JPY ¥1,100
樋口裕一/小論文これだけ! 人文・思想・哲学・歴史・芸術 深掘り編    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
★累計40万部突破!受験生から圧倒的支持!★今一番売れている「小論文の参考書」シリーズ!★人文系の学部・学科の志望者は全員必読!一番やさしい「超入門書」!文化、言語、近代、哲学・思想、科学、文化、芸術、歴史、大学・学問、コミュニケーション、ジェンダー、現代の若者、日本文化、現代日本の問題・・・人文系の小論文に必要な「基礎知識」を一番やさしく解説!驚くほどわかりやすく、内容が濃い!全部使える!難関校の知識対策も、これで万全!この1冊で、知識がしっかり身につく!課題文が読める!書くべきこともわかる!「こんな入門書が欲しかった!」人文系をめざす全受験生、必読の1冊!   Honya Club.com


JPY ¥8,800
思索一筋の哲学者が心血を注いで遺した、膨大な作品群をまとめた著作集。第1巻には、「存在と時間」を「実存に基づく存在の哲学」と看破した気鋭の論考「ハイデッガーの実存思想」を含む2篇を収録する。〈渡邊二郎〉1931?2008年。東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専門課程満期退学。文学博士。東京大学名誉教授。放送大学名誉教授。著書に「ハイデッガーの実存思想」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥8,864
本書は、弊社編・国立国会図書館監修「雑誌記事索引(人文・社会編)累積索引版」の第5期ー第6期をもとに、テーマ別の文献目録として使い易いよう再編成したものの一部で、昭和50ー59年(1975ー1984)の10年間に発表された哲学・思想一般、日本の哲学・思想、倫理学・道徳に関係する雑誌文献6,611件を収録する。   Honya Club.com


JPY ¥12,100
本書は、弊社編・国立国会図書館監修「雑誌記事索引(人文・社会編)累積索引版」の第5期ー第6期をもとに、テーマ別の文献目録として使い易いよう再編成したものの一部で、昭和50ー59年(1975ー1984)の10年間に発表された東洋の哲学・思想、西洋の哲学・思想に関係する雑誌文献7,642件を収録する。   Honya Club.com


JPY ¥24,420
1945年から1990年までの46年間に大学及び学内団体が刊行した哲学・心理学・宗教学・芸術学分野の論文掲載誌136誌、1418冊より1万501点の論文を分野別に収録。巻末に論文執筆者名索引、収録誌名索引、学術団体名索引が付く。人文一般哲学・思想心理学宗教学美学・芸術学   Honya Club.com


JPY ¥28,380
本書は、日本国内の各種学術団体・機関によって継続的に編集・刊行された哲学・思想、心理学、宗教学、美学・芸術学、歴史学、地理学の各分野と、複数の分野にまたがる学会年報・研究報告・紀要などの論文掲載誌を主題別に編成し、それらの内容細目を詳述したもので、論文掲載誌は450誌2448冊、論文17704点を収録。総合人文一般哲学・思想心理学宗教学美学・芸術学歴史学一般日本史東洋史西洋史地理学国内の各種学術団体・機関が刊行した学会年報・研究報告類の内容細目集。1996年から2002年に刊行された人文・芸術分野と複数の分野にまたがる論文掲載誌450誌・2448冊より1万7704論文を収録。   Honya Club.com


JPY ¥23,760
1945年から1990年までの46年間に研究所(民間、大学を含む)が編集・刊行した哲学・心理学・宗教学・芸術学・歴史学・地理学分野の論文雑誌143誌、1291冊より、1万193点の論文を収録。配列は誌名の五十音順、アルファベット順、巻末には個別論文の執筆者から引ける論文執筆者名索引や収録誌名索引、学術団体(編者)名索引が付く。人文一般哲学・思想心理学宗教学美学・芸術学歴史学地理学   Honya Club.com


JPY ¥1,760
話の引き出しに「本物の教養」を。―学生の入門書に、学び直しのきっかけに、ビジネスに活かすために。人文・社会の教養をビジュアル図解で大解剖!1 歴史2 哲学3 言語4 心理5 文化6 経済7 社会8 日本9 芸術★★★人文・社会の教養をビジュアル図解で大解剖!★★★歴史・哲学・言語・心理・文化・経済・社会・日本・芸術の全9テーマから成る、「教養の入門書」の決定版。数ある教養本のなかでも、イラスト図解の量は群を抜いており、ポップで親しみやすいイラストで「楽しく教養を身につけたい」という人にピッタリな一冊。***************************************************************▼▼本書で扱う9つのテーマ▼▼Chapter 1 歴史 「大きな物語」の終焉とは何かChapter 2 哲学 哲学は「私」をどう捉えたのかChapter 3 言語 人にとっての「言語」とは何かChapter 4 心理 人は「心」をどう科学したのかChapter 5 文化 グローバル時代に「文化」をどう捉えるべきかChapter 6 経済 人は「経済」とどうかかわってきたのかChapter 7 社会 「自由」と「制約」のバランスはどう作るのかChapter 8 日本 日本を「アイデンティティ」から捉えるとどうなるかChapter 9 芸術 芸術を「時代の流れ」としてながめると何が見えるか***************************************************************……………………………………………………………………………………▼▼本書を読むことで得られる効果▼▼01 先人の思考や思想から「知」と「思考の枠組み」が得られる02 目の前の事象に自分なりの「解釈」ができるようになる03 自分なりの解釈をもとに新たな「アイデア」が生み出せるようになる04 本書より少し難しめな教養本の理解の手助けができる05 かつて   Honya Club.com


JPY ¥23,760
国内の各種学会によって刊行された学会年報・研究報告・紀要類の内容細目。1945ー90年に刊行された哲学・思想、心理学、宗教学、美学・芸術学の分野から、「雑誌記事索引」「全国短期大学紀要論文索引」に未収録でかつ原則として年刊または年2回刊のもの154誌・1582冊を収録する。収録論文数1万1175点。各誌を人文一般、哲学・思想、心理学、宗教学、美学・芸術学に大別し、分野ごとに誌名の五十音順・アルファベット順で排列する。巻末に論文執筆者名索引、収録誌名索引、学術団体名索引を付す。―「雑誌記事索引」を補完する基本書目。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
トクヴィル、フーコー、トインビーなどの必出の古典なども満載。「100年に一度の金融危機」「アメリカの破綻」も詳しい解説で疑問氷解。興味深い話題、多様な文体、高級な英文。すべてが試験に直結。第1章 アメリカの光と影第2章 経済・ビジネス第3章 言語・文学第4章 神話・思想・哲学第5章 21世紀の諸問題   Honya Club.com


JPY ¥36,300
「学会年報・研究報告論文総覧」シリーズの継続版。「雑誌記事索引」「CiNii」に未収録の論文が調べられます。2003ー2009年の間に刊行された人文・芸術分野と複数の分野にまたがる論文掲載誌177誌・1,356冊より9,087点の論文を収録しました。個別論文の執筆者から引ける「論文執筆者名索引」をはじめ、「収録誌名索引」「学術団体(編者)名索引」が付いています。本文(総合;人文一般;哲学・思想;心理学;宗教学;美学・芸術学;歴史学一般;日本史;東洋史;西洋史;地理学)索引日本国内の各種学術団体・機関によって継続的に編集・刊行された人文・芸術分野と複数の分野にまたがる論文掲載誌の内容細目を詳述した書。2003年から2009年に刊行された1356冊、9087論文を収録。   Honya Club.com


JPY ¥27,720
学会年報、研究報告論文の総覧。日本国内の各種団体・機関によって編集、刊行された人文・芸術分野と複数の分野にまたがる学会年報、研究報告、紀要などの論文掲載誌を主題別に編成し、内容細目を記述した。対象は1991年ー1995年に刊行された論文掲載誌として486誌、2282冊より17024点の論文を収録。本文は各論文掲載誌を見出しとして人文一般、哲学・思想、心理学などの主題毎に分類して排列。各雑誌の掲載事項は誌名、巻号等の書誌事項と論文タイトル、執筆者と掲載ページなどの内容細目で構成。巻末に論文執筆者名索引、収録誌索引、学術団体(編者)名索引を付す。総合人文一般哲学・思想心理学宗教学美学・芸術学歴史学一般日本史東洋史西洋史地理学年次研究報告・論文集で、既存の索引誌の未収録分を収録。321誌、7,756冊12,733論文の書誌事項掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
大きな流れを理解。効率的に暗記。挑戦!良問演習。地理・思想・文学芸術でライバルに差をつけろ!完全対策All in 1テキスト。地理(地球と地形;世界の山地と火山;世界の平地 ほか)思想(ギリシア哲学;西洋近代思想;社会契約論 ほか)文学・芸術(日本文学史―古典文学;日本文学史―近世文学;日本文学史―近代文学 明治時代 ほか)公務員試験対策本の定番「ザ・ベストプラス」シリーズの一般知識、第3弾「人文科学2」刊行。地理と思想、文学芸術はこれで万全!   Honya Club.com


JPY ¥3,399
Nik Turner/Sphynx Awakening The / Thoth / God Rock / Anubis / Isis and Nephthys / Pyramid Spell / Osiris / Hall of Double Truth The / Weighing of the Heart and Negative Confession The / Horus / Ori   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,474
Bad Company/Dangerous Age One Night / Shake It Up / No Smoke Without A Fire / Bad Man / Dangerous Age / Dirty Boy / Rock Of America / Something About You / Way It Goes / Love Attack   HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
各種公務員上・中級教養試験対策として、人文科学分野を短期間でマスターできるようにまとめた。出題頻度に合わせて重要項目を41類型に絞った。設問の解説とその背景事項を読むことにより、総合的理解を目指す。日本史西洋史東洋史哲学・思想文学・芸術   Honya Club.com


