JPY ¥13,200
藤堂高虎と初期藩政史研究第1部 都市論(中世都市を移転する―港湾都市安濃津から城下町津へ;本城城下町をつくる―伊勢津;領内都市をつくる―伊勢一身田寺内町;本城をつくる―伊予松山城;支城をつくる―湯築城から塩泉城へ)第2部 家臣団論(養子の処遇―名張藤堂家の誕生;重臣の統治知識―『統集懐録』を読む;防衛体制を敷く―郷士制度;初期御家騒動の構造―陸奥会津藩;藩誕生期の地方巧者‐伊予松山藩足立重信)寛永期の西国大名配置外様大名でありながら、徳川家康の側近として、その政権掌握から幕藩国家建設の過程において、最も尽力した治者の一人、藤堂高虎。 家康の政権掌握に様々に貢献しながら、諸大名はその一門・重臣以下の家臣団との主従関係を確立させ、「御家」を創出していった。その過程を藤堂高虎を通じて解明する。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
第1篇 武士文学の前期―承久頃から興国正平頃までの約百五十年間(文化の大勢;文学の概観 上 擬古文学;文学の概観 下 戦記文学;政治的思想の発達と楽観思想;道徳思想;超人間の力と殺伐の気;古典趣味―附新来の支那趣味)第2篇 武士文学の中期―北朝の応安時代から文明頃までの約百三、四十年間(文化の大勢;文学の概観 上 総説、物語;文学の概観 中 舞曲謡曲及び狂言;文学の概観 下 擬古文学 附所謂五山文学;武士的思想;因襲的思想;栄華の希求)第3篇 武士文学の後期―明応頃から寛永頃までの約百五十年間(文化の大勢 上 戦国時代;文化の大勢 下 徳川時代の初期;文学の概観 上 武士と文学、文学の旧典型;文学の概観 下 文学の新気運;武士の思想;儒教仏教神道及び基督教の思想;隠遁思想及び浮世主義)   Honya Club.com


JPY ¥681
柳生新陰流は、石舟斎宗厳にはじまり、但馬守宗矩をへて、その長男・十兵衛三厳へと受け継がれると思いきや、宗矩が大目付となり政治に近づきすぎたという判断から、石舟斎の長子の次男・兵庫助利厳へと引き継がれた。このため十兵衛は一時、柳生に戻るが、寛永十四年、再び幕府に出仕。慶安三年、44歳の生涯を終える。数奇なる運命を生きた、隻眼の剣豪を描く、七篇の秀作。   Honya Club.com


JPY ¥2,990
本書は、1988年7月22日から同25日にかけて開催した、弘前シンポジウムにおける、各研究成果を主として収録したものである。引前シンポジウムは、1986年の函館シンポジウムに引き続いて「北」への意識を持ちつつ、函館における成果を批判的に継承しながら、新たな展望を切り開こうとする意図に基づいて実施したものであった。シンポジウム開催に至る経過と日本北方史研究に関する若干の問題(長谷川成一)海峡をはさむ地域史像―ひと・もの・情報(榎森進)カムチャッカ半島出土の寛永通宝(菊池俊彦)中世奥北の自己認識―安東の系譜をめぐって(入間田宣夫)蝦夷認識の形成(浅倉有子)南羽と蝦夷地(渡辺信)犬は先祖なりや―アイヌの創世説話と和夷同祖論(佐々木利和)他からの目と内の芽と―古河古松軒・菅江真澄と長崎七左衛門・佐藤信淵(佐々木潤之介)アイヌ史と擦文文化(菊池徹夫)北の民・北の領域―古代北方史の一視点(熊田亮介)関東御免津軽船(大石直正)近世北日本社会論の一視点―本州アイヌの位置付けについて(浪川健治)下北半島民とアイヌの文化接触―共通文様のアットゥシ受容をめぐって(伊藤裕満)「ことば」が語るアイヌ人と和人の交流史(中川裕)討論要旨(佐々木馨;福井敏隆)〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥662
「小説現代」に連載中、夢枕獏氏『真伝・寛永御前試合』のコミカライズ。この漫画は、強さを求め続ける武術家たちの、命の削り合い。各地のつわものたちが江戸城に結集し、将軍の目前で果たし合いをするまでのドラマである。謎に包まれた寛永御前試合を題材に、登場する武術家全員を外道として描く夢枕氏。さらにコミカライズの際には雨依新空氏の手によって、大胆な変更が加わる!「小説現代」に連載中、夢枕獏氏『真伝・寛永御前試合』のコミカライズ。出てくる奴ら、皆、外道! 正々堂々、一切無用の剣客ファンタジー!さらに夢枕作品の外道キャラがオンナに!強さ―――。ただそれだけを求め、廻国修行に励む、師・秋山虎之介、弟子・宮本弁之助。梵天山に棲むという、人を捨てし剣聖との果たし合いはまさしく命の削り合い!   Honya Club.com


