JPY ¥35,200
近世公家名鑑編年集成 第9巻(天明6年ー寛政4年)   Honya Club.com


JPY ¥26,400
義太夫年表近世篇刊行会/義太夫年表近世篇 1本文篇延宝-天明 オンデマンド版 義太夫年表近世篇    HMV&BOOKS online


JPY ¥13,200
深井雅海(編者)~藤実久美子(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥27,500
史料「大日本地震史料」の増補版、全4巻を完全復刻。新たに、歴史地震研究に造形の深い石橋克彦・神戸大学名誉教授による解説を加えた。本巻は、天明4年より弘化4年までの貴重な史料を収めている。   Honya Club.com


JPY ¥28,600
雑書 第32巻(天明4年ー天明6年)   Honya Club.com


JPY ¥13,200
深井雅海(編者)~藤実久美子(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥28,600
雑書 第31巻(天明2年ー天明3年)   Honya Club.com


JPY ¥27,500
震災予防評議会/日本地震史料 第3巻(天明4年より弘化4年ま 復刻    HMV&BOOKS online



JPY ¥14,300
深井雅海(著者)~藤実久美子(著者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥28,600
天明七年(一七八七)ー寛政元年(一七八九)までの三年間分、三冊を収録。盛岡藩領内における農林業・漁業・鉱業をはじめとして、法制・宗教・民俗等、諸事万般にわたる社会事象が、日記形式で記録されている。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
天明/「おせっかいばぁば」が教える神様を味方につける習慣    HMV&BOOKS online


JPY ¥13,200
深井雅海(編者)~藤実久美子(編者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】



JPY ¥4,950
江戸中・後期(1714ー1846年)、三代約130年間にわたる一武家の記録を翻刻。福岡藩の政治・経済史のみならず、城下の暮らし、地震や火事、家族・女性など、近世史全般の第一級史料。1120人分の人名索引を付載。安見鼎臣弼記―正徳四年ー天明三年安見重八徳宗一代記―天明三年ー文化九年徳泰紀―文化十年ー弘化三年あたし野の露―宝暦十二年編   Honya Club.com



JPY ¥3,850
江戸前期、天皇は独自の美意識で絵師を選び、美術に関与していた。狩野探幽や俵屋宗達が宮廷に好まれたのはなぜか。宗達に始まる琳派の展開や、自ら絵筆をとる天皇・皇族の姿など、雅やかな17世紀京都画壇の実像を探る。総説 雅の近世、花開く宮廷絵画第1章 御所の障壁画制作―天明の大火以前(近世はじめの御所造営;狩野一門の事情;寛永・承応・寛文の御所造営;延宝・宝永の御所造営;天明の大火まで;おわりに)第2章 琳派と宮廷―俵屋絵と宗達、そして光琳(後陽成天皇と俵屋の料紙装飾;後水尾天皇と宮廷画家宗達;俵屋の草花図と宮廷;宮廷周辺での俵屋の草花図の継承と尾形光琳;おわりに)第3章 後水尾天皇時代の宮廷絵画―描く天皇、皇族と画壇(はじめに―文化力高い天皇のもとに花開いた絵画世界;天皇、皇族による絵画の概要―画題、作画機会、様式、美意識;天皇、皇族の絵画学習と作画―照山元瑶を中心に;天皇との関わりで描く僧;宮廷に関わる職業画家の枠組;宮廷の美意識と職業画家の様式;おわりに)江戸前期、天皇は独自の美意識で絵師を選び、美術に関与していた。狩野探幽や俵屋宗達が宮廷に好まれたのはなぜか。宗達に始まる琳派の展開や、自ら絵筆をとる天皇・皇族の姿など、雅やかな17世紀京都画壇の実像を探る。   Honya Club.com


JPY ¥8,470
宝暦・天明期の大坂御用金は、いかに指定・上納・返済され、どんな経済的効果・混乱をもたらしたか。貨幣の輸送・引替に当たった三井組等の業務と財政構造から、幕府の貨幣・金融・貿易・流通の諸政策とその実態を追究する。〈賀川隆行〉1947年福井県生まれ。一橋大学大学院博士課程単位修得退学。三井文庫研究員。日本近世経済史専攻。社会学博士。著書に「近世三井経営史の研究」「近世大名金融史の研究」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥770
同心の職を辞した安兵衛は、のんびり隠居生活の最中、大爆発事件に遭遇する。誰かが両替商の土蔵に火をつけたらしいが、手がかりは三日月形の破片のみ―。そんな時、ごく潰しニートの息子・新次郎が江戸に帰って来る。大坂で天文学を学んでいた新次郎は、事件解決のヒントを見つけるが、逆に犯人かと疑われてしまい…。自然科学の知恵を武器に、親子バディが大爆発の謎に挑む!お江戸のニートが事件を解決!?天明二年。五十六歳で同心の仕事を辞めた安兵衛。悪人を追いかける生活は終わり、のんびりと毎日を過ごしていた。しかし、そんな日々を揺るがす事件が起こる。江戸の町で火薬樽が大爆発したのだ。誰かが火をつけたらしいが、手掛かりは落ちていたビードロの破片のみだった──。そんな時、ごく潰しニートの息子・新次郎が江戸に帰って来る。大坂で天文学を学んでいた新次郎は、ビードロの破片に事件解決のヒントを見つけるが、逆に犯人として疑われてしまい……。自然科学を武器に、親子バディが大爆発の謎に挑む!   Honya Club.com


JPY ¥2,750
「第6回岡本太郎記念現代美術最優秀賞」を受賞した、ネオ・ジャパニーズを表現する"武闘派"現代美術家、ネオ日本画絵師天明屋尚の初の画集。金箔の上に描かれた代表作「ジャパニーズ・スピリット」を始め、大和魂炸裂の100点余の作品を収録。「第6回岡本太郎記念現代芸術大賞展優秀賞」を受賞した「武闘派」現代美術家、天明屋尚氏の作品集。「ジャパニーズ・スピリット」シリーズから、政治世相を風刺した「武闘派列伝シリーズ」まで多数収録。   Honya Club.com


JPY ¥16,500
明和、安永、天明、寛政、享和、文化、文政、天保、安政期の代表的、狂歌資料として価値のある狂歌集を基に、若干の作品を加えた七十二種の狂歌集、四種の狂歌論、八種の狂歌師名鑑、および作者索引を収載。狂歌論(狂歌はまのきさご;狂歌大体;たはれうたよむおほむね;狂歌初心抄)名鑑(狂歌師細見;狂歌知足振;狂歌〓(けい)初編;狂歌〓(けい)後編;新狂歌〓(けい);俳諧歌〓(けい);狂歌人物誌;狂歌師伝)明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・安政期の代表的または資料として価値のある狂歌集を基に、72種の狂歌集ほか、狂歌論、狂歌師名鑑などを収載。本巻には4種の狂歌論、8種の名鑑を収録。   Honya Club.com


JPY ¥4,715
日本海・津軽海峡・太平洋に囲まれた本州最北端のこの地は、厳しいが豊かな自然に恵まれている。堅実な気風の底に、ねぶたや津軽三味線に象徴される情熱を秘めた人々は、特色ある地場産業と生活文化の数々を生み育ててきた。北国に生き抜いてきた知恵を掘り起こす青森圏の人づくり読本。前章 近世の青森―その地域振興の足どり(南部・津軽、両家支配の確立まで;民芸品・祭り・芸能にみる北の魂 ほか)第1章 自治と助け合いの中で(弘前城の建設と青森港の開発;岩木川流域の新田開発;八戸藩の舫制度;天明飢饉と荒田復興 ほか)第2章 生業の振興と継承の中で(津軽・南部のヒバ;八戸の漁業;馬淵川の水運 ほか)第3章 地域社会の教育システムの中で(津軽藩校稽古館;黒石藩の経学教授所;黒石の民間教育と黒森学校;工藤他山と思斎堂 ほか)第4章 子育てと家庭経営の知恵(恐山信仰;オシラ様信仰;津軽のねぶた祭り;津軽こぎん ほか)第5章 地域おこそに尽くした先駆者(真法恵賢;野本道玄;飛騨屋久兵衛;安田次郎兵衛;安藤昌益;乳井貢;中村喜時;中川五郎治;平尾魯仙;蛇口伴蔵)資料編 青森   Honya Club.com