JPY ¥2,640
大学存立の危機が叫ばれる今日的状況をまえに、気鋭の論者が人文科学の未来を探る。哲学・思想史に屹立する先哲の大学論を読みとき、現代の高等教育における歴史的・制度的矛盾をあぶりだす。〈西山雄二〉1971年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科特任講師、グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」所属。著書に「異議申し立てとしての文学」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,070
著者ガヤトリ・スピヴァックは、脱構築思想をマルクス主義と結合し、哲学や文学の問題だけでなく社会批判へと拡大してしまう類まれなラディカリズムによって、いまやアメリカを代表する批評家の一人と注目されている。第三世界出身の女性である著者は、アメリカ社会のなかでは、「異文化」を体現する存在にほかならない。アメリカという「他者」のなかで、この尖鋭な知性は何を考えたのだろうか?著者の本邦初訳である本書には、そうした思考の軌跡が映し出されている。ミクロなレヴェルでは、文学テクストや大学制度を、マクロなレヴェルでは、高度資本主義の世界システムを、本書は「他者」という視点で鋭敏に読み解いてゆく。1 刃としての文字=手紙2 フェミニズム的な読みの発見―ダンテ‐イェイツ3 フェミニズムと批評理論4 説明と文化―雑考5 解釈の政治学6 国際的枠組みにおけるフランス・フェミニズム7 "価値"の問題をめぐる雑駁な考察8 マハスウェータ・デヴィ作「ドラウパーディ」9 マハスウェータ・デヴィ作「乳を与える女」10 副次的なものの文学的表象―第三世界の女性のテクストフェミニズム、ポスト植民地主義、脱構築理論、比較文学――人文科学の諸領域に影響を与えた、スピヴァックの尖鋭的な初期論文集。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
過程のなかで―理念のたたかい(3)リンカーンの政治思想(4)―リンカーンの南北戦争論を通してアメリカ独立宣言の論理構造(2)―古田武彦との応答日本における企業経営の先端的現在(4)―TQCの吟味を中心として高度資本主義・消費資本主義・超資本主義―吉本隆明の経済論批判図書歴程(シオラン・ノート(2);認識と論理についての本物の入門書が必要だ―板倉聖宣の本を二冊読んで)唯物史観の基本構造(3)思想・学問誌『過程』は、社会・人文の分野において学問的・思想的な真理を探究した本格的な論文を収録した自立誌である。社会&人文の分野における本質的な諸課題に本格的に取り組んだ論文を編集。戦後六三年(西暦二〇〇八年一二月)発行の第五号は、1.明良佐藤の加藤典洋『敗戦後論』批判を吟味し大東亜太平洋戦争を総括する基本的な立場と視点を論じた架空座談録、2.アメリカ南北の分裂の推移を論じた論文、3.アメリカ独立宣言の論理構造について古田武彦(日本古代史論に革命を起こした人物)と論争した往復書簡、4.日本のTQC的経営思想の意義と限界を論じた論文、5.吉本隆明の高度資本主義・消費資本主義・超資本主義論を吟味した論文、6.シオラン(ルーマニアの作家&思想家)に関する思想的ノート、7.板倉聖宣著『日本史再発見』『新哲学入門』の書評、8.『唯物史観の基本構造』における「交通論」の『試行』投稿論稿。   Honya Club.com


JPY ¥6,380
従来のキリスト教史の枠組を超え、人間の文化全体を幅広く体系的に捉えた新しい世界史。深い学問の成果が、分かり易く語られる。序章 時と永遠―永遠の生命生活と文化と教会(食べ物と着るもの;住むところと森;町に群らがる)ゲルマン民族とスラブ民族への宣教(寒冷地から温暖地へ―ゲルマン民族の大移動;キリストの福音を伝えたい―ゲルマン民族とスラブ民族への宣教)教会の歩み(キリストについての考え方の相違―東方のいろいろな教会;権力争い―神聖ローマ帝国皇帝と教皇の闘い;東方と西洋の亀裂―十字軍の悲惨;心安らぐ―新しい修道会の息吹き;思索と信仰―アリストテレス哲学と神学思想;神とひとつになる―神秘主義;礼典と民衆の信心;異なる思想―異端審問所の残虐性;ローマ・カトリック教会の傷心―14世紀と15世紀の教皇制度と教会;対話への努力―教会会議運動)教育・文学・美術・平和・教会(人間形成と学問―教育と大学と図書;ルネサンスと文学と美術;平易な福音と寛容―人文主議と平和思想)終章 神の愛は動かす 太陽と かの星々を―ダンテ『神曲』   Honya Club.com


JPY ¥1,540
公務員試験に合格するためにはどうしたらよいか…。受験生の、そして合格者の声を聞くと、教養試験が最大の難関であるという。教養試験は知識分野と知能分野に大別され、五枝択一という形で出題される。本書は、知識分野の中の「人文科学」に焦点を絞ってまとめてある。択一試験は、選択枝の中に正答が隠されているのだから、判別するための情報に基づいた「判断力」を養うことが重要課題となってくる。そのためには、体系的・系統的な効率のよい学習法をつかめるか否かが、合否の決め手となるといっても過言ではない。編集にあたってはその点を充分に考慮し、受験生が重要項目を理解した上で、さらに発展的に学習できるように心掛けた。第1編 歴史第2編 哲学・思想第3編 文学・芸術第4編 地理   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
現代政治から大衆文化まで縦横無尽に論じる現代思想界の奇才によるラカン入門書。今日の政治、社会現象、文化、芸術作品をラカン的に読むこと、つまりラカンの理論を実践することにより、その思想の核心に迫る。〈スラヴォイ・ジジェク〉1949年スロヴェニア生まれ。哲学者・精神分析学者。現代思想界の奇才。ロンドン大学バークベック・コレッジ人文科学高等研究センター国際ディレクター。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,620
芸術における真理とは何か―。ガダマーの「芸術思想」の哲学的意義を彼の主著『真理と方法』の内部から明るみに出し、彼の「哲学的解釈学」を貫く美と芸術の問題を「言語性」の観点から究明する。第1章 ガダマーとヴィーコをめぐる知の伝統と受容―人文主義の復権と言語性(芸術の思索と人文主義;ヴィーコの共通感覚をめぐる知の二つの伝統―ガダマーのヴィーコ受容と言語性の問題;ガダマーの共通感覚の受容とその独自性―人文主義と解釈学の理念)第2章 美学理論の解釈学的解体―カント美学と解釈学における構想力の問題(自然美と芸術美の解釈学的解体;美の主観性から芸術の立場へ―カントによる「天才」と「美的意識」の批判;構想力の解釈学的解体―「直観的であること」(Anschaulichkeit)を通じて)第3章 美をめぐる知のもう一つの系譜―"解釈学的なもの"への解体的遡行(ガダマーのプラトン解釈―プラトン・ソクラテス的"対話"と弁証法的倫理学;美の地平をめぐる解体的遡行;真理をめぐる言葉と事柄の解釈学的連関―ガダマーのプラトン解釈と言語性の理念)第4章 ハイデガーの芸術論に対するガダマーの応答と展開―芸術作品の真理と言語性(『真理と方法』における芸術作品の存在論とその体系的位置;芸術作品の存在への問いの歩み―ガダマーによるハイデガー解釈;芸術作品における真理―「存在の開示」の諸相;芸術作品における真理と言語性の問題―ガダマーによる応答と展開)第5章 解釈学的経験における「媒介」の理論―ヘーゲルとガダマーをめぐる言語性の問題(解釈学の普遍性要求と言語性;言語の思弁的構造と言語性―ヘーゲルとガダマー;共鳴と反発―言語性をめぐる弁証法と解釈学の関係性;弁証法と存在論の交差地点としての解釈学)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
数千年を経てもなお読み継がれるギリシャ哲学。その代表的哲学者であるプラトン、ソクラテス、アリストテレスの思想を、簡単明瞭に解説する。歴史と流れが面白く理解できるギリシャ哲学の入門書。〈左近司祥子〉東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。学習院大学教授。著書に「哲学のことば」など。〈小島和男〉学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。学習院大学非常勤講師。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,760
中才敏郎/ヒュームの人と思想 宗教と哲学の間で 大阪市立大学人文選書    HMV&BOOKS online


JPY ¥30,800
1945ー94年に日本国内で刊行された全集・講座・選集・大系など終期を定めた継続出版物のうち人文系の出版物の内容細目集。各冊の内容が複数の著者による複数の論文で構成されている継続出版物333種、2467冊を収録する。排列は内容による区分ごとに書名の五十音順。巻末に著者名索引を付す。人文一般哲学・思想心理学宗教歴史地理・地誌美学・芸術体育言語文学   Honya Club.com


JPY ¥2,530
テロリズム、金融危機、気候変動に伴う環境破壊…地球規模の危機が迫る今、新たな知の在り方が求められている。人類の存在そのものが危ぶまれる現代の諸問題に対して、人文・社会科学にはいかなる応答が可能なのか。今日的課題に挑む、現代人類学の思想と実践を迫った50項目の「読む」キーワード集。再帰人類学レヴィ=ストロースの構造主義存在論をめぐる論争パースペクティヴィズム今日の民族誌今日のブリコラージュ対称性人類学アニミズム自然/人間人新世〔ほか〕テロリズム、金融危機、気候変動にともなう環境破壊……、21世紀の最初の四半世紀において、人類は未だかつてない危機に直面している。「人新世」に代表されるような自然と人間の関係を巡る「存在」の問題、市場と国家、負債と倫理を巡る「経済・政治」の問題、科学技術やバイオテクノロジーの進展を含み込む広義の意味での「アート」の問題。「存在」「経済・政治」「芸術(アート)」という大きなテーマにおいて、時代の変化とともに新しい知の在り方が、今日求められている。なかでも人類の文化や社会、それをとりまく環境世界との関係を探求し続けてきた「人類学」もまた、変化を遂げつつある。 本書は、哲学、政治学、心理学、言語学、霊長類学、考古学、精神分析、民俗学、環境人文学との対話を続けながら、21世紀の次の四半世紀に向けて新たな「人文学」を構想しようとする、現代人類学の「思想」と「実践」を追った、50項目の「読む」キーワード集である。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
西洋哲学の全体像を描き出す日本初のシリーズ、第2弾!万物照応めくるめく思想の宇宙。総論―世界と人間の再発見ペトラルカ市民的人文主義者ニコラウス・クザーヌスフィチーノピーコ・デッラ・ミランドラポンポナッツィマキアヴェッリエラスムストマス・モアルタージャン・ボダンモンテーニュ自然哲学者(カルダーノ;テレージオ;パトリッツィ)ブルーノスアレスカンパネッラガリレオフランシス・ベイコン西洋哲学の歴史を概観し、その全体像を描き出す日本初のシリーズ・第2弾。プラトン哲学を再発見し、血肉とした西洋世界は、新たな人間観と世界観を手にする…。光と闇が交錯するルネサンス期の思想を活写。〈受賞情報〉毎日出版文化賞特別賞(第62回)   Honya Club.com


