JPY ¥1,980
暮らしの中のメンタルヘルス理解。臨床の現場で出会うさまざまな症状を年代別に例示。診断名ごとに、その原因と治療法を簡潔に紹介。1 年代別にみたこころの悩みの実際(幼稚園・小学生のこころの悩み;中学生のこころの悩み;高校生のこころの悩み;大学生のこころの悩み;20代のこころの悩み ほか)2 こころの病をどう治療するか―心理的働きかけ、薬物療法(発達・情緒・行動に関係した障害;不安障害、転換性障害、解離性障害、強迫性障害、身体表現性障害;適応障害;摂食障害;パーソナリティ障害(人格障害) ほか)こころの悩みに関する様々なケースを年代別にとりあげ、診断名別に、その原因と治療法を簡潔に解説。日常生活におけるメンタルヘルスの糧として、臨床の現場からわかりやすくまとめる。   Honya Club.com


JPY ¥3,850
本書は、若い精神科医、看護者やコメディカルの人々のほか、他科の医師、学生に精神医学を正しく伝えることを目ざしている。症例を豊富に挿入し、読みやすさのために本文中には横文字を一切使用せず、詳細な索引に英語とドイツ語を付した。また、国際分類やDSM―3にも触れて、コンパクトでアップ・ツー・デイトなテキスト・ブックとなっている。第1章 精神医学における基本問題(正常と異常;生活史;疎通性(ラポール);病識と病感;統一体としての人間;発達段階とその主な特徴;精神障害の原因;患者の見方と接し方;精神医学の学派;予診のとり方)第2章 症状の説明(感覚と知覚の障害;観念連合の障害;妄想;見当識の障害(失見当);知能障害;感情障害;記憶障害;意識障害;自我障害;行動障害(精神運動性の障害);性格テスト)第3章 種々の精神障害(精神分裂病;感情病、そううつ病;分裂感情病、分裂病様精神病、非定型精神病、反応性〈心因性〉精神病;てんかん;症状精神病;脳器質性精神病;中毒性精神病;老人の精神障害;小児の精神障害;青年期の精神障害;神経症(ノイローゼ)とその関連領域;人格障害〈性格異常;性格神経症;精神病質〉;精神遅滞、精神薄弱)第4 その他(治療;精神衛生;精神障害と法律)   Honya Club.com


JPY ¥638
愛とは深く、おそろしいもの。今している恋愛の背後に、自分自身さえも気づかない、深い欲望が横たわっているとしたら…男はなぜ、一人の女性で満足できないのか?女はなぜ、記念日や形に残るもので愛を確かめようとするのか?等、男と女の深層心理を徹底分析。誰もがもつ悩みからストーカー等の異常心理まで、精神科医・香山リカが読みとくサイコな時代の恋愛学。1章 「ワカラナイ彼」の信号が聞こえる?―心のヨロイのその陰に(可能性を広げるか、倒錯の道に迷い込むか―変身願望;無口な彼が態度で語る"思いやり"―対人恐怖;ダメだと知りつつハマってゆく理由―自己破壊型ギャンブラー ほか)2章 心の湖に棲む"満たされない症候群"の謎―本当の自分を映す鏡(自信と不安を行ったり来たりの恐い結末―病的ナルシシズム;モテる女の"無意識"が作る落とし穴―現代的ヒステリー;女が絶対に手に入れられないもの―男性羨望症 ほか)3章 サイコな愛の「仮面」と「本性」―情熱と病理のシーソーゲーム(「ないものねだり」をバネにする人、破壊する人―コンプレックス;フツーの愛し方ってどんなだろう―エロス;「恋愛」と「仕事」の重さは計れるか―ダブル・バインド ほか)4章 明日の自分の「悪魔」と「天使」を見つけて!―こころの幸せのボーダーランド(自分を大事にできる"頑張り"の目安―燃えつき症候群;"恵まれた環境"が与えるヤバイ影響―依存性人格障害;盗んでも殺しても"夢"だから平気?―現実感喪失症候群 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,960
本書は、10年以上にわたって行われている「精神分析的精神療法セミナー」の実践記録を基に、類書にない新しい効果的演習方法を公開するものである。転移・逆転移、抵抗、解釈、ワークスルー、抑圧、治療構造等、各章はいずれも優れて臨床的なテーマを取り上げている。スーパーヴィジョンによる症例の徹底検討とそこから浮き彫りにされる基本的精神分析概念の学習討論を通して、読者は臨床実践の中で本当に患者のためになる技法と理論を身につけることができるであろう。第1部 基本構造について(セラピーにおける規則性と自発性―母をこわがる強迫神経症の独身女性;バウンダリー(境界)の臨床的問題―治療者側の役割変化に苦労した独身男性;チーム治療におけるセラピストの主体性―摂食障害,気分変動,自殺企図を主訴とする境界性人格障害の女子学生;カウチ使用の精神療法―環境が変わると体重が減った女性)第2章 接近法について(解離と分裂と抑圧についての探索と支持の意味―人格が頻繁に変わると訴える若い女性;思春期の危機と家族の力動―行動化を繰り返す女子中学生の母親)第3部 抵抗ないし転移について(抵抗とは何か―蒲団から出られない過食症の女子大学生;外傷・空想・妄想と症状―「悲惨な過去」を徐々に想起するヒステリー障害の女性;転移性倒錯―女性化願望とフェティシズムを持つ男子学生;恋愛転移か自己愛転移か―苦しさを明るく語る女子学生;分裂部分対象関係―現実より成熟して見えた中年ビジネスウーマン)第4部 解釈とワークスルーについて(対象喪失と喪・抑うつ症のワークスルー―別離後に退行的症状を呈した思春期女子;転移性恋愛への抵抗―セラピストをフェティッシュにする女子大学生;解釈の種類と特に蘇生解釈について―慢性期統合失調症状態から変わろうとして   Honya Club.com