JPY ¥3,080
日露関係史・日本北辺史の研究に携わってきた著者が、日本とロシアの最初の接触から現代までを、両国さらにはアイヌ民族とのかかわりについて、種々の挿話等を交えながら、歴史的に考察。細かな注を付さず、一般読者向けに読みやすく書き下ろした、著者積年の研究の総決算。北大図書館北方資料室が世界に誇る貴重な資料に基づき、ヨーロッパ・ロシア・中国・日本の北方図を詳細に比較検討。その相互関係を明らかにするとともに、地理的探求と地図作製の問題を総合的に叙述した北方地図学史・日本北辺史の決定版。序章 千島列島の地理と先住民第1章 千島列島に関する初期の情報第2章 ロシア人の千島進出第3章 ロシア人の千島列島南下第4章 ロシア人の蝦夷地到来と『赤蝦夷風説考』第5章 天明年間幕府の蝦夷地調査第6章 幕府の蝦夷地直轄への道第7章 露米会社と千島列島第8章 幕府・松前藩の南千島経営第9章 日本の北千島領有と経営第10章 北洋漁業と北千島諸島第11章 内国植民地としての南千島諸島終章 第二次世界大戦と千島列島日露関係史・日本北辺史の研究に携わってきた著者が、日本とロシアの最初の接触から現代までを、両国さらにはアイヌ民族との関わりについて、種々の挿話などを交えながら、歴史的に考察。著者積年の研究の総決算。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
明治維新を経て近代日本の成立に重大な影響があった水戸の人々の思想と行動。その常陸人を他藩士はどうみていたか。遺された日記、見聞録等により再現。古川古松軒 東遊雑記(天明8年)高山彦九郎 北行日記(寛政2年)成田確斎 南轎紀遊(文政6年)平部〓@4BDB南 六鄰荘日誌(天保4年)永山徳夫 庚子遊草(天保11年)村上量弘 水戸見聞録(天保13年)真木和泉守 天保甲辰日記(天保15年)吉田松陰 東北遊日記(嘉永4年)宮部鼎蔵 東北遊日記(嘉永4年)   Honya Club.com


JPY ¥765
天明六年、田沼意次が失脚、将軍家治も没し、飢饉と政権の空白に、江戸は一触即発の危険を孕んでいた。馬庭念流の遣手、影井誠一郎は、心ならずも幕閣派のかつての友をひと太刀で倒した。その時から、誠一郎は次期政権をめぐる暗闘の渦中へ引き込まれ、松平定信を推す沢井小平太を守るため、剛剣を振るう。   Honya Club.com


JPY ¥556
柳橋の船宿の一室「風流洞」はいつもの四人に占領されている。蘭方医の杉田玄白、浮世絵師の喜多川歌麿、徳川の御家人にして剣の達人・平山行蔵、そして宿の女将・お艶。天明の世に次々起こる難事件、怪事件に彼らは立ち向かう。三と八の日に出る幽霊。冷酷無比な盗賊の善行。女たらしで床上手な美男強盗。…江戸を舞台に四人の男女が大活躍。   Honya Club.com


JPY ¥660
三治郎―のちの伊能忠敬は、夜になると浜辺にすわって星をながめた。かがやく満天の星を見ていると、つらいこともわすれられるのだった。江戸時代に精密な日本地図をつくった伊能忠敬。その算術に長けた少年時代、商人として過ごした青年時代、そして学問に生きた晩年の姿を描く。五千万歩を歩き、日本の形を描いてみせた男。1章 北への旅立ち2章 星と算術がすきな少年3章 伊能家の婿となる4章 天明の大飢饉5章 高橋至時に弟子入り6章 緯度一度分の長さを知りたい7章 蝦夷地を測量する8章 ラランデ天文書9章 つばさをなくした鳥10章 伊能図が完成した人は何のために学ぶのか。商家の主を隠居したのち、念願であった学問の道へと進み、日本全土をくまなく測量して日本初の精密な全国地図を完成させた男、伊能忠敬を描く。伊能忠敬の年表も掲載。   Honya Club.com


JPY ¥770
岡本天明/一二三 2    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,850
浅間山天明噴火史料集成 2   Honya Club.com



JPY ¥8,580
関俊明/天明三年浅間災害語り継ぎの研究    HMV&BOOKS online



JPY ¥16,500
本書は故浜田義一郎先生が選ばれた、明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・安政期の代用的、あるいは狂歌資料として価値のある狂歌集を基に、若干の作品を加えた七十二種の狂歌集と作者索引を収載したものである。狂歌浜荻集職人尽狂歌合とこよもの狂歌当載集新撰狂歌百人一首   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1の扉 神の御手にあった光りの神示第2の扉 2020年から、七六かしい世第3の扉 今、胸突き八丁、フンドシしめよ第4の扉 薬は、毒に、なることもある第5の扉 悪の総大将、天変地位、一厘第6の扉 数の、富士と、鳴門の仕組第7の扉 世の元の生神様の仕組第8の扉 2024年は、神界の紀の年第9の扉 神様の御用のために第10の扉 大奥山の大御神業と縁今までの「日月神示」の解釈と、全く違うのでご了承ください。■日月の未来記 「日月神示」岡本天明の予言闇の世に、生きる希望を与える教え神の仕組、大峠、ミロクの世、その一厘。世、ひっくり返るお人よしは、やめよう予言では、人類は、三分の一になるこの神示で、改心すれば、小難にできる○「日月神示」は、コロナを予言していた○富士の大噴火は、小噴火にできる○このままでは、日本がつぶされる○三千世界の大洗濯、立て替え、立て直し○一厘の神の仕組とは、ひっくり返ること○酉の年、2029年が、真のミロクの世■北川達也白す私は、十五歳の頃より、何度も、「日月神示」を読み返してきましたが、どのようにしても、真の理解には至りませんでした。しかし、2021年7月1日を境に、一厘の意味が肚でわかるようになり、読み解くことができるようになったのです。さらに、読み返すと、日付が明示され、現代のことと受け取りました。その出来事がきっかけとなり、緊急、執筆したのが本書です。■始めに本書は、1944年から1961年に掛けて書かれた「日月神示」から予言を抜粋したダイジェスト版の名言集で、『日月の未来記』として私・北川達也の視点から編集しなおし世に送り出す筆です。「日月神示」は、画家の岡本天明(1897-1963)に意図せずに文字を書くという自動書記(じどうしょき)によって、世の元の神様より降ろされた神示(ふで)と   Honya Club.com


JPY ¥10,560
本書は、蕪村を中心にして、十八世紀後半の俳諧に考察を加えたものである。ほぼ半世紀にわたる期間とはいえ、論述の多くを、安永・天明期(1772‐88)にあてている。第1章 蕉風復興運動の二潮流―運動の基本構造第2章 蝶夢を扶けた人々―運動の地方的基盤第3章 郊外散策の流行―新しい場としての自然第4章 拾い子と蕉門俳諧―共通理念としての"情"第5章 「我」の情の承認―二元的な主客の生成第6章 「世」に対する「我」―麦水の主我意識第7章 "思いやる心"(想像)の発達―二元的な主客の合一第8章 春帖に見る夜半亭一門の文芸的変容第9章 蕪村一派と地方系蕉門の交流―とくに樗良をめぐって第10章 蕪村の手法の特性―"趣向の料としての実情"18世紀後半、「情」への認識の深まりは人間性に富んだ元禄期文学再興への気運をもたらし、文壇一般の動向として広まってゆく。   Honya Club.com


JPY ¥19,800
天明狂歌をめぐる諸相、江戸狂歌作者点描、江戸狂歌の周辺、江戸狂歌文化と尾張戯作界など、江戸狂歌に関する4編の論考を収録。「草庵五百人一首」等の翻刻資料も収載。〈石川了〉昭和25年愛知県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。大妻女子大学文学部教授。博士(文学)。    HMV&BOOKS online