JPY ¥8,580
16世紀から18世紀にかけてのイエズス会士による中国思想情報は、近代ヨーロッパ理性の形成においてきわめて大きな役割をはたしていた。本書では、ルイ14世の後押しをうけた宣教師クプレ、人文主義者ノエルによる儒教文献のラテン語訳を、中国語原典と丹念に照らし合わせて実証する。実は、宋明の儒教のうちには、神の「要請」なしに理性の自律的な純粋作用が存在しうること、当時ドイツ啓蒙のリーダーであったヴォルフの理想に照応しうる理念が、先在・潜在していた。さらには彼はフリードリッヒ大王から敬意をうけ、ライプニッツとカントをつなぐ人物でもあった。中国思想に影響をうけたヴォルフの哲学は、啓蒙理性の時代の知識人に広く感染流行し、近代啓蒙のプロトタイプとなる。儒教思想のヨーロッパ受容を、厳密なテクストクリティークによって検証する労作。第1部 クプレ『中国の哲学者孔子』の中国哲学観(『中国の哲学者孔子』「序説」について;『中国の哲学者孔子』の儒教古典解釈)第2部 ノエル『中華帝国の六古典』の儒教倫理称揚(『中華帝国の六古典』の儒教古典解釈)第3部 ヴォルフ―ヨーロッパ啓蒙への儒教インパクト(『中国実践哲学講演』)   Honya Club.com


JPY ¥7,150
アレティーノからマルキ・ド・サドへ。フマニスムからフランス革命へ。ルネサンスから近代にいたるエロティックなるものの表象を追い、猥褻とその社会的相貌の変容と文化的意義を探る。猥褻と近代の起源、一五〇〇年から一八〇〇年へ第1部 初期の時代における政治的文化的意味(イタリア・ルネサンスにおける人文主義、政治、ポルノグラフィ;ポルノグラフィの政治学―『娘たちの学校』;時には王錫は王錫でしかないこともある―王政復古期イングランドのポルノグラフィと政治)第2部 哲学的形式的特質(ポルノグラフィの唯物論的世界;一八世紀フランスのポルノグラフィにおける真実と猥褻語)第3部 一八世紀の恵まれた条件(リベルタン売春婦―マルゴからジュリエットにいたるまでのフランスのポルノグラフィにおける売春;啓蒙主義時代のイギリスにおけるエロティックな幻想と男性のリベルタン思想;一七世紀から一八世紀にかけてのオランダ共和国における政治とポルノグラフィ;ポルノグラフィとフランス革命)   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥6,600
インドを代表する比較思想、比較宗教学の世界的碩学ラーダークリシュナン(1888‐1975)が、物と心、現象界と本質界、科学と宗教の一切を抱懐する"存在の神秘"について解明した古典的名著の待望の翻訳である。今日の哲学、思想、宗教など人文研究が、多岐にわたり専門分化し精緻化するなか、人間と社会と自然・地球の全体的な調和を踏まえて、人類は未来に向かってどう進化するのか。本書の智慧は新たな可能性への豊かな示唆に富む。第1章 宗教への近代の挑戦第2章 宗教の代わりを果たすもの第3章 宗教体験とその主張第4章 知性と直観第5章 人間の内なる霊魂(精神)第6章 物質・生命・心第7章 人間の人格と、その運命第8章 究極の実在インドを代表する比較思想,比較宗教学の世界的碩学ラーダークリシュナン(1888-1975)が,物と心,現象界と本質界,科学と宗教の一切を抱懐する〈存在の神秘〉について解明した古典的名著の待望の翻訳である。著者は古代ギリシアやキリスト教から20世紀に至る多くの哲学者,宗教家の著作群と向き合うとともに,インドのヴェーダーンタ哲学や仏教に及ぶ広範な知見を駆使し,究極の真理とは何かを探究する。現代人は伝統的宗教に代り,自然主義的無神論,不可知論,懐疑論,人間中心主義,プラグマティズム,モダニズム,正統原理主義などを渉猟して絶望の中に救いを求めている。存在の生きた全体を,個人の内的体験を通して統合的に直観し,その成果を個人や社会で創造的に活かす,真に科学的な実験宗教を「霊的理想主義の人間観」に結実させた。近代の国家形成と大衆化や技術化に対し,現代はポスト近代として,グローバル化,情報化,急速な科学と技術の革新,自動化,ロボット化,自己中心化,賃労働の崩壊,そして地球環境の破壊による人類の生の   Honya Club.com


JPY ¥1,540
第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
人文社会科学とは?東北大学文学部で学ぶ26の学問分野を紹介。人文社会科学に関心のある高校生・大学生・社会人のための入門書。東北大学文学部の歴史と未来―学術コレクションを中心として人文社会科学の学び方インド学仏教史 ブッダが開いた不死の門英語学 言葉に関する無自覚な知識の解明英文学 文学とはなにか?―このじつはむずかしい問いから研究をはじめてみよう言語学―人間の精神活動の精華の探求現代日本学―複数の視点で捉える"日本"考古学―東北大学の考古学研究の歴史と未来行動科学―経済的不平等はなぜ生じるのか?社会学―「越境」のすすめ宗教学―わが国宗教学事始め―「民間信仰」の誕生心理学―心はどこにあるのか、いかに調べるのか西洋史―大学で学ぶ西洋史中国思想―運命と応報中国文学―注釈と読解が織りなす魅惑の世界哲学―じぶんで考える営みドイツ文学―ドイツ文学の研究の仕方東洋史―大学で学ぶ「東洋史」東洋・日本美術史―人はなぜ「美術」を作ってきたのか日本語学―日本語を観察する旅へ出かけよう日本語教育学―人をつなぎ、社会をつくる日本思想史―未来に橋を架けるために日本史―未知の過去から、いまを問う日本文学―文学作品を柔軟に丁寧に読み、考える美学・西洋美術史―イメージの力、再発見!フランス文学―フランス語の過去・現在・未来文化人類学―文化との出会い方、付き合い方倫理学―あなたを知らぬ間に動かしているもの東北大学文学部で学べる26の学問分野について、担当教官自らがその奥深さや魅力を紹介する。人文社会科学の未来を担う人への1冊。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
公務員試験の教養試験は知識分野と知能分野に大別され、五枝択一という形で出題される。本書は、知識分野の中の「人文科学」に焦点を絞ってまとめてある。第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想(西洋思想;東洋思想;日本の思想;現代思想;近代日本の主要思想)第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥25,300
1999年から2004年までに国内で刊行された哲学、宗教、歴史、伝記、地理等の分野の全集・叢書類、5345種25340点を収録。「全集・叢書総目録91/98」(1999年刊行)の継続版。哲学・宗教(哲学一般;哲学各論;東洋思想;西洋思想;心理学 ほか)歴史・地理(歴史一般;日本史;アジア史・東洋史;ヨーロッパ史・西洋史;アフリカ史;アメリカ史;オセアニア史;伝記;地理・地誌・紀行)人文編には1999年から2004年までの6年間に日本国内で刊行された哲学、宗教、歴史、伝記、地理などの分野の全集・叢書類を収録。収録点数は5345種25340点。   Honya Club.com


JPY ¥25,410
2011年から2016年までに国内で刊行された哲学、宗教、歴史、伝記、地理などの分野の全集・叢書類5,173種23,264点を収録。哲学・宗教(哲学一般;哲学各論;東洋思想;西洋思想;心理学;倫理学;宗教;神道;仏教;キリスト教)歴史・地理(歴史一般;日本史;アジア史・東洋史;ヨーロッパ史・西洋史;アフリカ史;アメリカ史;伝記;地理・地誌・紀行)2011ー2016年に国内で刊行された全集・叢書類を一覧することができる図書目録。全体概要の把握が難しい全集・講座・大系・選書などのシリーズ物について、タイトル、出版者、各巻書名、著編者名、刊行年月がわかる。「2 人文」では哲学、宗教、歴史、伝記、地理等の分野の全集・叢書類5,173種23,264点を収録。「全集・叢書名索引」付き。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
〔UTCP叢書〕大学存立の危機が叫ばれる今日的課題をまえに、気鋭の論者が人文科学の未来を探る。いま〈大学〉は可能なのか。哲学・思想史に屹立する先哲の大学論を読みとき、現代の高等教育における制度的矛盾を炙りだす画期的論集。学問の歴史と現在がわかる文献リストを付す。[執筆者]宮崎裕助、斉藤渉、大河内泰樹、竹内綱史、野口雅弘、北川東子、早尾貴紀、西山雄二、大場淳、藤田尚志、水月昭道(敬称略)目次はじめに――大学において私たちは何を希望することを許されているのか 第1部第1章秘密への権利としての哲学と大学――カント『諸学部の争い』における大学論 宮崎裕助第2章フンボルトにおける大学と教養 斉藤 渉第3章世俗化された日曜日の場所――ヘーゲルにおける「哲学」と「大学」 大河内泰樹第4章求道と啓蒙――ニーチェにおける哲学と大学 竹内綱史第5章比較と責任――マックス・ウェーバーの学問論 野口雅弘第6章ハイデガーの大学論 北川東子第7章「ユダヤ人国家」の普遍性を追求したヘブライ大学の哲学者たち 早尾貴紀第8章ジャック・デリダにおける哲学と大学 西山雄二 第2部第9章欧州高等教育再編と人文科学への影響 大場 淳第10章条件付きの大学――フランスにおける哲学と大学 藤田尚志第11章高学歴ワーキングプア――人文系大学院の未来 水月昭道編者あとがき「哲学と大学」に関する参考文献   Honya Club.com