JPY ¥2,530
あなたは誰?なぜ私のなかにいるの?子どものころ母から虐待を受けた私のなかには、いつの間にかたくさんの知らない人が住むようになっていた。本書は、極度に虐待されて育ったために多重人格障害を患うようになった、著者自身の苦悩の記録である。   Honya Club.com


JPY ¥1,362
読書には読書でしか得られない感動や発見がある。子どもの読書指導に生涯を捧げた嶋路和夫の名著、待望の復刊。第1章 本を読みなさいと言う前に(子どもの心を大切に;子どもを見つめることから)第2章 子どもを本嫌いにする親とは(読書環境の点検を;子どもを本嫌いにする親の十八か条)第3章 読まない子には(テレビっ子・マンガっ子・雑誌っ子;読書する時間がない子 ほか)第4章 読めない子には(視覚・聴覚が不調の子;知的な障害をもつ子 ほか)第5章 読み方に問題のある子には(読む本にかたよりがある子;短編は読むが長編は読まない子 ほか)本は、心豊かな人間を作る。幅のある、奥行きのある、深さのある、うるおいのある、人間味あふれる人格を形成する…。子どもの読書指導に生涯を捧げた嶋路和夫の名著、待望の復刊。   Honya Club.com


JPY ¥7,920
本書は、広汎な精神医学の領域について整理された知識を提供し、基礎的な関連諸科学についても記載。新しい発展への緒となること、臨床の実際に役立ちうること、などを目的とするものである。高度国際化の現状にあわせて、各論の記載は国際疾病分類に準拠した。また、実用上の便宜を考えて巻末に英・独・和ならびに独・英・和対照用語集をのせた。第1編 総論(概論;診察と診断;精神症候学;神経心理学;精神障害の原因、生物学、心理学に関する事項;精神医学における疾病概念と疾病分類)第2編 各論(症状性を含む器質精神障害;精神作用物質使用による精神および行動の障害;統合失調症、統合失調型障害および妄想性障害;気分障害(感情障害);神経症、ストレス関連障害、心身症、人格障害;児童期、青年期の精神障害;精神遅滞)第3編 治療と予防、その他(治療;精神保健;司法精神医学;病跡学)精神医学の広汎な領域について整理された知識を提供し,他分野,諸科学との基礎的関連事項の記載に留意して総合的にまとめられた新しい教科書.高度国際化の現状にあわせて,各論の記載は国際疾病分類に準拠した.巻末には英・独・和ならびに独・英・和対照用語集を収載.昨今の社会環境の急激な変化は,精神障害の症状の変遷をもたらし,それに伴う精神医学の果たすべき役割は多岐にわたるようになった.本書は第4版までは単著としてきたが,この第5版からそれぞれの専門領域を分担,すべてにわたって加筆訂正し,共著として内容の充実を図った.   Honya Club.com


JPY ¥3,080
あらゆるものごとを平準化する「デジタル化」の中で、人間の身体・脳・心や社会のしくみがいま大きく変容しつつある。「国民の欲望」の自己統治、新たな共同関係の創出、リスクをめぐる正義の対立の調整、人間観・存在観の再構築。これらの課題群に対して、健康とエンハンスメント、脳と人格の改造、動物とロボットの境界、リスク言説と研究規制の根拠等を論じながら、システム倫理学の視点から大胆な解法を提示する。科学技術の倫理学への導入予防医学の最高段階としての「先制医療」新しい健康概念と医療観の転換スポーツを手がかりに考えるエンハンスメントモラル・バイオエンハンスメント批判―「モラル向上のために脳に介入すること」をめぐって反社会性パーソナリティ障害者と自由意志犯罪者の治療的改造動物に対するエンハンスメント―その是非をめぐる考察欲望の中のヒューマノイドリスクをめぐる対立構図―「リスク論言説」とその批判的検討「全能性」倫理基準の定義をめぐって―再生医療とくにiPS細胞研究の場合研究等倫理審査委員会の位置と使命三つの基本課題に対する理論モデルの提唱   Honya Club.com


