三体画譜画本早引名頭武者部類北斎絵手本集成参 解説北斎の画業と生涯底本の書誌と作品の内容"葛飾北斎による数多くの画業の中でも、絵手本類(イラストの描き方テキスト)の存在は重要視されています。本シリーズでは、人物・風俗・風景から動物・草木・虫魚に至るまで、さまざまな切り口で描き方を紹介した木版本を集大成。収録作品の底本には大変貴重な選りすぐりの木版本を用い、高精細スキャナーにより、彩色摺本(カラーの木版本)・墨摺本(モノクロの木版本)ともに繊細でシャープな描線の再現に成功しました。また、北斎による各絵手本中の本文を解読した「読み下し文」に加え、書誌、書影、袋を収録。今後の北斎研究にとって必要不可欠な基本資料となること間違いなしです!シリーズ第3巻となる本書では、1つのお題を3種類の画風で描き分ける『三体画譜』、「いろは四十七文字」のインデックスから、約1,350図の絵柄を検索できる『画本早引 前・後編』、「花」や「政(まつりごと」といった画題に関わる漢字によって武者絵を中心とした略画(デフォルメしたイラスト)を引き出せる『名頭武者部類』を収録。三種三様に北斎のユーモアあふれる画才感じさせる、絵手本の復刻となっています。人々が北斎の絵手本に習っていた当時を追体験するも良し。絵画・工芸・イラストレーションなど、芸術全般における斬新な想像力を養う一助となれば幸いです。☆全6巻(別巻1)刊行予定☆◎第1巻(既刊)北斎画式(ほくさいがしき)良美灑筆(りょうびしゃひつ)伝心開手(でんしんかいしゅ) 北斎画鏡(ほくさいがきょう)諸職絵本(しょしょくえほん) 新鄙形(しんひながた)◎第2巻(既刊)北斎写真画譜北斎写真画譜(ほくさいしゃしんがふ)己痴羣夢多字画尽(おのがばかむらむだじえづくし)(前編・後編)
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