JPY ¥2,750
英語によっと哲学を論じた最初の人、トマス・ホッブズの思想のパースペクティヴを、その生涯・著作およびホッブズ解釈の洗い直しをつうじて明らかにする定評ある入門書。第1部 ホッブズの生涯(人文主義者として;哲学者として;異端の徒として)第2部 ホッブズの著作(科学理論;倫理学 ほか)第3部 ホッブズ解釈の系譜(近代自然法の理論家としてのホッブズ;近代の魔神としてのホッブズ ほか)英語によって哲学を論じた最初の人、近代思想の始祖のひとりホッブズの思想の全体像を、その生涯・著作およびホッブズ解釈の洗い直しをつうじて明らかにする定評ある入門書。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
哲学者の名言からアプローチすれば、哲学なんて簡単だ。古代ギリシャ哲学から20世紀思想までちょっと真面目でユーモアたっぷりの哲学入門書。ヘラクレイトスとパルメニデス―哲学の夜明けの対決ピタゴラス―すべては数だソクラテス―あらゆる名言の母「汝自身を知れ」プロタゴラス―人間は万物の尺度であるプラトン―すべてはイデアの影にすぎないアリストテレス―中庸の教えゼノンとエピクロス―柱廊の哲学と庭園の哲学アウグスティヌス―天国を考える哲学者トマス・アクィナスとオッカム―中世の哲学者フィチーノとエラスムス―人文主義の双壁〔ほか〕古代ギリシャ哲学から20世紀思想まで、イタリアの奇才による、ちょっと真面目でユーモアたっぷりの西洋哲学入門書。「人間としての」哲学者が、豊富なエピソードを交えて身近に描かれる。   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
前著『古典残照』は11世紀ラテン文学を通して初期中世の変革の実態に迫ったが、本書は12、13世紀のラテン世界の多様な展開を描いた姉妹編である。1 中世盛期の学芸2 十二世紀と古典3 イスラム思想の影響4 アヴェロエス主義とその西欧への影響5 スペインにおけるアラビア語文献の翻訳と十二世紀の西欧前著『古典残照』は11世紀ラテン文学を通して初期中世の変革の実態に迫ったが,本書は12,13世紀のラテン世界の多様な展開を描いた姉妹編である。中世ラテン語は言語共同体を欠く死せる言語の側面と思考・学問の言語の両面をもつが,11,12世紀の文化の進展と共に真に生ける言語となった。人文主義に特徴づけられた12世紀の精神は,理性と自然の自覚,人間本性の価値と尊厳,さらに自然の価値と秩序への関心をもたらした。また人間形成のために,古典による言語表現力と叡智が結合され,倫理学も教科として独立し,古代の自然倫理が展開された。12世紀にはシチリアとトレドで膨大なアラビア語文献の翻訳事業が推進され,その影響は神学・哲学から芸術,文学,自然学,医学に及んだが,本書では中世スコラ学に対する多様で複雑な影響が考察される。13世紀にアヴェロエスの著作が訳出され,中世のみならず近世にまで多大な影響を与えた。アヴェロエス主義は新プラトン主義的アリストテレス理解や知性単一説などにより激しく批判されたが,その意義を探る。スペインではプトレマイオスやアルキメデス,ファルガーニー,キンディーなど多くの自然学・占星術書がラテン語訳され,中世自然学への伝播が分析される。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
哲学・思想、政治学、経済学、社会学、法学の基礎からサンデル『白熱教室』などの最新の動向まで、「正義」、「公共性」、「熟議」、「経済成長」他、よく使われる用語の誤用や基礎的なレベルでの陥り易い勘違い、思い込みを指摘し、これから勉強をする/し直す、のに最適な書。第1講 哲学・思想―「哲学」と「思想」の境界!?(『白熱教室』で、哲学・思想する;発言する勇気 ほか)第2講 政治学・政治思想―「政治」はどこにあるのか?(「自由主義」と「民主主義」;「話し合い」という問題 ほか)第3講 経済学・経済思想―「正義」を担保するための議論(「経済学」って何をやるの?;『もしドラ』は経済学? ほか)第4講 社会学・社会理論―「社会」を設計する!?(社会学説小史;日本の社会学 ほか)第5講 法学・法哲学―大学と「法学」という特殊な空間(裁判員裁判;法学のイメージ ほか)哲学・思想、政治学、法学などの人文系諸学問について、大学院生と学部生の質問に答える形式でわかりやすく学問のツボを押さえる。陥りやすい勘違いも指摘した画期的な入門書。最新の動向に対応した改訂版。   Honya Club.com


JPY ¥2,619
本書の構成は『人文書のすすめ』を踏襲しています。第一部は人文科学各分野の最新のテーマを、第一線でご活躍中の先生方にご執筆いただきました。第二部は、書店現場で活躍されている方々に「アンケート」にお答えいただいたものをまとめました。第三部は、人文書の基本図書を哲学・思想、心理、宗教、歴史、社会、教育、批評・評論の七つの中分類に分け、さらに70の小分類に区分して4400点余を基本図書としてまとめてみました。第1部 人文書のすすめ(哲学と言葉;文化心理学:新たな人間科学に向けて;宗教間対話;グローバルな歴史・細部の歴史;「自由な社会」とフェミニズム;ムカつく身体;知の再編成と批評の未来;「旬」を迎える脳科学)第2部 書店アンケート第3部 基本図書一覧(哲学・思想;心理;宗教;歴史;社会;教育;批評・評論)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
地球と人類を救う東方思想と文明1 文明史の視点(文明の転換と自然観の変貌;母なる大地と文明の再生;森のコスモロジー―宮沢賢治と森の思想)2 近代性の批判(適応という名の神話;崩壊する近代科学の神話;物、魂との新しい深層心理学的関係;デカルト哲学の問題性;まなざしの行方―権力テクノロジーの近代)3 新しい地平―さまざまな試論(アニミズムの世界―無数のカミ・無数の主語・無数の中心;感覚の技法―メディアと身体;山の位相―魔所とアジールのはざまに;身体としての聖地;「飢餓」について―2つの立場;文明の縄文化・文明のヘレニズム化が人類を救う)地球環境問題に多分野の知が集結。自然科学、人文科学、社会科学の相互交流により生まれた、環境破壊とその対策について解説するシリーズ。本巻は、「新たな文明の創造」について解説。   Honya Club.com


JPY ¥4,180
現代文明と環境問題1 環境思想の潮流(環境倫理学の成立;自然保護思想の成立―ウィルダネスの概念をめぐって;ディープエコロジーの環境哲学―その意義と限界;環境問題はわれらに何を語りかけているか―環境学基礎論の試み)2 近代科学と環境問題(「森=迷宮」的自然観と環境科学;システム哲学と環境概念)3 環境問題と環境教育(生態学からみた環境教育;環境教育の現状と問題;森林観の変遷と環境意識)4 西洋の文脈を離れて(朱熹の環境哲学;第三世界のエコロジー思想)地球環境問題に多分野の知が集結。自然科学、人文科学、社会科学の相互交流により生まれた、環境破壊とその対策について解説するシリーズ。本巻は、「環境倫理と環境教育」について解説。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
本書は、大学入学前後の若い読者のために、人文社会科学の非常に多様な諸分野について、限られた紙面のなかで、入門的な紹介をすることを意図している。1 思想をめぐって(哲学は何の役に立つのか;自己と他者―中国思想との対話 ほか)2 言葉をめぐって(国語学への招待;言語認知脳科学 ほか)3 文学をめぐって(文芸作品を読み、考えるということ;中国の言語と文学 ほか)4 歴史をめぐって(日本史学への誘い;東洋史 ほか)5 人間とその社会をめぐって(社会学のすすめ―医療社会学を例として;不公平感はどのように生じるのか―計量分析の方法 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
第1部 人文科学とヒューマニゼイションの問題(人文科学の擁護;ヒューマニゼイションの学問性(改稿))第2部 哲学的省察(「唯物論」管見;三浦梅園再考―「承認論」「寛容論」に向けての唯物論的倫理学の眺望 ほか)第3部 主体者としての教師の問題(教科書問題と教師の立場―professionalとしての教育者の主体性の確立のために;教師の「多忙化」問題)第4部 教養としての平和思想(ニコライ著『戦争の生物学』における「愛国心」の問題―訳者・山本宣治の顕彰を兼ねて;安藤昌益の平和思想―江戸期・封建の最中に呱々の声をあげた「日本国憲法」の先駆)本書は全体を四部に分かち、第一部には本書の主題である「人文精神」そのものを、第二部にはそうした「精神」を支持する「哲学的価値論(Axiologie)」の成立要件を、第三部には教育の主体者としての教師の「教養」の問題を、第四部には社会的存在としての人間の教養にとって不可欠な「平和論」の古典の再生を扱った論攷を纏めた。(「緒言」より)   Honya Club.com


JPY ¥2,750
その理論の並み外れた独創性。イタリア・ルネサンス期の巨人政治家の独創的な思想と人間について、現代有数の歴史学者が書き下ろした入門書。新しい視点でのマキアヴェッリ像。1 外交官(人文主義的背景;外交官としての使命 ほか)2 君主への助言者(フィレンツェというコンテクスト;古典の遺産 ほか)3 自由の哲学者(偉大さへ到達する手段;法とリーダーシップ ほか)4 フィレンツェの歴史家(歴史の目的;フィレンツェの衰退と没落 ほか)イタリア・ルネサンス期の巨人政治家の独創的な思想と人間について、現代有数の歴史学者が書き下ろした明快な入門書であり、新しい視点からのマキアヴェリ像。目次はしがき序一 外交官 1 人文主義的背景 2 外交官としての使命 3 外交からの教訓二 君主への助言者 1 フィレンツェというコンテクスト 2 古典の遺産 3 マキアヴェッリ革命 4 新しい道徳三 自由の哲学者 1 偉大さへ到達する手段 2 法とリーダーシップ 3 腐敗の防止 4 帝国の希求四 フィレンツェの歴史家 1 歴史の目的 2 フィレンツェの衰退と没落 3 最後の不幸 資料についての註 マキアヴェッリ関連文献 訳者あとがき 索引   Honya Club.com


JPY ¥2,750
ギリシア文学―神話からホメロスへ古代ギリシア哲学―「世界への問い」から「人間への問い」へギリシア悲劇―古代ギリシアの全盛期とともに古代ローマの文学―政治とヒューマニズムの時代聖書とその周辺―イエスの登場から受難、そしてキリスト教成立へ中世の文化―スコラ哲学の隆盛、宗教劇の始まりダンテからルネサンスへ―新しい世界観に向かって中世とルネサンスの音楽―歴史的かなたの音を求めて人文主義の時代―ルネサンスから宗教改革へシェイクスピア―ルネサンス文学の集成古典主義演劇の黄金期―モリエールの喜劇、ラシーヌの悲劇デカルトとパスカル―近代の扉を開く小説の黎明期―ロマンスから小説(ノヴェル)へオペラの誕生とバロック音楽―モンテヴェルディからバッハまで啓蒙思想―思想運動としての啓蒙長い年月のあいだ西洋で何が語られ、書かれ、創られていったのかを見ていくと、その多様性に驚かされる。本書では、この多様性を重視し、文学や哲学、演劇といった様々な視点から、西洋文化の流れをたどっていく。   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想(西洋思想;東洋思想;日本の思想 ほか)第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥3,520
第1章 隠喩と記憶第2章 哲学と時代情況第3章 政治学なのか、あるいは分別のあるイデオロギーなのか第4章 時代とイデオロギー『〈帝国〉』『マルチチュード』『コモンウェルス』などで21世紀の現代思想と政治闘争・社会運動をリードするイタリア人政治哲学者アントニオ・ネグリの幻の出世作、1970年にイタリアで刊行されたそのデカルト論の日本語全訳が遂に刊行。それまで不在とされてきたデカルトの政治思想をかれの形而上学のなかに大胆に読み込み、抉り出す。ルネサンスの人文主義、バロック時代の知のパノラマを背景にしつつ、宰相リシュリューやジャン・ボダンら〈ポリティーク〉派のマキァヴェリズムとのつながりを重視し、既存の古典的デカルト研究を渉猟、これを十分に検討したうえで、斬新な筆致で塗り替える野心作。ホッブズに代表される機械論者たちの絶対主義と自由思想家たちの体制順応主義を向こうに回しつつ、『方法序説』において「いちばん穏健な意見に従う」ことを自らの道徳格律とし、〈分別のあるイデオロギー〉へと昇華させた哲学者デカルトによる、〈ブルジョア〉つまり市民のための哲学的急進主義が、今ここに甦る。   Honya Club.com


