法華経を、ひたすら分かりやすく広めようとした人が日蓮です。どうしてそういうことが可能になったのでしょうか…。日蓮の内面に迫る心の旅、それは日蓮を、昏迷の時代によみがえらせる旅でもありました。序章 日蓮への私の旅―私にとって法華経とは何だったのか第1章 闇夜にたどる日蓮への道―「民が子にて候」が意味するもの第2章 いうにかいなき凡夫なれども―私にとってのギリシャ哲学、神、そして法華経第3章 身近に、ひたすら分かりやすく―胸中の宝、日蓮が言いたかったこと第4章 浄土を外に求めるな、ここが浄土だ―私の第二次世界大戦の記憶と、鎌倉の日蓮第5章 日蓮はどんな未来を信じたのか―「法華経ゆえの涙」とは、どういう意味か第6章 今の時代に生きる「生の哲学」を求めて―ついに聞き入れられなかった蒙古襲来の予言不安の時代、彼はどんな未来を見たのか。明日を生きるための「生の哲学」。私がたどりついた日蓮と法華経の真髄。
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