JPY ¥2,420
いまケアされる側の思想の確立と、「当事者」としての技法の開発、作法の習得が求められている。高齢者もまた「みずからのニーズを認識し、表現し、介護者に伝える権利と義務」を持つときに、ニーズの「当事者」となる。ケアされる経験の先達であり、エキスパートである障害者の命がけの試行錯誤から、高齢者が学ぶことは少なくない。ケアされるということ―思想・技法・作法障害当事者の主体性と非力"ケアされるプロ"として半世紀―日本のケアは変わったかケアされる身体女がケアされること知的障害者の自立ピア・カウンセリングの思想―当事者による当事者介護専門家は当事者から何を学ぶか夫の母を介護した15年の経験から―「向老学会」の設立へ認知症と共に生きる人たちはどんなケアを求めているのか成年後見制度―誰が介護者の代弁をするのか誰が「払い/律する」のか―ダイレクトペイメント論ユーザーユニオンの結成に向けてケアをする側とされる側の間になぜ大きな落差があるのか。先達たる障害者の経験、試行錯誤を言語化することで、要介護者が当事者として生きる意味を論じ、人格の相互行為としてのケアのあり方について考察する。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1部 大人になるための社会学―閉ざされた世界にいると思っている人のために(「モテるしぐさ」に振り回されて…―しぐさのメッセージを読む;僕たちは演技している―「多重人格」になってみる;「自分らしさ」って何だろう?―異文化理解のカギは生育歴の理解)第2部 力強く生きるための社会学―生きる意味を感じられない人のために(身体のコンプレックスにさようなら―身体的な悩みの壁を取り払う;成熟を求めて―「何のために生きるのか」を問う)第3部 文化系のための社会学―文化を愛する内向きの人のために(文学は誰のもの?―さまざまな読みを認め合う;音楽を愛するとは?―音楽のジャンルやメロディを超えて)第4部 武器としての社会学―「分かち合えない」と嘆く人のために(閉ざされた風景から開かれた風景へ―敵のおかげで自分を知る;見えるものが見えない/見えないものが見える―違いがあるから面白い)人づきあいが苦手な「コミュ障」(コミュニケーション障害)。この呼び名で、あなたは自虐的に振る舞っていますか? それとも知人をからかっていますか? 悩みを抱える読者は自分自身のメンタルを掘り下げる心理学に関心があるかもしれません。しかし、本書は「社会学」という道具を使って、自分の視野を広げて「壁」を取り払うためのポイントを紹介します。 私たちは、なんらかの情報や知識、あるいは年齢や職種といった属性から、異なる「メガネ」をかけています。このメガネの存在に気づかせてくれるのが社会学の諸理論というわけです。また、著者自身が他者と分かち合えなかった具体的なエピソードを絡めながら、少しずつ自分の見方を広げていく知の旅を提供します。 著者は「岩本先生の授業が一番人気の理由がわかった」と内田樹氏からもお墨付きをもらった人気講師。面白く   Honya Club.com


JPY ¥2,750
人間の人格はどのように形成されるのだろうか。家族、性差、教育、労働、障害児、老人など、具体的で豊富な事例のなかに、人格の発達を考察する。マルクス主義的人格論の試み。序論 個人にかんする唯物論的理解の必要性1 唯物論と心理学(心理学の限界;唯物論、本能および意図;史的唯物論による人格論;唯物論的分析におけるキー概念)2 資本主義における人格発達(社会秩序への参入;社会秩序における労働;社会秩序の周辺;人格発達と集団的行動)   Honya Club.com


JPY ¥3,850
第1部 解離研究の過去と現在(「他者」としての交代人格と出会うこと;交代人格を「部分」として扱う歴史的な経緯 ほか)第2部 解離と脳科学(転換性障害における他者性;意識は常に一つの統合体である ほか)第3部 解離性障害にどう対処するか(司法領域における解離と他者性(1)―責任能力とは何か;司法領域における解離と他者性(2)―「責任能力」をめぐる動向 ほか)第4部 解離性障害のこれから(解離性障害は「障害」なのか?;座談「交代人格といかに出会うか」)エピローグ 臨床における他者との出会い   Honya Club.com


JPY ¥2,200
1章 教師の役割と仕事―教師論2章 教室の行動の問題―学習と障害3章 やる気を起こさせる―動機づけ4章 人はみな同じでない―個人差5章 クラスとは何だ―学級集団6章 頭の性能を分析する―知能7章 人の性格を生かす―人格8章 新しさを生み出す―創造性9章 自分をどうとらえるか―自己概念10章 やる気を分析する―達成行動11章 学習はどのように生じるか―学習の原理12章 学習にはいろいろある―学習の諸相13章 教え方・学び方―教授・学習14章 学習を機械にのせる―学習の機械化・自動化15章 学習の結果を生かす―教育評価   Honya Club.com


JPY ¥7,920
第1編 総論(診断学;精神症候学;神経心理学;精神障害の原因、生物学、心理学に関する事項;精神医学における疫病概念と疫病分類)第2編 各論(器質性精神障害;機能性精神病;神経症、心身症、ストレス関連障害、人格障害;児童期、青年期の精神障害;精神遅滞;老年期精神障害)第3編 治療と予防その他(治療;精神保健;司法精神医学;病跡学)   Honya Club.com


JPY ¥2,035
コミュニケーション障害かつオタクな高校2年生の喚子の身体に「何か」が侵入してきた。それは脱獄囚を追って他の宇宙から来た「刑事」だと名乗り、30分以内に同級生の弟に触れないと喚子の人格が消えると通告。なんとか触れると、「何か」は同級生の弟へ、彼の人格は喚子の中へ転移してしまう。元の身体を取り戻すため、喚子ら2年B組イレギュラーズは刑事の捜査を手伝うことになるが…!?ちょっと不思議、たっぷり友情、とことんエンタメ登場。他の宇宙から脱獄囚を追ってきた「刑事」が、コミュニケーション障害でオタクな喚子の身体に侵入してきた。同級生を巻き込んで、元の身体を取り戻すため刑事の捜査を手伝うことになるが…。   Honya Club.com


