「原発のない女川へ」。それは、選びとる意志の問題であり、実現可能な、まっすぐにのびる現実的未来として目の前に広がっている。第1章 原発の「安全神話」はいかにして作られたか(福島原発が示したこと;女川原発の現状と今後)第2章 原発の「経済神話」(原発立地自治体の財政と経済―新潟県(柏崎市)と福井県(敦賀市、美浜市)の事例を参考にして;女川原発と町経済・町財政)第3章 原発の「地域社会分断」作用(原発が地域社会を破壊する;女川の漁民は原発建設計画にどのように抵抗したのか;原発立地を撥ね返した地域―地元住民の感性と論理)第4章 地域循環型社会をめざして(地域循環型社会として自立する女川)「原発のない女川へ」。それは、選びとる意志の問題であり、実現可能な、まっすぐにのびる現実的未来として目の前に広がっている。「東日本大震災」の災禍からいちはやく再起し、「復興のトップランナー」として耳目を集めてきた女川町。次は、原発のない町づくりの「トップランナー」をめざす。ゴールは、地域循環型社会としての自立!書評掲載 日本消費者連盟『消費者レポート』2020年1月20日号 掲載 大野和興氏評「原発拒否は地域の自治と自立あってこそ」 河北新報 2020年2月27日付 「「経済神話 町の自立阻害」東北学院大名誉教授 半田さん共著刊行 「原発城下町」脱却を提言」 関礼子氏評「原発のない未来という希望は残されているか」『週刊読書人』2019/11/22掲載 芳川良一氏評「脱原発のための必読の1冊」『反原発新聞』2019/11/20掲載
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