Honya Club.com


JPY ¥1,602
かつてはコンピューターの付属物にすぎなかったソフトウェア。いまやコンピューターもソフトウェアがなければ"ただの箱"といわれる。ソフトウェアとは人間の頭の中にある夢や欲望を紙に書いたことにはじまる。なぜ"ただの紙"が巨万の富を生むのか。一般家庭に浸透しているパソコンから果ては地球的広がりを持つインターネットまでを視野に入れ、コンピューター・ソフトウェア産業が莫大な利益をあげ得る構造とそれらを築き上げた創造者たちの思想と方法に迫り、何が21世紀のビジネスとなるかを予見する迫真のヒューマン・ドキュメント。第1章 世界最初のリアルタイム・システム第2章 東京オリンピックを成功させた驚異の速報システム第3章 巨大ソフト開発の不可解な現象第4章 巨大製鉄所のコンピューター化への道第5章 オンライン厚板工場を建設した技術者たち第6章 鉄鉱石の山が薄板に変わるまで第7章 厚板加工を極める灼熱の名人芸   Honya Club.com


JPY ¥3,080
相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律、取引デジタルプラットフォームを利用する消費者の利益の保護に関する法律等を新収録。民法は債権法改正等の改正前規定を併記。個人情報保護法、国家公務員法、不動産登記法、会社法施行規則、会社計算規則、少年法等の重要改正に対応。判例件数、約13,700件。法令件数、395件。判例六法 Professional(01)(公法;刑事法;社会法(社会保障・厚生法編);条約)判例六法 Professional(02)(民事法;社会法(労働法編);産業法)"◆相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律等を新収録◆民法,不動産登記法,会社法施行規則,少年法,著作権法などの重要改正に対応*収録法令 395件(参照条文付き44件)*判例付き法令 43件+行政法総論・租税法総論*収録判例数 約13,700件*巻末資料 全国裁判所管轄区域表,印紙税額・登録免許税額一覧表*別冊索引 総合事項索引,事件名索引,判例年月日索引*シール付きしおりひも・インデックスシールを同梱" 0 amount 6160 6160 N 9784641004221 Y Y Y Y JPY 20481156 性差事変 20481156 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=20481156 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/79/177/421.jpg ファンタジー・SF・ジェンダー…。まばゆい都会・深い森にも仕掛けられた、ジェンダー差別という抑圧の遍在。その壁を打ち破るかのように豊かに描かれた近未来の「シンデレラ・ストーリー」は、何を物語っているのか―ファンタジーやSF、アニメなど多彩な表現に、混沌とした近未来の"希望"の形と問題系を検証する。フェミニズム文化論の最新成果。1 「少女」の行方(キャロル狩り―鏡を通ってアリスがそこに見たものは;魔 ファンタジー・SF・ジェンダー…。まばゆい都会・深い森にも仕掛けられた、ジェンダー差別という抑圧の遍在。その壁を打ち破るかのように豊かに描かれた近未来の「シンデレラ・ストーリー」は、何を物語っているのか―ファンタジーやSF、アニメなど多彩な表現に、混沌とした近未来の"希望"の形と問題系を検証する。フェミニズム文化論の最新成果。1 「少女」の行方(キャロル狩り―鏡を通ってアリスがそこに見たものは;魔法使いは誰だ!?―宮崎駿とダイアナ・ウィン・ジョーンズ ほか)2 クィア・リーディングとポリセクシュアル(腐女子同士の絆―C文学とやおい的な欲望、竹宮恵子『風と木の詩』を中心に;詩人の魂を秘めた幻視者―アーシュラ・K.ル=グウィン小伝付年表 ほか)3 テクノロジーと世界の変貌(彼女のロボット―AIは性差の問題にどう切り込んだのか?;出産と発明―マッドサイエンティストのジェンダー論 ほか)4 メタアイドルの時代(シャンブロウ、ヘア解禁―SFと女性性;ハルとミク―初音ミクあるいは、音楽するAIたち ほか)5 ディストピアの現在形(もうひとつの、No Man's Land―貴志祐介『新世界より』を読む;脳内彼女の実況中継―笙野頼子の反テクスチュアル・ハラスメント闘争 ほか)ファンタジー・SF・ジェンダーきらめく都市空間の隅々に仕掛けられた、さまざまな魔法の網! それが罠、妄想と知っても潔く捨てられない……。一発逆転の「幸せ」を夢見て積み重ねられる現代の「シンデレラ・ストーリー」。今を生きるファンタジーやSF、アニメなど様々な時空を横断しつつ、混沌とした時代の欲望の形を模索する――。 0 amount 2860 2860 N 9784791774210 Y Y Y Y JPY 20481158 文化と神の死 20481158 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=20481158 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/79/177/431.jpg ポストモダン以後、神の概念は空虚化された。しかし宗教なき時代においても神のようなものはいたるところで生き延び、私たちに影響を与え続けてきた―そう、文化という名のもとに。"啓蒙"から"ロマン主義"そしてポストモダンへ、宗教と文化の関係を丁寧にときほぐし、あらためて神に死を宣告せんとする、ラディカルな宗教論。第1章 啓蒙の限界第2章 観念論者第3章 ロマン主義第4章 文化の危機第5章   Honya Club.com