JPY ¥2,640
「概説」を超え、「著作そのものへのストレートな接近」をめざす思想書のシリーズ。「切迫」と「遅延」の間でおののく思想家の相貌?。デリダのテクストを繙き、「歴史と歴史性の差異」の問題へと切り込む。〈廣瀬浩司〉1963年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中途退学。パリ第一大学でメルロ=ポンティ論により博士号(哲学)取得。筑波大学人文社会科学研究科助教授。    HMV&BOOKS online


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥1,980
1970年に閉山した北海道・尺別炭礦の生活実態を、「縁」をキーワードに掘り起こす。そのうえで、閉山とそれに伴う住民約4,000人の半強制的な移動を活写する。全国に散った人々の苦労やいまに続く「つながり」も照らし出し、生活者の視点から炭鉱の閉山とその後を追い、日本の戦後史に位置づける。「縁」の集積からみる炭鉱コミュニティ―ねらい尺別炭礦―戦後のあゆみ第1部 炭鉱コミュニティでの「縁」の集積―尺別の戦後史(炭鉱労働での「職縁」―"つながり"と信頼;炭鉱家族の「血縁」―"つながり"と暮らし;炭鉱の学校と「学縁」―子どもたちの"つながり";炭鉱コミュニティの「暮らし」―尺別の地縁の多層性)第2部 炭鉱閉山と「縁」の離散―一九七〇年二月(尺別炭礦の閉山と地域崩壊―閉山ドキュメント;閉山後の再就職―離散からの再出発;尺別からの転出―「縁」を活用した再就職と移動)第3部 「炭鉱の縁」の展開―故郷喪失からの五十年(「地縁」のゆくえ―同郷団体にみる新たな"つながり";「学縁」の展開―閉山時高校生・中学生の五十年;継承される炭鉱の「縁」と文化)"1970年に閉山した北海道・尺別炭砿のコミュニティの生活実態を掘り起こし、閉山、地域社会の消滅、約4,000人の半強制的な移動という衝撃的なプロセスを活写する。全国に散った人々が各地に定着していったありようも追い、いまに続く「つながり」を照らす。" 0 amount 2200 2200 N 9784787234773 Y Y Y Y JPY 20087159 パンデミック下の書店と教室 20087159 本・雑誌 https://www.honyaclub.com/shop/goods/goods.aspx?goods=20087159 & etcaff=AFI-LS https://www.honyaclub.com/img/goods/book/S/78/772/000.jpg いまもなお「人文知」は必要だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってあらわになった民主主義の問題、分断や格差の問題。コロナの時代に本を読み、学び、社会について考えることの意味を、書店と教室の現場から問い直す往復書簡。文科系大学教師と書店店長との対話。はじめに 考える場所のために1 書店論エッセイ いまもなお本はライフラインだった2 教室論3 パンとサーカスと弁証法エッセイ 「どうせやるなら派」から「 "いまもなお「人文知」は必要だ。新型コロナウイルスの感染拡大によってあらわになった民主主義の問題、分断や格差の問題。コロナの時代に本を読み、学び、社会について考えることの意味を、書店と教室の現場から問い直す往復書簡。文科系大学教師と書店店長との対話。はじめに 考える場所のために1 書店論エッセイ いまもなお本はライフラインだった2 教室論3 パンとサーカスと弁証法エッセイ 「どうせやるなら派」から「コロナ転向派」へ、そして暴かれる五輪「ムラ」4 言葉のパンデミックに抗うために5 対談 書店と教室、人文知の現場から見えてきたことおわりに "未来の自分"と読書ブックガイド 本書で取り上げた本やテクスト&パンデミックについてさらに考えるための五冊◎柴崎友香さん評(「読売新聞」2021.2.21)《学びや人間関係にさえ即効性ばかりが求められる時代に、どう人との関係を作っていくか、社会のあり方を問い続けていくか、強く支えられるような対話だ》◎新開真里さん評(「神戸新聞」2021.2.7)《両者は、それぞれの現場での実践や模索をぶつけ合い、政治や教育、哲学、延期された東京五輪…と話題は広がる》◎沢渡曜さん評(『望星』2021年2月号)《社会の現実を見据えて、排除の思想に議論・反論をぶつけていく。そこに客を巻き込んでいくのが大切なのだ、と》◎「産経新聞」2021.1.31《往復書簡に加筆、対談やエッセーも収録した。 緊急事態宣言下の書店と教室という知の現場からの報告には臨場感がある》◎永江朗さん評(「北海道新聞」2021.1.24)《借り物ではない、自前の、手持ちの知識で考えていくスリリングな楽しさが、書店と教室にはあるのだ。…自分でものを考えるきっかけとなる本》パンデミックは現在進行中であり……その終わりを予測したり期待したりす   Honya Club.com


JPY ¥2,420
老子を現代に活かす。1、あなたは自己と出会って自己を完成したいですか?2、あなたは自分を永らえる方法を知っていますか?3、あなたは欲望を小さくする意味が分かりますか?4、あなたは幸せに楽しく生活したいですか?5、あなたは道に従って生きてみたいですか?この本は人が行う最高の境地が和諧であることを提示します。一切の微妙な事物が生み出される奥深い門有と無は互いに生まれる無為の妙用道の体は空虚である偏りなく扱う天地の根本超然として心を動かされない水を道に喩える物極まれば必ず反る玄徳を修める〔ほか〕老子の 『道徳経』 は宇宙の大道、 天の道、 聖人の道の運化法則を明らかに示し、 内容は自然、 哲学、 政治、 軍事、 人文、 芸術など多領域を含んでいる。 『道徳経』 は中国思想文化史において一つの翡翠の真珠であり、 この一冊は万事万物が融通して持っている 「生命が使用するマニュアル」 であるばかりでなく、 世界和平及び人類文明が進む過程の一つの灯台でもある。(「自序」より)   Honya Club.com


JPY ¥2,530
新しい唯物論、思弁的実在論、オブジェクト指向存在論などの新しい現代思想をはじめ、21世紀のバズワードとなった人新世をめぐる議論、あるいはメディア論におけるプラットフォームへの着目、人文社会学における情動論など、今日、人文諸学の基礎理論の周りには、「物質」、「テクノロジー」、「情動」といった言葉がはげしく飛び交っている。世界的規模で爆発的に展開している、その潮流はどこから来たのか。そして、どこへ向かうのか。各分野をまたいで繰り広げられる、濃密な議論の応酬。建築、美術、哲学、映画研究、フェミニズム、メディア論、社会学など第一線の研究者20名による、8本の討議が浮かび上がらせる、最前線の知の光景。序 表象からものへ、ものから表象へ1 ものをめぐる新しい思考(新しい唯物論の可能性とその限界―兆候としてのモノ;人新世とフェミニズム)2 ポストメディア、ポストヒューマン(メディアテクノロジーと権力―ギャロウェイ『プロトコル』をめぐって;ポストメディウム理論と映像の現在;リダンダンシー・ハビトゥス・偶然性―ポストヒューマニズムの余白に;映画をめぐる新しい思考のために)3 「日本」をめぐって(日本哲学のポジショニング;日本社会をいかに語るか―来るべきカルチュラル・スタディーズ)物質に回帰する理論の群れ新しい唯物論、思弁的実在論、オブジェクト指向存在論などの新しい現代思想をはじめ、21世紀のバズワードとなった人新世をめぐる議論、あるいはメディア論におけるプラットフォームへの着目、人文社会学における情動論など、今日、人文諸学の基礎理論の周りには、「物質」、「テクノロジー」、「情動」といった言葉がはげしく飛び交っている。世界的規模で爆発的に展開している、その潮流はどこから来たのか。そして、どこへ向か   Honya Club.com


JPY ¥2,860
「現代思想」誕生の息吹を伝える幻の講義録(1963‐64年)本邦初訳。当時学生だったフーコー、ブルデュー、デリダ、ドゥルーズを聞き手とし、精神分析を哲学の「問題」として問い、"思想"にまで昇華した記念碑的業績。第1回講義 人文諸科学における精神分析の場(精神分析との「個人的な」出会い;精神分析との出会い(フロイトのテクストの紹介とそれにたいする抵抗;実践的概念とその理論化のはらむ諸問題との出会いとして);教育分析のパラドクス―実践とその理論化の困難さにたいする奇妙な解決策として;哲学を通じた精神分析との出会い―フランスの場合 ほか)第2回講義 精神分析と心理学(精神分析の場とはどこなのか―心理学からの離脱;認識論的断絶;精神分析の場―シニフィアンの秩序のなかの人間;精神分析の場―象徴的なものの秩序の先行性 ほか)当時学生だったフーコー、ブルデュー、デリダ、ドゥルーズを聞き手とし、精神分析を哲学の「問題」として問い、"思想"までに昇華した記念碑的業績。「現代思想」誕生の息吹を伝える幻の講義録本邦初訳。   Honya Club.com


