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第1章 無理数性の証明第2章 体とベクトル第3章 対称式と根第4章 共役と準同型第5章 根の公式第6章 有限体おさえておきたい数学のかんどころを、要点ごとにまとめたシリーズ。本巻は、アーベルの方程式論の根幹を紹介することを目的に、近代代数学の中核である体の理論について述べる。   Honya Club.com


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飯高茂/体論 これはおもしろい 方程式と体の理論 数学のかんどころ    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,650
日本の支配層は、経済的矛盾を深めながらも、アメリカ帝国主義の世界戦略に積極的に追随して、日米軍事同盟体制の強化をはかり、その負担と犠牲を国務に強いている。しかし、平和と民主主義をかちとり、まもり、再生するための運動は、世界の、日本のいたるところで、今までにない広がりをみせて展開されている。こうした現実のなかに身をおいて、いかに歴史認識とその方法をきたえ、新しい課題をつかみとり、科学的で人民的な歴史学の発展をはかっていったらよいのか。第2巻では、現実をうけとめて歴史学は過去をどう照らしだすことができるかを、人類のなかでの人間の結合のあり方に焦点をさだめて解明した。1 過去への照射―総論にかえて2 天皇制と「日本文化論」(峰岸純夫)3 国際認識と他民族観―「海禁」と「華夷秩序」論覚書(荒野泰典)4 都市と人間(五井直弘)5 家族と共同体(鬼頭清明)6 身分と差別(塚田孝)7 国家と民族―人民ポーランドにおける労働者階級の運動と運動史研究から(阪東宏)   Honya Club.com


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第1章 集合、関数、代数系第2章 整数第3章 有限体第4章 有限体上の多項式の因数分解第5章 有限幾何とデザイン第6章 符号第7章 巡回符号第8章 最適符号とその組合せ構造第9章 代数的暗号系第10章 組合せ論的暗号系   Honya Club.com


JPY ¥1,708
近代俳句の二大巨人、正岡子規と高浜虚子について、とぎすまされた感性と透徹した批評眼をもって、その本質を明らかにする。病牀子規(子規文章讃;日本人の美と自然;鶏頭の十四五本も;神様が草花を染める時;子規と露伴の首都展望)虚子の句(碧梧桐と虚子;漱石と虚子の「俳体詩」;虚子の「連句論」;貫く棒の如きもの;「存問」のこころ;「おどろいて」の一語;「づんぶりと」の一語;微小なるものへの凝視;胡瓜の曲り具合;疑問形で終る句について;疑問形で終る句の特質;虚子の疑問形は乾坤をとらえる;「何色と問ふ黄と答ふ」の不思議;老年の艶;勤勉と若さ;虚子の絶吟)   Honya Club.com


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たぐいなき変則社会・日本!そして戦前日本は軍国主義国家ではなかった!碩学による「日本教」の徹底分析!第1部 日本社会の戦前、戦後(戦後日本は民主主義国家ではない;戦前日本は軍国主義国家ではない)第2部 神学としての日本教(宗教へのコメント;日本教の教義;日本教の救済儀礼―自然、人間、本心、実情、純粋、序列、結婚;日本教における神義論(テオディツエー);日本教的ファンダメンタリズム)第3部 現代日本社会の成立と日本教の倫理(日本資本主義の精神;日本資本主義精神の基盤―崎門の学)橋爪大三郎氏推薦!秀逸で後世に残すべき一冊名著復刊!!政治・経済・宗教など叡智を尽くした議論白熱!戦後日本は民主主義国家にあらずそして戦前日本は軍国主義国家ではなかった!たぐいなき変則社会・日本![第1部]〓日本社会の戦前、戦後第一章――戦後日本は民主主義国家ではない第二章――戦前日本は軍国主義国家ではない[第2部]〓神学としての日本教第三章――宗教へのコメント第四章――日本教の教義【ドグマ】第五章――日本教の救済儀礼【サクラメント】第六章――日本教における神議論【テオディツェー】第七章――日本教ファンダメンタリズム[第3部]〓現代日本社会の成立と日本教の倫理【エティーク】第八章――日本資本主義の精神第九章――日本資本主義の基盤―崎門(きもん)の学―・-・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―山本七平「非核三原則に対するライシャワー発言は『実体語』です。ただこの『実体語』は、昭和三十九年にすでに椎名外相が口にしており、今回は少々違います。ある種の『空気』に醸成すべく、あらゆる『空体語』が出てきました。この現象を『日本教の社会学』で分析していけば、読者はそれが、まことに昔と変わらぬことを発見され、そ   Honya Club.com


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「地方財政の悪化」と「人口減少」の間に直接の因果関係はない!人口減少でも未来は明るい。地方消滅は「嘘」だ!増田レポートが触れていない「地方の底力」と地方疲弊の「本当の原因」。「儲かる地方」「儲からない地方」の決定的差。「人口が減ったから○○になった」のウソほか、「経済」でわかる「地方」の真実。第1章 増田レポートへの違和感(人口減少で地方消滅!?トンデモ過ぎる増田レポート;人口が減っても、地方は滅亡しない ほか)第2章 人口問題の真実(「人口が減ったから○○になった」のウソ;今さら聞けない「マルサスの人口論」徹底解説 ほか)第3章 補助金で衰退する地方経済(アニメイベントで地方活性化は本当か?;典型的な墓標としてのアウガ ほか)第4章 増田レポートが触れていない「地方の底力」(普通にビジネスをするということ;事例1/補助金をなくせ!「オガール紫波」の挑戦 ほか)第5章 儲ける地方は生き残る(クリエイティブな言い訳はもうやめにしよう;動かなければ、恩恵も受けられない ほか)「地方財政の悪化」と「人口減少」の間に、直接の因果関係はない。地方を消滅させない、本物の地方創生論を展開。共同体主義者の立場から、地方に眠る「資源」、地方創生・再生のしるべを論じる。   Honya Club.com


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広西の左江流域には先人から残された岩画の遺跡が多く発見されている。現在まで84点、183ヶ所に確認されている。その中でも特に寧明の花山が最も典型的で名高いものである。寧明花山岩画は左江の支流にあたる明江の右岸に位置し、寧明県庁所在地から約25キロにあり、花山は水面から高さ約250ルートル、川に面する一面の石壁である。著名な花山壁画はこの大きな石壁の上に描かれている。壁画は幅135メートル、高さ44メートルで、人像が約1300体描かれ、画像は麓から5ー20メートルのところに数多く、最も高いものは40メートル、最も低いものは2メートルのところに描かれている。広西寧明花山岩画略論(李浴)中国岩絵について(樋口隆康)〈花山岩画〉図版〈花山岩画〉図版目録地図   Honya Club.com


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老い、自立、介護、家族、ケアワーク、市民事業体―上野千鶴子が最新の研究成果をふだん着のコトバで語る。第1章 向老学の時代へ第2章 介護と家族(介護とジェンダー;「よい嫁意識」がさせる「意地」介護―意地を通すなら、契約を)第3章 介護保険が社会を変える(介護保険は家族革命だった;「選択縁」のコミュニティ ほか)第4章 市民事業の可能性(福祉ワーカーズ・コレクティブの未来;市民事業の可能性)第5章 ニューシルバーが老いを変える(ニューシルバーの登場;ああ、生きててよかった)老いていく「私」から発想した、ユニークな家族論、社会論。介護保険と家族革命、市民事業の可能性…。上野千鶴子が最新の研究成果を、ふだん着のコトバで語った初の本格的「老い」の本。   Honya Club.com


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複素数体上の代数的多様体について、主に代数的手法のアプローチにより、複素解析学や微分幾何学とのつながりに留意した種々のコメントを交えつつ綴られた代数幾何学の分野への登竜門の書。第1章 代数的多様体の定義第2章 代数的多様体の幾何的・解析的性質第3章 代数的特徴第4章 射影的多様体の代数幾何学第5章 可換環論・可換体論からの準備第6章 層に関する準備複素数体上の代数的多様体について、主に代数的手法のアプローチにより、複素解析学や微分幾何学とのつながりに留意した種々のコメントを交えつつ綴られた代数幾何学の分野への登竜門の書です。本書は『共立講座 現代の数学 9.代数幾何学入門』として1969年1月に初版が発行されましたが、多くの読者からの要望を受け、単行本に改装し発行したものです。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
公認心理師カリキュラムにおける「神経・生理心理学」に対応した内容を網羅。統合的な観点から神経心理学と生理心理学の基礎知識が身につき、学問そのものへの興味も喚起する最良のテキスト。中枢神経系の構造神経システムの基礎神経心理学の方法論生理心理学の方法論視覚・聴覚の障害と評価方法体性感覚と運動の障害の評価方法言語の障害と評価方法情動の障害と評価方法記憶の障害と評価方法注意の障害と評価方法遂行機能の障害と評価方法神経疾患のタイプと障害認知リハビリテーション脳波研究画像研究自律神経のメカニズムと測定法睡眠の生理公認心理師カリキュラムにおける「神経・生理心理学」に対応した内容を網羅。統合的な観点から神経心理学と生理心理学の基礎知識が身につき,学問そのものへの興味も喚起する最良のテキスト。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
東日本大震災という苛烈な、それゆえに理不尽であり不条理でもある体験に、著者は哲学者・キリスト者としてどう向き合ったのだろうか。自らの体験を元に、ヨブ記やカント、ハイデガーやレヴィナスの思想を手がかりとして、かけがえのない「人間の生」を考え抜いた、遺稿となった書き下ろしを含む12の論考。1 大災害(大災害についての哲学的考察;大災害と人間の生の意味;目的論的自然観からの視覚)2 絆(人間の絆の根底を考える;人間の絆と「無限」の栄光;寛容―人間の連帯の基礎としての他者の受容)3 救い(日本的霊性の土壌;無となって自由になる;南無阿弥陀仏―万人はすでに救われている)4 超越(神秘主義;自我と自己と共同体;自己への回帰)ギリシア哲学の専門家であると同時にキリスト者でもある著者が、自らの東日本大震災の体験を元に、ヨブ記やカント、ハイデガーやレヴィナスの思想を手がかりとして、かけがえのない「人間の生」を考え抜いた遺稿集。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
ポスト・ポストモダンの時代に文学が教育にできることとは?「読むこと」の秘鑰が「夢の読者共同体」を創り出す。"第三項"と"語り"をめぐる探究へ。"第三項"と"語り"、ここから始まる。―「まえがき」として芥川龍之介『蜘蛛の糸』―"鈴木三重吉の呪い"を超えて‐童話『蜘蛛の糸』の誕生あまんきみこ『おにたのぼうし』―『おにたのぼうし』の"語り"とプロット‐ポストモダンの入口と出口新美南吉『ごんぎつね』―『ごんぎつね』試論‐「物語」による共生今西祐行『一つの花』―「父」のいない楽土‐寓話として『一つの花』を読む宮澤賢治『注文の多い料理店』―鏡のような物語/「紙くづのやうになった」顔の語り手‐宮澤賢治『注文の多い料理店』論宮澤賢治『オツベルと象』―『オツベルと象』‐その語りを読むヘルマン・ヘッセ『少年の日の思い出』―『少年の日の思い出』、その"語り"から深層の構造へ‐「光」と「闇」の交錯を通して見えてくる世界太宰治『走れメロス』―『走れメロス』魯迅『故郷』―『故郷』(魯迅)における二重映しの"月"の風景と"無"の思想〔ほか〕   Honya Club.com