JPY ¥1,045
新しい情報技術が社会を変える!―私たちは何十年もそう語りつづけてきたが、本当に社会は変わったのだろうか?そもそも情報技術と社会とは、どんなかかわり方をしているのだろうか?「情報化社会」という夢の正体を、それを抱き、信じたがる社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補の新世紀版。序章 「情報化」の時代―情報技術は何を変えるのか?第1章 「情報化社会」とは何か―社会の夢・夢の技術第2章 グーテンベルクの銀河系/フォン・ノイマンの銀河系―人間‐コンピュータ系の近代第3章 会社は電子メディアの夢を見る―ハイパー産業社会のコミュニケーション第4章 近代産業社会の欲望―「情報化」のインダストリー第5章 超近代社会への扉―二一世紀の社会と情報技術補章 情報化社会その後―一五年後の未来から   Honya Club.com


JPY ¥2,420
グローバル製薬産業に政・官・学、マスコミまでが一体化し、予防医学・先制医療への欲望が煽られるなか、思考停止が生みだす阿鼻叫喚。序章 「子宮頸がんワクチン接種被害事件」とは何か―あまりにひどいことが起きている第1章 娘を元の身体に戻して欲しい―娘が被害を受けた母親たちの悲痛な訴え第2章 わずかな液体で私は青春を奪われた―被害者および同世代の女子大学生の声第3章 HPVワクチンは直ちにやめるべき―医師たちによる、その不要性と危険性の指摘第4章 なぜ、こんな危ないワクチンが導入されたのか―政治とカネとマスコミの動き、そして対米従属構造第5章 こんな危ないワクチンをまだ勧める「わるいやつら」の考察―医療者の責任と「看護人的状況」を問うために第6章 「セックス奨励ワクチン」論と「がん予防教育」を再考する―自分の身体をよく知るための性教育、そして普通の生活の勧め終章 少女たちはいったい何の犠牲になったのか―「考えずに生きてきた、考えては生きられない」のは誰か付記 その後の娘の生活と苦しみについて―佐藤美也子さん、金澤千世さんの手記   Honya Club.com


JPY ¥1,870
産業革命以来、人類はモノを効率よく大量につくり、経済を成長させてきた。だが、そんな常識は、デジタル技術の進歩によって覆されてしまった。富の源泉はモノではなく、データや知識など形のない資産に移ったのだ。新しい経済社会における"豊かさ"とは何なのか―。金融、産業、消費の最前線で現実となっている大変化をルポし、世界を代表する知性が、パラダイム・シフトの本質を説く。「ネオ・エコノミー」の実像を立体的に映し出す、衝撃の書。1 進化する経済(見えざる資産、成長の源に―有形資産の1.5倍;「ムダ」排除が生む低温経済―摩擦ゼロに備えはあるか ほか)2 広がる異世界(私と分身で2倍稼ぐ―生産性競争、深く静かに;「幽体離脱」アバターが変える経済―最新技術体験ルポ ほか)3 姿なき富を探る(企業価値の源は8割無形―重み増す知識、割食う賃金;無形資産投資、米欧はGDP比10%超も―日本、人材投資で遅れ ほか)4 昨日とは違う明日(「デジタル分業」世界で1.1億人―生産性、地球規模で競う;機械仕掛けの欲望1700兆円―人材育成再考、国も企業も ほか)5 刷新迫られる政策(中銀インフレ目標6割未達―限界の先へ、脱物価探る;再配分の網、こぼれる40億人―「賢い支出」論より証拠へ ほか)★形ある富から、姿なき富へ――パラダイムは完全に変わった。★その変化の本質を、渾身のルポ、世界的論者の知見から描き出す。●今や「テクノロジー専制」の時代に入った。スコット・ギャロウェイ(ニューヨーク大・教授)●シリコンバレーのプロパガンダには何か問題があった。ピーター・ティール(投資家)産業革命以来、人類はモノを効率よく大量につくり、経済を成長させてきた。だが、そんな常識は、デジタル技術の進歩によって覆されてしまった。富の源泉は   Honya Club.com


JPY ¥2,420
圧倒的ボリュームとビジネスモデル・経済・テクノロジー・人材教育を経営視点から語りつくす特別講義決定版。「イノベーション=技術革新」という時代の終焉/世界経済が陥るジレンマ/プラットフォーム戦略/消費者に起こった5つの変化/定義できなくなった3C/イオニストは"低欲望社会"の被害者/「アジアのグローバル化」にいかに向き合うか/世界のシリコンバレー化/アマゾンがつくった"デジタル新大陸"/マーケティングの視界から消えたユーザー…他収録。講義1 ビジネスモデルを知る:産業の境界線を越えていく企業講義2 市場を知る:テクノロジーが創る新たな市場講義3 イノベーションを知る:「技術×市場=イノベーション」講義4 コンシューマーを知る:消費者の新潮流講義5 経済を知る:世界経済のジレンマ講義6 アジアを知る:アジア・グローバルの今大前研一主宰の企業経営者向け勉強会「向研会」の講義内容を書籍化。圧倒的ボリュームでビジネスモデル・経済・テクノロジー・人材教育を経営視点から語りつくす特別講義決定版。   Honya Club.com