JPY ¥17,050
徳川実紀の続編で、十一代将軍家斉より十五代慶喜までの江戸幕府の実録。成島司直、その子良譲、その子和温(柳北)らの編。ただ明治維新のため未定稿に終わってしまい、完成したのは十一代家斉と十二代家慶とだけで、あとは史料を収め簡単な綱文をたてたにとどまるが、天明年間以降、幕末に及ぶ幕府の動静を窺うには好史料であろう。大政奉還後、徳川家が静岡に移されてからも編纂は続けられて、明治三年に及ぶという、文字どおり江戸幕府の掉尾を飾った事業となった。文恭院殿御實紀   Honya Club.com


JPY ¥481
巳の年、巳の月、巳の日、巳の刻生まれの人間の肝の生き血にひたすと、その威力が発揮される妖剣。安永、天明年間に江戸で活躍した歌舞伎役者・久丈栄斎の最後の作品『蛇剣』(正式な外題は『雲隠時潜扉』)の中で、敵役の妖術使い三津鬼大膳を討つために山影伊織が使用―。卒業論文で栄斎をとり上げた沙紀は彼が晩年を過ごした信州の奈地村を取材に訪れる。栄斎の墓近く、『神隠しの穴』と呼ばれる洞穴に興味をそそられて入ってみると、闇の中に次々とひらく桜の花が見えた…。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
日本人が尊敬し続ける理想の名君、激動の生涯を自伝形式で綴る。鷹山の藩政改革は、なぜ成功したのか。第1章 江戸っ子の若君、颯爽と登場第2章 私が上杉家の養子となるまで第3章 名門上杉家をめぐる人々と断絶の危機第4章 改革の手始めと抵抗勢力の反乱第5章 第一期改革の明暗と天明の飢饉第6章 「伝国の辞」と三十五歳の隠居第7章 「政は王道の他に道はなく」第8章 上に立つ者は良き家庭人たるべきこと変革の時代に求められるリーダー像とは。稀代の政治家、経営者であり、日本人が尊敬し続ける改革者「上杉鷹山」の実像を描いた歴史ノンフィクション。理想の名君の激動の生涯を自伝形式で綴る。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
みちのくを行く真澄は念願の平泉へ。さらに心中期すのは蝦夷地への旅である。天明八年、津軽を出てついに松前に上陸。アイヌ語の習得にも力を注いだ真澄の観察眼が、蝦夷地の人々の生活を今に伝える貴重な記録を生む。天明六年から寛政三年の日記六篇を収録。かすむ駒形はしわの若葉岩手の山外が浜づたひえみしのさへきえぞのてぶり真澄の旅、本巻では岩手、青森から北海道へ。自然・暮らし・習俗を克明に描く。全5巻。   Honya Club.com


JPY ¥10,450
幕府のお墨付きを得て公然と行われた江戸の御免富に着目し、他の富突類似興行との相違や地方との比較、そしてさらに江戸の社会制度や文化史における位置付けを視野に入れつつ、「富くじ」を江戸趣味の範疇から、歴史学研究における近世都市江戸の解明の一つの切り口とする。体的には従来一面的だった江戸の御免富の形成・展開・衰退を系統立てて考察し、そのシステムを明らかにするとともに、御免富というシステムを幕府側・寺社側・庶民側という三者の角度からそれぞれ分析を加えて全体像を描き出すことで、請負構造や受容社会の問題、さらには江戸における御免富の存在意義を考察。そして江戸の御免富が行動文化の各要素に少なからず適合するとの想定のもと、行動文化を捉え直す上での作業とも位置付ける。第1部 御免富システムの成立と展開(御免富の誕生―由緒と享保の寺社助成策;御免富の規格化と請負システムの成立―明和ー天明期江戸の富興行の構造;江戸における御免富の展開)第2部 興行場所と請負構造(江戸の御免富興行における「場」;御免富における受入れ寺社の動向―新材木町椙森稲荷の事例から;富突にみる江戸の興行空間―浅草寺の富をめぐって;御免富の請負構造―文政ー天保期の事例を中心に)第3部 御免富の受容社会(庶民の富札購入と受容構造;富突の道具からみる受容社会―富札・富箱を中心に;おはなし四文と江戸社会―富突の光と影)江戸の御免富の形成・展開・衰退を考察し、そのシステムを明らかにするとともに、御免富というシステムを幕府側・寺社側・庶民側から分析し、請負構造や受容社会の問題、さらに江戸における御免富の存在意義を問う。   Honya Club.com

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JPY ¥2,035
激情で人を殺め、服役中に消息を絶った婚約者と息子を探す秀夫。だが、伝手となるオジの慈郎は凶刃に倒れる。さらに現場から、故郷の街で起きたNPO横領事件の内幕を記すノートと大金の入った鞄が、少年康昊に持ち逃げされた。回収のため悪徳刑事天明谷を遣う殺人者の一味や、匂いを嗅ぎつけた冷酷な金貸し智勲の追跡が激しさを増す中、危機を救った秀夫に、少年は山分けを主張する。新宿の闇に、欲と野望の火花が炸裂したとき、秀夫と康昊の絆が呼ぶ結末は?著者の人気警察小説シリーズ、特別長編!激情で人を殺め、服役中に消息を絶った婚約者と息子を探す秀夫。だが、伝手となるオジの慈郎は凶刃に倒れる。さらに現場から、NPO横領事件の内幕を記すノートと大金の入った鞄が、少年康昊に持ち逃げされ…。   Honya Club.com


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19世紀への変わり目、天明から文化に至る40年間、社会は静かに大きく変わろうとしていた。その時代の経済思想をさまざまな視点から描き出し、近代へ向けての一歩を問う。商家出身の儒者頼春水、市井の経世論者海保青陵や本多利明、商人にして測量家の伊能忠敬、両替商鴻池の経営者草間直方など、すでに知られた人々の思想ばかりでなく、芸能興行をめぐる官民の経済意識、勘定奉行など幕府幹部の経済観、穀物備蓄をめぐるセーフティーネットの思想にも目を向けた。第1章 「道を知る」こと―学問の転換期と頼春水第2章 近世高砂社の芸能興行と賑わい第3章 伊能忠敬の経営観と家―文化期の書簡から第4章 大坂両替商草間直方の貨幣史―『三貨図彙』の著作意図をめぐって第5章 海保青陵の富国策―経世済民から経営へ第6章 社倉法に見る経済思想―近世後期の広島藩における社倉法理念第7章 本多利明の蝦夷地開発政策論―天明ー寛政期を中心として第8章 蝦夷地政策論に見る日本経済観―享和元年の三奉行による建議を中心に19世紀への変わり目、天明から文化に至る40年間の経済思想を描き出し、近代へ向けての一歩を問う。芸能興行をめぐる経済意識、幕府幹部の経済観、穀物備蓄をめぐるセーフティーネットの思想に目を向けた。   Honya Club.com



JPY ¥10,450
千蔭を歌書画一体の文化的存在として受け止め、その全体像を明らかにすることにより、江戸文芸史上の位置を浮き彫りにする。千蔭礼賛―江戸和風文化の立役者橘千蔭家譜考千蔭略年譜千蔭名号考描かれた千蔭『十番虫合』と江戸作り物文化天明七年の橘千蔭―通人の生活橘千蔭の隅田川賛歌橘千蔭の和文と『源氏物語』橘千蔭と『曲廬日記』『ゆきかひふり』考芳宜園法帖記千蔭画賛録橘千蔭の画歴人麻呂画像の遍歴土佐派風絵師尚峰と千蔭『錦摺女三十六歌仙』出版考『光琳画譜』考   Honya Club.com


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災害に社会不安、犯罪には理由がある。大江戸八百八町、火付盗賊改、鬼の平蔵見参。天下に旗をあげよ―伊達政宗・ヨーロッパに賭けた夢(田辺節雄)それでも民は祈り続けた―島原の乱・キリシタンの悲劇(井上大助)対馬藩・決死の国書すり替え―朝鮮通信使秘話(押山雄一)シリーズ江戸時代の危機1 富士山大噴火―幕府・復興への闘い(小川おさむ)シリーズ江戸時代の危機2 天明の飢饉 江戸を脅かす―鬼平・長谷川平蔵の無宿人対策(鴨林源史)歌舞伎スタア誕生―二代目市川團十郎の挑戦(西田真基)   Honya Club.com