JPY ¥1,287
理学療法士は、医療や福祉の分野には欠かせないリハビリテーション医療の専門職です。最近では、障害をもった人たちだけでなく、健康増進をめざす人やスポーツ医学の面からも注目されています。本書では、さまざまな分野で活躍している理学療法士を紹介し、仕事内容、養成校、国家試験、就職について詳しく解説しています。1章 機能回復に向けて(早期退院をめざす救急部門での活躍;子どもの笑顔にはげまされて;プロスポーツの舞台裏でのファインプレー ほか)2章 理学療法士の世界(多様化するニーズにこたえながら発展していく;障害者から健常者まで、よりよい社会生活への適応を援助;社会的要請により拡大していく活動領域 ほか)3章 なるにはコース(患者に適切に対応する知識力・技術力と心をもつ;知識・技術習得とともに、人格形成の大切な時期;勉強の総仕上げ、理学療法士への扉を開く ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1章 精神の健康と精神看護学第2章 人格の成熟と人間関係の発展第3章 死との出会いと心的外傷第4章 防衛としての精神障害第5章 精神科における入院治療と看護第6章 こころと身体―身体的ケアの意味第7章 クライエントとしての家族第8章 グループのダイナミクス第9章 治療の場のダイナミクス第10章 看護という職業   Honya Club.com


JPY ¥1,388
第1部 現代の心の悩み(子供と家族の心の悩み;若者の心の悩み;中年の心の悩み)第2部 心の悩みの知恵(うつ病;神経症;人格障害;物質乱用;性的倒錯;精神分裂病)   Honya Club.com


JPY ¥1,388
心はなぜ病気になるのか。鋭く・優しく見つめる精神科医が、臨床現場から贈る心の健康法。プロローグ 「心のしくみ」第1章 ストレスとはなにか第2章 中年の人に多いうつ病―感情病について第3章 不安の源をさぐる―不安障害第4章 ストレスがないはずの病気をつくる―身体表現性障害第5章 自分を失くす―解離性障害第6章 ストレスが心を壊す―分裂病第7章 性格が苦しみをつくり出す―人格障害第8章 ふえているアルコール依存症第9章 高齢化社会の課題―老人性痴呆第10章 ストレスと性格が起こす―心身症第11章 薬物療法の基礎知識第12章 心理療法はどうやってすすめるか第13章 心の病を防ぐために第14章 中年期からのメンタルヘルス   Honya Club.com


JPY ¥2,200
この100年の間に書かれ、その名は高くとも、だれも読まない小説12篇。その多様な可能性に驚嘆。中島敦 「山月記」とその時代坂口安吾 「桜の森の満開の下」の元大日本帝国少国民的読み方折口信夫 「死者の書」―中将姫がさすらう説話的時空葉山嘉樹 「淫売婦」「セメント樽の中の手紙」とわが国の社会福祉黒島傳治 「渦巻ける烏の群」―無名の師に犬死する兵士たち石上玄一郎―「クラーク氏の機械」―脳生理学者が夢でアニマルライツに直面する話結城信一 「空の細道」―孤独な老人の幻覚妄想状態高橋たか子 「ロンリー・ウーマン」―あるいは分裂病質性人格障害について葛西善蔵 「哀しき父」の詩と真実石川淳 「山桜」―悪夢障害と譫妄について河野多惠子 「幼児狩り」―性嗜好異常について約100年前に書かれた小説から、30年前の名作まで、文学の深い森に埋れてしまった12篇。これらを微細に読み込み、時に本業の医学的知見で顕かにする。テキスト+解説で、読まなくても読んだ気になる1冊。   Honya Club.com


JPY ¥3,520
本書は、適応障害の本質を明確に見極めるための貴重な手段を臨床家に示し、治療の適切なモデルとして、解決志向ブリーフセラピーを提案する。それは、従来の曖昧模糊たる内容の心理療法への反省を込めて、きわめて論理的かつ体系的にマニュアル化された実用的な治療法である。またマネージド・ケアによる管理下治療に対処するために生まれた新しい臨床スタイルを提示している点も本書の特徴である。それはクライエントによって達成されるべき治療の目的と目標を明確にしたもので、クライエントの利益を効率的に達成するという点で、わが国においても、今後専門家としての心理療法家に求められる方向性を示しているものといえよう。本書はその理論的根拠と具体的なプログラムを提供して、すべての臨床家の新しい道しるべとなるものである。第1章 マネージド・ケアの新時代における実践第2章 D氏のケース第3章 患者の機能障害第4章 診断第5章 適応と人格(パーソナリティ)第6章 全般的な治療原理第7章 適応障害のための心理療法第8章 患者に対するセルフセラピーの指導第9章 8回のセッションで不十分なとき第10章 マネージド・ケア会社へのレポートの一要素としてのスピリチュアリティ第11章 結論   Honya Club.com


JPY ¥1,100
第1章 発達障害の子にとってわかりやすい「集団」づくりのポイント(園児との距離、関係のもち方はその後のクラスづくりを左右する―「園児」のふるまいができるA君と素のままのB君;クラスの環境に常に配慮―「地」と「図」注目してほしい情報がクリアになっているか;登園後の自由遊びの時間、クラスの活動に工夫を―ばらばらに自由に遊んでいるように見えてもある程度のまとまりがある風景づくりを ほか)第2章 複数の保育士が連携したクラス運営(複数であってもまるで一つの人格のような、抜群のチームプレイで;加配保育士は黒子に徹する―主の保育士を適切にサポート;複数保育士のチーム連携を確認するためのミーティングが必要 ほか)第3章 発達障害児のこんな場面―具体的かかわりを考える(部屋から出ていってしまったG君 連れにいく?戻ってくるのを待つ?;とにかく不安、いつも、「おんぶ」や「だっこ」を求めてくる;落ち着きがない、いつも動いている―いつもちょっとした刺激に反応してしまう ほか)   Honya Club.com