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新宿の高層ビル街で五十名以上の死傷者を出す爆破事件が発生した。爆心部にいた被害者は、人の遺伝子情報―ヒトゲノムの解析チームに所属していた大学院の研究員であった。一方、裏社会で「もぐら」と恐れられているトラブルシューター・影野竜司は、自分の事件に巻き込み重傷を負わせてしまった恋人紗由美に付き添い、浜名湖畔にある総合リハビリセンターにいた。が、リハビリに励む小学生の男の子が、突然姿を消してしまう。竜司は敷地内の研究施設に不審なニオイを嗅ぎ、爆破事件との絡み合った糸をたぐり寄せていく…。一兆円市場と言われる遺伝子情報産業に蠢く欲望と狂気。新鋭が圧倒的迫力で放つ書き下ろし超傑作ハード・サスペンス。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
人類が疫病と闘いながら文明を築いてきた側面について,歴史学は十分顧慮してこなかった。1万1千年前のメソポタミアでは野生動物の家畜化に伴い疫病が発生し,アテネでのペストの流行はギリシア文明を衰退させ,ビザンツ帝国でのパンデミックは古代ローマ終焉の要因となり,14世紀の黒死病によりヨーロッパ社会は根本的に変容した。南米ではスペイン人がもたらした疫病が先住民を死に追いやった。第1部「終末に向きあう」では,疫病による社会的危機が生み出す終末意識を検討する。第2部「疫病とその影響」では,14世紀に大流行したペストがその後の西欧世界に与えた影響を分析し,3部「他者への抑圧」では西欧の近中世世界で,社会的危機に際して迫害され排除されたマイノリティの問題を扱う。第4部「境界を乗り越える」では,西欧とロシアの修道院や中南米のイエズス会布教区で,疫病が修道士や信徒の信仰のあり方に衝撃を与え,彼ら自身が霊的な再生をいかに目指したかを考察する。産業革命以来,物質的欲望を追求してきた「近代文明」が限界に直面し,さらに世界がコロナ禍にあって,我々は文明の「境界」を越えて新たな文明へと「再生」できるのか。そのような問題意識から,本書はヨーロッパ中近世史の研究者が専門領域の事例を通して,疫病による社会的,宗教的な影響や伝承を実証的に考察した他に類のない本格的業績である。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
これが明治大正のハローワークだ!上京した人々は夢をかなえることができるのか、「貧困ビジネス」の餌食となり底辺をさまようのか。スラムの拡がる街で政府の思惑と人々の欲望が交わる。序章 職業紹介所による就業第1章 近代化と口入業者の変質第2章 産業化と日雇周旋第3章 情報化と職業案内所の登場第4章 貧困問題と無料宿泊所の設立第5章 苦学生を救う基督教救世軍労働寄宿舎第6章 三つの公益事業の試み第7章 公設東京市職業紹介所の誕生終章 職業紹介事業の行方明治に入り人口集中が著しい東京。人々は職業紹介所を利用しても日雇労働に就くのがせいぜいだった。口入屋から公立の紹介所まで各事業の成立と展開、国や自治体の政策などを検討し、下層社会が拡大した経緯を追う。   Honya Club.com


JPY ¥7,480
1(超資本主義;大震災・オウム後 思想の原像)2 僕ならこう考える―こころを癒す5つのヒント(「自分」の行方―私は誰か、私は何か;「恋愛」の行方―感情と欲望の考え方;「社会」の行方―自由を生きるには;「真理」の行方―幸福になるために;「生命」の行方―安らぎの哲学へ)先進諸国家が当面する現状を「超資本主義」の産業経済段階にあるとみなしオウム―サリン事件を挟む情況を論じる『超資本主義』『思想の原像』、水難事故後はじめて語り下しの形で質問事項に答えて構成された『ぼくならこう考える』を収める。月報は、阿木津英氏(歌人)、綿野恵太氏(文筆家)、ハルノ宵子氏(漫画家、エッセイスト)が執筆。第30回配本。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
いま、戦争・石油・ドルの時代が終焉を迎え、金融資本が「次」のターゲットを目指して動きはじめた。真の「経済的自由」を手にするために、われわれは何を知り、どう考え、どう行動すべきか―。教科書には決して書かれていない経済・金融のカラクリを解き明かし、幸福な未来への処方箋を緊急提案。第1章 マーケットは人間の欲望で動く(市場を野放しにしてはいけない;レバレッジという悪魔 ほか)第2章 経済学に騙されてはいけない(市場は本当に正しいのか;「自由」が貧富の差を拡大する ほか)第3章 戦争・石油・ドルの時代の終焉(戦争資本主義が世界を動かしてきた;アメリカの民主主義は金権主義になった ほか)第4章 ニッポンの選択―破綻か?復活か?(日本の財政はすでに破綻している;日本の借金をどうやって減らすか ほか)第5章 変化の時代を勝ち抜くマネー防衛術(世界のマネーの流れが変わる;軍事産業は宇宙産業に向かう ほか)真の「経済的自由」を手にするために、我々は何を知り、どう考え、どう行動すべきなのか。教科書には決して書かれていない経済・金融のカラクリを解き明かし、幸福な未来への処方箋を緊急提案する。   Honya Club.com