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販路開拓・商品企画・経営支援の3つの角度から500以上の農家をプロデュースしてきた著者による農家の組織論。そもそもの「待遇」の話儲かるポイントを理解する覚悟の問題ちょっとテクニカルな話、中期経営計画の策定職種と採用する順番10倍効果が出るので、教科書通り、他産業並みにやる「管理」に関する設計―経営の「数値化」「理念浸透」に関する設計―理念、ビジョン、価値観をそろえる「評価」に関する設計―理想の組織図と人財イメージ「教育」に関する設計―理想と現実のギャップを埋める「採用」に関する設計―マッチする人材を採るデザイン・ブランディングで組織の見せ方を作るこれからの農家には、高い品質と求められる量を提供できる「組織力」が欠かせない。職種別の採用順、パート、外国人、日本人社員それぞれの採用法、農場長クラスまでの育成法などを解説。これからの農産物取引は価値あるものを常に同じ品質でお客様が求める量を供給できる農業経営体が選ばれる。「組織づくり」の壁を突破せよ!農業総合プロデューサー×農家の3代目経営者による農家の組織論。   Honya Club.com


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農業経営の発展と、新しい農業の創造のために必要なのは「アントレプレナーシップ」である―イノベーションに必要な要素を、「攻め」と「守り」の二つの側面からとらえ、地域農業の未来を考える。「農業経営の未来戦略」シリーズに続く新シリーズ。第1部 農業経営体の飛躍を支える理論(先進的農業経営体における事業展開の論理と方向―六次産業化と農協の役割に着目して;飛躍を遂げる農業経営体の組織づくりと連携―飛躍を支えるアントレプレナーシップ)第2部 「攻めの農業」の推進力(無施肥無農薬栽培の生産実態と課題―NPO無施肥無農薬栽培調査研究会を事例に;木質バイオマス発電と次世代施設園芸の連携をめざして;大規模稲作経営における経営戦略と経営技術パッケージ―農匠ナビ1000プロジェクトを事例に;「農林漁業成長産業化ファンド」の今―A‐FIVE設立4年目を迎えて;農企業経営者にみるアントレプレナーシップ―「「農林中央金庫」次世代を担う農企業戦略論講座」シンポジウムより)第3部 「守りの農業」の潜在力(イタリアにおける地方・農村活性化の論理―地域の文化・歴史をいかに発信していくか;地域をささえる小水力発電のマネジメント―岡山県を事例に;新たな局面を迎える農業金融―制度の整備、現状と今後の展開;「農企業者」のキャリア形成―農業キャリアの築き方)農業経営の発展と、新しい農業の創造のために必要なのは「アントレプレナーシップ」である。イノベーションに必要な要素を、「攻め」と「守り」の2つの側面からとらえ、地域農業の未来を考える。   Honya Club.com


JPY ¥2,970
老いて、死ぬ。それは必然なのだろうか?ベニクラゲは若返り、ハダカデバネズミには老化が見られない。では、人間は?なぜ老いるのか?人間には自己治癒力があるというのに…。本書は、私たちが進化の過程でどうやって「老化を獲得」してきたのか、その「老化の役割」とは何かを最新の科学から読み解いていく。序章 幼い頃からの不安と妄想が、いまのわたしをつくるまで第1章 あなたは車ではない―体に"ガタ"はこない第2章 肉体の遍歴―老化のさまざま第3章 拘束衣を着させられたダーウィン―現代の進化論を俯瞰する第4章 老化の理論と理論の老化第5章 老化が若かった頃―複製老化第6章 老化がさらに若かった頃―アポトーシス第7章 自然のバランス―人口のホメオスタシス第8章 全員が一気に死ぬことがなくなる―黒の女王の策略第9章 長生きをするには第10章 老化の近未来第11章 明日の地球のために老いて、死ぬ…。それは必然なのだろうか?ベニクラゲは若返り、ハダカデバネズミは老化の兆候を見せない――では、なぜ人間は老いるのか?人間には傷を治す自己治癒力があるというのに…。そう、人間の老化は理論的につじつまが合わないのだ。老化遺伝子の存在が明らかになった今、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の間違が明らかに本書は、私たちが進化の過程でどうやって「老化を獲得」してきたのか、その「老化の役割」とは何なのかを、最新の科学から読み解いていく。そして、「老いないために何が必要なのか」を具体的に伝授する ――抗酸化剤・コエンザイムQ10は逆効果。カレーを食べよう!など福岡伸一氏推薦!「ヒトにだけ長い老後が用意されている。なぜか?老化の積極的な意味を初めて明らかにした画期的な論考」【主な内容】広い視野から「老化」を大検証!◆人間は機械では   Honya Club.com


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臨死体験、体外離脱、金縛り、憑依…最新脳医学がそれらのメカニズムとその「意味」を解き明かす!詩人にして医師―異色の著者による科学エッセイ。まえがき―「死の医学」と「生きようとする力」第1章 魂はさまよう―体外離脱体験は「存在」する第2章 「暗いトンネル」を抜けて―臨死体験はなぜ起きるのか第3章 譲り渡される命と心―誰が「生と死のボーダーライン」を決めるのか第4章 生と死が重なる時―「看取り」と「喪」はつながっている第5章 カゴの中の自由な心―私たちは「幻想」の中で生きている第6章 擬死と芸術表現―解離症と「生き抜く力」最新脳医学が明かす「臨死体験」の正体!幽体離脱や金縛り、憑依現象といった「オカルト現象」のメカニズムも今や解明されつつある。詩人にして脳神経内科医の著者が語る「死の医学」の全貌。【内容について】死に直面した人たちの魂が身体を抜け出し、「どこか神々しいところ」に飛んでいくという臨死体験の実態が近年、明らかになってきた。豊富な臨床経験と最新研究から、臨死体験、幽体離脱、金縛り、憑依現象の「メカニズム」を明らかにしていく、スリリングな知的刺激に満ちた1冊。【目次(抜粋)】第一章 魂はさまよう今や明らかになった「体外離脱」のメカニズム/脳科学が明らかにした「体外離脱体験」/国際語になっていた「カナシバリ」/「病院の怪談」はなぜ多いのだろう/心と身体の同一性を担保するのは「重力」なのか/VRでの体外離脱体験第二章 「暗いトンネル」を抜けて科学の領域に入ってきた「臨死体験」/「新型コロナ否定論」を産み出す心のメカニズム/自己実現に「身体」は必要か?/死後、私たちの魂は生き続けるか/臨死体験をした人が得たものとは/透析患者はなぜ臨死体験をするのか/虐待や薬物依存と臨死体験第三章 譲り渡される命と   Honya Club.com


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法人間学の新たな挑戦が開始される。福沢諭吉の交際学と和辻哲郎の倫理学が相剋するところ。交通事故紛争と公害紛争が交差するところ。民法学から労働法学、そして法社会学へ、さらに伸びゆくところ。その地点から、「法とは人間にとって何である(べきな)のか」を問う。第1部 法行動対立―訴訟利用回避行動論をめぐる迷宮(川島武宜の法意識説と比較法文化論;浜口恵俊の間人主義説と関係的契約論;佐々木吉男の機能不全説と訴訟イデオロギー論;J・M.ラムザイヤーの予測可能性説と日本型「司法積極主義」論;小括―行動対立から思想対立と原理対立へ)第2部 倫理思想対立―「多事争論」のリベラリズムと「仲ヨシ」のコミュニタリアニズム(イエ共同体批判からイエ型企業体擁護へ;イエ型企業体擁護から会社共同体批判へ;間柄と間柄のあいだ―福沢諭吉と和辻哲郎(1);気風と風土のあいだ―福沢諭吉と和辻哲郎(2);市民的公共性と人倫的公共性のあいだ―福沢諭吉と和辻哲郎;利益対立・価値対立・実存対立)第3部 法原理対立―近代市民法原理と現代社会法原理(法的人間像の変遷;交通事故紛争と公害紛争;労働法学・法社会学・法人間学―実存的価値対立という訴訟利用回避行動)福沢諭吉の交際学と和辻哲郎の倫理学の相克、交通事故紛争と公害紛争の交差、民法学から労働法学、そして社会法学へ、さらに伸びゆくところ。それらの地点から、「法とは人間にとって何であるのか」を問う。   Honya Club.com


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「ミスしたらガッツポーズ!」理想の上司No.1が贈る"やる気"が湧く自己啓発書。松岡修造が業績不振メーカーの立て直しに奔走!あなたを励ますメッセージ満載の感動ストーリー。自分ができることを具体的に考える本当の覚悟を決める根拠のない根性論はやめるビジネスにおいても心技体を整える現場重視のチームを形成する混乱と反発は変革につきものだ真に一体となって万全の準備で臨むチームの成熟のチャンスを逃さないチームの危機はチームで最後まで乗り切るあと一つ叩けば壁は打ち破れるかもしれない〔ほか〕熱さの裏にはこんな考えが!? 理想の上司No.1にも選ばれた松岡修造氏が、本当に上司になったらいったいどのようなことが起こるのか? 本書は、ある中小企業を舞台に修造氏が業績改善に奔走するという、ストーリー仕立てのビジネス自己啓発書です。 意外にも「僕は根性論が嫌いです。いわゆる、根拠や理論に裏打ちされていない根性論は」と語る修造氏。 プロアスリートとしての経験と哲学から、ピンチの克服方法、モチベーションの高め方などを伝えます。 装画は『課長島耕作』シリーズでおなじみの弘兼憲史氏による描き下ろし!   Honya Club.com


JPY ¥3,080
本書は、現在の文法研究の依拠するフィールドが、国語教育と日本語教育にあることを自覚し、これらをよりよく融和させる試みの一つとして編まれている。与謝野晶子は文法を知らなかったのか?―意味・文法・語用「言文一致体」は言文一致か?=小説・物語の文法=―文法『夢十夜』(漱石)は一つの文章か?―語用作品論飛んだのはシャボン玉か、屋根か?―語用文章論真に文を終結させるものは何か?=「陳述単語観」について=―文論日本語で一番短い文は何か?―文型論1、一語文「私はキツネ。」に、留学生はなぜ驚いたのか?―文型論2、ウナギ文日本語は語順が自由か?―文型論3、倒置文日本語に主語はいらないのか?―文型論4、無主語文受動文は、何のために、どのようにして作られ、何を表すのか?―文型論5、受動文〔ほか〕学生をはじめ広く日本語を研究対象とする人に対して、日本語に関する基本的知識と最新の知識を提供。身近な言語事象を対象とした15の事例研究を通して、文法研究の基本的態度と方法を平易に解説したテキスト。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
数と図形の理論は相互に関連し合いながら発展してきた。数学史におけるガウス、ガロア、ヒルベルトの業績を軸に、数論・代数学・幾何学の基礎を丁寧に解説。第1章 数と方程式(1次方程式と有理数;2次方程式と無理数;複素数;3次と4次方程式;代数学の基礎定理)第2章 代数系(体;ベクトル空間;群、環と多項式;多項式に関する少し深い結果)第3章 ガロア理論(拡大体;ガロア理論;対称式と対称群;円分体と1のn乗根;ガロアが考えたこと)第4章 ユークリッド幾何と体(ユークリッド幾何と実数;ヒルベルトの公理系;公理から実数へ;公理の独立性)第5章 作図と方程式(作図;折り紙;その他の方法による角の3等分)数と図形の研究は相互に関連し合いながら発展してきた。数論・代数学・幾何学などの基礎を相互に関連付けながら、「数の概念」から折り紙による作図問題まで丁寧に解説。数学愛好者すべてを対象としたテキスト。   Honya Club.com


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第1部 概論(環境;生活史;行動;社会;集団と種分化;回遊)第2部 方法論(形態観察;遺伝子解析;耳石解析;安定同位体分析;行動観察;個体識別;バイオロギング)第3部 各論(変態と着底;生残と成長;性転換;寿命と老化;採餌生態;捕食と被食;産卵と子の保護;攻撃;なわばり;群れ行動;共生;個体変動数;外来魚による生態系の攪乱)生態学の各分野の第一人者と新鋭の研究者が、これから生態学を学ぶ人たちに向けて書き下ろした魚類生態学ガイドブック。概論、方法論、各論に分け、コンパクトに解説。最新の知見・手法をできる限り取り込んだ1冊。   Honya Club.com