JPY ¥1,153
ソクラテス、プラトン、デカルト、ショーペンハウアー、ハイデガー…。小難しく思える哲学も、賢者達の名言から辿れば、聞いたことがある言葉が一杯である。古代ギリシャから二〇世紀思想までの西洋哲学をちょっと真面目に、けれどユーモアたっぷりにアプローチする入門書。これさえあれば、哲学なんて怖くない。ヘラクレイトスとパルメニデス―哲学の夜明けの対決ピタゴラス―すべては数だソクラテス―あらゆる名言の母「汝自身を知れ」プロタゴラス―人間は万物の尺度であるプラトン―すべてはイデアの影にすぎないアリストテレス―中庸の教えゼノンとエピクロス―柱廊の哲学と庭園の哲学アウグスティヌス―天国を考える哲学者トマス・アクィナスとオッカム―中世の哲学者フィチーノとエラスムス―人文主義の双璧〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥1,540
教養試験は知識分野と知能分野に大別され、五枝択一という形で出題される。本書は、知識分野の中の「人文科学」に焦点を絞ってまとめてある。第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想(西洋思想;東洋思想;日本の思想;現代思想;近代日本の主要思想)第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想(西洋思想;東洋思想;日本の思想;現代思想;近代日本の主要思想)第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥2,970
功利主義と分析哲学という2つの思潮を整理基軸に、近世から現代に至る主な哲学・思想の歴史的展開とのその意義を、経験主義、特に「計量化への志向性」という側面に集約して論じる。〈一ノ瀬正樹〉1957年茨城県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位修得満期退学。同大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)。著書に「人格知識論の生成」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,540
第1編 歴史(日本史;西洋史;東洋史)第2編 哲学・思想(西洋思想;東洋思想;日本の思想;現代思想;近代日本の主要思想)第3編 文学・芸術(文学;芸術)第4編 地理(自然地理;人文地理)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
古代から現代思想まで概観する正統派テキスト。古代ギリシア・ローマから現代思想(ドイツ、フランス、英語圏)に至るまでの西洋哲学史の流れを一冊で概観でき、新しい研究動向を反映しつつも、簡便かつ水準の高い正統派の概説書。索引・年表など学ぶための資料も充実。第1部 古代ギリシア・ローマの哲学(初期ギリシア哲学の誕生―ソクラテス以前;ソフィスト思潮とソクラテス―自然から人間へ ほか)第2部 中世哲学(教父哲学―キリスト教的哲学の展開;前期スコラ学―一一ー一二世紀の思想 ほか)第3部 近代の哲学(人文主義の諸思想;近代合理性の哲学 ほか)第4部 現代の哲学(二〇世紀哲学の端緒;第二次世界大戦前後の哲学 ほか)古代から現代思想まで概観する正統派テキスト古代ギリシア・ローマから現代思想(ドイツ、フランス、英語圏)に至るまでの西洋哲学史の流れを一冊で概観でき、新しい研究動向を反映しつつも、簡便かつ水準の高い正統派の概説書。 索引・年表など学ぶための資料も充実。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
エラスムスの青春時代の思想形成から古代的教養の結晶ともいえる『格言集』の刊行、新約聖書研究と神学方法論、ルターとの提携と決裂、そして政治思想と平和論など、主要作品に即して人間学の視点からエラスムス思想の全体像を初めて描いた本格的業績。序論 エラスムスとキリスト教人文主義第1章 エラスムスの思想的境位―「新しい敬虔」運動とルネサンスの「人間の尊厳」第2章 青年時代の思想形成第3章 『エンキリディオン』の研究第4章 『痴愚神礼讃』の研究第5章 『対話集』と『キケロ主義者』の研究第6章 「キリストの哲学」の確立第7章 神学方法論―『真の神学の方法』の研究第8章 ルターとの「自由意志」論争第9章 政治思想と平和論第10章 エラスムス人間学の問題点と後世への影響ルネサンス思想を代表するエラスムス(1469-1536年)は『痴愚神礼讃』によってわが国でも広く知られている。彼はギリシア語聖書のラテン語対訳本や教父全集を出版し,多数の書簡をとおして活動する国際的知識人であり,16世紀初めの四半世紀はエラスムスの世紀と言われるように,ヨーロッパ世界に君臨した。同時代の人々はエラスムスにおける精神の新しい自由,知識の新しい明瞭性・純粋性・単純性に,さらに合理的で正しい生き方の調和した姿に賞賛を惜しまなかった。また彼は人文主義に見られがちな衝動性や若者の感激性を払拭して成熟した表現を実現した。アルプス以北の人文主義運動は倫理的・宗教的性格を強め,文芸の復興から新しい神学の形成へと転換し,人文主義は宗教改革と結びつき聖書文献学に結実する。彼は神学者としてキリスト教の復興を最大の使命として最良の作品『エンキリディオン』や『新約聖書序文』を残したが,それは優れた意味で文献学的である。エラスムスは人文主義の方法をキ   Honya Club.com


JPY ¥2,310
いまや「タオ」という国際語によって世界中の人々の間で親しまれている「老子」の思想を、これまでの出土資料研究や歴代の注釈読解を踏まえながら解説。よく知られた句を中心に根源的な思索の道へと踏み込んでいく。〈神塚淑子〉1953年兵庫県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。名古屋大学大学院文学研究科教授。中国哲学専攻。著書に「六朝道教思想の研究」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,850
ケアという概念の政治理論・法理論上の意義を解きほぐし、ケアという価値があるからこそ存続に値する社会、「ケア基底的社会」を構想する。第1部 思想資源としてのフェミニズム(「個人的なことは政治的なこと」―性の公共性について;ハラスメントがセクシュアルであるとはどういうことなのか;人間観の問題とフェミニズム;リベラリズムに呼びかけるフェミニズム)第2部 ケア基底的社会へ(フェミニズムと法概念論との対話に向けて;フォミニズム法理論とマイナーな声―過少代表という問題;家族の法からホームの権利へ;ケアを「はかる」ということ;ケアへの敬意―倫理から制度へ)ケアという概念の政治理論・法理論上の意義を解きほぐし、ケアという価値があるからこそ存続に値する社会、「ケア基底的社会」を構想する。●著者紹介池田弘乃(いけだ ひろの)東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。松山福祉専門学校、都留文科大学等の非常勤講師を経て、現在、山形大学人文社会科学部准教授。専攻は法哲学、ジェンダー・セクシュアリティと法。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
特集(分析的政治哲学とロールズ『正義論』;現代政治哲学における"分析"と"解釈"―ポール・リクールのロールズ論にみる「自己性」の問題;技術・美・政治―三木清と中井正一;公共の利益のための学問―ルソーとフィジオクラート;福澤諭吉における「実学思想」と政治―儒学・蘭学・洋学)韓国政治思想学会からの寄稿 フランス共和主義の系譜と多文化主義―多文化主義の「失敗宣言」の政治学的意味を中心に公募論文(マックス・ヴェーバーとカトリック世界―近代批判的ヴェーバー研究の歴史学的批判;政治思想学会研究奨励賞受賞論文・グローバル世界における人権の導出―自然法アプローチと尊厳構想へ向かって;政治理論は個別事実をどのようにふまえるべきか―D.ミラーの文脈主義的難民受け入れ論の批判的検討を出発点として;シヴィリティの両義性と支配―現代共和主義の観点から;ワイマール期におけるトーマス・マンの人文主義論―自己涵養と社会的連帯;フーゴー・プロイスの国際秩序観―直接公選大統領制構想の思想的前提;政治・道徳・怜悧―カントと執行する法論;石橋湛山の一九二〇年代における対外論の再検討―二つの使命観を手がかりに)書評二〇一三年度学会研究会報告「分析的政治哲学とロールズ『正義論』」(井上彰)、「技術・美・政治−三木清と中井正一」(苅部直)ほか論文14本と書評9本。   Honya Club.com


JPY ¥3,300
神学―ゆるしの神学と人間学ドイツ文学―現代社会における「人間性・人文科学」の役割西洋古典学―人間と人間を超えるもの‐古代ギリシア文学における名誉と報復の正義の問題をめぐって聖書学―古代イスラエルにおける人間の自由と尊厳哲学―神は死んだ?それなら人間性は死んでいないのか? 現代における哲学の課題日本文学―人の心 文学作品に詠まれた古代日本人の存在論音楽―音楽はなぜ存在するかフランス文学―聖アントワーヌの誘惑哲学―自己を知る 超越者との対話中国思想―朱子の格物致知説 易と太極図説をめぐって〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥7,480
ハイデガーの「存在の問い」は「根源的共同性」への問いであった。西洋形而上学・ロゴス中心主義批判の論理を、その政治的含意とともに解明し、ポストモダン思想、現代人文科学に明確な哲学的基礎を与える。〈轟孝夫〉1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。防衛大学校人間文化学科講師、博士(文学)。    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,430
現在、私たちを取り巻く「知」の数々は、20世紀以降の世界がおかれた4つの状況から発生する。本書ではそれを、ポスト・グーテンベルク状況、ポスト・モダン状況、ポスト・ナショナル状況、ポスト・ヒューマン状況と名づける。そして、そこから浮かび上がってくる「イメージと記号論」「情報とメディアの思想」「ナショナリズムと国家」など、15個のトピックスに切り分け、ソシュール、レヴィ=ストロース、フーコーという巨人たちの思想を読みなおしていく。ありきたりの哲学教科書では学ぶことのできない、現代思想における全ての最重要論点を、一から平明に解く15章の徹底講義。「現代思想とは何か」―イントロダクション「言語の世紀」の問い―ソシュールをめぐって記号とイメージの時代―パースと現代記号論無意識の問い―「フロイトの発見」以後文化の意味―「構造主義革命」以後「欲望とは何か」―欲望と主体「権力と身体」―権力と主体化「社会とは何か」―象徴闘争と社会場情報とメディアの思想―「メディアはメッセージ」文化産業と想像力―想像の未来「戦争について」―戦争はなぜ終わらないのか 西谷修との対談「宗教について」―宗教の回帰を問う 西谷修との対談ナショナリズムと国家―ナショナリズムを克服する 小森陽一との対談差異と同一性の共生原理―ジェンダー、マイノリティ、クレオール、マルチチュード総括と展望―新しい人文知のために   Honya Club.com