JPY ¥880
政治・警察・ホールの「三位一体」!日本最後の「聖域」とその利権構造。第1章 「賭博」と「遊戯」の間(自粛圧力・三密批判…パチンコ店幹部が語った「魔女狩り」との闘い;安倍政権とパチンコ業界 史上最大の「蜜月」と族議員たちの知られざる生態;10年間でマイナス10兆円!市場規模縮小が続く業界の「爆裂」と「規制」の攻防史)第2章 パチンコ・コンフィデンシャル(コロナによる「金価格」高騰!パチンコ「特殊景品」をめぐる知られざる「暗闘」;「ギャンブル依存症」経験者が語るパチンコをやめられない心理;「迷宮入り」がささやかれる老舗メーカー「高尾」社長刺殺事件の深すぎる闇;社長夫人は「伊東美咲」「AKB」の実質オーナー京楽産業が見た夢と挫折;貴乃花を退職に追い込んだ相撲協会の「黒幕」と「パチンコ裏金スキャンダル」)第3章 昭和・平成「業界の興亡」(羽根モノ、爆裂、1パチまで「50代パチプロ」が語ったパチンコ「冬の時代」の過ごし方;パチンコ業界の生命維持装置「三店方式」をめぐる国会審議ハイライト集;大衆の欲望を映し出す本当に起きた昭和・平成「パチンコ事件簿」)コロナ問題で自粛を余儀なくされた全国のパチンコ店。戦後の大衆娯楽として巨大産業に発展した業界はいま、大きな転機にさしかかっている。依存症問題と関連し「社会悪」と糾弾される一方で、根強く残るユーザーのニーズ。20兆円市場と呼ばれるパチンコ業界が現在直面する「危機」に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
複式簿記が先か?資本主義が先か?14世紀のヴェネツィアで広まった複式簿記は、「富を測定したい」という人間の欲望を実現し、資本主義の飛躍的な膨張をもたらした―。気鋭のジャーナリストが切り拓く、資本論の新境地。ロバート・ケネディと富の測定会計―コミュニケーションの始まり商人と数学ルカ・パチョーリ、有名人になるパチョーリの簿記論複式簿記の普及産業革命と会計士の誕生複式簿記と資本主義―卵が先か、鶏が先かケインズ―複式簿記と国民の富会計専門職の台頭とスキャンダル会計は地球を救えるか14世紀のヴェネツィアで広まった複式簿記は資本主義の飛躍的な膨張を齎した。気鋭のジャーナリストが切り拓く資本論の新境地。〈受賞情報〉'Nib'Waverley Library Award(2012年)   Honya Club.com


JPY ¥649
お金儲けがしたい、成功したいとは誰もが抱く思い。だが、実現できる人は限られている。その差はどこにあるのか?―その答えが本書にある。1971年、20世紀の歴史的事件といわれたマクドナルド1号店を銀座にオープン。以後、外食産業ナンバーワンとしての黄金時代を陣頭指揮、数々の成功神話を生み続けた伝説の男・藤田田。76歳にして会長の座を去り、原点である藤田商店で第2の起業家人生を歩み始めた氏が、金戦学のツボとノウハウを公開する。1章 金戦に勝つ法則(金持ちの間で流行させることを考えよ;「女」と「口」を狙え ほか)2章 ビジネスに勝つ法則(「勝てば官軍」の論理しかない;人間は欲望をもった動物である ほか)3章 競争に勝つ法則(危機意識ゼロが生きてきた日本人;水も安全もタダではない ほか)4章 時代に勝つ法則(ビジネスは30年先を考えよ;頭脳の代わりをやる企業が伸びる ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,760
Amazon、食べログの偽レビュー首謀者。未成年ハッカーは不登校児。金正恩の宿敵が命がけの暴露。英国人スパイの非情な戦争。16歳で詐欺師に堕ちた暴走族メンバー。世論を操るプーチンの懐刀。憂国の自衛隊・警察OB。黒幕を直撃、迫真ルポ。第1部 欲望に突き動かされし人々(未成年ハッカーと捜査官 攻防の全記録;アマゾンの五つ星は嘘まみれ 中国の黒幕が手口大公開;16歳が老人を食い物に 解明、詐欺のエコシステム;ネットで女性とお色気話 200億円産業に育てた男の野望)第2部 大義を背負いし人々(金正恩のサイバー強盗団 脱北者が決死の爆弾証言;恐喝、見殺し、爆殺…英国人スパイの非情な戦争;信じたいからだまされる 世論操るクレムリンの謀略;超監視国家、IT乱用で出現 ウイグルから響く悲鳴)証言集 警官とスパイからの警告(警官の証言「本物のワルはあなたの隣にいる」;スパイの証言「この世界は汚れている」)Epilogue 生存の選択"サイバー犯罪の裏側を徹底取材!黒幕が明かす驚きの手口!本書は3年にわたり、追跡した人々の物語だ。ネットの闇に潜み、隙あらば罪なき者を脅し、たぶらかし、カネ、命、平穏を奪わんとする捕食者たちの記録である。後ろ暗いテーマであるだけに、当然、取材は難航した。それでも張本人を突き止めるまで国内外を訪ね歩き、取材交渉を重ねて面会にこぎつけた。青年ハッカーは10代で悪事の限りを尽くし、英国人スパイは要人の殺害をはじめとする数々のサイバー作戦を成功させていた。老人から大金を巻き上げ続けた詐欺師、アマゾンにやらせの口コミを蔓延させている中国の黒幕、北朝鮮で"サイバー戦士"を育てた脱北者、プーチンの懐刀……。取材活動が軌道に乗ると一癖も二癖もある者たちが暗闇から姿を現した。本書では彼ら   Honya Club.com