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名著『ファインマン物理学』に完全準拠する初の問題集。ファインマン自身が講義した当時の演習問題を再現し、ほとんどの問題に解答を付けた。『問題集1』は、主として『ファインマン物理学』の1、2巻に対応して、力学、光・熱・波動を扱う。初学者のために標準的な問題に限って、日本語版独自の「ヒントと略解」を加えた。動くアトムエネルギーの保存万有引力の理論運動ニュートンの力学法則運動量の保存ベクトル非相対論的な2体衝突問題力の性質ポテンシャルと場〔ほか〕   Honya Club.com


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雇用・労働の二極分化と働き方「格差社会」のリスクとは何かエンパワーメントの概念の含意と有効性に関する検証―マイノリティの視点からの「共同体」再生に向けた今日的課題大学法人化における管理機能の導入の特質を捉える―「管理の二重性」視点から見た公立大学法人化例短歌 イングランド再訪ドイツ・市民メディアの再編―自由ラジオ運動とパブリック・アクセス制度の弁証法?グロントヴィ論とフォルケホイスコーレ論の再検討日本の公教育における「英語学習者」論考   Honya Club.com


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「思いやりのある子に育って欲しい」―多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。プロローグ 頭そだて、体そだて、心そだて(早期教育が「心」に与える影響;知的活動を支える「体」 ほか)第1章 子どもの心は肌にある(肌感覚が「性格」になる;「なでなで」されて育った子 ほか)第2章 思いやりを育てるスキンシップ(共感は模倣から生まれる;柔らかい体を作る)第3章 みんな「なでなで」されたい(子どもを「なでなで」する;異性を「なでなで」する ほか)「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く身体心理学者が、最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。   Honya Club.com


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〈聖なるもの〉への怖れと魅惑の根源を求めて禁止と侵犯の理論構築をくわだて、祭り・性・遊び・戦争など共同体の熱狂に関する数多くの人類学的資料に新たな光をあて人間の本質に迫る、若きカイヨワの知的冒険の書。第1章 聖なるものと俗なるものとの一般的関係第2章 聖なるものの両義性第3章 尊敬による聖なるもの―禁止の理論第4章 侵犯による聖なるもの―祭りの理論第5章 生の条件と死の入口としての聖なるもの付論(性と聖なるもの;遊びと聖なるもの;戦争と聖なるもの)   Honya Club.com


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ホラー映画を観れば恐怖を覚え、小説を読めば主人公に共感する―しかし、そもそも私たちはなぜ虚構にすぎないものに感情を動かされるのか。絵画、文学、演劇、映画などの芸術作品から日常生活まで、虚構世界が私たちを魅了し、想像や行動を促す原理をトータルに解明するフィクション論の金字塔、待望の邦訳。第1部 表象体(表象体とごっこ遊び;フィクションとノンフィクション;表象の対象;生成の機構)第2部 表象体の鑑賞体験(謎と問題点;参加すること;心理的な参加)第3部 様相と様式(絵画的描出による表象;言語的表象体)第4部 意味論と存在論(架空の存在者をしりぞける;存在)ホラー映画を観れば恐怖を覚え、小説を読めば主人公に共感する――しかし、そもそも私たちはなぜ虚構にすぎないものに感情を動かされるのか。芸術作品から日常生活まで、虚構世界が私たちを魅了し、想像や行動を促す原理を包括的に解明するフィクション論の金字塔。   Honya Club.com


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皮膚は自己と環境との境界である。家は公と私を隔て、国境は国を隔てる。これら境界は本当は一体何を隔て、われわれに何を強いているのか。境界を越えるという経験はいかなる意味をもちうるのか。境界を越えて、われわれはいかに他者と出会い、世界とつながることができるのか―。幾層もの境界を徹底的に問い直し、内/外を無効化する流動的でダイナミックな存在のあり方を提示する。身体・自己・世界の関係を考察してきた著者が、流体の存在論なる新境地に挑む。始原の海のディオゲネス第1部 変身(ファッションと産まれることの現象学;見つめられることの現象学;痛むこと、癒されること;食べられること、食べること)第2部 海と空気(流体のオントロジー;都市とウィルダネス、天井も壁もない家;家のないこと;コスモポリタニズム;海洋惑星とレジリエンス)皮膚、家、共同体、国家。幾層もの境界を徹底的に問い直し、内/外を無効化する流動的でダイナミックな存在のあり方を提示する。身体・自己・世界の関係を考察してきた著者が、流体の存在論なる新境地に挑む。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
高校退学、引きこもり生活から、お笑いの世界へ。コンプレックス、仕事哲学、恋愛・結婚、母との関係…学校という枠から出ると、自分には何もなかった。紺野ぶるまが初めて綴る"人生の軌道修正"エッセイ集。第1章 中退なくしては更生できなかった―中退生日記第2章 芸人になりたい―夢を持つと人生の軌道修正ができる第3章 R‐1に教えてもらったこと―仕事を本気で楽しむ第4章 自分を肯定したい―母のこと、体のこと、結婚のこと第5章 やっぱ女って面白い―人間観察のすすめ第6章 生きづらいって言えたら楽なのに―こころのパンプアップR-1グランプリ、女芸人No.1決定戦THE Wの決勝戦常連として話題の芸人・紺野ぶるまが綴る初めてのエッセイ集。「しくじり先生」や「アメトーーク!」などでも紹介された、高校中退後の引きこもり生活からピン芸人となるまでの知られざる半生とは? その独自の恋愛観や、下ネタにこだわるお笑い論なども語ります。   Honya Club.com


JPY ¥586
「できるだけ安い物の中から良い物を探したい。つまり金で解決ではなくて、自分の眼力で勝負したい」(本文より)。書画骨董だけでなく、たとえば笑顔にも本物とニセ物がある。「ワケあり」の男女を見抜くのも、一瞬の目利きだ。人に本来備わった直感力を磨き、眼力を養うためのフィールドワーク。目利きの達人、白洲正子氏との対談「目玉論」を収録。1 一瞬の目利き2 土地の性格を見る3 現代美術と鼻の関係4 オウムの頭と体5 澄んだ目の養殖6 球場で見るイチロー7 ニセ札の手ざわり8 真贋の奥に見える生きもの対談・目玉論(白洲正子/赤瀬川原平)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
トランスナショナルな公共性の探究。東アジアは、かつて公共知をいかに形成しそれをいかに活かそうとしていたのか、近代の経験はそこに何を加えたのか、今後何を見出し何を実践すべきなのか。東京大学の分野横断的な国際的発信の試み。第1部 東アジアにおける公共知の創出をめぐって(東アジアにおける「公共知」の創出―幾つかの前提について;東アジアの認識共同体の形成に向けて ほか)第2部 東アジア公共知を"省みる"(文明の世界知;アジア主義と社会連帯論の位相―大正社会主義の理論的射程を中心に ほか)第3部 東アジア公共知の"現在"(現代韓国の政治理念―民族主義、自由民主主義、人権思想;公約、公憤および公議―現代中国における法の言説空間 ほか)第4部 東アジアにおける公共知の"将来"(中国の社会変化をめぐって―新自由主義批判と対抗ヴィジョン;実践的公共知(良識)を目指して―生活世界に根付いた公共哲学への道筋 ほか)特論 現代日本のアジア研究とナショナル・アイデンティティ特論 グローカル公共哲学と東アジア公共知の未来東アジアは、かつて公共知をいかに形成し、それをいかに活かそうとしていたのか。近代の経験はそこに何を加えたのか。今後何を見出し、何を実践すべきなのか。東京大学の分野横断的な国際的発信の試み。   Honya Club.com