JPY ¥5,940
自我状態療法は、催眠分析の拡張版とも表現できる療法であり、近年の身体志向のトラウマ・ケアの考え方を大胆に取り入れつつ、現在進行形でさらなる進化を続けている。本書は、解離性同一性障害をはじめとする解離性障害や自我状態の不安定な人たちを、どのように理解し、治療に結びつけ、治療していくか考えるうえで重要な一冊であり、日本における自我状態療法の普及とトラウマ・ケア発展の大きな一里塚となるだろう。パーソナリティとその発達エネルギーとパーソナリティ機能自我状態の性質と機能解離無意識的プロセスと精神力動的理解多重人格の交代人格における精神力動的動静正常な人の自我状態自我状態療法の原則自我状態療法のテクニックと戦術特殊な手続き短期催眠分析的自我状態療法心理療法のアウトカム・リサーチ自我状態療法の効果性と効率性―妥当性の研究砦を守るは番人なり―困難で複雑な一例早期トラウマの治療と洞察解離・統合―個人間、個人内、国家間の観点自我状態療法は,「自己内家族」を構成する自我状態間の葛藤を解決することを目的とする,個人療法,集団療法,家族療法を活用した催眠分析の発展型と表現できるサイコセラピーである。もともと多重人格や解離性障害の治療を主たる目的として生まれたわけではないが,近年の身体志向のトラウマ・ケアの考え方を大胆に取り入れつつ,現在進行形でさらなる進化を続けている。本書は,自我状態療法を考え出したジョン・G・ワトキンス,ヘレン・H・ワトキンスによる『Ego States: Theory and Therapy』の全訳で,自我状態療法の背景にある理論をしっかりと理解でき,各々の自我状態の起源や存在,機能を尊重したうえで,全体的なパーソナリティへの統合を支援する指針となるだろう。解離性同一性障害をはじめとする解離性障害や自我状態の   Honya Club.com


JPY ¥524
「魔の17歳」というキーワードに象徴されるように、相次ぐ凄惨な事件や犯罪の主役となった青少年たちには、一見ごく普通の若者だが、実は大人には理解しがたい心の闇を秘めているという共通点がある。本書は精神科医である著者が、ひきこもりや家庭内暴力、いじめ、不登校といった問題に直面した若者のカウンセリングを通し、彼らの心の叫びを解明する。第1章 「ひきこもり」と「いらだち」の病理第2章 増える不登校・出社拒否第3章 エディプスなき社会の家庭内暴力第4章 社会恐怖症と回避性人格障害第5章 アイデンティティ・クライシスの時代第6章 「いじめ」と「遊び」の区別がなくなった第7章 拒食症、過食症の醒めない日々第8章 臨床における性の問題第9章 少子化時代の王子様、王女様第10章 大震災とストレス、そして子供たち第11章 思春期病棟のさまざまな人々第12章 家族に何ができるのか   Honya Club.com


JPY ¥1,047
若者たちの間に無力感・閉塞感が漂っている。なにかにつけてムカつき、ある者は「キレ」、ある者は「閉じこもる」。本人は悩み、親も苦しむ。彼らを救う処方箋は。第1章 閉じこもりとは第2章 閉じこもりと人格障害第3章 ボーダーラインとは第4章 閉じこもりを生む背景第5章 閉じこもりの治療法   Honya Club.com


JPY ¥3,080
PTSD、解離性障害、境界性人格障害、適応障害、鬱病…。米国のPTSD研究の第一人者が、正しい診断と全身的処置法を提示する精神医療/脳生理学の最前線。1 トラウマを中心に見た心と脳(ストレスが心と脳に及ぼす永続的な影響;心の働き―心は何を、何故するか;ストレス生物学の進化;記憶と脳に対するストレスの作用)2 今日の世界に広まるトラウマの影響(今日の社会におけるトラウマ性ストレス;ストレス関連精神病の分類の略史;脳の病としてのPTSDその他ストレス関連精神障害;脳を介するストレス関連障害の治療;トラウマ性ストレスへの全生体的取り組み)PTSD、解離性障害、境界性人格障害、適応障害、鬱病などストレスに起因する精神障害について、米国のPTSD研究の第一人者が、正しい診断と全身的処置法を提示。精神医療/脳生理学の最前線がここに。   Honya Club.com


JPY ¥1,320
オリエンテーション精神医療の歴史脳および神経の生理、解剖(1)神経発生学脳および神経の生理、解剖(2)ニューロンとシナプス精神科診断法、精神医学の概念、精神症状と状態像、身体検査と心理検査統合失調症躁うつ病神経症性障害人格障害(1)治療法(1)薬物療法1〔ほか〕第1回精神保健福祉士国家試験以来、 養成校で精神医学を講義してきた著者。 そして同校は驚異的な合格率を維持してきた。本書は、 合格のための講義用秘蔵レジュメを、 より多くの受験者に役立ててもらうために作られたものである。見開きで左頁に本文、 右頁がノートになっている。 本文の最後にはその単元の既出国家試験問題を集めた。 受験者必携!   Honya Club.com


