渋沢龍彦の長年の友人であり最もよき理解者であった著者の故人に関する全エッセイを集成。魔術的睡眠者の肖像文学史の悪魔(『悪魔のいる文学史』)メートル原器のある庭園―渋沢龍彦について夢の既視感(『幻想の彼方へ』)成長のない自叙伝(『玩物草紙』)70年代の渋沢龍彦(対談)陽根切断(『唐草物語』)玉の話(『ねむり姫』)驚異博物館ロココの現場(『うつろ舟』)遊病記(「都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト」)卵生の女(『高丘親王航海記』)絵詞作者の肖像出棺の辞ふらんす怪談庭園文学の系譜(『フローラ逍遥』)精神のアラベスク渋沢さんの靴ある書誌学者といる渋沢龍彦〔ほか〕
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