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天明飢饉史料石谷家文書   Honya Club.com


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貞門・談林から元禄俳諧、天明期・文化文政期、幕末までの俳諧の隆盛を追って、近世社会を彩る137人の代表的作品を収録。俳句俳文集の決定版。近世俳句集(山崎宗鑑;荒木田守武;松永貞徳;野々口立圃;松江重頼 ほか)近世俳文集(山の井(季吟);宝蔵(元隣);いまみや草(来山);独ごと(鬼貫);蓑虫ノ説(素堂) ほか)貞門・談林から幕末まで、蕪村・一茶を含む江戸時代俳諧文芸の集大成。 室町時代後期に和歌・連歌から発生した俳諧は、江戸時代になって、町人文化の興隆とともに、全国的に普及することとなりました。本書は、その黎明から、井原西鶴なども活躍した貞門・談林両派の時代、俳諧文芸の地位が確立された元禄期、与謝蕪村の天明期から小林一茶の活躍する文化文政期、その後幕末に至るまで、近世文芸社会を彩る俳人137人の俳句・俳文作品を収録したものです。大名、武士(赤穂浪士もいます)、札差などの商人、神社の神官、僧侶、町人、農民などさまざまの俳人が織りなす、まさに万人の文芸となった近世の俳諧。その選集をじっくりとお楽しみ下さい。   Honya Club.com


JPY ¥660
豊後森藩江戸下屋敷の貧しい厩番の倅、赤目小籐次に、悪童仲間から儲け仕事が舞い込む。天明の改革が頓挫し、世は打毀し流行り。ために、大地主の津之國屋が金蔵の警備を願っているという。小籐次は胡乱な話と思いつつ誘いに乗るが、その判断は仲間の生死に係る大事件の端緒となった。「酔いどれ小籐次留書」ガイドブックも収録。ファン必携の書。   Honya Club.com



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病篤き嵐山の枕頭に一夜で成った入魂の四吟四歌仙『此ほとり』、後継者几董を世に推すべく彫心鏤骨の推敲を重ねた両吟二歌仙『もゝすもゝ』―これらを初めとする離俗高雅・豊潤妍麗な蕪村連句の魅力を、余す所なく伝える一巻。元文三年宋阿門宰町として初見参した「面白の」百韻から、没後天明四年序の高点付句集『花の友』が採る付合まで、総数125の作品すべてに、厳密に校訂を加え周到な語釈・句解・付合説明を註した完全版。宝暦以前(ー1751)宝暦期(1751ー1764)明和期(1764ー1772)安永前期(1772ー1776)安永後期(1777ー1781)天明期(1781ー1783)中興期俳壇に屹立する蕪村の全連句全注釈。蕪村生涯の連句を洩れなく集め、作年次を判じ、懇切な注解を施した、研究史上初めての大業。日本独特の文芸思想に基く"座の文学"の自在な面白さがわかる1巻。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
必ず役に立つ16人の珠玉の講演録。誤訳のおかげで命びろいをした話(米原万里)北極を食べた(椎名誠)ユーモアについて(アルフォンス・デーケン)アジアの子供と読書―アジアの女性作家の視点から(高樹のぶ子)私のアラビアンナイト―アラブで見た知恵と心(下重暁子)天才を生む土壌と国家の品格(藤原正彦)遊び少々(中西進)小説グリコ(阿刀田高)私にとっての大阪と東京(眉村卓)小説の自由と不自由(黒井千次)中国と私(浅田次郎)まさかおいらが茶の湯とは…(山本一力)天明の浅間山大噴火を小説にして(立松和平)私の生きた時代と『永遠の都』(加賀乙彦)老いと文学 老いの文学(辻井喬)遅筆生活四〇年(井上ひさし)「日本ペンクラブ」の例会などで行われた、ペンクラブ会員による珠玉の講演録。浅田次郎や阿刀田高、椎名誠といった著名作家をはじめとする16人の名スピーチを収録。読めば必ず役に立つ1冊。   Honya Club.com


JPY ¥3,845
被差別部落の成立過程と実態を鋭く解明し、新たな問題点を提起。地域史的立場による部落史研究の先駆的業績。第1章 徳島藩被差別部落史の概観第2章 被差別部落の形成と展開第3章 検地帳・棟付帳にみる部落民の存在形態第4章 元禄期における部落差別の固定化について第5章 宝暦・天明期の部落支配政策をめぐって―瀬戸内地方の史料を素材として第6章 幕藩制中期の部落支配政策―西日本諸藩の史料を中心として第7章 天保期の被差別部落第8章 徳島藩における草場株制と皮革流通統制について第9章 幕末・明治期部落民の存在形態―池内基一『回顧録』を素材として第10章 幕末部落史の諸問題補論 部落史学習と地域教材の利用付録 徳島藩被差別部落史年表   Honya Club.com


JPY ¥2,255
内記正時(著者)~岡本天明(原作)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥961
「天明の浅間山大噴火」は、天明3年4月8日に始まった。地震のような鳴動とともに、天にまでとどくかと思われるほど噴煙が高くあがり、各地に灰を降らせた。5月、6月と爆発は激しさを増し、ついに7月6、7、8日の3日間、この世のものとは思われない大爆発が起こった。噴火と同時に流れ出た溶岩流は北側の急斜面を滑り落ち、あっという間に火口から約15キロ北にあった鎌原村を埋め尽くし、吾妻川までなだれ落ちていった。浅間山大噴火で埋もれた鎌原村の発掘と調査で200年前が甦る!第1章 近世の埋没集落第2章 天明3年の大噴火第3章 浅間大噴火の被害(浅間南麓の被害状況;浅間北麓の被害状況;杉田玄白の見聞)第4章 浅間大噴火の影響(天明騒動;天明の飢饉)第5章 浅間山麓鎌原村第6章 鎌原村の発掘   Honya Club.com


JPY ¥2,990
浮世絵から黄表紙まで。江戸の文化・文芸を通じて庶民のユーモアを探る。絵と文の2つから考察する江戸おもしろ案内。浮世絵の不思議と謎浮世絵の裏側古川柳のおもしろさと謎天明狂歌と江戸小咄『金々先生栄花夢』を読む『江戸生艶気樺焼』を読む草双紙の変遷と特質   Honya Club.com


JPY ¥628
天明八年の正月早々、吉原の引手茶屋で沽券状を狙った事件が頻発した。廓の危難に奔走する吉原会所と神守幹次郎の前に、権利を売り姿を消した茶屋夫婦の刺殺体が!残る二人の娘の行方を追う幹次郎たちは、巨漢の武芸者を引き連れ、沽券状を買い集める黒幕の年寄りに辿り着く。吉原乗っ取りを策する真の狙いは何か?背後に田沼派の残党と老中首座の争いが…。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
不思議の国日本には闇から闇に伝えられてきた異しき一群の書物がある。時の為政者に抹殺された偽書。狂おしき情念が生んだ禍々しき奇書。怪奇な言説を記録した幻の発禁書。禁断の書物が描く、ヒトトナリの森羅万象。第1部 異端の宗教書の世界(竹内文献と宗教の接点;浄土への過剰な情熱;占術の意匠;乞食流浪の境涯;霊視された宇宙;近代の霊界消息;近代の霊術家たちと霊術・呪法;神仙への憧憬;急進的な神への思慕;神示と交霊―岡本天明の世界)第2部 異郷に果てし者「死出の旅」としての四国遍路―『乗泰居士四国巡拝画帖』を読み解く江戸時代から昭和にかけて刊行・出版された「宗教書」「教義書」など、表の宗教学からは逸脱した宗教関係文献を、現物の挿絵を中心に内容を紹介。人々はなぜ「異端の宗教」に魅せられてしまうのかを探求する1冊。   Honya Club.com


JPY ¥3,740
元禄地震、富士山宝永噴火、浅間山天明噴火、安政江戸地震など。安土桃山時代江戸時代初期江戸時代中期江戸時代後期安土桃山時代から江戸時代まで、年表と地図を使って日本に起こった自然災害と、今も生きる伝承などのエピソードを紹介します。   Honya Club.com