JPY ¥836
ビッグバン以来一五〇億年の時間スケール、一五〇億光年の空間スケールで地球と文明を考える―それがアストロバイオロジーだ。環境、人口、食糧問題など、文明の成立基盤を揺るがす現代の深刻な課題を地球システムの問題ととらえ、宇宙の知的生命体の一つ、「宇宙人」として我々人類が目を向けた時、新たに見えてくるのは何だろうか。第1章 現代とはどのような時代か―宇宙人としての視点をもつ第2章 地球とはどのような星か―地球をシステムとして見る第3章 文明とはなにか―人間圏をつくって生きる第4章 我々とはなにか―地球学的人間論へ第5章 我々はどこから来たのか―生命の起源と進化第6章 我々は宇宙で孤独な存在か―地球外知的生命体の可能性第7章 歴史とはなにか―宇宙・地球・生命・人類のスケールで考える第8章 我々はどこへ行くのか―人間圏の現状と未来ビッグバン以来、150億光年の時間スケールと空間スケールで地球と文明を考察。環境、人口、食糧問題など現代の深刻な課題に満ちた地球を、「宇宙人としての我々人類」という目で見直す。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
量子論の発展する19世紀から20世紀初頭の物理学者たちの興味深いエピソードなど、科学史的話題をもり込みながら、初学者向けにわかりやすく解説する「電磁気学」の入門書。古典的現象である電磁気学に量子論的な視点をとり入れ、電磁気学の発展を現代的視点でとらえ直し、発見や理論的成熟の歴史をたどりながら電磁気現象についても言及することで、現代物理へどうつながるかも提示するユニークな構成。パリティ誌の人気連載講座「電磁気現象にみる古典と量子の交叉点」の単行本化。ファラデーの着想:力線の登場ファラデーからマクスウェルへの道マクスウェルの貢献場の実在性と2人の畸人ベクトルポテンシャルは物理的に実在するか?電子の登場:「場」と「粒子」の共存世紀末の物理:量子論の夜明けアインシュタインの登場黒体輻射から遷移確率へファインマンの経路和と量子の束縛量子の幾何学としての電磁相互作用:ゲージ原理への道電磁場のパラダイムの変遷:エーテルの行方輻射熱と電磁場の合流:熱から黒体輻射へパリティの連載講座の単行本化。2018年4月号から2019年3月号までの連載を加筆・修正のうえ単行本化。科学史的読みもの的要素の強い「電磁気学」の初等的解説書。古典的現象である電磁気学に量子論的な視点を入れ、電磁気学の発展を現代的視点で見直す。発見や理論的成熟の歴史をたどりながら電磁気現象についての解説を行い、現代物理へどうつながるかも示す。量子論の発展する19世紀から20世紀初頭の物理学者たちの他ではあまり見られないエピソードも記載。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
国家が保障する自由のなかで自律的市民としてのシティズンシップをどう確立すべきか。ポスト・リベラリズムの最新の成果。第1章 現代の自由論(自由の多義性;消極的自由と積極的自由;自由の論法と価値多元論 ほか)第2章 福祉国家の思想史(福祉国家の危機;宗教的「慈善」の成立;慈善の制度化 ほか)第3章 シティズンシップの現在(シティズンシップをめぐる状況;国民国家の形成とシティズンシップ;福祉国家のシティズンシップ ほか)第4章 自由の領域(自由のゆくえ;社交体と統一体;人類の会話と詩の声 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,630
束の間通過する「神」の歩み、ウインクの煌めき…。ジャン=リュック・ナンシーが取り組む、「キリスト教=一神教」論の集大成。デリダ、ハイデッガー、ニーチェ、バルト、ブランショらと「神」との関わりを論じる。〈ジャン=リュック・ナンシー〉1940年生まれ。ストラスブール・マルク=ブロック大学名誉教授。著書に「エゴ・スム」「無為の共同体」「侵入者」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,950
1 巻頭言(研究共同体モデル―高等研の試み;知的財産教育への夢)2 研究報告(商標機能論の再検討―品質保証機能に関する問題を中心に;医療方法の特許保護―倫理的問題を中心に)3 特集 知的財産法の現状と課題(シンポジウム;質疑応答;論説)4 その他日本工業所有権法学会年報2006年度版。本号には、シンポジウム「知的財産法の現状と課題」の記録の他、「産業財産権法及び著作権法と不正競争防止法の補完関係」「先端技術と有用性要件」など6本の論説を収録。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
原始時代からの人間の歴史を、心のありかたの変遷として語った『共同幻想論』。難解とされるこの本を、臨床心理士の著者がわかりやすく読み解く!なぜ集団を意識した人間は個人を押しつぶすのか。現代人の心の不調を共同幻想の観点からはじめて取り上げる。そして「国家」に代わる次の共同幻想の姿とは…あたらしい吉本理解と世界像がここからはじまる。第1章 "共同幻想"って何だろう(吉本さんの本当の凄さは"心のとらえ方"にある;共同幻想、対幻想、個人幻想がわかれば『共同幻想論』がわかる ほか)第2章 『共同幻想論』の"凄さ"って何だろう(原始未開・前古代・古代社会の違いは精神構造の違いである;なぜ『共同幻想論』には縄文・弥生という問題が出てこないのか ほか)第3章 『共同幻想論』を読む(禁制論:人間は自らを縛りつける"やっかいな生き物"である;第一グループ:原始未開社会(「憑人論」「巫覡論」「巫女論」) ほか)第4章 『共同幻想論』は"近未来"を予言する(一個人の乳幼児期と人類前史の精神構造は同じと言えるか(関係表出);言語表現の根源には"内臓表出"と"体壁表出"がある ほか)最高の吉本入門書!二〇一三年に菊谷文庫から刊行、入手困難になっていた名著を新装版として復刊!原始時代からの人間の歴史を、心のありかたの変遷として語った『共同幻想論』。難解とされるこの本を、臨床心理士の著者がわかりやすく読み解く!なぜ集団を意識した人間は個人を押しつぶすのか。現代人の心の不調を共同幻想の観点からはじめて取り上げている。そして「国家」に代わる次の共同幻想の姿とは……あたらしい吉本理解と世界像がここからはじまる。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
本書は性的少数者の視点から試みられた新しい神学であり、伝統的な三位一体論の枠組みを大胆に読み替えて「クィア」なものとしての福音の本質を鮮明に打ち出している。現代人の信仰と神学への格好の入門書。第1章 クィア神学とは何か(クィアという用語について;クィア神学の定義 ほか)第2章 クィア神学の系譜(クィア神学の四つの潮流;これからのトレンド:インターセクショナリティとハイブリディティ)第3章 神―ラディカル・ラブの派遣の働き(啓示:ラディカル・ラブとしての神のカミングアウト;神:ラディカル・ラブそのもの ほか)第4章 イエス・キリスト―ラディカル・ラブの回復(罪:ラディカル・ラブの拒否;イエス・キリスト:ラディカル・ラブの具現 ほか)第5章 聖霊―ラディカル・ラブに立ち返る(聖霊:私たちをラディカル・ラブへと導く;教会:ラディカル・ラブの外なる共同体 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
株式会社の農業経営参入は危険だ。"株式会社万能論"や"グローバリズム万能論"へ警鐘を鳴らし、生態的自給圏構想の実践例を紹介する。1 株式会社の農地取得・農業経営に対する疑問2 自然人と法人3 どんな法人が農業生産法人となる資格を持つのか4 日本の農家の家族経営協定の今後の課題5 現代日本農村社会における組織体について6 或る協同社会に向けての生態的地域自給の試み7 農業生産法人および家族経営協定―基本問題調査会答申の次に来るべき法制整備を中心として8 誰に農業をやっていただくのか9 農業生産法人の要件についての要約と補説10 デビッド・コーテン博士の「お金の生態学的考察」を読んで考える「株式会社が農業生産法人となることができるのか?」と疑問を呈する著者が、民法・農業法の立場から、命あるものをつくり出す「生きもの産業」と他の産業との棲み分けを力説する。農業への株式会社の参入の是非を問い、「いのち」の尊厳という現代的課題に取り組む書。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
60代を迎えてパソコンを、80歳を超えてからプログラミングを始めたマーチャンこと、若宮正子さんのアクティブ人生論。コンピューターが人生を変えた―まえがきにかえて第1章 心も体も元気でいるには第2章 毎日ワクワク過ごすには第3章 82年間の人生で学んだこと第4章 やっぱり、人生はおもしろい!人生は自分次第―あとがきにかえて年齢なんて気にしない! だって、明日はもっとおもしろいから。アップル社のティム・クックCEOも大絶賛! 60歳を迎えてパソコンを、80歳を超えてからプログラミングを始めた"リアル・コンピューターおばあちゃん"の超ポジティブ人生論。「大事なのは自分がご機嫌かどうか」「好奇心は歳を取らない」など、ユニークでバイタリティあふれる生き方に誰もが勇気づけられます。   Honya Club.com


JPY ¥6,194
講演筆記(日本最古の都市について;奈良朝の文化政策;国民道徳論;マルクス主義の倫理的批判;日本文化史;人間の風土性について)未定稿(黒んぼ踊 戯曲;哲学及び芸術の根本問題としての自我;人間改造;蝸牛の角―芸術の検閲 ほか)断片・メモ(芭蕉の句を「説明」するといふことについて;わが国体について;婦人の教養について;日本国家成立の時期についての問題;仏教哲学概説要旨;日本語と哲学;町人階級;軍人精神について ほか)公文書等(「黒坂・中山事件」始末書;「青年学校普通学科要目」関連草稿;津田左右吉事件公判における証言;思想懇談会関係資料;大東亜建設に関する意見 ほか)補遺(「これ人を見るなり」;『古寺巡礼』改版 凡例;研究活動への油;書簡補遺)   Honya Club.com


JPY ¥4,950
在日済州人をインターローカル(間地方的)な内なる視点から捉え直し、その移動と交流の過去と現在を問う。合わせて、琉球弧の島々の周辺地域との交流史も取り上げ、島の目線で東アジアにおける人の移動と交流の構図を描く。第1部 人の移動と韓国人(韓国人の移動をめぐる状況論と文化的要因;ディアスポラとグローバリズムの民流学―「コリアン」移民をみる二つの立場;在日済州人の生活と精神;済州島のダン(堂)と壱岐島のお堂―東シナ海域における共有化されている文化と「カミ」)第2部 関西の在日済州島人(済州の人々の生活世界における「日本」;在日済州島人の移動と生活―解放前後を中心に;第二次大戦後における済州島民の日本への「密航」について;在日済州島出身者と学校教育―口述記録の検討から;日帝下在済州人の形成と移住史的意味)第3部 済州文化の諸相(済州島の生態文化;済州潜嫂(海女)の漁撈文化―自然や神との人間の交換関係とその変化;済州島一村落におけるクェンダン関係の変化―一九世紀から二〇世紀の戸籍中草を通して;済州島における村落共同体祭儀の現代的意義―納邑里の「〓祭(ポジェ)」を中心として;済州と琉球の神話比較―『おもろさおうし』を中心に)第4部 琉球弧の間地方交流史(琉球列島と韓半島―物質文化交流・交易システムの解明;東アジアの稲作の拡散と人の移動;移動と漂流史料における民族の接触と文化の類縁関係―与那国島と台湾;薩摩侵攻と奄美の文化変容;沖縄最初の韓国人慰霊碑青丘之塔)第5部 近距離移動を考える(韓国における都市化と人の移動―首都圏北西部の新都市開発を中心に;済州道における人口移動の実態と特徴―二〇〇〇年以降の道内移動を中心に;奄美大島大和村における人口移動)在日済州人をインターローカル(間地方的)な   Honya Club.com


JPY ¥27,500
第1部 デューラーの「絵画論」について(「絵画論」の企画と構成;「絵画論」序論について;人体均衡論;その他の比例・透視図法・色彩論)第2部 テキスト篇(緒言と内容;序論;人体の比例;馬体の比例について;建築の比例について(円柱の構成);透視図法について;色彩について)デューラーによる、画家に必要な、人生訓や教養などの事柄を盛り込んだ啓蒙書。尺度の観念を基本理念とした、西洋美術理論の重要な文献資料。付録として、西洋美術の均衡論関係のテキストの抜粋を掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
殴る父と耐える母、ハラスメントの横行、エロ情報の氾濫、あからさまな賃金格差、性犯罪におびえなければならない日常…。かつて1ミリも疑ったことがなかった「男女平等」は、すべてまちがいだったのか?貧困、精神疾患、自殺未遂など、いくつもの困難を生き抜いてきた彼女がたどり着いた先にあったもの。もう黙ることはやめよう。体当たりでつかんだフェミニズムの物語。第1部(父は王様、母は従順な家来;脂肪よりも筋肉が欲しい;母のようにはならない;この国の男たちは狂っているのかもしれない;平坦な地獄が待っているだけ ほか)第2部(寂しいから一緒にいるだけ;最低で最悪のカップル;世界で一番情けない生き物;あなたには生活保護がいい;一人で暮らしているだけなのに ほか)機能不全家族、貧困、精神疾患、自殺未遂など、いくつもの困難を生き抜いてきた彼女が、フェミニズムにたどり着くまで。殴る父と耐える母、ハラスメントの横行、エロ情報の氾濫、あからさまな賃金格差、性犯罪におびえなければならない日常……。かつて1ミリも疑ったことがなかった「男女平等」は、すべてまちがいだったのか? もう黙ることはしない。体当たりでつかんだフェミニズムの物語。小林エリコさんは団塊ジュニア世代。団塊世代の私たちが育てた子どもだ。女の子からここまで自尊心を奪い、男の子がここまで自己チューにふるまう社会を私たちは再生産してしまったのか。でも、これは高い授業料を払ったけれど、「もう黙らない」ことを学んだ女性の闘いの記録。──上野千鶴子俺たち男こそ耳を傾けるべきだ。ジェンダー格差と自己責任論が作り出した、この地獄に加担しないためにも。──清田隆之「私は世の中が男女平等だと1ミリも疑っていなかった。し   Honya Club.com