JPY ¥576
ひでえ暑さ続きで、やっと夕立のあった日だ。寛永寺裏手で垢抜けた女が殺された。左乳の下をブスリ。死体は居酒屋のおかみで、小金持ち。旦那はいるが、間男するでもなく身持ちは堅い。四方吉親分も途方に暮れた。手掛かりは、いまはに引きちぎったとおぼしき、うす汚ねえふんどしの切れっぱし。空庵先生は高みの見物ってとこ。おいら子分としては、ふんどしの主を捜すしかねえや(表題作)。好評捕物帳連作。影の通り魔切り裂かれた女お仙ごろし裸坊主が死んでいた肌に覚えがむごい夢怨霊ばなし色からくり   Honya Club.com


JPY ¥8,580
本書は、すでに発表した上野国(群馬県)の禅仏教に関する論文および通史に新稿を加え、一冊にまとめたものです。本書が対象としている時期は中世から近代に渡っていますが、もともとの著者の関心は、峻厳で出家主義的傾向をもつ道元の仏教(曹洞禅)が、なぜ最大の教勢(寺院数)を確立し得たのかという点と、近世の本末制度にありました。教勢が拡大する過程では、在地の信仰状況にどう対応し自らを変容させるか、という問題がつきまといますが、曹洞禅の場合には伝統的宗教を包摂するとともに、密教化、葬祭や授戒会などを執行するという方向に変容を遂げることで教勢の拡大に成功したと考えられています。こうした中で、著者は禅仏教が受容され浸透する個々の過程や要因を探ることに研究のテーマを設けました。第1章 臨済禅の中世的展開(上野国への臨済禅の流入と展開;初期禅宗系寺院の成立と展開;地方五山派寺院の成立と檀越)第2章 曹洞禅の中世的展開(上野国への曹洞禅の流入と展開;中世上野国における曹洞宗寺院の成立と展開;地方武士団の曹洞禅受容;戦国初期における禅僧の倫理思想)第3章 仏教の近世的展開(寛永の諸宗末寺帳(曹洞宗)について;近世曹洞宗の本末制度について―武蔵国龍穏寺と上野国補陀寺の争論を例に;寺院本末総論と裁定基準―上野国龍華院と相模国清源院の争論を例に)第4章 近代化と仏教(群馬県仏教界の復興運動;高崎仏教慈善会の慈善活動―田辺鉄定の高崎育児院経営)すでに発表した上野国の禅仏教に関する論文および通史に新稿を加えて1冊にまとめたもの。臨済禅と曹洞禅が上野国に浸透する全体像を把握・記述するとともに、本末制度や群馬県の近代仏教に関する論考も収録。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
『三宝院経蔵目録』(二)(小原仁)/『枝葉抄』翻刻並解題(二)(馬渕和夫)/醍醐寺所蔵仏教絵画総合目録4−白描図像―(有賀祥隆・川村知行)/『寛永日々記』(七)(神田千里)/推定中川寺成身院指図について(冨島義幸)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
寛永風雲録 下   Honya Club.com