JPY ¥7,040
ヨーロッパ近代全体の思想や、諸科学の場や意味を辿ろうとするカッシーラーの大著の第2巻。ベーコンからヒュームまで経験主義の起源、合理主義の発展と完成、経験主義の体系における認識問題について考察する。〈カッシーラー〉1874?1945年。ドイツの哲学者。一貫した人文主義的理念による活動を行った。著書に「啓蒙主義の哲学」「シンボル・技術・言語」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,300
ジャンケレヴィッチによって哲学は蘇る―。現代思想の主流からは距離を取り続けたジャンケレヴィッチ。人文知が疲弊している現在、改めて注目が集まるその思想のエッセンスを紹介し、核心部分をていねいに解きほぐして可能性を明らかにする初めての入門書。はじめに 感謝のしるしとしての不実第1章 ジャンケレヴィッチの肖像(目に見えない本質的なものを求めて;音楽家、闘士、哲学者、そして人間;星から降る暗い明るさ)第2章 徳について(器官‐障害;誘惑、失望、美しい外見)第3章 ソルボンヌにて(暴力について;偽善について;沈黙について)付録1 ウィラード・ラベリンクとジャンケレヴィッチの往復書簡付録2 リュシエンヌ・ジャンケレヴィッチ宛フランス共和国大統領の手紙ジャンケレヴィッチによって哲学は蘇る――。現代思想の主流からは距離を取り続けたジャンケレヴィッチ。人文知が疲弊している現在、改めて注目が集まるその思想のエッセンスを紹介し、核心部分をていねいに解きほぐして可能性を明らかにする初めての入門書。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
五〇年の時の隔たりと政治的・文化的流行の盛衰を超えて、"68年5月"の出来事と同時代の思想の双方に触発されながら、現在について考える―。二〇一八年五月、京都大学人文科学研究所で行われた連続セミナー(全一〇回)の全記録。"68年5月"は今、私たちに何を問うているのか。フランス現代思想、政治、哲学、精神分析、歴史、エピステモロジー…、一〇名の論者が、それぞれの専門領域から思考する。1 "68年"から人間の終わりを考える(佐藤淳二)2 "68年"以後の共産党―革命と改良の間で(小泉義之)3 ドゥルーズ=ガタリと"68年5月"(1)―『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』をめぐって(佐藤嘉幸)4 ドゥルーズ=ガタリと"68年5月"(2)―「"68年5月"は起こらなかった」読解(廣瀬純)5 "68年5月"と精神医療改革のうねり(上尾真道)6 "68年5月"にラカンはなにを見たか(立木康介)7 学知ってなんだ―エピステモロジーと"68年"(田中祐理子)8 京大人文研のアルチュセール―"68年"前後(王寺賢太)9 偶像の曙光―イギリス「新左翼」についての小論(布施哲)10 "68年"のドン・キホーテ(市田良彦)昨年は〈68年5月〉から50周年にあたる年であった。フランス各地では、回顧する催しが各地で開かれた。日本国内でも、多くのシンポジウム・セミナーが開催された。その最大規模の連続セミナーが、京都大学人文科学研究所で行われた「人文研アカデミー 連続セミナー〈68年5月〉と私たち」である。そこで発表された10名の論考を全収録。50年の時の隔たりと政治的・文化的流行の盛衰を超えて、〈68 年5 月〉の出来事と同時代の思想の双方に触発されながら、現在について考える―― 。〈68年5 月〉は今、私たちに何を問うてい   Honya Club.com


JPY ¥3,850
哲学・文学・歴史・人類学・宗教の観点から、コロナ禍はどう考えられるのか。人文学者たちによるコロナ時代の証言と提言。思想(隔離から隔離へ―ルソー、ロビンソン・クルーソー、「私」;別の精神性 ほか)文学(コロナ時評;カミュの『ペスト』、断乎として現代的な作品―ポストモダンの時代にこそ現代性の全容が現れるという逆説 ほか)歴史(疫病と歴史の「大遷移」―ブルース・キャンベルとの対話;黒死病とコロナ以後の歴史学の未来)宗教(コロナウイルス時代の宗教)人類学(アジアの虎たちと中国の龍―パンデミックに対する前哨地間の競合と協働(SARSからCOVID‐19へ))哲学・文学・歴史・人類学・宗教の観点からコロナ禍をどう考えられるのか。人文学者たちによるコロナ時代の証言と提言。執筆者:カトリーヌ・マラブー/ジャン=リュック・ナンシー/キャサリン・ヘイルズ/アレクサンダー=ガルシア・デュットマン/エマヌエーレ・コッチャ/ペーター・サンディ/ミシェル・ドゥギー/オーレリー・パリュ/トマス・シュタングル/ブルース・キャンベル/ジャン=ルイ・シュレーゲル/フレデリック・ケック。訳者解題付。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
富裕な商人の子ニコラウス・クザーヌス(1401‐64)は、中世と近世の転換期に生きた人物である。彼はパドヴァに遊学して法学博士となり、そこで芽吹き始めたルネサンス運動と多くの知友に巡り合った。クザーヌスのみならず広範な中世哲学の業績を踏まえた碩学による独創的で含蓄ある叙述は、多岐にわたる著作と生涯の関係、さらに思想史的な文脈にまで及び、中世から近世の研究者、初学者から専門家まで、必読のクザーヌス入門。誕生と金さまざまな関係最初の企て理念の取引所バーゼル―『普遍的協和について』教皇使節団知ある無知―『知ある無知』遍歴時代新たな思想―『推測について』他マルケでの休息時間―『知恵・精神・秤の実験に関する無学者の対話』トルコ人との戦争と永続的な平和―『信仰の平和』人は神を観ることができるのか―『神を観ることについて』『緑柱石』認識の確信と教会の堕落―『可能現実存在』『相等性について』『非他なるもの』『知恵の狩猟』『テオリアの最高段階について』トーディにおける最後クザーヌスの世紀富裕な商人の子ニコラウス・クザーヌス(1401-64)は,中世と近世の転換期に生きた人物である。彼はパドヴァに遊学して法学博士となり,そこで芽吹き始めたルネサンス運動と多くの知友に巡り合った。枢機卿や教皇使節として,多くの時を旅の空の下で過ごした彼は,教皇派と公会議派の論争,教皇庁と領主権力との調整,フス派からの圧力に対応しつつ,トルコの脅威への軍事的対応,東西教会の合同などに腐心した。彼は声の多性の中に共通の基調である「協和」を見出し,多様性を統一に導くことを目指した。勃興する人文主義の下で新しい知の構想に取り組み,〈知ある無知〉と名づけた。知とは真理である円に近づくために多角形を描く試みである。新たな知は新たな神   Honya Club.com


JPY ¥3,080
OpenOffice.orgを使って、ワープロ、表計算、プレゼンテーション、データベースなどの機能を解説。MS?Officeとの違いも添える。コンピュータリテラシーの基本が身につく一冊。〈永崎研宣〉筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学。人文情報学研究所所長。研究テーマは人文科学における情報科学の応用。著書に「文科系のための情報発信リテラシー」がある。    HMV&BOOKS online


JPY ¥3,080
第1章 ユビキタス情報社会基盤とはなにか(ユビキタス情報社会基盤とは;ユビキタスのテクノロジー ほか)第2章 ユビキタス情報社会基盤の実際(ユビキタス場所情報システム;食品トレーサビリティシステム ほか)第3章 セキュリティとプライバシー(ユビキタスの課題―セキュリティと個人プライバシー保護;ユビキタス時代における個人情報の法的保護と技術的保護 ほか)第4章 ユビキタスの哲学(ユビキタスコンピューティングの思想;世界の散文―ユビキタス化する宇宙と人文知の未来 ほか)第5章 展望(ユビキタス情報社会の実現に向けて;ユビキタスネットワーク社会の実現に向けて―パネルディスカッション)世界的な広がりを見せるユビキタスネットワーキングを、様々な分野から多角的に捉えた1冊。理論・技術、実際への応用、セキュリティ・プライバシーの関わる法整備の問題から、その哲学・思想までも扱う。   Honya Club.com


JPY ¥2,420
ギリシア人の思想、キリスト教の思想、近世の哲学、現代哲学の展開の4部構成。西洋哲学の全体を統一的にかつ本質的に理解できる、読める哲学史。西洋哲学がなぜ現に見られるような軌跡をたどったかその歩みがよくわかる。〈岩田〉1932年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、東北大学文学部教授。著書に「アリストテレスの倫理思想」「神の痕跡」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,235
自然・人文諸科学を検証しつつ現代のあらゆる〈知〉に通底する地下迷宮―「科学性」神話の幻想にとらわれた抑圧的制度と擬似的価値転換の回廊―を探索し、思想の混迷と科学の危機状況への仮借なき批判を展開する。『想念が社会を創る』に連なる主著群三部作。プシュケ(科学として提示された心の理論へのエピレゴメーヌ;精神分析、企てと解明)ロゴス(言いうるものと言いえないもの;現代科学と哲学的問い)共同体(技術;価値、平等、正義、政治―マルクスからアリストテレスとアリストテレスから我々まで)   Honya Club.com


JPY ¥26,400
1974年に刊行され大好評だった『Dictionary of the History of Ideas (webcat:221)』の40年ぶり全面刷新版「New Dictionary of the History of Ideas」の翻訳企画。編集方針はそのままに、編集委員・執筆者は総入れ替えし、一巻分増ページするとともに、全項目が新たに書き下ろされている。解説分野は、哲学・思想・宗教・文学・言語・心理・芸術・政治・経済・社会・教育など。人文科学、社会科学、自然科学という学問の枠を超えて、時代の知の形態とその変容に関心をもつすべての研究者に必須の総合事典。2005のRUSA Best Reference Sourcesを受賞。※本書は『スクリブナー思想史大事典 全10巻』(2016年)の普及版です。お求めやすい価格で、各巻ごとにご購入いただけます。   Honya Club.com


JPY ¥3,190
帰納法により自然の征服・支配をもくろんだF・ベイコン、原子的な個人の集合体としての契約国家を構想したT・ホッブズ、自由意志を否定し、世俗内禁欲を奨励したピューリタニズム…。近代イギリスの政治・宗教・哲学の輪郭を形成した精神的主潮流に対してプラトンのエロス、プロティノスの美をもって異をとなえたケンブリッジ・プラトニストたち。その霊的直観にみたされた思想潮流の全貌を時代背景とともに明かす。序論 ケンブリッジ学派の歴史上の位置と使命第1章 フィレンツェのプラトン・アカデミア、イギリス人文主義への影響第2章 ケンブリッジ学派の宗教思想第3章 イギリス精神史におけるケンブリッジ学派の位置第4章 宗教史におけるケンブリッジ学派の重要性第5章 ケンブリッジ学派の自然哲学第6章 ケンブリッジ学派の終焉と影響、シャフツベリー   Honya Club.com


JPY ¥3,520
自由へのたたかいに捧げられた生、超領域の人間学。教育、階層、文学、言語、哲学、科学哲学、美術、写真、法学、政治、人類学、経済、歴史、思想史、メディア、ジェンダー…人文・社会諸科学のあらゆるジャンルを横断した"超領域の人間学"の魅力の全てを俯瞰。第1部 ブルデュー自身が語るブルデュー(超領域の人間学―アルジェリアから『世界の悲惨』まで;現代フランス思想と私―フーコーからブローデルまで)第2部 ブルデュー理論の地平―ブルデュー論文選(界とは何か―政治界について;国家とは何か―官僚界の生成と構造;社会学と言語学;知識人とは何か―新たなヨーロッパ啓蒙主義のために;第3部 ブルデューを語る(ブルデューを悼む―弔辞;ブルデューの偉大さを称えて;諸領域へのブルデューの影響)自由への戦いに生を捧げたブルデューの生前のインタビューや講演などをまとめ、教育、階層、メディア、ジェンダーなど、人文・社会諸科学のあらゆるジャンルを横断した"超領域の人間学"の魅力の全てを俯瞰。   Honya Club.com