JPY ¥2,200
私たちは無限の欲望という「呪い」から逃れられるのか。経済成長なき産業革命の時代でも進歩はありうるのか。人類史という壮大なアプローチから、"閉じてゆく"21世紀世界を読み解く。序論 経済成長なき進歩はありうるのか第1部 経済成長の源泉(人類の時代―世界を支配するに至った「文明化」の過程;脱出―絶滅の危機;二〇二六年一一月一三日―人類を救った予想外の人口転換 ほか)第2部 未来だ、未来だ(テクノロジーの特異点が迫りつつある;人間の労働はどうなるのか;失われた経済成長 ほか)第3部 進歩を再考する("新たな"大転換;自主独立とサバイバル;神話と恨み―物質的な富から解放されない人間 ほか)結論 トライアングル地獄からの脱出と超越水野和夫氏推薦!人類は無限の欲望から逃れられないのか。ピケティ、アタリと並ぶ欧州を代表する知性による、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘と提言。経済成長は、幸福という目的を達成する手段ではなく、むしろ生活の苦悩から人間を救い出す役割を担う宗教のような存在となった。しかし、数億人の人々が経済成長という神を崇めたせいで、地球上の生命が危険にさらされている。経済成長は、持続的ではない。しかし、人が経済成長を求めるかぎり、成長は私たちの無限の欲望と化す。歴史を振り返れば、人は、何度も、メンタリティを変化させてきた。人と社会のメンタリティは、変化する。あるべき方向にメンテリティを変化させるために、進歩とは何かを、考え直さなくてはならない。経済成長や進歩という概念を見直すためのガイドブックであり、欧州のインテリによる、歴史的な観点から見た現代資本主義への警鐘の書。著者の前著『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』は、欧州でジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌   Honya Club.com


JPY ¥2,420
「ヒトの学」を目指し、フィールドワークに飛び出して文化人類学者が見聞し思索したものとは―。レヴィ=ストロースの教えを受けアフリカ・モシ族の研究、あるいは柳田国男・石田英一郎に接しての近代日本探索など、草創期から今日まで国内外を問わず常に研究の最先端に立ち続ける著者。身体動作や声の意味に着目した豊かで鋭い問題意識から収穫された、人間存在の多様性を問う第一人者による輝かしき成果。1 「ヒトの学」をめざして(文化人類学とは何か;感性の人類学のための覚え書き;感性の中のとき、ところ、ことば;柳田民俗学から世界民族学へ;ことばによる、ことばをこばむ、ことばをこえる)2 自然の中のヒト(種間倫理を求めて;ヒトの欲望と種間倫理;人は肉食をやめられるか;開かれた過程としての生命)3 なぜアフリカ研究を志したか(サバンナへの夢、そして三〇年ののち)4 「明治日本」を問い直す(過去の政治的利用;世界の中の日本文化―日露戦争と「蝶々夫人」;江戸―東京の下町から明治日本を眺める;圓朝の「ことば」にとっての江戸/東京;戦争犠牲者の祀り方)5 時代への発言(五七回目の暑い夏、重い宿題;象徴的な零戦とエノラ・ゲイの展示;「忠臣蔵」はいま―討入り三百年に思う;ある思索者の死;戦後六〇年に考える;文化産業の多様性保護条約;六一年目の「三月十日」;三味線をめぐって;無思慮な「愛国主義」の台頭;加熱するナショナリズム;二つの憲法と明治維新;八月十五日、靖国で)「ヒトの学」を目指し、フィールドワークに飛び出して、文化人類学者が見聞し、思索したものとは。身体動作や声の意味に着目した豊かで鋭い問題意識から収穫された、人間存在の多様性を問う第一人者による成果。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
「いつもどんな本を読んでいるんですか?」そんなことを思わず訊ねてみたくなる人がいます。この本の著者である渡辺利夫氏・香西泰氏・中村達也氏も、やはりそんな質問をしてみたい方々でした。いずれも専門の経済学に軸足を置きながら、卓抜な着眼点で社会をとらえ、達意の文章で論じているからです。そこで三氏に、どのような本を読んでいるのか、著者のどのようなメッセージに心を引かれ、刺激を受けたのかを実際に『経済セミナー』の連載「エコノミストの読書日記」において綴っていただきました(1997年4月号ー2000年3月号)。本書は、その連載をもとに加筆・修正を行い、再構成したものです。第1部 今、この3冊(文明、社会、人間を読む;市場の進化を読む;「カジノ化」進む経済を読む)第2部 「人間」を読む(戦争体験記から;社会時評とは何か;執着、依存、そして解放 ほか)第3部 「経済」を読む(情報、技術、都市の産業動向を占うキーワード;市場経済の明暗;ロック、ルソーそしてケインズ ほか)第4部 「市場」を読む(岐路に立つ資本主義;市場経済とは何だろうか;資本制システムと欲望の関係を問う ほか)経済・社会が混沌とした時代こそ、物事の本質に迫り、考える読書がしたい。練達の読み手が人間の心理と経済を読み解くブックガイド。   Honya Club.com