JPY ¥1,760
「醒睡笑」の伝本には、いわゆる広本と狭本の2系統があるが、本書では狭本系の最善本とされる寛永版をハイライト版にて精密に影印。作者は策伝和尚。解説には刊本成立事情を辿った秀逸な論考などを収載する。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
江戸東京博物館「東京エコシティ―新たなる水の都市へ」展開催記念出版。第1部 水の都市・東京の400年(湿原から寛永の江戸へ(1590ー1657年)―「水の都市」の誕生;100万都市江戸(1657ー1868年)―「水の都市」の発展;近代都市東京の発展(1868ー1945年)―モダンな「水の都市」への転換;高度成長期を迎える東京(1945ー1973年)―水辺の破壊と喪失;近現在の東京(1973ー2005年)―「水の都市」の再生へ)第2部 東京エコシティを読み解く7つのテーマ(地層の成り立ち;都市の形成―水の都市から陸の都市へ;河川整備と洪水;自然のエコロジー;暮らしのエコロジー;水際のデザイン;新たなる水の都市へのコンセプト)江戸東京博物館における「東京エコシティ」展のカタログ。江戸以来の東京の水辺空間の変遷と現在の姿を、豊富な図版で詳しく紹介し、豊かな「水の都市」の近未来像を提案。「水の都市」東京の復権へ向けた1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,860
江戸時代の日本は多数の餓死者を出した飢饉を六度経験した。冷害や風水害などの天災が発生した時、なぜ凶作に止まらず、飢饉にまで至ったのか。国家や社会との関係、実態・特質の解明を通して近世という時代を考える。第1 飢饉と近世社会第2 寛永の飢饉第3 元禄の飢饉第4 享保の飢饉第5 宝暦の飢饉第6 天明の飢饉第7 天保の飢饉第8 農村荒廃と復興   Honya Club.com


JPY ¥1,980
島原の乱、寛永の大飢饉、富士山噴火。内乱や飢饉が続く不安定な社会情勢のなか、人びとはどう動いたか。二代将軍・秀忠から吉宗までの政権はどう対処したか。日本近世史の細分化された領域を「思潮」の流れによって再考し、一つの全体史として捉え直す。『醒睡笑』『慶長見聞集』などから民衆の生きる聲を聞きとり、『折りたく柴の記』『政談』をはじめとする儒学者の著作から読みとる政治の流れ。1 士民の所帯と秀忠政権2 家光政権の天下仕置3 寛文・元禄期の民間社会4 公儀政治と大衆社会5 幕藩制と吉宗政権6 徳川日本の国家制度日本中世史の大家が書き下ろす日本通史シリーズの「近世社会篇」。<br>著者がめざすものはこれまでの各分野をばらばらに並列的に叙述する通史ではなく、政治・社会・経済・文化などの諸分野の横の連関が見えてくる「全体史」である。<br><br>長く続いた戦国時代が終わり、家康の大御所政治の後、島原の乱や寛永の大飢饉など不安定な出来事が続く社会情勢の中で、徳川二代将軍・秀忠から八代将軍・吉宗までの将軍職が、幕藩体制の整備確立のためにどのような課題に挑戦していったかを辿る。その時代を生きた民衆の聲を『醒酔笑』などから読みとり、世相への警告を儒学者・荻生徂徠の『政談』から生き生きと甦らせる。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
1 ひと・つどう(鳳林承章と『隔〓記』;初期幕政と鳳林承章;大工頭中井正知と近世京都の復興 ほか)2 あそびと場(遊興空間から見た寛永期京都の空間構成;後水尾院の山上の茶屋;茶屋に見る数寄の空間 ほか)3 もの・かたる(狩野探幽と相国寺蔵「花鳥図」衝立;『隔〓記』にみえる絵巻物;唐物屋覚書―大平五兵衛と葛山長爾 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,885
日本人の精神と生活文化の深部を知る。日本人の生活と芸術茶の文化の成立南北朝時代の美意識書院の茶の湯いけばなの歴史わび茶の成立千利休と桃山文化茶室の世界桂離宮と寛永文化二代池坊専好と立花の完成町人文化と遊芸料理文化の系譜伝統文化と近代近代数寄者の世界近代の工芸運動茶の湯、いけばなを知ることは、日本人の精神と生活文化の深部を知ること。本書では、茶の湯といけばなを中心に、日本人の生活と芸術の関わり方を歴史的に辿り、その中に日本文化の特質を考える。   Honya Club.com