JPY ¥4,400
哲学は「真理」の探究だが、20世紀哲学は、人文・文化・歴史科学とともに、「真理」に先立つ「意味」の次元を開闢した。ソシュール(「言語」)とハイデガー(「真理」)の間から広がり、フランス20世紀思想史の中軸を貫き、これからのグローバル・デモクラシーの普遍的媒介項となる「意味」の地平。すでに始まっている「意味」批判の思惟をも包摂しつつ、この「第四の地平」の開削に着手する。序 意味とは?第1部 ソシュールと現代思惟―意味はいかにして可能となるか(ソシュール言語思想と意味問題;意味の成り立つところ―到達点と出発点;現代思惟と意味問題;ソシュール言語思想:「脱‐意味」か、「原‐意味」か―言語論的・記号論的・情報論的‐規定に向けて)第2部 「脱‐意味」「非‐意味」「反‐意味」の思惟―意味はいかにして不可能たりえないか(「意味という病」「意味に憑かれた男」―柄谷行人;「意味への抗い」―北田暁大;「意味の穴」「意味の以前」―バルト;「意味の可能と不可能」―ブランショ、湯浅博雄;「外の思考」―フーコー;「ノンセンス」「ナンセンス」―高橋康也;「脱‐意味」「反‐意味」「無‐意味」論の帰着するところ)結 人間・意味・脱‐意味付論 「虚構、偶然性、投擲」―マラルメ、菅野昭正哲学は「真理」の探究だが、20世紀哲学は、人文・文化・歴史科学とともに、「真理」に先立つ「意味」の次元を開闢した。ソシュール(「言語」)とハイデガー(「真理」)の間から広がり、フランス20世紀思想史の中軸を貫き、これからのグローバル・デモクラシーの普遍的媒介項となる「意味」の地平。すでに始まっている「意味」批判の思惟をも包摂しつつ、この「第四の地平」の開削に着手する。   Honya Club.com


JPY ¥1,870
老いをどう生きるべきか。80歳になっても老骨に鞭打って続けた、釈迦の最後の旅。人として老いと向き合った苦難の道中を、パーリ語聖典の「大般涅槃経」から丁寧に読み解く。〈ひろさちや〉1936年大阪市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。気象大学校教授を経て、仏教・インド思想の研究、執筆などに幅広く活躍。著書に「仏教の歴史」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥4,950
第1部 言語・歴史・形象(起源と歴史―フンボルトにおける媒体としての言語;可能性としての人文主義―グラッシとアウエルバッハの文献学的思考;生の修辞学と思想史―ブルーメンベルクの隠喩論と歴史論;絶対媒介の力学性と象徴性―田辺元のバロック哲学)第2部 思想史の形象―人文学の星間譜1(思想史のキアロスクーロ―ブルーメンベルクのクザーヌス、ブルーノ解釈をめぐって;近代理性のオデュッセイア―ブルーメンベルク『近代の正統性』について;哲学的文化史から形象論へ―哲学と図像)第3部 知の結合術―人文学の星間譜2(近代知と方法―シモニデスの裔と、痕跡を追う猟犬;知の劇場―蒐集された宇宙、「驚異の部屋」;自然と言語の百科全書―フンボルト兄弟;知の秘教的結合術、あるいはアレクサンドレイアの美徳)近代哲学の理性優位の思想史に対し,実体論や本質論とは違う言語や修辞学など言葉と表象のもつ意義を,フンボルトやニーチェ,ブルーメンベルク,アウエルバッハなど現代思想に連なる文脈で明確に論じて,近代思想への新しい見方と現代思想の位置づけを明らかにした,最先端の作品です。   Honya Club.com


JPY ¥1,100
人文・社会・自然科学の諸領域のみならず政治の世界にも絶大な知的影響を及ぼした哲学者が、自らの思想形成の全貌を明らかにする。上巻では、生まれ育ったウィーンの知的風土、学生生活、職業体験、音楽をめぐる思索、初期の諸研究など、三二歳で認識論と科学哲学の画期的名著『探究の論理』を世に問うまでの知的経験を語る。全知と誤りおかしやすさ幼年時代の思い出初期の諸影響第一次世界大戦初期の哲学的問題―無限性私の最初の哲学的失敗―本質主義の問題本質主義に関する長い余談―今なお私が現代のほとんどの哲学者と意見を異にしている点決定的な年―マルクス主義、科学、えせ科学初期の諸研究第二の余談―独断的思考と批判的思考、帰納を用いぬ学習〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥4,950
多文化社会から宗教、AIまで「哲学的人間学」の全景。多様性と統合への渇望とのあいだで思考し、「承認の政治」やコミュニタリアニズムなど現代の思想を牽引してきた哲学者テイラー。自己論や道徳論から、言語論、認識論、政治哲学、宗教論まで、その巨大な思想の全体を体系的に理解するために最善の入門書。序章第1章 道徳を説明する(道徳の領域;多元主義 ほか)第2章 自己を解釈する(自己の存在論的な面;自己の歴史主義的な面)第3章 政治を理論化する(テイラーとコミュニタリアンの伝統;限定的コミュニタリアニズム ほか)第4章 知識を理解する(自然科学対人文科学;実践理性 ほか)第5章 結び―世俗性の源泉多文化社会から宗教、AIまで、「哲学的人間学」の全景――。多様性と統合への渇望とのあいだで思考し、「承認の政治」やコミュニタリアニズムなど現代の思想を牽引してきた哲学者テイラー。自己論や道徳論から、言語論、認識論、政治哲学、宗教論まで、その巨大な思想の全体を体系的に理解するために最善の入門書。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
特集 人文知の現在と未来―越境するヒューマニティーズ(人文知の現在;閉塞する人文科学を超えて―いま、芸術を問う;人文知の未来 ほか)論文(自己展開するイメージ―偽ディオニシオスに見る主体化の問題;アウシュヴィッツのあとにテレビを見ることは野蛮か―テオドール・W・アドルノの一九五〇年代のテレビ論をめぐって;忘却への欲望/トラウマの回帰―文革直後の中国映画における文革の表象 ほか)書評(アルスの政治哲学へ向けて―岡田温司『芸術と生政治―現代思想の問題圏』書評;芸能のエネルギーと宮廷―沖本幸子『今様の時代―変容する宮廷芸能』書評)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
第3部 言語を導きの糸とした解釈学の存在論的な転回(解釈学的経験の媒体としての言語;"言語"の概念に対する西洋思想史の刻印;解釈学的存在論の地平としての言語)付論 1‐6付録 解釈学と歴史主義西洋哲学史の伝統に根ざし、テクストの理解および世界認識の方法を独自の解釈学として深化させたガダマーの主著。歴史解釈における経験の媒体であり存在論の地平でもある〈言語〉に光を当てた第三部に、「解釈学と歴史主義」論文および「原著第三版あとがき」を併録。ディルタイやハイデガーの問題を受け継ぎ、20世紀後半の人文社会科学に画期をなした名著の邦訳、待望の完結。   Honya Club.com


JPY ¥13,200
第1部 教学刷新体制の構築(思想統制から学問統制へ;教学局と日本諸学振興委員会;国民精神文化研究所と日本諸学振興委員会;教学刷新体制と高等教育機関;人文科学の研究動員)第2部 教学刷新体制下の教育学(一九三〇年代の教育学の場と課題;日本諸学振興委員会教育学会と教育学の再編)第3部 教学刷新体制下の諸学問(機関誌『日本諸学』にあらわれた学問論;哲学会;国語国文学会;歴史学会;経済学会;芸術学会;法学会;自然科学会;地理学会)「日本諸学振興委員会」は、主に人文社会系の広い範囲の研究者の発表・教育活動統制のために設置されたが、今日に至る全国学会への編成の契機でもあった。資料を渉猟し、知られていなかったその全貌と意味を考える。   Honya Club.com


JPY ¥41,800
「個人著作集内容総覧1997‐2001 上」(2002年刊)の継続版。2002年ー2006年に刊行された224人の個人著作集・全集類を精査。241種979冊の内容細目を掲載。論題索引付き。図書館・情報学文明論など哲学・思想心理学宗教歴史地理・紀行人文科学、社会科学、自然科学など各分野の研究者・著述家の個人著作集・全集の内容細目を通覧できるツール。2002ー06年に刊行された個人著作集・全集の内容細目を掲載。上巻は総記・人文。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
徹底イラスト解説・4ステップメニュー。本書は、行政書士試験を受験しようとしている人のために作られた本です。簡潔明瞭、それでいて重要なポイントはすべておさえてあります。人文科学(国語)社会科学(世界史;日本史;地理;政治・経済;思想・哲学)自然科学(数学;理科)   Honya Club.com


JPY ¥3,080
ソクラテス哲学の核心にはいろいろな意味で超越的なものとの関わりがある。その点に迫り、反駁的対話と呼ばれるソクラテスの論法の論理と哲学、思想全体を整合的に理解する。〈岩田靖夫〉1932年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ハーヴァード大学等での研究を経て、現在、東北大学文学部教授。著書に「西欧思想の流れ」など。    HMV&BOOKS online


JPY ¥6,160
第1部 クザーヌスの生涯と思想(クザーヌスの生涯とその思想;クザーヌスの思想;クザーヌス研究の軌跡)第2部 クザーヌスの教会改革(教会改革者としてのクザーヌス研究に関する諸問題;ニコラウス・クザーヌス著『全面的改革』について;ティロールの修道院改革と『神の視について』)第3部 クザーヌスの周辺(人文主義の影響とクザーヌス―ハインブルクと比較して;混迷の一五世紀における法律家たち―パノルミターヌス、ハインブルク、クザーヌス;宗教改革直前のドイツ教会―ニコラウス・クザーヌスとヴィルスナックの聖なる血の崇拝;クザーヌスと現代)15 世紀の最も独創的な思想家,哲学者,神学者ニコラウス・クザーヌスについての著者30 年間におよぶ研究をもとに書き下ろしたもので,クザーヌスの政治社会思想,公会議と教会改革,それに著者の最も力をいれた現代政治思想に対するクザーヌスの貢献を力説ている。(クザーヌス生誕600 年記念出版)   Honya Club.com