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JPY ¥781
建設コンサルタント・二宮啓之が、産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれた。依頼人の失踪。たび重なる妨害。事件を追う中で見えてきたのは、数十億もの利権に群がる金の亡者たちだ。なりゆきでコンビを組むことになったのは、桑原保彦。だが、二宮の"相棒"は、一筋縄でいく男ではなかった―。関西を舞台に、欲望と暴力が蠢く世界を描く、圧倒的長編エンターテインメント。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
日本で唯一のファッションの批評誌。No.006の特集は「ファッションの教育・研究・批評」。個人誌『AFFECTUS』を手がけるデザイナー新井茂晃、『洋裁文化と日本のファッション』の著者・井上雅人、ネットワーク型の教育を行う「Fabricademy」へのインタビュー、業界の最前線で活躍する人々による匿名座談会などを通して、現在の課題と今後の可能性を探ります。ファッション史からウェアラブルテクノロジーまで、いま読むべきテキストを紹介するブックガイドも収録。interview(新井茂晃;井上雅人 ほか)paper(ファッション研究史とファッション産業史の交錯点―日本における研究展開の駆動力としての産業(藤嶋陽子);魅惑と叛逆の装いをまとう男たちの「モード」をたたえて―精神分析が仮装の欲望について語る事柄とその彼方(鹿野祐嗣) ほか)international perspective(研究機関紹介;展覧会紹介 ほか)critical essay(バムスター再考(糸数かれん);amachi.―植物のコスメティック(安齋詩歩子))日本で唯一のファッションの批評誌。No. 006の特集は「ファッションの教育・研究・批評」。個人誌『AFFECTUS』を手がけるデザイナー新井茂晃、『洋裁文化と日本のファッション』の著者・井上雅人、ネットワーク型の教育を行う「Fabricademy」へのインタビュー、業界の最前線で活躍する人々による匿名座談会などを通して、現在の課題と今後の可能性を探ります。ファッション史からウェアラブルテクノロジーまで、いま読むべきテキストを紹介するブックガイドも収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
かつて文明に程遠い周縁の地であったヨーロッパが武力によって世界を支配して以降、国際秩序に変化はない。彼らの飛躍的発展を可能にしたものは何か?フランク王国の統治システムから産業革命までを分析してヨーロッパ・アメリカ独特の行動特性をえぐり出し、そのダイナミックな展開として八世紀以降の歴史を描きなおす。初期条件としての封建制と人口分散が資本主義とサイエンスに与えた影響を解明して、歴史の基本構造を明快にとらえる挑戦的な試み!第1部 自生的・生態学的棲み分け―欧米の前提条件(ヨーロッパの古代―フランク王国とは何か;封建制と人口分散―権力と人口・都市(市場)の棲み分け;サイエンスの誕生―富の棲み分けと職人たちの欲望;貨幣関係のネットワーク―資本主義はなぜ浸透したか;ソ連と日本―欧米資本主義の変種)第2部 能動的棲み分け―欧米を飛躍させた真因(キリスト教の変質―聖俗の棲み分け;ナショナリズムの隆盛と時計の発達―空間・時間の棲み分け;ナチスとアメリカの人種差別―人間の棲み分け;ロシアとEUのゆくえ―ヨーロッパ化の限界)サイエンス・資本主義・能動的棲み分け―三つ巴のゆくえ文明に程遠い周縁の地であったヨーロッパの飛躍的発展を可能にしたものは何か。フランク王国の統治システムから産業革命までを分析してヨーロッパ・アメリカの行動特性をえぐり出し、8世紀以降の歴史を描きなおす。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
奴隷たちの地獄から生まれた砂糖が農業、流通を変え、世界を動かした。人々の欲望は大規模農業を生み、世界に輸送網を開き、その富は、やがて産業革命のエネルギーにもなった。天国と地獄をあわせもつ「完璧な甘味」の社会史を、多くの図版とコラムもまじえ、わかりやすい記述で紹介。第1章 呪術から香辛料へ(神々と儀式;世界初の本格的な総合大学 ほか)第2章 地獄(死と甘さのサイクル;砂糖の暮らしの脈動 ほか)第3章 自由(すべての人間は平等である;すべての人間は平等である―アメリカ ほか)第4章 わたしたちの物語に戻って―新たな労働者、新しい砂糖(新たな奴隷制度;「黒い水」を渡る ほか)人々の欲望は大規模農業を生み、世界に輸送網を開き、その富は、やがて産業革命のエネルギーにもなった。天国と地獄をあわせもつ「完璧な甘味」の社会史を、多くの図版とコラムもまじえ、わかりやすい記述で紹介。   Honya Club.com