JPY ¥51,480
寛永十六年卯年生駒壱岐守家中分限帳 第3版   Honya Club.com


JPY ¥2,776
江戸はロンドンをしのぐ世界最大の都市であった。その溢れるような活気はどこからやってきたのか。道路や橋の建設から、銭湯・居酒屋・歌舞伎・魚河岸・吉原のなりたちまで、当時の流行や風俗をふくめ、それぞれの盛り場を通りや人々が見えるように活写した、アーバニズムの視座からの「江戸風俗図会」。江戸図の出現江戸下町できる本町通り商店街江戸の傾城町江戸の祝祭空間芝居町の出現寛永の江戸浅草繁昌記明暦の大火本所深川の形成〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥449
1985・昭和60年(日記帳;非暴力主義;20歳前後;言葉の行革;親子心中;議長の出処進退;菅原道真会見記;「幼い難民を考える会」;金次郎と庄助;すみだ第9を歌う会;日本人の「せかせか度」;雛;情報公開策;野上弥生子さん死去;ブギウギの時代 ほか)1986・昭和61年(お年玉;紅白視聴率低下;偽「折々のうた」;おしゃれな遺言;野鳥の受難;チャレンジャー炎上;5百億ドル;女性マンガ誌;勝小吉から学ぶ;池上の茶室;おごれる者の悲劇;東京大空襲;ハレー慧星;ホテル倒壊救出作業;「戦争の教え方」 ほか)1987・昭和62年(アマミノクロウサギ;おしゃべり人形;蝋梅;オーケストラの危機;昭和基地30歳;防衛費1%枠;節約精神;うそつき道;鴨;エイズ対策;納税者の反乱;東京空襲・42年;『異文化適応教本』;脱集団旅行派;「たいこどんどん」 ほか)1988・昭和63年(南鳥島の夜明け;本当に幸せですか;北斗の光;蜂谷真由美;ビル街のハクセキレイ;オーストラリア建国2百年;トカミタイことば;政治家と株1;浜田幸一予算委員長;節分草;胃がん集団検診の父;子どもたちの俳句;寛永の雛人形;3本の欅 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥19,800
家紋・沖縄家紋・神紋・寺紋など300項目5300種を収録。さらに史料編として貴重な文献などを掲載。(『見聞諸家紋』、『寛永諸家系図伝』と『寛政重修諸家譜』の比較など)充実した索引(分類別項目索引・家紋名五十音順索引・使用家五十音順索引)を付す。家紋への理解、家紋のモチーフとなった素材の考察、学問として家紋研究に応えられる後世に残る大事典!第1部 日本人と家紋(家紋の定義;家紋の歴史;家紋の分類;家紋の構成;家紋の参考文献;代表的家紋の分布)第2部 家紋総覧(凡例;項目一覧;沖縄の家紋;神紋;寺紋)第3部 史料編(門室有職抄;長倉追罰記;見聞諸家紋;関東幕注文;夜討曾我;阿波国旗下幕紋控;寛永諸家系図伝・寛政重修諸家譜)家紋・神紋・寺紋・沖縄家紋など260種余り、総数5300点を超える家紋を紹介。図鑑にとどまらず、【紋の解説】【図柄の解説】【使用している家】【国内の分布】など、家紋研究書という位置づけで、最先端の研究成果を掲載。価値の高い史料(『見聞諸家紋』『羽継原合戦記』『関東幕注文』『阿波国旗下幕紋控』)からの新知見も加えた、充実の「家紋事典」決定版。   Honya Club.com