JPY ¥1,650
殺人ゲームは終わらない!青少年の心の病の治療に日夜取り組む著名精神科医が酒鬼薔薇聖斗の心の闇を徹底分析。序章 14歳の殺人ゲーム第1章 ゲームの終わり第2章 酒鬼薔薇聖斗の精神鑑定第3章 人格が壊れるとき第4章 反社会性人格障害の危険な素顔第5章 ネガティブヒーローの誕生第6章 思春期が危ない第7章 引きこもり型と衝動発散型第8章 家庭内暴力が引き起こすもの第9章 第2の酒鬼薔薇を防げるか第10章 少年は治療できるか終章 事件ははじまりにすぎない   Honya Club.com


JPY ¥1,650
子どもの発達について、発達の初期についてある程度詳しく示すと共に、身体・運動的側面、忍耐的側面、社会・人格的側面から述べる。さらに、現実社会や発達障害などについても概観する。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
うつ病、パニック障害、多重人格、いじめ―もろくも崩壊してしまった心に向き合い、再生の援助をする臨床心理学。第1部 臨床心理学と心の問題(臨床心理学って何だろう?;心の問題と精神疾患;心の問題―発達を軸として)第2部 心をどうとらえるか(人間の心をどうとらえるか―観察、面接;人間の心をどうとらえるか―心理検査;人間に関する基礎理論)第3部 臨床心理学的援助(無意識を意識化すると人は変わる―精神分析療法;行動が変わると人は変わる―行動療法;経験を受けいれると人は変わる―クライエント中心療法 ほか)うつ病、パニック障害、多重人格、いじめ…。もろくも崩壊してしまった心に向き合い、再生の援助をする臨床心理学。私たちが抱える多様な心の問題、心の再生について解説する。   Honya Club.com


JPY ¥1,540
統合失調症、境界性人格障害、うつ病…。重篤となった精神疾患の圧倒的な現実と、それに翻弄され、立ち向かい、なお生き抜く人生を現役精神科医が虚飾なく書き尽くす。第1章 児戯的な大人―統合失調症・1第2章 病いと健常の境界線―統合失調症・2第3章 異星の住人―小児期精神疾患第4章 因果律のロジック―境界性人格障害第5章 制縛状態―強迫神経症第6章 満ち足りた無関心―ヒステリー第7章 快楽への招待―覚せい剤精神病第8章 自殺国家―うつ病奇妙すぎる行動、不可解な思考。人はなぜ心を病むのか。統合失調症、境界性人格障害、うつ病…。重篤となった精神疾患の圧倒的な現実と、それに翻弄され、立ち向かい、なお生き抜く人生を、現役精神科医師が明かす。   Honya Club.com


JPY ¥2,090
就学前教育・保育は,「生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なもの」と明示されている。それは,社会収益率の観点から就学前の投資の有用性と相まって,日本では保育料の無償化をもたらした。しかし一方で人材不足対策が講じられている。保育士確保で重要なことは保育士が保育を"魅力のある仕事"として展望できること,そして,それを実現するキャリア形成の仕組みを構築することである。また、障害者権利条約、障害者基本法の改正により、教育(保育)はインクルーシブへの方向にある。本書は保育士のキャリア形成をインクルーシブ保育力の育成を保育の専門性の高度化として「特別支援保育士」制度を提唱する。本書の内容は、まず、4年制大学における特別支援保育士プログラム実践の検証、インクルーシブ教育・保育の先進的取り組みを実践するフィンランドの特別支援教育・保育と養成プログラムの内容、子どもの権利条約に大きく貢献したヤヌス・コルチャックの国ポーランドの保育事情を現地調査した結果報告等であり,保育士のキャリア形成構築に示唆を与えるものである。さらに、知的障害者・発達障害者への就労支援について,アメリカ,スウェーデン,フィンランドでの調査をもとに,各々の特徴を明示している。とりわけスウェーデンに関しては労働協約の存在について論究している。田中 愽一 担当:序章,第1章,第2章,第4章杣山貴要江 担当:第1章,第2章,第3章,第5章,終章   Honya Club.com


JPY ¥2,420
本書は、医療福祉従事者の養成と教育を目的として著したものである。カウンセリングにおける個と全体の理解を基本にした。第1章 総論第2章 人格発達と適応第3章 援助的人間関係のもち方第4章 『障害児・者』理解第5章 人格理解の方法第6章 事例研究第7章 相談員の役割と心がまえ   Honya Club.com


JPY ¥2,420
「自分の脳は死んでいる」と思いこむコタール症候群、自分の身体の一部を切断したくてたまらなくなる身体完全同一性障害、何ごとにも感情がわかず現実感を持てない離人症―当事者や研究者へのインタビューをはじめドッペルゲンガー実験や違法手術の現場も取材し、不思議な病の実相と自己意識の謎に、神経科学の視点から迫る。第1章 生きているのに、死んでいる―「自分は存在しない」と主張する人びと コタール症候群「私の脳は死んでいますが、精神は生きています」第2章 私のストーリーが消えていく―ほどける記憶、人格、ナラティブ 認知症「こんにちは、かしら。もうわからなくて」第3章 自分の足がいらない男―全身や身体各部の所有感覚は現実と結びついているのか? 身体完全同一性障害(BIID)「この足は断じて自分の足ではない」第4章 お願い、私はここにいると言って―自分の行動が自分のものに思えないとき 統合失調症「自分が崩れて、溶けていくような気がする」第5章 まるで夢のような私―自己の構築に果たす情動の役割 離人症「悪い夢がずっと続いているようだった」第6章 自己が踏みだす小さな一歩―自己の発達について自閉症が教えてくれること 自閉症スペクトラム障害「抱きしめられるのは、檻に閉じこめられる感じがした」第7章 自分に寄りそうとき―体外離脱、ドッペルゲンガー、ミニマル・セルフ 自己像幻視「もうひとりのぼくがいたんだ」第8章 いまここにいる、誰でもない私―恍惚てんかんと無限の自己 恍惚てんかん「自分自身および宇宙全体と完璧に調和しているのだ」「いやいや、私の脳は死んでるんです。 精神は生きてますが、脳はもう生きてないんですよ」「自分は死んでいる」と思いこむコタール症候群、自分の身体の一部を切断したくてたまらなくなる身   Honya Club.com