JPY ¥3,520
基礎式の展開をできるだけ省かずに、目で追える程度にていねいに導き、適用例について問題を絞って詳しく解説。弾性力学の基礎をしっかりと理解することができます。第1部 線形弾性論の基礎式((x、y、z)座標によるフックの法則;二次元問題の基礎式;極座標による二次元問題の基礎式;動的二次元問題の基礎式;円柱座標による非軸対称動的問題の基礎式)第2部 線形弾性論の応用(表面に荷重を受ける半無限板および帯板の応力解析;円孔・円形剛性介在物を有する無限板の応力集中;表面波の伝播;移動荷重を受ける半無限体;2個の平行き裂を有する無限板;衝撃荷重を受ける円孔を有する帯板)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
序章 始原のコミュニケーション―動物からヒトまで(動物のコミュニケーションにおける転位の問題;類人猿の言語習得;ヒトの進化と言語の起源)第1章 死の共同体(死んで蘇る者たちの家;疎外と領有;死者とのコミュニケーション;ここに生きている死者;死のための共同体)第2章 共同体の死(ライプニッツを動かすもの;フィロゾーフらの離郷;スピノザとライプニッツ;コミュニケーションの哲学;実体と表出と;ライプニッツとコミュニケーション)第3章 コミュニティのコミュニケーション(クワキュウトル族のポトラッチ;トロブリアンド島のクラ;マルセル・モースの贈与論)第4章 コミュニケーションとコミュニティ(G.H.ミードの"I"と"me";ミードの自我をめぐって)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
本書は著者の山形大学理学部数理科学科における講義を基にしてまとめたもので、公開鍵暗号とDES暗号という目的も性質も異なる2つの基本的な暗号系について、最小限必要な基礎的な数学を中心に据えて解説したものである。第1章 初等整数論(準備;アルキメデスの公理;公約数および最大公約数 ほか)第2章 群論(群の基本的性質;群の集合への作用)第3章 有限体論(環;剰余環;可換環 ほか)第4章 暗号系について(暗号系と暗号の実例;公開鍵暗号系)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
本書では、組織論と人材論における新たな視点を提示。これらの視点に基づいて既存の組織や人材の捉え直しを行う。前者においては、組織戦略の焦点を辺境に置きながら、境界融合的視点から「プロデュース型組織」の提示が行われ、後者においては、人材戦略の焦点を教祖におきながら、意識結合的視点から「カリスマ型人材」の提示が行われる。第1部 境界と異人の組織論―場のパワー研究(境界と異人からの組織論への接近;時空間の中心と辺境・境界;時空間の共創原理と共時性;組織デザインの未来展望)第2部 結合と教祖の人材論―関係のパワー研究(教祖と結合からの人材論への接近;教祖に体化された超常的パワー;カリスマプロデューサーの異次元能力;人材デザインの未来展望)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
本書では、多様に見える強誘電性相転移を構造相転移の一つと見なし、できるかぎり物理的本質を捕らえて基礎的な立場から解説する。第1章 結晶における第1種、第2種の構造相転移の一般的な特徴第2章 結晶における第2種の構造相転移の現象論の基礎第3章 直接型強誘電体の相転移における物理的性質の異常第4章 非強誘電相転移および間接型強誘電相転移における誘電異常第5章 第2種の相転移における結晶の弾性および電気機械特性の異常第6章 第2種の相転移の現象論における秩序変数のゆらぎの考慮第7章 分域構造第8章 結晶の単イオン・モデルにおける構造相転移第9章 秩序‐無秩序型強誘電性相転移の統計理論第10章 変異型と秩序‐無秩序型相転移の動力学第11章 不整合相を持った直接型および間接型強誘電体第12章 強誘電現象の理論の結晶化学的見地   Honya Club.com


JPY ¥6,600
リジッド幾何学は、代数幾何学の新たな研究分野であり、かつ数論や複素解析にまたがる横断的な分野でもある。出発点としての、非アルキメデス的付値体上で複素解析幾何学の類似物を作りたいという動機やテイト曲線、アフィノイド代数などの基本概念を丁寧に説明する。0 導入1 アフィノイド代数2 極大スペクトラム3 アフィノイド部分領域4 アフィノイド空間5 リジッド解析空間6 形式幾何との関係7 GAGA8 非Archimedes的一意化   Honya Club.com


JPY ¥2,420
実証主義=無思想に堕した国文学は、現実を凝視できるか。雑誌『発言者』『表現者』に連載し続けてきた論考に「破局の後で」を加えて一書にした実践の書。1 国文学は「天皇システム」と対峙できるか(公と玉躰―天皇システムと日本の公共性(1);「公」・「公私」・「ひとり」―天皇システムと日本の公共性(2);反転・併存・融合の不動点―天皇システムと日本の公共性(3))2 近現代を睥睨する古典の思想(古典と近代批判―国文学の忘れ物;古典と和歌―和歌的共同体としての日本;「古典」の条件―規範・権威・注釈 ほか)3 古典学徒のやぶにらみ(日本近代・アジア主義・イスラーム;ポピュリズムの勝利と戦後の完成;「国語」の起源と復興 ほか)実証主義=無思想に堕した国文学は、現実を凝視できるか。天皇論、「古典の思想と言説」にまつわる諸問題をはじめ、古典を通して時事問題を論ずる、全54編の評論集。雑誌『発言者』『表現者』に連載し続けてきた論考に、3月11日以後に書き下ろした「破局の後で」を加えて一書にしたものである。「近代的思考・論理の批判・相対化を通して、古典的思考・価値を復興し、歴史・伝統と結びついた日本を再発見して、近現代のアポリアをどこかで抜け出たいことに尽きる。」「国文学が近代=文明開化の論理を超えて自立するとき、初めて日本と出会え、古典の再生が成し遂げられるだろう。それが日本におけるあるべき近代の創始になることは敢えて贅言を要しない。」以上、本書より。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
森有正が問いかけたもの。果たして彼の仕事は歴史に一駒を刻んだだけのものだったか。その西欧との出会い、葛藤は時代のもたらした躓きに過ぎなかったか。森有正がこの世的地位を棒に振ってでも続けようとした実験は何だったのか。私たちは彼の投げかけた問いを問い続けなくてよいのか。幼い頃から森と身近に接してきた著者による渾身の森有正論。第1章 ことば―表現体としての第2章 旅第3章 自己第4章 書くこと第5章 フランス語学習の問題第6章 ノートル・ダム第7章 ミノトール(または愛について)第8章 音楽第9章 アブラハム第10章 カルヴァン森有正がこの世的地位を棒に振ってでも続けようとした実験は何だったのか。私たちは彼の投げかけた問いを問い続けなくてよいのか…。幼い頃から森と身近に接してきた著者による、渾身の森有正論。   Honya Club.com


JPY ¥4,290
国家論・権力論、社会関係論や歴史における地域、政治文化の問題など、最近20年間に展開を遂げた歴史研究の動向を位置づけ、今後の方向性を示す。1 国家論・権力論(国家論・権力論の変貌;古代ギリシャの国家と共同体 ほか)2 身分・社会関係・市民社会(身分、市民社会、国民;身分制における卑賎観念と穢れ意識―インドと日本の比較をとおして ほか)3 地域論・地域社会論(地域把握の方法;人と都市とネットワーク―イスラーム史における地域 ほか)4 政治文化と民衆(政治文化、何がどう問題か;朝鮮の近代とその政治文化 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥726
「自我の確立」と「無我の境地」。めざすべき人格のあり方はどちらか?自我を主張しすぎるとエゴイズムの蔓延をもたらす。一方、無我とは滅私奉公であるとの歴史的誤解も根深い。本書では、大乗仏教の唯識学と現代アメリカの哲人・ウィルバー思想を手がかりに、自我と無我の本来的意味を整理する。「無我と空」「自我とエゴの違い」「未我→自我→無我のプロセス」などをわかりやすく解説。その上で、自我と無我の対立概念を超えた全宇宙論を提唱。到達すべき人間成長のビジョンを明確にした、思想的挑戦の書。序章 自我か、無我か―日本の精神史百年の葛藤第1章 手がかりとしての唯識とウィルバー思想第2章 大乗仏教における「無我」の意味第3章 「無我」ではなく「四知」の主体―凡夫から仏陀への道第4章 自我中心性の克服としての発達第5章 全宇宙の構造第6章 「個と集団」の成熟した関係―バランスのとれた進化へ「自我の確立」と「無我の境地」はどちらが大切か。仏教と心理学の基礎に個と共同体の成熟した関係を問う。日本人の精神性を高める論考。   Honya Club.com


JPY ¥803
溝口泰男の体当たり子育て論   Honya Club.com


JPY ¥3,520
虚偽としてのイメージからイメージとしての真理へ?。「神の死」そして「形而上学の終焉」以降の今日、哲学の名のもとに新たな「意味のエレメント」を切り開き、「世界の創造」へと結び直す。ナンシー「イメージ論」の集大成。〈ジャン=リュック・ナンシー〉1940年ボルドー生まれ。ストラスブール(マルク・ブロック)大学名誉教授。著書に「無為の共同体」「侵入者」など多数。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,950
「BIO INDUSTRY」の2003年7月号で特集に組まれた「抗体エンジニアリングの最前線」に、時代の要請に応えて、最新の周辺の話題をもりこんで、単行本化したもので、抗体エンジニアリングの最前線と今後の展開についてまとめ直したものである。組換え型抗体の現状と展望抗原抗体反応の実践的速度論抗体酵素:免疫システムを用いた新規生体触媒の創出抗体酵素の新しいディスプレイ法の開拓抗体を用いた受容体のエンジニアリング―効果的な細胞医療を目指してヒト抗体エンジニアリングと分子標的医療ヒト染色体導入マウス(TCマウス)を利用したヒト抗体医薬開発抗体医薬の生産技術―動物細胞による物質生産の現状と課題植物における抗体生産の現状と展望競争のいらない小分子の高感度免疫測定法の開発抗体マイクロアレイバイオセンサーチップと抗体エンジニアリング機械だけで作る抗体:アプタマー   Honya Club.com


JPY ¥3,520
北野武、レヴィ=ストロース、ワイズマン、そしてゴダール。待たれていた映像批評界最大最強の新人の言葉が、ついに一冊の本として結実した。遠くへ―侯孝賢『戯夢人生』砂に還る―神代辰巳『インモラル・淫らな関係』透過体―ジャン=リュック・ゴダール『映画史』プリズムとしての人類学者―クロード・レヴィ=ストロース『ブラジルへの郷愁』見えない器―リュミエールと『攻殻機動隊』半顔の戦争―安彦良和『虹色のトロツキー』密度の旅―北野武『HANA‐BI』運命の小片―土本典昭『医学としての水俣病』光の底―フレデリック・ワイズマン論非対称を渉る―フレデリック・ワイズマン論補足待たれていた批評家による映像論をまとめた待望の論集。北野武、ワイズマン、そしてゴダールなど、著者のずば抜けた感性が捉えた刺激的な分析を通して、観客としての我々の死角を鋭く衝く、斬新な思考が展開。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
1 環論初歩2 体論初歩3 有限体4 環論と体論からの補足5 代数多様体と有理函数体6 有限体の上の代数曲線とガウス和A 付録 群論からの補足B 章末問題略解環・体の初歩からスタートし、有限体の上の代数多様体の基礎までを一歩一歩学ぶ。〔内容〕環論初歩/体論初歩/有限体/環論と体論からの補足/代数多様体と有理函数体/有限体の上の代数曲線とガウス和/付録 群論からの補足   Honya Club.com


JPY ¥1,650
ファッションデザイナー横森美奈子69歳がアドバイス。"今っぽく"をキーワードにおしゃれ復活!若い頃の自分は忘れなさい。今の自分をちゃんと見よう!オジサン化まっしぐらしてない?大人になると高いものが似合うのウソ。「好き」と「似合う」は違います!数字よりサイズ感。だから、試着命!イージーに着るなかれカジュアル!大人こそTPOのお手本を!アップデートは小物から。クロゼットもデトックス。着ない服は老廃物!過去引きずりNo.1がヘアとメイク。体にお金を、笑顔に磨きをかける!「シニアよ、もっとおしゃれになろう!」?森美奈子69歳(!)の辛口シニアファッション論。人口が圧倒的に多い団塊世代。「だからこそ60代、シニアがおしゃれじゃないと、日本の景色が悪くなる!」が口癖の?森美奈子さんも今年、69歳になる段階世代だが、実に若々しくておしゃれ! 彼女はファッションデザイナーとして高度成長時代を生きてきた自負がある。「同世代が今いちおしゃれに見えない。時間も余裕もできてきた世代なのに、もっとおしゃれしなくて、どうするの。残された時間はないのよ!」と意気軒昂。そんな元気な?森さんが語る熟年ファッションアドバイスは、辛口だけどわかりやすくて、速攻おしゃれになれるものばかり。ファッションが気になるシニア世代なら今日から必ずや役に立つはず!   Honya Club.com