JPY ¥36,300
序篇 京都御所の現状第1篇 近世以前の内裏(平安時代初期の内裏;鎌倉時代における内裏;南北朝時代の内裏;室町時代の内裏)第2篇 近世における内裏の変遷(永禄度の内裏御修理;天正度御造営の内裏;慶長度御造営の内裏;寛永度御造営の内裏;承応度御造営の内裏;寛文度御造営の内裏;延宝度御造営の内裏;宝永度御造営の内裏;寛政度御造営の内裏;安政度御造営の内裏)第3篇 近世における内裏各殿舎の変遷(紫宸殿;清涼殿;殿上間公卿諸大夫間;小御所;御学問所 ほか)第4篇 近世における内裏の遺構(仁和寺金堂・御影堂;大覚寺宸殿;妙法寺大書院・玄関;門の遺構;後水尾天皇の庭園建築遺構;一絲和尚関係の諸寺;内侍所仮殿の遺構)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
江戸幕府の草創期、徳川家と外戚関係を結びながらも、幕府の圧力による確執の中で譲位を敢行。学問・和歌を好み寛永文化を花開かせながら、その後は幕府と折り合いつつ4代の天皇を後見し、朝廷を牽引した帝の生涯。〈久保貴子〉1960年岡山県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。著書に「近世の朝廷運営」「徳川和子」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥74,756
図版遺墨規伯玄方の配流と南部盛岡通信使外交の画期―寛永一三年の聘礼寛永二十年通信使佐遣をめぐって外交史としての朝鮮通信使朝鮮使節と日本文人との交歓寛永一三年度使行録―史料解題正使任絖「丙子日本日記」副使金世濂「海槎録」寛永二十年度使行録―史料解題作者不詳「癸未東槎日記」副使趙絅「東槎録」   Honya Club.com


JPY ¥935
河合又五郎を庇護する旗本。亡池田藩主の遺言は上意なり。大義名分が立つ。義弟・渡部数馬の仇討ちの頼みを受け、源太夫の仇・又五郎を追うことになった荒木又右衛門。追う者、追われる者の忍従流浪の旅が四年経過した寛永十一年十一月の霜の朝、ついに又右衛門の故郷伊賀上野鍵屋ヶ辻で六時間に及ぶ激闘の末…。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
江戸時代のこと、徳川家光が増上寺を参拝したかえりみち、愛宕山の上から梅花のかおりがただよってきました。家光は、石段を馬でかけあがって、梅花を折り取ってくるよう命じましたが、挑戦した者はみな、失敗に終わります。そこへ名乗りでたのが、がりがりのやせ馬に乗った曲垣平九郎!はたして平九郎は186段の石段をかけのぼることができるのでしょうか。人気沸騰中、「チケットの取れない講談師」神田伯山さんを監修に迎えた「講談えほん」シリーズ、待望の第2弾! 「講談」とは、古くからの日本の伝統芸能です。講談師が、実在の人物や史実とされている事象を、脚色を交えて聴く人を楽しませつつ、一人語りで読んでいきます。日本の歴史の物語を次世代につなぐために、とても大事で、いま注目されている芸能です。このたび、次世代に伝えたい講談のお話を、絵本にして子どもたちに残すために、「講談えほんシリーズ」をつくりました。いま、飛ぶ鳥を落とす勢いの講談師・神田伯山氏を監修者に迎え、話題を呼ぶこと請け合いのシリーズ、待望の第2弾が3作品登場です!そのうちの『曲垣平九郎 出世の石段』は、「寛永三馬術」のなかでも特に有名なエピソード。江戸時代のこと、徳川家光が増上寺を参拝した帰り道、愛宕山の上から梅花の香りがただよってきました。家光は、石段を馬でかけあがって、梅花を折り取ってくるよう命じましたが、挑戦した者はみな、失敗に終わります。そこで名乗り出たのが、がりがりのやせ馬に乗った曲垣平九郎! はたして平九郎は186段の石段をかけのぼることができるのでしょうか。子どもたちから絶大な支持を集める児童文学作家の石崎洋司氏が文章を、大人気漫画家・五十嵐大介氏が作画を担当した声に出して読みたい絵本です。人気講談師・神田伯山さん監修による講談社創業11   Honya Club.com