JPY ¥16,500
本書は故浜田義一郎先生が選ばれた、明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・安政期の代表的、あるいは狂歌資料として価値のある狂歌集を基に、若干の作品を加えた七十二種の狂歌集と作者索引を収載したものである。狂歌吉原形四季細見新玉帖四方歌垣翁追善集江戸名物百題狂歌集十符の菅薦狂歌煙草百首狂歌四季人物本選集は明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・安政期の代表的または資料として価値のある狂歌集を基に、若干の作品を加えた72種の狂歌集と作者索引を収載。本巻は「狂歌吉原形四季細見」ほか6編。   Honya Club.com


JPY ¥1,046
東廻り・西廻り航路の隆盛により、密接に結ばれた政治都市江戸と商業の中心地大坂。町人の台頭とともに花開いた浮世絵・黄表紙…。にぎやかに登場する江戸っ子の裏面など、活力あふれる18世紀の日本の姿を描く。美意識の変遷元禄の世紀文と鴻池京・大坂・江戸享保改革と吉宗百姓一揆の激化特産物生産と薄政改革江戸っ子の登場花ひらく江戸文化新しい学問へのあこがれ浅間焼けと天明飢饉田沼意次とその時代東と西と   Honya Club.com


JPY ¥814
日本人は古来、火山の恩恵を享受するとともに、度重なる災害に脅かされてきた。列島誕生、地形形成、気候変動とのかかわりから、東日本大震災をはるかに超える被害をもたらす超巨大噴火の可能性まで。110もの活火山が存在する火山大国・日本に暮らすうえで知っておきたい「足下」の驚異を、第一人者が丁寧かつわかりやすく解説する。第1章 こうして火山が日本を作ってきた(日本列島誕生は地球の歴史では新しい;「殻」の内側には「白身」と「黄身」がある ほか)第2章 日本を脅かしてきた噴火と火山災害(浅間山の火山灰が引き起こした天明の大飢饉;世界の気候を変えてしまった火山災害 ほか)第3章 どんな大噴火がこれから日本を襲うのか(火山ごとにマグマの性質は全然違う;マグマが出てこなくても噴火することはある ほか)第4章 危ない火山は意外に近くにある(御嶽山の噴火はなにを問いかけるのか;あてにならない噴火警戒レベル ほか)第5章 火山とともに生きていく(なぜ有珠山だけ噴火が予知できるのか;それでも火山活動の推移や終わりの予測はできない ほか)列島誕生、地形形成、気候変動とのかかわりから、東日本大震災をはるかに超える被害をもたらす超巨大噴火の可能性まで。火山大国・日本に暮らすうえで知っておきたい「足下」の驚異を、第一人者が丁寧に解説する。   Honya Club.com


JPY ¥9,900
『自然治道之弁』における本多利明の日本国「豊饒」化構想とその後の展開。天明飢饉・ロシア南下など国内問題・外交問題への対処として、国際社会の中の日本を意識した開発経済論と国際化構想が、民間サイドから天明ー寛政期に出現し始めた、歴史的意義に迫る。本書の分析視角と内容構成―近世日本の開発経済論と国際化構想に関する理解に寄せて第1部 近世日本の国内開発構想としての本多利明の日本国「豊饒」化構想―『自然治道之弁』・『河道』・『西薇事情』の分析を中心として(本多利明と利明研究史;『自然治道之弁』における本多利明の政策理念「自然治道」と根幹的「治道」としての「渡海運送交易」政策;『自然治道之弁』における日本国「豊饒」化プラン;『河道』における関東「豊饒」化プラン;『西薇事情』における備後国「豊饒」化プラン;第1部の総括―近世日本の国内開発構想としての本多利明の経済政策思想の位置づけ;対外交易論の展開に関する付言;利明の船舶技術論に関する付言)第2部 近世日本の国際化構想としての本多利明の対外交易論―『西域物語』・『経世秘策』・『交易論』・『経済放言』の分析を中心として(『西域物語』における対外交易論;『経世秘策』における対外交易論;『交易論』における対外交易論;『経済放言』における対外交易論)結論―近世日本の国内開発・国際化構想としての本多利明の経済政策思想の総合的位置づけ天明飢饉・ロシア南下など国内問題・外交問題への処方として、国際社会の中の日本を意識した開発経済論と国際化構想が民間サイドから天明ー寛政期に出現し始めた、歴史的意義に迫る。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
禁令"からみた江戸庶民生活の実相。第1章 江戸庶民への禁令とその解説(江戸前期(慶長ー延宝年間/一五九六ー一六八一年)の禁令と解説;江戸中期(天和ー天明年間/一六八一ー一七八一年)の禁令と解説 ほか)第2章 「徳川禁令考」にみる江戸の庶民生活への禁令についての考察(江戸前期の禁令について;江戸中期の禁令について ほか)補章(1) 江戸時代こぼれ話(江戸時代の文字遊びと判字絵;江戸時代の豪商 ほか)補章(2) 江戸庶民風俗メモ―豊泉益三著『近代世態風俗誌』より補章(3) 口絵「東錦絵 江戸自慢 三十六興」全点解説〈禁令〉からみた江戸庶民生活の実相「徳川禁令考」を見ると、驚くほど、数多くの、細かい禁止令が生活全般に亘って出されたことに驚く。(中略)同じような内容の禁令が度々出されていて、同じ月に同じような主旨の禁令が繰り返されたり、「以前にも申し渡したが…」と、断って、数年前と同じ内容の「触」が出されたりしている。幕府の焦りというか、意気込みが感じられる。(「はじめに」より)ロバート キャンベル「刊行に寄せて」より『徳川禁令考』とは、明治初期から司法省で編纂された幕府の史料集であり、朝廷から諸大名、農工商、外国などの分類に分けられている。本書の著者は、一冊にまとめられている「庶民に関する禁令」を江戸初期から幕末までの時代順に並べ、簡潔にして要を得た解説を加え、通覧できるように整理しておられる。(中略)確かに、かつては回避すべきこととして在った事象を知ることで歴史に近づき、歴史から多くを学ぶことができるのである。   Honya Club.com


JPY ¥922
江戸の流行風俗の先端を切り、意気と情けで妍を競った江戸芸者―。その起源・変遷・風俗を明らかにするとともに、周辺の衣裳・化粧・結髪・歌舞音曲・料理などにも言及。芸者稼業の表と裏を自在に語った小粋な江戸文化論。第1篇 江戸の女踊子第2篇 吉原廓芸者とその頃第3篇 深川芸者について第4篇 安永・天明の頃の芸者第5篇 江戸の芸者風俗いろいろ第6篇 寛政の頃の江戸芸者第7篇 頽廃期の江戸芸者と世相第8篇 天保以後の江戸芸者第9篇 江戸芸者雑記   Honya Club.com


JPY ¥6,600
山・川・道による人や物・技術・価値観が交流した実態と、それらの影響による広範な分野での変貌を解析・検討し、群馬の個性の形成を探る。第1章 交通路の把握(東山道「駅路」の成立;中世国境河川地域の領主と権力―上野国山田郡南部における横瀬氏の活動)第2章 川と道の利用(近世河川水運における利根川と淀川;峠を越えた人と物の交流―上信・上越国境を中心に)第3章 情報・技術の流れ(上州の飛脚問屋について―輸送・金融・情報;座繰製糸技術の全国への普及―上州座繰器を例にして)第4章 山の生業(天明三年浅間泥流で埋もれた畑の発掘調査―群馬県山間部の畑地景観・「ツカ」とその構造;群馬県における一山村農家の生業と交流―吾妻郡吾妻町大柏木H家の日記から)群馬県地域の地方史的特質を明らかにする書。山・川・道による人や物・技術・価値観が交流した実態と、それらの影響による広範な分野での変貌を解析・検討し、群馬の個性の形成を探る。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
統一国家として全国共通の貨幣制度が施行された江戸時代では、現代と同じように人びとはインフレ・デフレに悩み、相場の動向に大きく翻弄された。本書は、近世全期を通じての銭相場の変動を追い、庶民生活の実態にせまる。第1章 江戸初期の銭と銭座(寛永通宝の鋳造;芝と橋場の銭座 ほか)第2章 元文の貨幣改鋳と銭相場(米価引上げと貨幣改鋳;改鋳の影響と銭相場 ほか)第3章 宝暦・天明期の銭と庶民の暮らし(宝暦期の江戸銭相場;明和期鋳銭政策の実態 ほか)第4章 幕末期の銭相場(銭相場の引上げと銭の払底;問屋仲間組合再興後の銭相場 ほか)第5章 幕末期江戸町人の暮らし(弘化ー嘉永期の江戸町人;安政ー万延期の江戸町人 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
浅間山「天明の大噴火」被災地復興を教訓に、公助をベースとしながらも、自助、互助、共助からなるベストミックスの地域福祉による防災福祉コミュニティ形成の必要性を提言する1冊。   Honya Club.com