JPY ¥3,960
遺伝的決定論や還元主義、創造論から利己的遺伝子、進化心理学など、激論のつづく熱いトピックスを考察、その哲学的問題を浮き彫りにし、論争の裁定をも試みる刺激的な論考。現代哲学のスターに躍り出た生物学の哲学の豊饒さを存分に味わえる一冊。第1章 進化論と哲学(疾風怒涛の一九七〇年代;「遺伝的決定論」の問題圏;「遺伝子と環境との相互作用」という言説 ほか)第2章 適応主義をめぐる論争(適応主義論争前史;宣戦布告;適応主義からの反撃 ほか)第3章 遺伝子の目から見た進化(説明的適応主義から利己的遺伝子説へ;対立遺伝子選択説とその批判;ヘテロ接合体優位の事例に基づく対立遺伝子選択説批判 ほか)遺伝子的決定論から進化心理学まで、激論のつづく熱いトピックを考察。その哲学的問題を浮き彫りにし、論争の裁定をも試みる刺激的な論考。現代哲学のスターに躍り出た、生物学の哲学の豊饒さを存分に味わえる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
吉本隆明が不死鳥のように読み継がれるのはなぜか?たんなる追悼や自分のことを語るための解説ではない、ステレオタイプの礼賛でもなく、もちろんクサすための批評でもない。読めば新しい世界が開けてくる吉本論、大幅に増補して、待望の復刊。第1部 「座標」という発想のゆくえ(「マチウ書試論」のモチーフと発想;『言語にとって美とはなにか』のモチーフ;『心的現象論序説』について;「身体・生命・エロス」と神戸事件;「おくれ」の問題について;これから吉本隆明を「読む」ことをめぐって)第2部 「地図」を求めて(地図がわかるとはどういうことか;『共同幻想論』と『古事記』;「転向論」から『共同幻想論』へ;『ハイ・イメージ論』と世界視線;「支え手」としての共同体)吉本隆明が不死鳥のように読み継がれるのはなぜか。思想の伝承とは。読めば新しい世界が開けてくる吉本論、大幅に増補して、待望の復刊。滝川一廣による「非国家論としての共同幻想論」を付す。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
我々の住む、この自然界を研究するために必要な基礎概念を学ぶ入門書!現代数学や現代物理、すべての基本である、図形の一種である多様体を俯瞰します。平面や空間、座標といった基本事項を復習し、0次元多様体、1次元多様体、2次元多様体、3次元多様体、高次元多様体と、次元を増やしながら多様体を理解していきます。さらに応用として、ポアンカレ予想、場の量子論の標準模型、超弦理論などにも触れ、この分野の未解決問題も紹介します。1 我々の宇宙は「3次元空間」か?―「多様体」の導入2 3次元空間R3でも3次元球面S3でもない3次元多様体―日常にひそむ多様体3 多様体を高次元にすると…?―その性質はどうなるか4 自然界を探究するのに多様体が必要不可欠な理由―物理における多様体5 ポアンカレ予想はまだ解けていない!?6 複素数と複素多様体7 結び目・絡み目と高次元部分多様体現代物理、現代数学における重要な概念=「多様体」の超入門書。球面などの基本的な話題から、物理で現れる具体例まで。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
ケアの質を科学的な方法(システム)に基づいて改善する"アウトカム・マネジメント"に必要な知識と情報をすべて網羅。2001年「アメリカン・ジャーナル・オブ・ナーシング」(AJN)誌の"ブック・オブ・ザ・イヤー賞"を受賞した名著。本書は、アウトカム・マネジメントを開始するに当たって直面するさまざまな問題について、実践的で、分かりやすく、効果的な解決策を提示します!患者の健康、QOL、満足度の改善に焦点を当てた豊富な提案が、アウトカム・マネジメントの世界を理解させます。また、アウトカム・マネジメントは、合併症予防、病気の再発予防、医療費用の軽減、在院期間の短縮を計ることも狙いとしています。第1部 アウトカムの測定と管理を開始する(アウトカム・マネジメント入門;環境評価―効果的変化を調和の中に生み出す;プロジェクトのリーダーシップ ほか)第2部 プロジェクトに欠かせないツール―アウトカム改善に向けた変化を起こすために(アウトカム研究の方法論;アウトカム・マネジメントのためのケア標準化ツール;質改善とITSのアウトカム・マネジメントとの連動 ほか)第3部 将来の展望―補い合う次のステップ(長期的アウトカムの測定と管理;疾病管理―アウトカムを基盤としたケアの連続体;アウトカム志向の文化を創る―最前線を後方から導く)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
人類が体でなく100%頭を使って働く時代だからこそ、体の管理が100%必要なる。三育(知・徳・体)のトリプルシナジー(相乗効果)こそ、夢を実現させる純粋なヒューマン・パワーだ!!社会貢献に向けた自己管理、生活ヨガ。はじめに(「使命」;「基本理念」;対象となる人・団体)第1章 自己管理(メソッド&ツール)(ルーティンシートの効果;ルーティンシートづくり;「自分との約束」実行例紹介)第2章 体の管理(ヨガをベースに)(取り組む姿勢(心がまえ);基本練習の内容)第3章 心の管理(夢や目標)(生き方・考え方の指針;夢や目標の実現法;参考にした考え方と利用例)ヨガを通して、体から心まで管理する方法を紹介。ヨガの基本的動作はもちろん、「自己管理」のための具体的な方法論も掲載。一部書き込み式。   Honya Club.com


JPY ¥4,950
科学者から「あなたは実在を信じますか?」と真顔で問われたラトゥールは科学論こそが科学を真に自由にしようとしていることを明らかにする。第1章 「あなたは実在を信じますか?」―サイエンス・ウォーズの前線からのニュース第2章 循環する指示―アマゾンの森林土壌のサンプリング第3章 科学の血液の流れ―ジョリオの科学的知性の事例第4章 制作から実在へ―パストゥールと彼の乳酸発酵素第5章 事物の歴史性―微生物はパストゥール以前にどこにいたのか?第6章 人間と非・人間の集合体―ダイダロスの迷宮をたどる第7章 サイエンス・ウォーズの発明―ソクラテスとカリクレスの決着法第8章 科学から解放された政治―コスモポリティクスの"政治体"第9章 行為のささやかな驚き―事実・フェティッシュ・ファクティッシュ結論 どんな工夫がパンドラの希望を解放するのか?実践的観点から見た科学の実在、ならびに科学論によって探究されたある種の実在論について理解するための議論を提供。事例研究を通じて、物質界の出来事が科学的知識の一項目へと転換されていくステップを例示。   Honya Club.com


JPY ¥1,430
本書は、シュタイナーの四大主著の一冊であり、その思想の根幹が綴られている。肉体、エーテル体、アストラル体、自我という人間存在のヒエラルキアを解明し、宇宙論、人間論の中で、めくるめくような宇宙史の壮大な展望の下にマクロコスモス(宇宙)とミクロコスモス(人間)との関わりをあとづけ、進化の法則と意識の発達史、古代秘儀の本質、輪廻転生論、悪魔論、霊的認識の方法などを記し、過去と現在と未来についての常識をくつがえした前代未聞の神秘学大系が展開される。神秘学の性格人間性の本質眠りと死宇宙の進化と人間高次の諸世界の認識(秘儀参入またはイニシエーションについて)宇宙の進化と人類の進化との現在と未来霊学で用いられる諸概念   Honya Club.com


JPY ¥1,320
共同体感覚目的論甘やかされた子ども抑制的劣等感と意味の追求器官劣等性遺伝と素質家族布置ライフプランとライフスタイル仮想的目標―男性的抗議〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,100
晩期マルクスとコミュニタリアニズム(共同体社会主義)―マルクスとE.B.バックスとの接点(初期マルクス・エンゲルスの唯物史観;『経済学批判』から『資本論』へ ほか)国家や権力の無化は可能か―マルクスの"初期"へ(国家という幻想;幻想の共同性 ほか)マルクス自由論の陥穽―アンドレ・ヴァリツキの所説を参照して(マルクス自由論の基本的骨格;マルクス自由論が孕む諸問題(ヴァリツキによる解析と批判))マルクス・エコロジー・停止状態(マルクスの物質代謝論;エコロジーの思想家・マルクス? ほか)マルクスの歴史的意義と根本的限界(マルクスの継承すべき業績;マルクスの貴重なヒント ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,860
季刊考古学160 特集:横穴式石室からみた古墳時代社会横穴式石室からみた古墳時代社会(太田宏明)横穴式石室からみた古墳時代の首長近畿(上田直弥)山陰(坂本豊治)関東−横穴式石室の諸相と首長像−(小林孝秀)横穴式石室からみた地域間交流九州系石室(中里伸明)三河系石室(井口智博)畿内系石室(太田宏明)横穴式石室と群集墳九州(小嶋 篤)近畿(萩野谷正宏)東海−駿河東部地域を中心に−(藤村 翔)横穴式石室からみた葬送観念墓室と棺(藏冨士寛)土器祭祀−横穴式石室にみられる二相の土器使用儀礼−(寺前直人)横穴式石室における棺体配置の多様性(田村隆太郎)横穴式石室の始まり九州地方における横穴式石室の出現(高木恭二)【コラム】横穴式石室の3次元計測(金澤雄太)【コラム】横穴式石室から学ぶ活用の視点(瀬谷今日子)記念寄稿 創刊40周年を迎えて『季刊考古学』創刊時の指向(坂詰秀一)『季刊考古学』発刊40周年に寄せて(西谷 正)動物考古学と『季刊考古学』(金子浩昌)『季刊考古学』への期待(時枝 務)最近の発掘から岩手県豊沢川流域の蝦夷集落−岩手県花巻市大谷地3遺跡−(八木勝枝)開発領主の館から国人領主(土岐明智氏)の館へ−岐阜県土岐市妻木平遺跡−(中嶌 茂)リレー連載・考古学の旬 第18回金関丈夫の渡来説・陰歯論と人骨収集(春成秀爾)リレー連載・私の考古学史 第9回めぐり会った人たち(上原眞人)「季刊考古学」総目次第101号ー第150号   Honya Club.com


JPY ¥2,640
高齢時代を迎えた日本の医療・福祉経営が直面している課題を明らかにする。現在の情勢のなかで、医療・福祉経営が統合システム(複合体)として生き残るだけでなく、地域での信頼を基礎に定着し、発展するための課題の提言。〈野村秀和〉日本福祉大学大学院招聘教授・京都大学名誉教授。専門は会計学・管理会計論。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
1 神話と異界(神話・祭儀と異界―その遠さと近さについて;"性"と"食"の神話 ほか)2 出雲論(世界像を創出する力―出雲のアヂスキタカヒコの神話について;玉の奇蹟―『出雲国風土記』の玉作湯社について ほか)3 播磨論(もう一つの創世神話―『播磨国風土記』における"落下"のモチーフ;『播磨国風土記』における鉄の伝承 ほか)4 常陸論(『常陸国風土記』に描かれた松の植生をめぐって―共生と抗争;『常陸国風土記』に現れた井泉の機能―村落共同体と共泉の成立について)4 琉球論(ウンジャミ祭の世界像;琉球の観音信仰の受容)   Honya Club.com


JPY ¥5,610
1章 仮面(東北地方出土の縄文期土製仮面に見られる歪みの造形―はじめに;鼻曲がり型土製仮面の5つの事例の観察;顔貌の歪みの形をめぐるいくつかの論説 ほか)2章 隈(歌舞伎の隈取をめぐる視覚論的雑攷―はじめに;小林勝の著作『歌舞伎隈取概觀』とその周辺の諸問題;小林論文に顕著な2つの視点 ほか)3章 鍾馗たち(京都市中心域に見出される小鍾馗像全探索調査―はじめに;調査の方法;調査の結果1 ほか)本書は著者による既刊『人の顔または表情の識別上・中・下』(関西大学出版部1987ー2015)の研究内容に関連しながら、題材の特殊性のために取り上げなかった項目についての研究を補遺したものである。 その項目は?縄文期の鼻曲がり型土製仮面?歌舞伎の隈取?京都市中心部の民家の小屋根に飾られている鍾馗像、の三題である。?では東北地方の古代遺跡から出土した5面の鼻曲がり型土製仮面の観察を手始めに、話題を顔の左右非対称に拡張してその人文的社会的効果を推論した。?は昭和初期に、歌舞伎の隈取の効果を当時の生理学と心理学の展開に結び付けて考察した名著があるのでそれを紹介し、さらにその現代的意義を発掘して、それを歌舞伎鑑賞の今日的価値に関係づけようとした試みである。?はとりわけ京都市中心部に多く分布して厄除けの効果を期待されている鍾馗の瓦人形の観察である。今回の探索で確定することができた400体におよぶ鍾馗像の全画像を総集して、将来の研究へ向けての展開を期待した。   Honya Club.com