JPY ¥1,320
徳川幕府の本拠地、江戸城。三代家光の寛永13年、将軍家の威信をかけた天下普請が行われ、壮霊な城郭が完成した。しかし実は、石垣こそ城郭の設計図であり、また城の内と外を区切る外堀は城下の水系プラン、すなわち都市インフラの要でもあった。これらの建設によって、現代の東京に引き継がれる都市計画とその基盤が形成されたのである。人力だけが頼りの時代、どのようにして大規模な土木工事が可能だったのか。国中の大名を総動員した天下普請の実際を、発掘調査で出土した遺構から綿密に再現、驚異の普請システム、高度な技術力の詳細を解き明かしたスリリングな実証研究。第1章 江戸城外堀はどのように築かれたか閑話休題 城郭普請点描―「築城図屏風」から「築城図屏風」にみる石運びの情景第2章 手伝普請による城郭建設―江戸・大坂・京都第3章 堀という都市インフラ第4章 江戸城と伊豆石丁場第5章 江戸城外堀の普請現場第6章 掘り出された石垣第7章 外堀はどのようにして掘られたか第8章 「江戸図屏風」の時代   Honya Club.com


JPY ¥1,870
〔本書の内容〕一、本文ならびに傍注・頭注の鮮明な影印。一、補注は現代の源氏学の立場からその注釈に対し加えた。一、解説は各巻の内容上の特色、本文と注釈の傾向などについて編者の新見解を叙述した。一、挿絵は江戸時代の各種の源氏物語絵入版本から集成し、中世・近世の源氏物語の鑑賞のあり方を追体験できるように配慮して、テキストとしても特色あるものとした。寛永十七年成立、寛文十三年刊。頭注・傍注形式をはじめて用いた簡便明確な注釈書。河海抄・花鳥余情・和秘抄・弄花抄・細流抄・孟津抄・紹巴抄・万水一露など中世から近世初期にかけての注釈を要領よく引用するが特に「或抄」と題して頭注にしばしば引く正体不明の注釈は、「首書源氏」の著者自身の傍注とともに「源氏物語」を読み物として楽しく理解しようとする姿勢が貫かれていて、同じ形式を真似た「湖月抄」よりも「源氏物語」を楽しく読ませる。本文も有朋堂文庫本・岩波文庫(旧版)・講談社学術文庫の底本になるなど、源氏物語研究史に大きな影響を与えてきた。   Honya Club.com