JPY ¥1,980
1 多重人格(私と多重人格との出会い;多重人格の初期の現れ方;多重人格は治療できるか;多重人格の歴史はギリシャ・ローマ時代に始まる;虐待の内容;多重人格はこうしてその姿を現す;主人格を強くし、交代人格の相互の理解を進める;症例を示すことで多重人格を調べてみよう;主人格を守る54人の交代人格―父への裁判;一二人の人格はこうして発生した;多重人格の精神療法)2 境界性人格障害(ボーダーライン)(境界性人格障害(ボーダーライン);症例;ボーダーラインと多重人格)多重人格とは何か。境界性人格障害=ボーダーラインとは。長年臨床に当たってきた精神科医が、これらの症状への様々な誤解を解き、具体的な症例や歴史、療法から「多重人格という防衛のメカニズム」を説く。   Honya Club.com


JPY ¥660
本書は、第一線の臨床家たちが、いま注目を集める13の精神病理を紹介・解説する入門書。境界性人格障害、パニック障害、ストーカー、行為障害、共依存…。不安を抱えて日常生活を送る私たちの誰もが陥る可能性のある、「こころの病」の代表例を、具体的なケースを挙げて、わかりやすく解説している。「こころの時代」の意味を理解し、豊かに生きるための一冊。各テーマごとにブックガイド付き。INTRODUCTION 「こころの病」の原因はさまざまだ1 パーソナリティーの病理(境界性人格障害・"良い・悪い"に分断された感情;演技性人格障害・自分をよく見せるための哀れな演技;自己愛性人格障害・相手を理解できない自己中心性;回避性人格障害・対人関係に潜む拒絶感)2 児童・思春期の病理(注意欠陥(欠損)多動性障害・子どもたちの抱える落ち着きのなさ;行為障害・子どもがもつ衝動的な攻撃性;摂食障害・ゆとりある「空白」が失われた動揺;不登校・家庭内暴力・居場所を失ったときの無力感;醜形恐怖症・自らの容姿を醜いと悩む心)3 家族・社会の病理(パニック障害・突然に見舞われた恐怖;共依存・見捨てられと親密さへの恐怖;ストーカー・愛されているという妄想;職場不適応症・我慢が重なれば心も疲れる)エピローグ 「こころの病」とつきあう方法(「みんなの精神科」特別講座―「曖昧さをこなす」ことの大切さへ向けて・私たちの"こころ"はどこへ行こうとしているのか)   Honya Club.com


JPY ¥6,600
著者の目的は、視覚障害が発達に及ぼす影響を概説することにある。本書は、運動と移動の発達、知覚発達、言語と認知発達、社会、情緒、そして人格発達などの、発達心理学の教科書に普通書かれている領域を含んでいる。また、学校教育に関する部分は、それが一つの話題として独立していると見なしたため、かなり省いた。1章 乳幼児期2章 知覚と運動の発達3章 認知発達4章 知能とIQ検査5章 言語発達6章 社会性の発達7章 パーソナリティの発達8章 何がわかっていて何が研究されなければならないのか9章 研究方法における諸問題   Honya Club.com


JPY ¥1,760
第1章 授業の心理と教育機器の活用第2章 教育評価の方法第3章 教育データの収集と分析方法第4章 人格・適応の心理と障害の理解第5章 生徒指導・教育相談の心理と方法第6章 進路指導の理論と実際   Honya Club.com


JPY ¥2,500
紀元前1万年 シャーマニズム紀元前6500年 穿頭術紀元前5000年 手相占い紀元前700年 心理占星術紀元前528年 釈迦の四諦紀元前500年 儒教思想紀元前350年 アリストテレスの霊魂論紀元前350年 アスクレーピオスと治療技術紀元前200年 バガヴァッド・ギーター160年 体液説〔ほか〕人間の心の働き以上に魅力的なものはあるでしょうか? 本書は心理学界の著名な人物,研究や理論,出来事など,上下巻合計250 の重要トピックが,紀元前1 万年から現代までの時系列に整理された心理学の歴史大事典です。心理学と科学史を専門とするウェイド・ピックレン博士が,古代の幸福哲学から骨相学,性的タブー,電気ショック療法,多重人格障害,悪の性質など,物議を醸すトピックもわかりやすく解説します。1トピックが1ページに簡潔にまとめられており,美しい関連写真や絵画なども掲載されているので,とても読みやすく,論理的理解と視覚的なインスピレーションを同時に味わうことができます。 心理学や歴史に興味のある人,心理学を学ぶ学生の方にはもちろん,自分自身と世界についての理解を深めたいすべての人におすすめです。   Honya Club.com