JPY ¥3,190
第1章 ギリシャの作図不能問題第2章 代数系入門第3章 有限体論第4章 体論第5章 ガロア理論とその応用第6章 ガロア群の決定第7章 無限次ガロア拡大の理論   Honya Club.com


JPY ¥6,820
序章 日本統治期台湾における新感覚派第1章 一九三二年‐一九三六年横光利一受容の概観―楊逵と「純粋小説論」を中心に第2章 明治大学での師事―横光利一「頭ならびに腹」と巫永福「首と体」第3章 構図としての「意識」の発見―横光利一「時間」と台湾最初の「意識の流れ」小説、巫永福「眠い春杏」第4章 植民地的メトニミーの反転―横光利一「笑われた子」と翁鬧「羅漢脚」第5章 翻訳による権威の流用、そして中国新感覚派の誕生―横光利一「皮膚」と劉吶〓「遊戯」第6章 越境する言葉とカメラアイ―横光利一「蠅」と鍾理和「蒼蠅」第7章 孤独な受容―戦時下における龍瑛宗「邂逅」「ナポレオンと横光利一」による横光利一の受容第8章 李箱「童骸」における横光利一の受容―横光利一「頭ならびに腹」「皮膚」との比較を中心に第9章 東アジアにおける横光利一「皮膚」受容の射程―劉吶〓「遊戯」、翁鬧「残雪」、李箱「童骸」をめぐって終章 「台湾新感覚派」の系譜―文体と題材の受容と変容日本統治期台湾の文学において、横光利一の「純粋小説論」や作品が与えた影響は大きく、また、その影響は中国や韓国など東アジアに広がる。本書は、日本統治期において台湾人作家がいかに横光を受容したかを解明し、台湾文学史の中にこれまで看過されてきた「台湾新感覚派」の誕生を文学史に正しく位置づける。更に、韓国の李箱や中国に渡った劉吶鴎の横光受容や、新発見された横光の随筆「台湾の記憶」を通して台湾の表象を論じる。   Honya Club.com


JPY ¥1,602
0 プロローグ―なぜ、いま共生の思想なのか1 花数寄―共生の美意識2 近代主義を超えて―分離主義と2元論を包み込む視点3 共生の時代のプレテクスト―大江戸4 利休ねずみ/バロック/キャンプ―曖昧性と両義性5 砂漠の実験都市―異種文化との共生あるいは歴史と未来の共生6 道の思想と中間領域―対立する2項の共生7 唯識思想と共生―阿頼耶識/無覆無記8 自然と人間の共生―森の復元9 からくりの思想―技術と人間の共生、他の生命体との共生10 ポストモダンから共生へ―聖・俗・遊の"通底器"都市11 東京大改造計画―再生と開発の共生エピローグ 渇愛と無明からの解脱   Honya Club.com


JPY ¥2,640
1 石川淳という名の事件2 石川淳文学の革命伝説3 「純粋」と革命4 菩薩行としての小説―『普賢』の驍舌体をめぐって5 『紫苑物語』論―悪運と妄執と花6 江戸がからになる日―『至福千年』をめぐる江戸学と異端黙示録7 ものいう死者の思想―『狂風記』、あるいは地底の千年王国8 巨根伝説の探究―『六道遊行』小論9 メタフィジックとしての「俳諧」―危機の小説学と言語革命   Honya Club.com


JPY ¥2,706
1 「の」の文化ほか(「の」の文化;声の幻想、幻想の声;英詩韻律論の基礎のためのノート ほか)2 文学の言語(日常の言語と文学の言語;叙事的フィクションの論理;テクストの視線・聴線・思考線 ほか)3 文学批評論(創作者論の発生;アフェクティヴ・クリティシズム―スタンレー・フィッシュ;フィッシュの「解釈共同体」の問題 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
「地域の個性をあらわすシンボル」「未来を見通す望遠鏡」である遺跡の過去・現在・未来を、最新の発掘データをふまえ、1冊に凝縮する。1 三島古墳群の成り立ち2 邪馬台国時代の三島3 前方後円墳時代の到来と三島4 太田茶臼山古墳と新池埴輪工房5 今城塚古墳と継体陵論6 三島古墳群の終焉遺跡の過去・現在・未来を1冊に凝縮した総合ガイドブック。現継体陵の太田茶臼山と真正の継体陵と目されている今城塚についての解説を織り込みつつ、大小500基からなる三島古墳群を平易に紹介する。   Honya Club.com


JPY ¥968
なぜ新聞・テレビの報道で失敗がおこるのか。そして市民の不信感を起きおこすのか?長年科学報道の第一線に身をおいていた著者が、福島第一原発事故・STAP細胞事件・地球温暖化など、著名な事例を検証。さらに、研究機関や政府側からの発表攻勢、報道機関の自主規制、科学的不確実性の伝え方、社内組織のパワーバランスなど、科学報道がかかえる問題を分析。科学事件の構造、マスメディア自体が直面する課題を、生々しい現場から浮き彫りにする。序章 科学報道はなぜうまくいかないのか第1章 メディアはなぜ見抜けなかったのか―STAP細胞問題第2章 なぜ大本営発表報道といえるのか―福島第一原発事故第3章 懐疑論をどう「公平・中立」に報道するのか―地球温暖化問題第4章 マスメディア共同体の構造第5章 「客観報道」と「公平・中立報道」の問題点を考える終章 科学ジャーナリストは科学者とどう向きあうべきかなぜ科学ジャーナリズムで失敗が起こり、読者の不信感を引きおこすのか。原発事故・STAP細胞・地球温暖化など歴史的事例から、問題発生の構造を徹底検証。マスメディア自体が直面する課題を浮き彫りにする。   Honya Club.com


JPY ¥8,250
廣松哲学の提示したヒュポダイムを切開し、事的地平への道標をしめす。それは全世界を変える力となる。第1部(「等値化的統一」・「液態的自己」・「『質料‐形相』成態」;幻想的ゲマインシャフトと「逸れる動き」;歴史内存在の「こと」的実践と「汚れなき純粋性」)第2部(言語と弁証法的運動論による「真の人倫的共同体」;「共同主体的対象的活動」と「自発的服従」;「媒体としての天皇」による「規範的強制力」と制度論的規矩)第3部(国家創設の「端初の論理的無根拠性」と「虚焦点」;「対話の論理」とアトム的「自己保存」の論理;「自己保存」・「シャム双生児的な協存体」・「呼掛‐応答」)   Honya Club.com


JPY ¥1,923
第1章 話題第2章 本論第3章 医学的基礎知識(一般細胞―体細胞と細胞分裂;生殖細胞;人体の発生―受精、妊娠、分娩 ほか)第4章 実践論(家庭教育期;学校教育期;社会教育期)   Honya Club.com


JPY ¥812
これまでの物理学は、線分の中に大きさのない点が無限にあるとする数学に基づいて築かれ、時空を無限小に分割できる連続体として扱ってきた。だが量子論では、光さえ連続的なものではなく、究極的には不連続の量子―光子によって表現されなければならない。なぜ空間はその例外で、無限分割が可能だというのか?世界を記述するにふさわしい別の数学があるのではないか?アインシュタインの一般相対性理論は時空の幾何学の理論だが、この幾何学は量子論を盛り込んだ世界ではどう見えるだろうか?7 スピノールからツイスターへ8 ツイスター空間9 ツイスター重力10 大海へ   Honya Club.com


JPY ¥3,740
心とは脳だろうかあるピアニストの事例―心が体に置き換えられるある老画家の事例―脳が心を支配する外因・内因・心因―神経回路網としての心と内因性精神疾患デカルト的二元論連合型視覚失認の事例―名づけられることの前と後同じものが同じであることの奇跡イデア論再考ヤンツ教授の最終講義―てんかんとは「学習過程」"Lernprozess"である心は計算式に置き換えられるか犬がもし操作的に診断されたとしたらプライミングとジョン・ヒューリングス・ジャクソン心は開かれた形で生まれ、後に閉じることを学ばれる―並列処理の直列化フロイトの無意識とは何か漢方治療と官能的身体精神分析における心的装置―それはたぶん脳の外に跨っているスピノザの幸福とデカルトの不幸近年の脳科学の進歩などにより、精神医学の拠って立つ地平が大きなパラダイムシフトを起こしている。しかし、本当に「心」は全て「脳」で説明しきれるのか。精神医学、脳科学の根本命題をめぐる、著者一流の考察。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
教師を目指すあなたへ!実際の授業の準備や構成、学習指導案の具体例、アクティブラーニングの進め方と注意点。教師とは何か"教師論"授業のデザイン"授業論"教材の見つけ方・選び方・活用法"教材論"歴史教育の実践者に学ぶ"歴史教育論"学習指導案の作成教育実習の準備"授業と検討会"つねに現在を考える「学びの共同体」の実践・課題アクティブラーニングの進め方と注意点授業の実際学びつづける教師歴史学と歴史教育の未来   Honya Club.com


JPY ¥1,100
このままだと日本は必ず没落する…。一九九〇年代末に著された本書は、二〇五〇年を見据えて書かれているが、驚くほど現在の日本がおかれた状況を予見している。なぜそうなるのか。日本人の精神性と日本の金融、産業、教育の構造的欠陥を舌鋒鋭く指摘し、唯一の救済策「東北アジア共同体」構想を示す。第1章 予想の方法論第2章 人口の分裂第3章 精神の荒廃第4章 金融の荒廃第5章 産業の荒廃第6章 教育の荒廃第7章 ただ一つの救済案第8章 救済案への障害付記 社会科学の暗黒分野   Honya Club.com


JPY ¥3,300
後期資本主義が終わりにさしかかった現在、"かつては存在したが今はすでに断絶してしまった「現代美術」の本質を、高松次郎を通して"考察する。第1章 "点"と"紐"―「点と線」あるいは「針金と紐」第2章 不在体、不在の部屋、不在性第3章 "影"連作―ハプニングと絵画論第4章 "影"における存在論と絵画論―穴と鏡のあいだに第5章 "影"と言葉―「影論争」と呼ばれる批評群第6章 絵画の外側―"影"から生まれるもの第7章 原理と実在のあいだに―表象のパラドックス第8章 "題名"という題名―美術作品への名づけ/ものと言葉の接面第9章 言葉と言葉でないもの―"The Story"と反記述「不在」あるいは「影」へ向かって。後期資本主義が終わりにさしかかった現在、「かつては存在したが今はすでに断絶してしまった「現代美術」の本質を、高松次郎を通して」考察する。気鋭の美術批評家の書き下ろし。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
バフチンの「ポリフォニー」、「カーニヴァル」といった概念、スターリン体制によって切断されたロシア・アヴァンギャルドと「銀の時代」の歴史的な連続性、ナボコフと「亡命」という見取り図。文学と芸術という文化の背景に潜む思想をあざやかに暴き出す。第1部 身体・声・笑い―ロシア文化のなかのバフチン(引き裂かれた祝祭―バフチンのカーニヴァルにおける無意識、時間、存在;現代ロシアにおけるバフチン―ポストモダニズムと文化研究のなかで;身体、声、笑い―ロシア宗教思想とバフチンの否定神学的人格論 ほか)第2部 複数性の帝国―近現代ロシア文化史を読み直す(ロシア文化史の新しい見方―A・エトキント、B・グロイスの文化史研究を中心に;消去された自然―ロシア文化のディスクールにおける欲望と権力;「何もない空虚のなかで…」―近代ロシアにおける「音」の支配 ほか)第3部 暗闇と視覚イメージ―ナボコフについて(ナボコフのロシア;ナボコフあるいは物語られた「亡命」;虚構の共同体―ナボコフ『ロシア美人』 ほか)1980年代末から始まる、従来のロシア文化のイメージを劇的に変化させる視点。バフチン、「銀の時代」、ロシア・アヴァンギャルド、ナボコフをめぐって、気鋭のロシア学者が新たな視角を切りひらく。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
子どもから大人へ、大人から子どもへ、言えない当事者たちに代わって代弁したいことが山ほどある。悩む子供、親たちに体当たり教育論。幼児編小学生編中学生編高校・学生編大人編番外編(留学生交流;講演などから)   Honya Club.com


