JPY ¥3,300
1章 人と人、人とコンピュータのインタラクションを介在するメディア(人間が持つマルチモーダルインタラクションメディア;言語処理のあゆみ ほか)2章 言語処理(文法;形式言語 ほか)3章 音声音響信号処理(アナログからデジタルへ;時間領域と周波数領域 ほか)4章 マルチモーダル情報付きデータベースの作成法(マルチモーダル情報とは;実験室データとフィールドデータをめぐる諸相 ほか)5章 マルチモーダルインタラクション分析(話者交替にかかわる話し手と聞き手たちの視線の向き;人‐人インタラクションと人‐CGエージェントインタラクションの行為交替規則)【読者対象】人間と自然なコミュニケーションが行える人工物(対話システムやAIロボット)の制作に将来携わりたい学生。特に、音声に載せて発される言語情報や韻律情報、視線や頭部の動き・ジェスチャーといった身体情報の解析に興味のある学生。【書籍の特徴】人がコミュニケーションをするためのメディア、言語や音声、身体の動きといった複数のモダリティが工学的にどのように解析されるかについて解説しています。また、人とコンピュータの社会的なインタラクションのモデル化に関する研究を紹介しています。【各章について】1章では、言語・音声・非言語に関わる工学的研究を概観します。2章ではインタラクティブに対話を行うための根幹となる言語処理を取り上げます。3章では言語情報と同時に発せられる音声音響信号処理を解説します。4章では視線や身体動作を含むマルチモーダル『インタラクションメディアがコミュニケーションでどのように使われるかを研究するための手法を解説します。5章ではマルチモーダルインタラクションを扱った人と人、人とコンピュータの社会的インタラクションのモデル化に関する研究を   Honya Club.com


JPY ¥2,750
1章 ヒューマンインタフェース概説2章 人間の感覚知覚3章 人間の知的機能4章 人間の情意的機能5章 インタフェース開発の考え方6章 インタフェース開発の手法ヒューマンインタフェースとは,モノと人間の境界部分のことである。本書は高専や大学,大学院の教科書として,人間の特性や心の働きについても知った上で,ヒューマンインタフェース開発の勉強をしてもらうために執筆した。★主要目次★1. ヒューマンインタフェース概説 1.1 ヒューマンインタフェース 1.2 広義のヒューマンインタフェース 1.3 狭義のヒューマンインタフェース 1.4 関連領域2. 人間の感覚知覚 2.1 感覚に関する法則 2.2 視覚系(眼球)の構造と機能 2.3 明るさの知覚 2.4 形と大きさの知覚 2.5 奥行の知覚 2.6 運動の知覚 2.7 色の知覚 2.8 聴覚系(耳)の構造と機能 2.9 音の知覚 2.10 マルチモーダル知覚3. 人間の知的機能 3.1 学習 3.2 動作に関する法則 3.3 記憶 3.4 注意 3.5 思考 3.6 ヒューマンエラー 3.7 認知実行に関するモデル4. 人間の情意的機能 4.1 動機づけ 4.2 感情5. インタフェース開発の考え方 5.1 ユーザビリティ 5.2 アクセシビリティ 5.3 ユーザエクスペリエンス 5.4 ユーザ中心設計,人間中心設計 5.5 色の表現と配色 5.6 規格6. インタフェース開発の手法 6.1 ユーザ調査 6.2 コンセプト創出,要求事項 6.3 プロトタイピング 6.4 インスペクション法,エキスパートレビュー,チェックリスト 6.5 ユーザテスト 6.6 倫理的配慮   Honya Club.com


JPY ¥3,300
【最新動向サーベイ】・イマドキノ植物とCV:植物分野にとってCVは非常に重要な要素技術であり、隣接分野の1つともいえる。本稿では植物分野におけるCVの現状を紹介しつつ、植物特有の興味深い挑戦性から生み出される新たなCV研究の方向性について考える。【論文フカヨミ】・フカヨミEmbodied AI:言語と視覚情報を同時に扱いながら行動に結び付けるEmbodied AI のタスクの中でも難易度の高い、もの探しタスク(Object Nav)について解説。・フカヨミマテリアルセグメンテーション:車両の自動運転・運転支援という文脈においては、マルチモーダル計測を活用した統計的機械学習に基づく素材認識は行われておらず、そのためのデータセットも存在していない。このような現状を打破すべく、マルチモーダル計測を備えた新たなMCube Sデータセットと、それを活用した素材認識ネットワークMCube SNetを紹介。・フカヨミデータ拡張:画像データにおける一般的なデータ拡張から、モデルやデータに合わせて適切なデータ拡張方法を探索し、最適化するデータ拡張探索/手法について解説。【チュートリアル】・ニュウモンニューラル3次元復元:ニューラル3次元復元の大きな枠組み、すなわちフレームワークを理解できるようになることを主な目標し、入力と出力の関係や要素技術の利点、問題点を整理する。その上で、それらのフレームワークを使いながら、どのように要素技術を組み合わせるべきなのかを解説。その他、4コマ漫画「不思議な鏡」、CV分野の学会・研究会・国際会議の開催日程や投稿日が一挙にわかる「CVイベントカレンダー」を掲載。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
ここ10年ぐらいの間に、「音」に対する関心が高まってきた。各地で、音環境デザインが試みられ、音名所や残したい音風景選定事業が行われている。音に関する環境教育に取り組むグループもある。「サウンドスケープ(音の風景)」という言葉も、知られるようになってきた。本書は、このような「音」を巡る様々な動向を、「音の生態学」という枠組みで総括したものである。「音の生態学」が対象とする「音」は、単なる空間の物理的な振動を指すのではない。「音の生態学」は、人間が聞いている音を対象とする。愛着を覚える音もあれば、忌み嫌う音もある。日常生活の中の音もあれば、記憶の中の音もある。文芸に表現された音もあれば、映像に組み合わされた音もある。自然の音、音楽、街にあふれる騒音、それらすべてが「音の生態学」の対象となる。そんな「音」を、体系的に論じるのが、本書である。1 音の生態学・序章2 サウンドスケープ・デザイン3 音名所、残したい音風景、音環境モデル都市事業4 都市公園で聞く音5 歳時記に詠み込まれた日本の音風景6 外国人が聞いた日本の音風景7 しずけさ考8 音楽と映像のマルチモーダル・コミュニケーション9 音と景観の相互作用10 音の生態学・最終章身近な生活の音、自然の音、映像作品の音などを対象として、音と人間のかかわりを体系的に論じる。音および聞くことの奥深さを述べる。   Honya Club.com


JPY ¥3,080
1章 サイバーセキュリティにおける本人認証2章 生体情報を用いた本人認証技術3章 生体認証のマルチモーダル化4章 ICカードを用いた本人認証技術5章 生体認証の精度評価の方法6章 社会基盤としての生体認証従来の生体認証技術は、施設の入退出管理を主としたため、パターンマッチング処理技術の観点で述べられていたが、本書は、デジタル社会において重要な情報セキュリティ技術の一つであるネットワーク上での個人認証技術にポイントがおかれている。具体的には、 情報セキュリティの観点からの生体認証技術の位置づけ、 生体認証モデル、 PKI(公開鍵基盤)やICカードとの連携技術、精度評価などの標準化技術など最新の技術が記述されている。情報セキュリティおよび画像処理技術を専門とする企業技術者、大学院の学生を対象とした国内はじめての生体認証技術に関する専門書である。   Honya Club.com