日本統治時代 1919年ー1945年日本統治からの解放 1945年ー1950年代1960年代1970年代1980年代1990年代2000年代以降失われた韓国映画2014年以降100年間の名画に映し出される日本統治時代、民主化、南北分断、フェミニズム。現存する最古の作品から『パラサイト 半地下の家族』まで、韓国映画の歴史を辿る決定書!韓国映画の代表作を取り上げた本書は、韓国随一の映画専門家67名による評論集であり、自国を見つめる視点から切り込んだ深い洞察が記されています。原書に掲載された101作品に加えて、日本語版では原書刊行後に製作された5作品(ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』ほか)を新たに加えました。映画はフィクションであると同時に、時代の記録でもあります。例えば、『誤発弾』や『非武装地帯』『キルソドム』などに描かれる朝鮮戦争が庶民の生活に落とした影。ノンポリの大学生の恋愛を入口にした『馬鹿たちの行進』の背景に隠された軍事政権による検閲とのせめぎ合い。また、1970年代の『冬の女』、1980年代の『シバジ』、そして1990年代の『結婚物語』などには、女性の解放の歴史が映し出されています。そう、歴史を彩る映画の数々は、日韓関係や南北問題、民主化、フェミニズムなど、現代の韓国を紐解き、未来を考えてるための貴重な資料でもあるのです。その時代に作られた映画は、時を経てもなおリアルな迫力と驚きを秘めています。「韓国映画100選」をガイドブックとして、古の韓国にタイムスリップするのはいかがでしょうか。<本誌で紹介されている作品の一部>・『青春の十字路』(1934年製作/現存する最古の韓国映画)・『下女』(1960年)・『馬鹿たちの行進』(1975年)・『風吹く良き日』(1980年)・『ペパーミント・キャンディー』(
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