JPY ¥16,500
本選集は故浜田義一郎先生が選ばれた、明和・安永・天明・寛政・享和・文化・文政・天保・安政期の代表的、あるいは狂歌資料として価値のある狂歌集を基に、若干の作品を加えた七十二種の狂歌集と作者索引を収載したものである。狂歌若緑岩代松狂歌波津加蛭子万代狂歌集狂歌関東百題集狂歌あきの野ら   Honya Club.com


JPY ¥11,000
仙台伊達氏の一家である鮎貝家の家老であった気仙沼市松崎の芦立家に伝わる史料を翻刻。寛文年間から天明7年まで121年間の重要文書を手控えとして書き写した御記録編集をはじめ、7史料を収録。   Honya Club.com


JPY ¥41,650
序章 南北劇の輪郭と本質第1章 桜田兵蔵時代第2章 沢兵蔵時代第3章 勝俵蔵時代初期第4章 天明末から寛政初期第5章 寛政中期の勝俵蔵第6章 寛政後期(三枚目から二枚目)第7章 亨和期の勝俵蔵第8章 文化初期の勝俵蔵   Honya Club.com


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天明茂(著者)~米田正巳(著者)   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


JPY ¥1,650
天明七年八月の大坂に起った事件が事の発端である。ある明け方、本町橋東詰にある西町奉行所の門前で、有馬家の侍が何者かの手で惨殺された。この侍は曾根崎の色里で湯屋の抱え女郎らを殺したため、有馬家蔵屋敷より奉行所に引き渡されようとしていた。大坂町奉行として大坂城京橋口の東町奉行所に着任した土屋志摩守(冬馬)は、西町奉行所の犯人捕縛に力添えして東町より人数をくりだした。この捕り物の直後、土屋冬馬が道修町の大店を尋ねたところ、この大店の一人娘には四天王寺の御殿に妾奉公にいくという難儀が強制されていた。大坂の闇はどれほど深いのか…。武士の"矜恃と正義と愛"に生きる!土屋冬馬、八重の波乱の行状記。天明七年八月の大坂に起った事件が事の発端である。ある明け方、本町橋東詰にある西町奉行の門前で、有馬家の侍が何者かの手で惨殺された。この侍は曾根崎の色里で湯屋の抱え女郎らを殺したため、有馬家蔵屋敷より奉行所に引き渡されようとしていた。大坂町奉行として大阪城京橋口の東町奉行所に着任した土屋志摩守(冬馬)は、西町奉行所の犯人捕縛に力添えして東町より人数をくりだした。この捕り物の直後、土屋冬馬が道修町の大店を尋ねたところ、この大店の一人娘には四天王寺の御殿に妾奉公にいくという難儀が強制されていた。大坂の闇はどれほど深いのか……武士の矜持と正義と愛に生きる!土屋冬馬、八重の波乱の行状記   Honya Club.com


JPY ¥682
大阪で生まれ、難波で育ち、道頓堀で死んだ―そんな前世の記憶を持つ、凰朔国随一の商家の娘・蓮華。父親の命令で後宮に入った蓮華だが、なぜか皇帝天明と秘密の協力関係に。表向き"皇帝の寵姫"となった蓮華は、居酒屋たこ焼きチェーンの店長だった前世の経験をフル活用し、後宮での商売を開始!ライバル視してくる妃たちに「たこ焼き」を振るまい、後宮の空気を変えていく。そんなある日、後宮に新しい妃が登場。どこか奇妙な妃の言動に違和感を覚える蓮華だが…?コテコテ大阪女子な後宮妃に絶体絶命の危機!?大阪魂×中華後宮の話題作、第二弾。"コテコテ大阪女子の中華後宮転生譚! 大阪で生まれ、難波で育ち、道頓堀で死んだ――そんな前世の記憶を持つ、凰朔国随一の商家の娘・蓮華。父親に命じられて後宮に入った蓮華は、実権を握る皇太后に対抗しようという皇帝天明に持ちかけられ、互いの利のために秘密の協力関係を結ぶ。表向き"皇帝の寵姫"となった蓮華は、居酒屋たこ焼きチェーンの店長だった前世の経験をフル活用して後宮での商売を開始! 勝手にライバル視してくる妃たちに、たこ焼きやミックスジュースを振るまい、飴ちゃんを配り、蓮華はいつしか後宮の雰囲気を変えていく。 そんな蓮華の目標は、『強くたくましく、清くて賢い大阪マダム』だった前世のオカンのような立派な女性になること。そして凰朔国に野球を広め、後宮リーグ(通称コ・リーグ)を作ること。それと…天明にちゃんとした寵姫ができるようにすること…? ある日、後宮に新しく王淑妃がやってくるが、蓮華はどこか奇妙な王淑妃の言動に違和感を覚える。そして、皇帝のための大宴で野球の試合を披露することになった蓮華は、意外なものを目にすることに。 コテコテ大阪女子な後宮妃に、絶対絶命の危機が!? 大阪魂×中華後   Honya Club.com



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岡本天明(著者)~大野舞(イラスト)~中矢伸一   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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富士山の噴火と天明・天保の大飢饉。駿河御厨の人びとは大災害をどのように乗り越えたのか!!そこには、心学への傾倒と陰徳・報徳仕法の実践、そして寺子屋師匠たちの人間教育があった―。序 大災害が文化を生んだ御厨(宝永富士山大爆発を記録し、書き継いだ一族;伊奈半左衛門忠順の虚像と実像;天明飢饉と筆子塚の誕生)第1部 内陸御厨の復旧と村落社会の流動(内陸交通・経済の発展と富士山参詣導者;御厨村落社会の流動と名君大久保忠真)第2部 御厨の復興と夷屋藤吉(心学導入と夷屋藤吉;二宮尊徳の御殿場仕法と夷屋藤吉;報徳仕法の廃絶から陰徳へ)第3部 御厨の教育・文化と夷屋藤吉(御厨の教育力―筆子塚と民衆教育;夷屋藤吉と御厨の俳諧―俳人芙山・牛翁)富士山の噴火、天明の飢饉、天保の飢饉など、未曾有の大災害に襲われた駿河御厨地方。御厨の人びとは、そんな大災害からどのように立ち直っていったのか? そこには、心学への傾倒、報徳仕法の実践、そして数多くの寺子屋と師匠たち・・・。商人であり文化人でもあった夷屋藤吉という一人の人物を通して、災害から復興していく人びとの様子を描く。   Honya Club.com


JPY ¥672
江戸の米価高騰を解消すべく、老中・松平定信が廻米の触を出した。だが、不作、凶作のなか余分な米など誰も持ってはいない。定信は触を確実に実行させるため、各大名家に分担を課すことにした。高岡藩に課せられた分担米は二百俵。わずかな伝手を頼って正紀は奔走するのだが…。待望のシリーズ第七弾!天明七年、老中松平定信が各米問屋に江戸への廻米を申しつけた。江戸市中の米流通量を増やして、米価を下げる狙いだ。各藩には藩内の米問屋が、その触れを確実に実行するよう、義務を課した。実質、藩の責任において米俵を用意することになる。高岡藩には百俵の供出が求められた……。 好評シリーズ第七弾!   Honya Club.com


