アサガオ、アジサイ、ユリ、ハナショウブ…植物に込めた大きな夢、深い愛情。明治・大正・昭和にかけて、新たな時代の園芸を切り拓いた人々―園芸家・企業家・研究者・編集者・作家・俳優ら先駆者たちの、20の物語。序論 植物交流と園芸文化―江戸後期から戦後まで第1部 日本の園芸界を創成した人たち―明治・大正・昭和初期(日本初、園芸綜合商社を創業―鈴木卯兵衛;園芸は芸術。小田原生まれの園芸家兄弟―辻村常助と伊助;都会に緑を…。都市型公園の導入と植樹―井下清 ほか)第2部 日本の園芸界を守った人たち―戦前・戦中・戦後(明治に生まれた園芸家の真骨頂―伊藤東一;園芸家よ常に夢あれ―吉村幸三郎;国際的ユリ展をいつか日本でも…―清水基夫 ほか)第3部 新しい時代の園芸界を支えた人たち―戦後の混乱を乗り越えて(とびきり良い花を―平尾秀一;園芸文化の保存から育種まで―朝顔とさくらそう―中村長次郎;観葉ベゴニアを日本にひろめた命名の名手―御園勇 ほか)〈明治から昭和へ、日本園芸界の近代化と発展普及に尽力した20人の先駆者たち〉〈アサガオ、アジサイ、ユリ、サボテン−園芸植物に込められた人々の愛情〉近代日本において園芸界の先駆者となった20人を採り上げた人物誌。明治から昭和にかけて、園芸家・研究者はもちろんのこと、日本初の総合園芸商社の創立者や園芸雑誌編集者、園芸愛好家である作家や俳優など、幅広い分野の人々が、現在、庭園や公園で私たちの目を楽しませてくれる花卉植物の発展・普及に尽くしてきました。西洋園芸をいち早く取り込んで近代化をリードし、戦中、戦後の混乱期に園芸を守りぬいたそれらパイオニアたちの事績を紹介するとともに、アサガオ、サクラソウ、ハナショウブ、サボテン、ユリ、アジサイなど、身近な園芸植物の姿に込められ
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