JPY ¥792
序章 人はなぜ取引をするのか―国際経済の源流(取引のはじまり;バーター貿易)第1章 価格の決まり方―需要と供給(価格の決定;国際ダンピング非難への一つの批判のしかた)第2章 世界を動かす"欲望"のルール―効用と選択("欲望という名の電車"には終点がある;輸入関税か産業助成金か)第3章 企業の戦い―生産の理論(コストと価格;生産理論から見た日本とアメリカ)第4章 独占そして巨大企業の理論―恐竜企業の出現から滅亡まで(独占とは何か;単純独占;独占価格の決定;国際ダンピングの必然性)第5章 自由競争市場はなぜすぐれているか―市場制度と最適資源配分(自由と競争、そして再び"見えざる手";社会資本の充実と最適配分;市場経済の限界)第6章 国際経済―自由の女神はだれに微笑むか(何をもって議論の基準とするか;アメリカの空洞化、日本の空洞化)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1部 欲望産業の覇者たち第2部 潜入!内幕ルポルタージュ第3部 取材放蕩秘史第4部 コラム・こらむ・KORAMU!三連発!第5部 全国縦断盛り場探訪記第6部 デカ魔羅対談(松沢呉一;いその・えいたろう)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
青鞜、モガ、だめんず、負け犬、こじらせ女子まで。明治から平成までの"女子"の変遷史。「草食男子」の名付け親で女オンチな著者が語る偏愛女性図鑑。第1章 「女の時代」から「女子の時代」へ(80年代「女の時代」とは;日本の「マドンナ・シスターズ・ガールズ」;「女の時代」のキーワード、「フェミニズム」;「女の欲望」の時代;「女の欲望」が可視化された時代;女が女を語る、女が女を消費する時代へ;「女子」の時代へ;女の"賞味期限"は延びている;「女の闇」を語る女;保守派という女の生き方;「女だから」共感できるわけじゃない)第2章 アキンド女とサムライ女―「やまとなでしこ」よりも「ニッポン女児」(アキンド女とサムライ女;元祖アキンド女と元祖サムライ女)第3章 「俗な男女」をめぐる用語辞典(不倫;女と政治;セクシャルマイノリティ;イマドキの若者;結婚・離婚・未婚;性産業)青鞜、モガ、だめんず、負け犬、こじらせ女子まで。女マニアなのに女オンチな著者の、ごく私的な偏愛ともいえる「面白い日本の女」を紹介する。明治から平成までの"女子"の変遷史。   Honya Club.com


JPY ¥902
情報産業社会を生きる人間を考えるための、やさしいレッスン。話はエンデの『モモ』からはじまり、ヴェーバーやケインズ、プラトンやデカルト、フッサールにまで広がります。人類の知の蓄積からヒントを得て、君はメディア社会にどんな未来を描きますか。第1回 『モモ』で読み解く労働と産業社会(この授業で扱うこと;一〇〇年間の急激な変化 ほか)第2回 欲望をつくる文化産業(アメリカの新しい資本主義;労働者を消費者にする「フォーディズム」 ほか)第3回 意識を生み出すテクノロジー(時代を先取りした宮沢賢治;テレビのしくみ ほか)第4回 メディアという洞窟(ソクラテスとプラトン;洞窟の囚人という設定 ほか)第5回 自分と未来のつくり方(『モモ』の世界と現代;自分と未来の「つくり方」 ほか)エンデの「モモ」からフッサールまで…。情報産業社会を生きる人間は、昔とどう変わり、これからどうなっていくのか。メディア情報学とフランス思想の研究者である著者が、中高生にやさしく語りかけた特別講義。   Honya Club.com


JPY ¥961
進歩主義を指標とした戦後日本のイデオロギーに批判の矢を放ち、「豊かさ」と「等しさ」を実現した高度大衆社会の虚妄を鋭く問いただす。1 マスとは何か2 大衆批判の系譜3 大衆論の枠組み4 高度大衆社会としての戦後日本5 ビジネス文明の虚妄6 民主主義の過剰7 産業主義の歪曲8 進歩主義の融解9 相対主義の陥穽10 政治と言論11 経済と欲望12 文化と知識結 保守主義の本質   Honya Club.com


