孤独死、自殺、殺人、怨恨…マンション・アパートで本当にあった話。"令和の怪談王"が収集した最新・最恐の46編。第1章 田中俊行の「怖い部屋と家」(生首が現れる部屋;家の中を腕が通り抜ける ほか)第2章 ゾッとする「怖い部屋」(不気味な「お風呂が沸きました」;換気扇に何かいる部屋 ほか)第3章 「事故物件」の怪異(カラスがベランダに集まる理由;純さんの"宝物" ほか)第4章 「家と建物」の恐怖(深夜3時、ドアのノックが止まらない;ベッドの下に子供がいる ほか)深夜3時、ドアのノックが止まらない部屋。ドアを叩くのはいったい誰なのか?怪談師・田中俊行が収集した最新・最恐の46編マンション・アパートで本当にあった話――あなたの怖い場所はどこですか?幽霊が出るといわれている心霊スポット、報道された事故現場、暗い夜の自殺の名所……人が怖いと思う場所はたくさんあります。でも、それは本当に怖い場所ですか? 自分から望んで手に入れる恐怖は娯楽でしかないと私は考えます。もし、わざわざこちらから出向いた怖い場所で怪異に遭遇したら、人はどうするでしょうか? そう、「家」や「部屋」に逃げ帰るのです。温かく安心できる我が家に帰れば、怖いものは何もない。そこは自分の縄張りであり、生活の基盤です。人を守り、安らぎを与えてくれる場所。それが「家」や「部屋」なのです。そんなリラックスの場であるはずの我が家が、怪異の源になってしまったら、これほど悲惨なことはありません。逃げ場がないのですから、自分の家で体験する恐怖には終わりがないのです。田中俊行【目次】第一章 田中俊行の「怖い部屋と家」生首が現れる部屋家の中を腕が通り抜ける実家で僕は犬になったバラバラ殺人の部屋うるさいガレージの秘密光るティッシュが浮く部屋家を呪う電柱の
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