JPY ¥858
江戸には誰も知り得ぬ「裏」がある―田沼の賂の政事が横行する天明三年、駿河国田中藩の高瀬桜之助は江戸留守居役に就いた。前任者の謎の死の理由を探る桜之助は、同じ留守居役の服部内記に浦会なる会合に誘われた。それは、かつて神君家康公が創った正義の闇組織だという。天下安定の名のもと、ある物をめぐる争奪戦に足を踏み入れた桜之助の命運は…非情さの汚泥のなか、真心と優しさで闘う武士の清新な生きざま!清廉実直な高瀬桜之助は世の不正を正す〈浦会〉に引き込まれ、江戸の安寧を揺るがす闇に立ち向かう!――裏組織ヒーロー時代小説   Honya Club.com


JPY ¥2,200
天明元年から明治維新まで、100年間のべ285人の所付代官、そのひとりひとりの人生と業績を収録。茜部三十郎相嘉朝田藤三郎朝田小太郎天野勘太夫新井宇兵衛荒尾喜蔵飯沼定右衛門石川小兵衛石川常十郎石原善吾〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥3,850
煎茶と室内デザイン(煎茶席の意匠的特質;「煎茶的」と言うこと;煎茶と唐木家具;黄表紙挿絵に表された唐風趣味―安永期から天明期の作品を中心に;十八ー十九世紀朝鮮における茶亭とその家具)侘数寄と室内デザイン(茶室―建築と道具の間;茶室の建築と意匠;私の茶室像;侘数寄の茶と指物)日本的とされる日本住宅の室内デザインはほとんどが茶によって育まれた。茶が日本住宅の室内意匠に与えた影響について、それぞれの専門の立場からの論考を収録し、茶道と室内デザインの関係性を考える。   Honya Club.com


JPY ¥27,500
俳句中興の祖与謝蕪村の後継高井几董の全発句4,300余を制作年代順に収録!蕪村研究・天明俳諧を知るに必携の書。詳細年譜・三句索引・人名索引を併録。   Honya Club.com


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江戸時代には、内乱、自然災害、侵略など数々の危機があった。にもかかわらず、なぜ平和は保たれたのか。そこには、血生ぐさい戦国の風潮から脱し、民を慈しみ、人命を尊重する国家へと転換していった為政者たちの姿があった。"徳川の平和"がもたらした大いなる遺産を、4つの歴史的事件から時代をさかのぼって解説する。第1章 「鎖国」が守った繁栄―1806年(文化3年)(「徳川の平和」の岐点;文化爛熟期に起きたウェスタン・インパクト ほか)第2章 飢饉が生んだ大改革―1783年(天明3年)(幕府中興の祖、吉宗の行った改革;田沼政治の功罪 ほか)第3章 宝永地震 成熟社会への転換―1707年(宝永4年)(新田開発へと雪崩を打つ;上道部沖新田の干拓事業 ほか)第4章 島原の乱「戦国」の終焉―1637年(寛永14年)(徳川時代の幕あけ;生瀬の乱の凄惨な事実 ほか)NHK教育テレビで平成23年10月に、4回にわたって放送された番組「さかのぼり日本史」をもとに作った単行本「NHKさかのぼり日本史 ? 江戸 "天下泰平"の礎」の文庫化です。落とした財布が世界で一番もどってくる日本。自動販売機が盗まれない日本。テラシーが高い日本人――これは明らかに「徳川の平和」のなかでできあがったものだと磯田さんは断言しています。では、なぜこの国の素地は江戸時代に出来上がったのか。4つのターニングポイントを挙げ読み解いていきます。ひとつは、1637年の島原の乱。島原の乱によって武力で抑えるだけが政治ではない、「愛民思想」が芽生え、武家政治を大転換しました。ふたつめは、1707年の宝永地震。新田開発のために環境破壊が進み、結局は自然からしっぺ返しを受けることを学びました。その教訓から、豊かな成熟した農村社会へと転換していきました。3つめは、1783年の天   Honya Club.com


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岡本天明(著者)~奥山一四   ブックオフオンライン【PC・携帯共通】


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歴史を語るには、もはや気候変動を無視できない―日本列島の多様性から、近世の飢饉史を捉えなおす。第1部 温暖(琉球における社会危機と復興―一九世紀前半の「上からの村落立て直し」と褒賞;近世種子島の気候変動と地域社会;文化期の気候と加賀藩農政)第2部 寒冷(天明ー天保期の災害・飢饉と広島藩社会の対応;北関東下野における天保の凶作・飢饉と在地社会の応答;仙台藩における天保の飢饉への社会的対応)―気候変動は、確かに歴史を左右していた―古気候データと文献史料や考古資料の詳細な対比が生み出す、気候と歴史の関係についての最新成果。新しい歴史学研究の一分野を開く画期的研究。総合地球環境学研究所(地球研)のプロジェクト『高分解能古気候学と歴史・考古学の連携による気候変動に強い社会システムの探索』にて、過去数千年間にわたる年単位での高精度気候復元の最新の成果をもとに、古気候学・歴史学・考古学が連携し、気候と歴史の関係を解明する。【第6巻の主要目次】第1部 温暖第1章 琉球における社会危機と復興―一九世紀前半の「上からの村落立て直し」と褒賞―(山田浩世)第2章 近世種子島の気候変動と地域社会(佐藤宏之)第3章 文化期の気候と加賀藩農政(武井弘一)第2部 寒冷第4章 天明ー天保期の災害・飢饉と広島藩社会の対応(中山富広)第5章 北関東下野における天保の凶作・飢饉と在地社会の応答(平野哲也)第6章 仙台藩における天保の飢饉への社会的対応(佐藤大介)   Honya Club.com


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天明三年(一七八三)七月、事件は起きた。小間物問屋河内屋主人が殺され、犯人は奉公人達によって蔵内に閉じ込められ、駆けつけた老岡っ引き帆柱の喜平は内に踏み込むが、賊は煙の如く消えていた。衆人の看視下、一体いかにして、姿を消したのか?手掛かりを探す同心鈴鹿彦馬と帆柱の喜平の焦燥と苦悩。捕物帳と本格推理の結合を目ざす記念碑的新シリーズの誕生。書き下ろし長編時代小説。   Honya Club.com


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一周早いほどの差をつけて駆け続けたが、最終コーナーでいきなりトラックの外に押しやられた長距離走者のような目にあって、田沼意次は七〇年の無念の生涯を閉じた。しかし、一代で田沼家を大名家に引き上げ、転落はしたが子孫が大名家として持続し、明治の貴族に列したのは、意次のおかげである。みずからを語ったわずかな史料のていねいな読み込みと、社会情況の遠望を組み合わせて、田沼意次とその時代をどう見ればよいかを論じてみたい。田沼時代という呼び方1 田沼意次の降魔祈祷(「人格的範疇」について;天明7年5月15日の降魔願文 ほか)2 江戸城政治家の転身決意(重陽の節句の家中教諭;近世大名であることの要件 ほか)3 大名田沼家の家法作成(家法の作成と全文;築城までの栄達 ほか)4 田沼時代と近世の商業革命(研究史の宝暦ー天明期像;商業革命の田沼時代 ほか)一代で田沼家を大名家に引き上げ、明治の貴族に列したのは田沼意次のおかげである。本書では、意次が自らを語ったわずかな史料と社会状況の遠望を組み合わせて、田沼意次とその時代をどう見ればよいかを論じる。   Honya Club.com


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天明の大飢饉に見舞われた奥州八戸藩での凄惨な人肉食を鉄砲隊足軽小十郎の日録を追いながら苛烈に描写。飢饉による死者たちの嘆き、生に執着する人々の業を直視し、人間存在の根本に迫る代表作「おろおろ草紙」。ほかに、「暁闇の海」「北の砦」「海村異聞」の歴史小説三篇を収録。著者の郷里に材を得、庶民の強靱な生きざまを鮮やかに描いた傑作小説集。   Honya Club.com