JPY ¥1,430
商品社会経済とその暮らしが限界にある!従順な賃労働者から脱して、自分の力である"資本者"として文化/環境/経済にアクションすること。"資本"は悪ではない。資本主義なる実体はない、その概念は多くの誤認をまねく。大転換する現実そのものをしっかり認識できない近代知=大学知、さらに(隠れ)マルクス主義による思考を脱して、商品・サービス経済の根源で作用している"資本経済"を甦えらせ多様な"資本"を自己技術にすること。自分の存在を問い明らかにする哲学をもって、日本の高度な文化資本を活用して、場所環境の生活市場を拓き、知識に対する知的資本をホスピタリティ関係技術とともに働かせて、過剰消費社会の欲望を「生存の享楽」へと切り換える、深い洞察への入り口。日本の文化地盤は「述語制」の普遍世界である!イントロ 新たな"資本経済"と場所:知的資本としての概念経済1 "資本"とは何か2 「産業"社会"経済」の観点から商品の現経済を考えなおす3 資本経済のための知的資本4 資本経済の精神・心性と日本の文化資本5 消費社会、物質文化、そして市場の本源6 資本経済とマネジメント論付 資本主義を批判理解し、資本経済を開くための基礎文献案内   Honya Club.com


JPY ¥3,960
経営者からエンジニアまで大好評だった『AI白書』の最新版!(1)豊富な実例が、AIビジネスの企画立案、実装の参考に。(2)知っておくべき、海外の動向、国内外の関連施策を把握できる。(3)各種調査、アンケート結果など、豊富なデータがAI導入に役立つ。第1章 AIが壊すもの、創るもの(対談1 AI経営と日本の目指すべき道(冨山和彦(株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)×中島秀之(本書編集委員長));対談2 感情価値や欲望の部分をAIで勝ちに行け(尾原和啓(Professional Connector、ITジャーナリスト)×松尾豊(本書編集委員)) ほか)第2章 技術動向(総論(技術の全体像、マッピング);ディープラーニング ほか)第3章 利用動向(総論;技術分野別のディープラーニングの利用動向 ほか)第4章 制度政策動向(総論;知的財産 ほか)第5章 AIの社会実装課題と対策(総論;社会実装に係る課題調査 ほか)▼国内と海外の人工知能の最新動向がすべてわかる、網羅的な白書の最新版 "ディープラーニング"(深層学習)の登場以降、大変な盛り上がりとなっている人工知能(AI)。すでに研究段階から、社会への実装へとステージが進んでいて、一過性のブームでないことは明らかです。 しかし、海外、とくに米国・中国に比べて、AIの社会実装という面では、日本は大きく遅れをとっていると言われています。そして技術面においても、先行しており、かつ人的にも資金的にも大きなリソースを投入している米中に、日本が追いつくことは容易ではありません。これからの産業構造に大きな変革をもたらすであろうAIに、日本企業は、社会は、この先どう向き合っていけばいいのでしょうか。 本書は、AIの基礎的な技術解説から、国内外の多様な先行   Honya Club.com


JPY ¥1,980
スポーツ界に蔓延する商業主義、金権体質、スポーツの政治的利用を切る!スポーツは土建国家の手段か?欲望産業になったスポーツ界を沈着冷静に観察、分析した「反骨のスポーツライター」のたしかな報告。1 だれがスポーツを殺すのか(サッカー・ワールドカップ狂想曲;巨大な利権に毒されたサッカー・ワールドカップ;金まみれのオリンピック;スポーツは土建国家・ハコモノ行政の手段か ほか)2 スポーツ帝国の支配者たち(サッカー・ワールドカップとFIFAの内紛;サッカー・ワールドカップ放送権暴騰の背景とその波紋;これが平和の祭典か―ソルトレーク冬季オリンピックのまやかし;原発推進のお先棒を担ぐスポーツ界の貧困な思想 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
1 道具の政治学(手というメデイア;まがいものシンドローム;ものと広告の無限のメタファー;家族制度と家具;室内風景;モダニズムの源流)2 メディアと都市(広告の現在;流行〈消費〉への欲望;資生堂と西武百貨店―パルコの広告戦略;生活の管理をめぐって;管理装置としての情報都市;ニューメディアと消費生活;マシーン都市から電脳都市へ)3 ポストモダニズム(ポストモダンはモダンか;前進しつづけるモダンデザイン;モダンデザインの無限運動;不安からのデザイン;危機時代に描かれたSFデザイン;装飾〈存在〉への欲望;ポストモダン―モダンは終焉したのか)ポストモダンは終ったか。20世紀のデザインや前衛芸術思想を駆使して、現代の資本主義や文化産業に痛烈な批判を浴びせる待望の評論集。バルトやベンヤミンを思わせる批評的知。   Honya Club.com