JPY ¥598
千曲川のほとりで石を打ち、石を跳ぶ。侍になりたかった。少年の名は左馬。身寄りがなく松林家に引き取られていた。中村泉十郎に剣術を学ぶ。だが、泉十郎が仇討に遭い、武者修業の旅に出る。この年、慶長十五年。関ヶ原の合戦より十年が過ぎていた。やがて江戸で町奉行に雇われ、牢人斬りに…。斬って斬って斬りまくった。だが、胸のつかえが降りない。このつかえを降ろしてくれるのは女の肌だけだ。のち将軍家光に秘術「足譚」を披露。「身の軽きこと蝙蝠の如し」と讃えられた、異彩を放つ寛永剣士ここに登場。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
江戸城内をゆく山王祭礼が描かれた「江戸天下祭図屏風」。紀伊徳川家上屋敷が大きくクローズアップされたこの屏風は、いつ、誰が、何のためにつくったものか。描かれた建物や人物、画面構成などを絵画史料として分析・読解し、つくられた時期は明暦大火後、折りしも紀伊徳川家が慶安事件(由比正雪の乱)の嫌疑を受けていた頃と推理する。さらに時代背景と伝来などの推理から、屏風に秘められた謎をスリリングに解明。前口上 描かれた江戸の歴史推理第1幕 江戸図入門―寛永江戸図の版行はいつ頃か?第2幕 歴博本江戸図屏風をめぐる対立第3幕 再発見された江戸天下祭図屏風第4幕 天下祭りと見物人第5幕 紀伊徳川家上屋敷と屏風の主人公第6幕 徳川頼宣と慶安事件・明暦大火大団円 「江戸天下祭図屏風」は語る「江戸天下祭図屏風」で大きくクローズアップされた紀伊徳川藩邸。この屏風は、いつ、誰が、何のためにつくったのか。描かれた建物、人物、服装、風俗、背景などの歴史推理から、その謎をスリリングに解明する。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
新発見!120の歴史の謎を解く。伊賀・伊勢・志摩・紀伊の国に埋もれたエピソードを写真と文でわかりやすく紹介。第1部 原始・古代・中世(古墳時代―旧伊勢国出土の古鏡は97面;4世紀末―前方後方墳の錆山古墳;6世紀前半―久居・上野遺跡の家形埴輪棺 ほか)第2部 近世(慶長13(1608)年―入封した藤堂高虎が21カ条の法度;元和2(1916)年―藤堂高虎をめぐる大名たち;寛永17(1640)年―津藩の重要史料『永保記事略』 ほか)第3部 近代・現代(明治元(1868)年―田本研造、土方らを撮影;明治3(1870)年―いち早く「村長」登場;明治3(1870)年―伊勢湾に東京発の定期蒸気船 ほか)平成15ー18年まで「毎日新聞」三重面に掲載した120話を年代順に再構成し、それに地図や年表などを追加したもの。社会・風土・人物などの埋もれたエピソードを、原始から現代まで紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥825
文化史が苦手なあなたへ!文化史の極意は分類・整理にあり。紛らわしい項目を関連づけて表にまとめるから、わかりやすい。わかるから、好きになる!得意になる!飛鳥の朝廷と文化白鳳文化天平文化弘仁・貞観文化国風文化院政期の文化鎌倉文化室町文化桃山文化寛永期の文化元禄文化宝暦・天明期の文化化政文化幕末の科学技術と文化文明開化近代文化の発達市民生活の変容と大衆文化戦時下の文化占領期の文化大衆消費社会の誕生   Honya Club.com


JPY ¥1,980
茶禅一致といい、詩禅一致という。また画の中に禅を見、書の中に禅を感じる。芸や剣などの関係の動きの核にも禅の悟達の境を期する。われわれ日本人にとって、禅の体得は人格完成への道標でもあった。禅はその根源的なエネルギーによって、現代の状況に強い力で通ってくるだろう。禅を生きる(現代に生きる禅;禅の精神―明暗双双;禅僧の死に学ぶ;「狂」ということ;「頂相」とは何か;禅僧の顔を読む)禅と日本文化(日本禅宗の歩み;禅文化の根底をなすもの)禅と茶(『草人木』をめぐって;茶杓を考える;墨蹟とは何か;茶の中の書)禅と書(書の語る「ひと」;寛永の三禅僧;武人の書;慈雲の人と書;仙〓の尻まくり)日本的なるものに底流するのは禅的なものである。茶と書を中心に日本芸道の中に禅精神の躍動を見る。   Honya Club.com