JPY ¥1,650
数学を"教養"として身に付けたい。苦手意識はあるけれど、理解する喜びを味わってみたい―。そんな世間一般の期待に応え、半世紀以上にわたり愛読されてきたロングセラー。ユークリッド幾何の体系、微積分の概念、数学の基礎づけ、確率・統計などの重要なトピックについて、歴史的背景を辿りながら解説。叙述は丁寧そのもので、紙と鉛筆は必要なし!文章をじっくり追うことで、おのずと数学への理解が深まってゆく。『零の発見』と双璧を成す数学入門の古典的名著。1 幾何学的精神―パスカルとエウクレイデス2 光は東方より―代数学の誕生3 描かれた数―デカルトの幾何学4 接線を描く―微分法と極限の概念5 拡がりを測る―面積と積分法の概念6 数学とは何か―ヒルベルトの公理主義7 脱皮した代数学―群、環、体8 直線を切る―実数の概念と無限の学の形成9 数学の基礎づけ―無限の学の破綻と証明論の発生10 偶然を処理する―確率と統計   Honya Club.com


JPY ¥1,760
1 お笑い!悪魔の人体実験 62歳の僕が半年で20キロ減量した「1日1食」空腹有効論(両親介護と激太りの日々;空腹有効論証明を目指し「1日1食」;遠くに光が見えてきた;野菜の威力を実感する日々;数字が示す「悪魔の実験」の進行 ほか)2 老人は進化する生き物である(「体が作り直されている」進化;「オシャレ感覚」の進化;「男性だって化粧?」の進化;「小中高校の教師こそ老人が」の進化;「他人に優しくする大切さに心から気づく」進化 ほか)笑う生き方本、実は実用書進化の実証として大胆な体質改善、やってみました★カラー版ダイエットの手引き付き□仮説:人間は60代以降になって進化を繰り返す。□仮説:60歳から100歳までの40年間は、自分がどう進化してゆくかを実感しながら楽しんで生きる充実の黄金期となる。□仮説を実証するため、自らの「お笑い!人体実験」を開始した著者の到達点は?□青葉マーク老人の著者が発見したいろいろな進化。笑い飛ばして楽しむ60代。   Honya Club.com


JPY ¥2,530
新しい文明への具体的な実践という趣旨によって、著者らは、1995年頃から、日本とドイツ、そしてアメリカの間に将来、互いの文化をつなぐ橋を架けるために、礎石となる石を一つ置く共創を企画してきました。その始まりが、1996年、97年の2年間にわたって日本とドイツの間でおこなわれた「場とシントピー」の会議でした。(シントピー syntopyとは異なった領域の人々が互いの領域を越えて共創をするという意味で、この会議の主催者の一人であるミュンヘン大学のペッペル教授が考えた新しい言葉です。著者たちは日本の後世の国際的な活躍を願って「場」と「共創」という言葉を国際語として定着させたいと考えています。)本書はこの運動の発展的成果でもあります。第1章 共創と場所―創造的共同体論(人間の本性としての多様性;日本的自他分離 ほか)第2章 共創と自他非分離心―創出の「こころ」の実践的・主観的考察(過去の泥の中から;創出に現れる心の構造 ほか)第3章 共創における生命コミュニケーション(植物に学ぶ;場を測る―同時性と同場所性 ほか)第4章 コミュニカビリティーと共生成―歩行介助ロボットの開発を通して(介助ロボットの可能性;現代の技術が抱える問題 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
第1部 管理思想の構図(序―管理思想の系譜;人間存在様式と組織・管理思想変遷;有機体主義管理思想 ほか)第2部 管理技術の構図(管理技術としての構図―組織理論とその始動;管理技術の転機軸―心理学主義と管理問題;人間資源論の管理技法―組織ヒューマニズムの系譜 ほか)第3部 アジア的管理思想の構図(儒教文化圏管理思想研究への視座;儒教精神と経済合理主義―日常生活の倫理的合理化の問題;東北アジアの儒教世界と文化的近似性 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,310
無限に構成できるラマヌジャングラフの魅力をたっぷり紹介。群・環・体の入門書としても最適!第1章 グラフの基礎概念と固有値(グラフの定義とグラフの例;隣接行列 ほか)第2章 群論の基礎(群とは;群のいろいろな具体例 ほか)第3章 環とイデアル、体(環・体の定義と環の準同型写像;整域とは ほか)第4章 ラマヌジャングラフの構成(ケーリーグラフと差グラフ;有限体による差グラフの構成法 ほか)付章 四元数・線形群からラマヌジャングラフの構成へ(4元数とは;線形群 ほか)インドの天才数学者ラマヌジャンの名を冠したラマヌジャングラフは、効率の良いネットワ−クなど応用面、さらに数論や群論など純粋数学の分野でもその重要性が認識されつつある。本書は無限に構成できるラマヌジャングラフの醍醐味を予備知識がなくても十分味わえるよう、グラフの概念についてはもちろんのこと、群・環・体の基礎についても明快かつ丁寧に徹底解説。群・環・体の入門書としても最適である。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
第1章 米中大対立の序幕第2章 二十一世紀の日米中関係第3章 日米同盟と日本人の自覚第4章 東アジアの情勢と日本人の現実主義第5章 尖閣諸島問題第6章 中国断想第7章 東アジア主義への疑問第8章 運命共同体としての日・米・台湾第9章 日米中露のパワーゲーム第10章 世にさからう村山内閣論第11章 丸山真男小論1996年台湾海峡事件で明らかにされた中国の脅威。日米安保共同宣言、新ガイドラインの必要性に目覚めた日本人は今、何を為すべきか。日・米・中・露によるパワーゲームに迫る、待望のシリーズ第13巻。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
こだわりが強い子、パニックを起こす子、じっとしていられない子、攻撃的な子etc.「困ったこと」はメッセージ。あるがままにとらえれば輝く個性が見えてくる!第1章 「気になる子」を理解して適切な配慮をするために(今、保育現場で起きていること;障がいとは何か? ほか)第2章 「気になる子」の本質をとらえるアセスメント(様々な視点からのアセスメント;医学的な視点から子どもを理解する―医学的診断の過程 ほか)第3章 「気になる子」の理解と対応のポイント(「気になる子」への基本的なかかわり方;子どもの心と体を育てる4つの感覚から「気になる子」の行動を理解しよう ほか)第4章 これだけは知っておきたいシュタイナーの治療教育(シュタイナー教育と治療教育;シュタイナーの治療教育では障がいをどうとらえているか1 人間形成論的とらえ方 ほか)第5章 今日からできるシュタイナーの治療教育(シュタイナーの治療教育施設で子どもたちがやっていること;「食べる・寝る・遊ぶ」で子どもは育つ ほか)保育士、幼稚園教諭など、幼児の教育関係者向けに、「気になる子」の発達支援についてシュタイナー治療教育の視点から解説し、発達に問題のある子どもや、配慮の必要な子どもをどうアセスメントし、どう接すればよいのかについて教える実用書です。●目次第1章 「気になる子」を理解して適切な配慮をするために1 今、保育現場で起きていること2 障がいとは何か?3 障がいのとらえ方の国際的な変化4 子どもを前にしたときの支援者としての心構え5 子どもの行動の背景を理解しよう6 子どもが育つ土台と発達支援7 「気になる子」本人の視点に立つ8 今、なぜシュタイナーの治療教育か?第2章 「気になる子」の本質をとらえるアセスメント1 様々な視点からのアセスメント2 医学   Honya Club.com


JPY ¥3,960
体・環・群の基礎概念。有限群・リー群・代数群。ガロア理論・表現論・リー代数・カテゴリー・ホモロジー代数・K理論の高度な概念。結晶・量子力学・素粒子への応用まで、代数学のすべてがここにある。代数学とは何か?体可換環準同型とイデアル加群代数的に見た次元代数的に見た無限小概念非可換環非可換環上の加群半単純加群と半単純環〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥7,040
研究を重ね、新たな時代を描き出す。裁判員制度が刑事証拠法の世界にもたらした変化を掴み、刑事証拠法の未来を切り拓く。裁判員時代の刑事証拠法情況証拠による事実認定(その2)犯人の言動に関する経験則について―情況証拠による刑事事実認定論(7)米国陪審裁判における非経済的損害の算定医学的証拠の法廷への顕出のあり方について裁判員裁判と予断防止―自白の任意性判断時期と裁判体区分論を中心に主張整理における「法的有意性」概念の機能と限界証拠の同一性立証の現状と課題―証拠の保管過程を中心に純粋補助事実と関連性―刑事公判廷における性格証拠による証言の弾劾防犯カメラ映像を用いた異同識別鑑定死刑事件における減軽証拠の証拠としての関連性ドイツにおける被疑者取調べの録音・録画と記録媒体の証拠能力―ドイツ刑事証拠法をめぐる現状の一側面裁判員裁判における伝聞証言と関連性証人審問権保証と、国外にいる証人の公判外供述の証拠能力弾劾証拠と刑事法328条司法面接の記録の証拠利用受忍義務否定録から見る台湾自白法則の光と影―憲法論か政策論かの攻防中国における反復自白排除法則余罪取調べの違法とその後になされた自白の証拠能力―今市事件の検討任意処分の違法と違法収集証拠排除法則違法収集証拠排除法則における「重大な違法」裁判員法施行から10年以上が経過したことを踏まえ、裁判員裁判における刑事証拠法のあり方を包括的に分析する。裁判員制度導入後、刑事実務においては直接主義を重視視し、裁判員にとっての「わかりやすさ」が意識されるなど、公判における立証のあり方に変化が生じているが、証拠法についていかなる議論が蓄積されてきたかを振り返り、実務上の要請も念頭に置いた構成で一書にまとめた。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
日本の俳句や連句は、きわめて社会的な、共同体的な交換=やりとりと対話のプロセスであるとともに、日本の文学・美学を代表する表現形式であり、これによって広い範囲におよぶ日本の文化形式を理解することができる。現在アメリカの日本研究をリードする著者が、芭蕉や俳諧、さらに欧米におけるハイクブームや俳句に影響を受けた詩人たちまでも視野に入れて、十七字で綴られる「俳句」という世界最短の形式が詩たりえている文学的本質を鮮やかに解剖し、日本の文学・文化における意義を明らかにした画期的な比較文化論。第1章 日本の詩歌と文化へのアプローチ第2章 俳諧的想像力と文化の記憶第3章 東西の芭蕉神話第4章 並置の技術=芸術―切ることとつなぐこと第5章 季節の連想と文化の風景第6章 『おくのほそ道』と隠喩としての旅俳句がなぜ偉大な文学たりえているのか。芭蕉の西洋の詩人たちへの影響を見すえ、俳句が持つ詩としての本質をアメリカの日本文学研究者が解剖する。   Honya Club.com