第1部 QOLに基づく交通と都市の新たなプロジェクト評価法―公共事業評価からSDGs、GNHまで(なぜQOLなのか?;最終帰着効果で測るQOLアクセシビリティ法;QOL評価における価値観の比較分析 ほか)第2部 国際シンポジウム:交通と都市の計画評価におけるQOLの主流化―Wider Economic ImpactからGNH、SDGsへ(欧州と日本におけるプロジェクト評価の歴史的変遷と代替アプローチ(拡張効果から変革新果へ:大規模プロジェクトにおいて展開されるイギリスのアジェンダ;広範な経済効果(WEI):ドイツにおけるプランニングの実践;フランスにおける費用便益分析と都市交通への投資:アクセシビリティ転換を目指して ほか);QOLアクセシビリティアプローチ(QOLアクセシビリティ法とそのケーススタディ:シンガポール、南京、高蔵寺ニュータウン、インド高速鉄道、バンコク、COVID‐19パンデミック;SDGs達成に向けた運輸部門の貢献度評価のためのQOLアクセシビリティ法の拡張;日本におけるQOL評価の実践:高速道路とストリートデザインへの適用 ほか);ポストコロナ社会におけるプロジェクト評価)人口減少時代の道路交通に対して、経済規模拡大・経済効率性の観点のみではなく、接続する交通ネットワークや心を癒す地域の関連環境の整備を含めた、市民への統合効果としてはかる、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)による評価法の確立を目指す。
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