JPY ¥576
寛永の大飢饉を経て小農民の維持育成等の勧農政策が幕府により推進されるなか、戦争がなくなり恩賞による知行地拡大が望めなくなった領主たちは、新田開発や用水工事等、自己の領内を開発することで実質的な領地拡大を図っていく。   Honya Club.com


JPY ¥1,298
真田幸村の奮戦空しく大坂夏の陣は、豊臣氏滅亡で幕を閉じる。名実ともに天下を掌握した徳川家康は同年、武家諸法度、禁中並公家諸法度の公布で全国の大名と朝廷への支配を確立。翌一六一六年の家康没後も秀忠、家光は幕政強化を継続。将軍が病床にあっても政務が円滑に運営される老中制で政権を盤石に。二百六十余年も続く幕府の強さを解明した名著。第1章 豊臣から徳川へ第2章 大御所と将軍第3章 将軍と天皇第4章 鎖国への道第5章 家光政治の開始第6章 江戸前期に生きた大名たち第7章 鎖国の完成第8章 寛永の大飢饉終章 東アジアのなかの日本家康と秀忠、家光の徳川三代が、どのようにして二百六十余年に及ぶ盤石な幕府体制を築きえたか。大坂の陣を前にした一門、譜代大名配置による大坂包囲網の完成をはじめ、豊臣恩顧の外様大名対策や天皇・公家など朝廷への支配権確立、さらに将軍が病床にあっても政治がスムーズに運営される老中制度の成立など、長期政権を支えた様々な要因を解明した近世日本史の名著。豊臣氏の関白政権とは異なる将軍制を選んだ家康と秀忠、家光の徳川三代が、どのように二百六十余年におよぶ盤石な幕府体制を築き上げたか。その要因を豊臣恩顧の外様大名対策や天皇・公家など朝廷への支配権確立、幕府老中制度の成立などから明らかにする。1600年、関ケ原の合戦に勝利し、1603年に征夷大将軍になったあとも家康と豊臣秀頼の君臣関係は明確とならず、この矛盾は1615年、大坂夏の陣による豊臣氏滅亡によってようやく解消される。真田丸を砦に家康本陣に突入、徳川方を大混乱に陥れた真田幸村は奮戦むなしく松平忠直の兵に討たれた。徳川方15万5千、豊臣方5万5千という関ケ原を上回る大規模な戦闘の結果、徳川幕府は名実ともに天下を掌握。同年、「武家諸法度」と「禁中   Honya Club.com


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幕藩体制が整う寛永時代までは、江戸城大広間は大名みずからが命運をかけてたたかう戦場でもあった。現代日本の政治風土をつくった江戸時代初期の権力抗争を、熊本藩細川忠興・忠利父子の残した膨大な往復書簡から解読する歴史ノンフィクション。『江戸お留守居役の日記』の気鋭の歴史学者が放つ第2弾。   Honya Club.com


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寛永年中讃州生駒家知行帳 グラフ篇 分冊ー7 第3版   Honya Club.com


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1 文書と政治(付箋―その名称と機能;近世幕政文書の史料学的考察;近世幕政文書の史料的考察―付札・書取・承付を中心に;国高と石高―天保郷帳の性格)2 文書と社会・文化(天保国絵図の作成過程について;国絵図について;伊能忠敬と大地測量の技術者たち;寛永飢饉と幕政;鴎外歴史小説の「史料と歴史」)   Honya Club.com


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豊臣家を裏切って徳川方についた大名の夫人や娘を犯し、謎の絵文字を残す忍者"影"。そして、影を巡る怪商の暗躍や、寛永午前試合の決着と兵法秘伝をめぐる、不破伝次郎と兵藤貢の因縁の対決を織り交ぜながら物語の舞台は天草へ、「島原の乱」へと向う。壮大なスケールで描く傑作伝奇時代小説。   Honya Club.com