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間宮林蔵以前、北辺の地を探検した山口鉄五郎・青島俊蔵・庵原弥六・佐藤玄六郎らの、北方四島から樺太(現サハリン)への想像を絶する決死の踏破行を資料により描く問題作。天明のころ、蝦夷地はまだまったくの未知・未開の地で、幕府から統治権を与えられていた松前藩ですら全領土の掌握は疑わしく、ましてや東蝦夷のもっと先の北方四島やウルップ島などの諸事情については、江戸にいては知る得べくもなかった。そこで、老中筆頭田沼主殿頭意次は北方経営の方針によってなされた北方事情調査であったが、幕閣の軋轢のうちに意次が失脚し、これら北辺探検隊の苦心もまたはかなく消失していった。全国民の関心事、"北方領土問題"にからめて一石を投ずる注目の本格歴史ロマン。   Honya Club.com


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凰朔国一の豪商鴻家の令嬢・蓮華には秘密がある。それは日本という国の大阪で生まれ大阪で育ち大阪で死んだアラサー女子、という前世の記憶があること。蓮華は前世の知恵で商売に成功し、娘の手腕を見込んだ父親によって後宮に送り込まれる。成り上がりの娘と蔑まれたり、うっかり大阪弁が出てしまったりしながらも、後宮で過ごしていたある日、蓮華の前に一人の男が現れる。不遜な態度の彼は、まさかの皇帝!困惑する蓮華に、皇帝・天明はある計画を告げるが―。コテコテ大阪女子な蓮華が、たこ焼きで周囲の心を掴みつつ力業で後宮を変えていく!?コテコテのアラサー大阪女子、後宮妃に転生 「理想の男性……そりゃあ、バースですわ」 凰朔国一の豪商、鴻家の華やかな屋敷で、うっかりそう口にしたのは令嬢の鴻蓮華。蓮華には誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶があること。日本という国の大阪で生まれ大阪で育ち大阪で死んだアラサー女子、という前世だ。 父親によって後宮に放り込まれることになった蓮華は、集められたたくさんの妃嬪候補たちとともに花嫁修業を始めるが、うっかり大阪弁が出てしまったり、成り上がりの娘と蔑まれたりとトラブル続き。だが、商魂たくましい蓮華は、妃になるより後宮で商売をして生き抜こうと心に誓っていた。 そんなある日、蓮華の部屋に一人の男が現われる。不遜な態度を見せる男を不審に思う蓮華だが、ここは後宮。入ることができるのは、皇帝の天明だけだ。自分が皇帝に選ばれるわけはないと困惑する蓮華に、天明は極秘命令を下す。政治の実権を握る皇太后を倒すため、自分に協力せよ――。立場を利用して後宮で商売ができるなら、と考えた蓮華は、天明に協力を約束するが……。 コテコテな大阪魂を持つ蓮華が、力業で後宮を変えていく!? 異色の転生×後宮×   Honya Club.com


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浅間山天明噴火史料集成 4   Honya Club.com

天明俳書集   Honya Club.com


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芦屋・天明から初期京釜、江戸時代まですべての重要文化財を含む、茶の湯釜名品100点を一挙紹介!MIHO MUSEUM 2016年夏季特別展「極 大茶の湯釜展―茶席の主」公式図録。図版(茶の湯釜以前;プロローグ 芦屋・天明・京釜の名品;芦屋釜 年代の知られる作品と霰釜;浜松図の芦屋釜;芦屋釜と天明釜;与次郎と初期京釜;江戸時代の釜)論考(茶の湯釜の歴史―芦屋・天明から京釜へ;茶の湯者と釜;釜師辻与次郎考)MIHO MUSEUM2016夏季特別展「極大茶の湯釜展−茶席の主−」の公式図録。芦屋釜・天明釜に加え、初期の京釜や江戸時代における茶の湯釜の名品など、100点を一挙紹介。   Honya Club.com


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多様性と複雑性にあふれる「国学」の歴史がわかる―。日本社会が大きく変動した近世という時代に登場し、近代というさらなる激動期に洗練と制度化を経た国学思想の内実と方法を現代にいたるまで通史として叙述し、混沌と通説の狭間にあるその可能性を追求した新しい入門書。元禄期 徳川光圀と契沖宝永ー享保期 荷田春満の活動を中心に元文ー延享期 荷田在満・賀茂真淵の時代宝暦・明和期 賀茂真淵と本居宣長安永・天明期 多様化する国学寛政期 復古の諸相享和ー文政期 宣長学の継承と平田篤胤の登場天保期ーペリー来航 本居門・平田門と草莽の国学ペリー来航後ー慶応三年 平田派・本居派の動向と尊攘運動明治元年ー明治八年 明治新政府と国学者明治八年ー明治二十三年 「明治国学」の成立明治中期ー昭和二十年代 「新国学」の提唱 明治後期ー現在 「国学」研究の近現代史近世中期に登場し明治維新以後も発展をつづけた「国学」思想/運動について分かりやすく叙述。日本史に関心を持つ大学生から社会人まで、通史の展開に合わせて国学の意義を学べる「編年」形式の国学史。   Honya Club.com


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凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった。今に伝わる越後の栃尾縞紬は、江戸天明・寛政期に生み出された。機織りの天才オヨと心ある庄屋の合作は、疲弊した村々を救った。双子の姉妹の糸に込めた思いが四季のめぐりと織り重なって…。凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった ―― 越後の栃尾縞紬(とちおしまつむぎ)は江戸天明・寛政期に生み出され、今に伝わる。機織りの天才オヨがたゆまぬ努力で編み出し、ときの庄屋がその開発を助け販路を切り開いたという。この二人を軸に物語は展開する。苦難に立ち向かう彼らに注がれた著者の眼差しはあくまでも温かい。「歴史を深く下降せよ。無名の傑出した民百姓をこそ表舞台へ! 時代歴史小説を書く私の変わらぬ立ち位置です」(「あとがき」より)。   Honya Club.com


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上巻にひきつづき、鎖国から明治維新を経て近代天皇制の確立にいたるまでをあつかう。厳重な幕藩体制の下で、民衆の力はまず経済と文化をにぎり、やがて政治上にも封建制をゆるがしていく。明治維新と自由民権が私たちに与える教訓は何か。今日の日本をつくり上げた原動力を独自の歴史観によって描き出した日本通史。百姓・町人の勢力の上昇―封建社会の最後の段階平民文化の発展―民族的文化の独創封建制の矛盾の激化―享保・天明期の政治と社会変革の諸要素の成長―革命と改革の予言・近代の前提開国―封建制の危機と民族の危機倒幕―危機からの脱出明治維新(革命と反革命;上からの近代化)自由民権のたたかい―民主革命と東亜連帯の結合民権運動の挫折―蜂起・統一戦線・敗北天皇制の完成―古代と近代の結合とその矛盾   Honya Club.com

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明治の改暦月の大小と閏月我が国の暦大小と年号大小とえと略暦及び盲暦大小の形式宝暦以前の大小宝暦の大小大小の会明和2年の大小明和・安永・天明・寛政の大小亨和・文化・文政の大小天保以降の大小大小と流行   Honya Club.com


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住友家文書のなかから重要なものを選んで、編纂・刊行。銅山経営の記録である、天明8年4月から寛政10年7月までの「別子銅山公用帳 8番」と、寛政10年7月から文化7年10月までの「別子銅山公用帳 9番」を収載。    HMV&BOOKS online

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天明3(1783)年、浅間山が大噴火、火砕流はあっというまに鎌原村を呑みこんだ。生き残ったのは597人中わずか93人。養蚕に活路を見出し、たくましく立ち上がっていく人間の輝きを描いた歴史絵本。天明3年、浅間山が大噴火、火砕流はあっというまに窯原村を呑みこんだ。生き残ったのは597人中わずか93人。養蚕に活路を見出し、たくましく立ち上がっていく人間の輝きを描いた歴史絵本。   Honya Club.com


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造内裏御指図御用掛に任じられた勢多章純が、天明8年から寛政4年までの約4年半にわたって記した造営記録「造内裏御指図御用記」を翻刻。2は、天明9年(寛政元年)正月から6月までの記録を収録。〈勢多章純〉1734?95年。禁裏執次の職にあって、造内裏御指図御用掛を命じられた。    HMV&BOOKS online