(PR) 魂の愛

JPY ¥2,860
光の存在オリンが語る宇宙に存在する普遍の愛―魂が持つ静けさ、強さ、明晰さ、喜び、力、光、ヴィジョン等の、すべての贈り物を受け取ることができるようになっています。第1部 魂とまじわる(人格の準備;魂の次元への旅;魂との出会い;魂とのまじわり;魂として生きる)第2部 三つのハートセンターを覚醒させる(覚醒への準備;心のセンターを覚醒させる;魂のつながりを築く;愛の静けさ;愛におけるワンネス;愛する意志;愛にゆだねる;魂の愛)第3部 魂の関係を創造する(ソウルメイトを引き寄せる;関係に高い目的を見いだす;望む関係を創造する;愛することの障害を取り除く;新しい愛し方を探る;関係を変える、関係を手放す)第4部 愛を受け取り、愛を広げる(愛の祝典;愛の車輪を作る;愛を広げる)   Honya Club.com


JPY ¥755
ここでいうサイコは、字義どおりの「精神病者」ではなく、社会的な意味での「サイコ」を指し示している。いわゆる「あいつ変だ」「いっちゃってる」といった比喩で語られがちな人たちのことである。本書では、そうしたサイコな人びとの心の歪みについて身近な現場でのフィールドワークを試みている。1 サブリミナルからの「遊体X」!(悪魔のような精神科医;『囚人狂時代』外伝―塀の中の発狂する面々 ほか)2 2001年依存の旅(シャブよりほかに神はなし!;未遂男三人衆―カウンセリングより自殺ですっきり!! ほか)3 パラノイア観光(マルチ商法の人びと―金のなる木と誇大妄想;発見―発明王さん、あなたに神のお恵みを ほか)4 暴走海峡ミステリーツアー(宅八郎インタビュー 復讐山脈!!)5 人権サイコパス!(大江光カルトあるいは『フォレスト・ガンプ』症候群の猖獗―聖なる白痴の零落;精神医療のパラドックス―人格障害に「クスリ」は効かない ほか)   Honya Club.com


JPY ¥5,940
序論第1章 分裂性と同調性第2章 精神分裂病の基本障碍と分裂病的思考第3章 内閉性第4章 分裂病的態度と精神的常同症第5章 分裂病概念の治療的意義第6章 展望精神分裂病は最大の難病の一つである。その基本障害の性質は、さまざまな形で言語化されてきた。「精神内界の失調」(ストランスキー)、「指揮者のないオーケストラ」(クレペリン)、「燃料のないエンジン」(シャラン)など。本書の著者ミンコフスキーは、比喩からは真の科学は生まれないとし、「現実との生ける接触の喪失」という概念によって、単なる臨床的疾患であることを超えた、ある特殊な〈病的な人間〉の人間学的把捉をここに試みたのである。この概念は、自閉性から出立する。自閉性には、「豊富なる自閉性」と「貧弱なる自閉性」があり、この後者が分裂病の統一的理解にとって重要性をもつ。なぜなら、一つの疾病を規定すべき基礎は、侵された人格の欠損面を明らかにすることから、得られるからである。ミンコフスキーの本書は、その師ブロイラーを乗りこえた新しい理論を打ち立てた――L・ビンスワンガーとともに、哲学の援用を受けることによって、最近精神医学のパイオニア的役割を果たした――ばかりでなく、きめの細かい精神病理学的記述によって、精神分裂病の理解のための一般的案内書として、読書界にながい生命を持ちつづけている。   Honya Club.com


JPY ¥3,960
摂食障害を「パーソナリティ障害を基盤にして生じる心理身体的な疾患」ととらえ、患者や家族の人格構造、患者の家族や同世代者との関係、患者の身体や食べ物との関係から把握し、治療の可能性を追求する。    HMV&BOOKS online


JPY ¥858
支配欲?人格障害?加齢の影響?「怒りやすいのが玉にキズ」レベルから被害が深刻なケースまで。精神構造と対処法を精神科医が解説。第1章 感情的にならずにはいられない人第2章 なぜ、こういう人が生まれるのか?第3章 もしかしたら病気かもしれない第4章 すぐ感情的になる人を生みだす環境第5章 怒っている人に対してやるべきこと、やってはいけないこと第6章 処方箋―うまく怒る方法「怒りやすいのが玉にキズ」レベルから被害が深刻なケースまで。すぐ感情的になる人の精神構造と対処法を精神科医が解説。上手に怒るためのヒントも含めつつ、彼らとうまくつきあう方法を述べる。   Honya Club.com


JPY ¥5,940
自己愛および自己愛障害は、ジャネ、フロイトの時代から多くの理論が提出され、とりわけDSMの登場によってさらに世界的規模で膨大な議論が重ねられている。本書はその歴史的発展を踏まえたうえで、最新の経験的知見、診断上の臨床的観察所見、治療の進歩を紡ぎ合わせ、統合しようとするものである。第1部 診断的および治療的考察(正常な自己愛―病因的および生態学的展望;病的な自己愛と自己愛人格障害―理論的背景と診断分類;自己愛人格障害の臨床診断におけるその後の発展 ほか)第2部 治療的考察(自己愛患者の治療における転移と逆転移;一次的な自己の障害を有する患者の精神分析―自己心理学的展望;自己愛患者の精神分析への対象関係論的アプローチ ほか)第3部 特別な臨床的考察(感情調節と自己愛―自己愛患者に見られる心的外傷、アレキシサイミア、心身症;自殺における病的自己愛と自己制御のプロセス)第4部 研究自己愛および自己愛障害の歴史的発展を踏まえた上で、最新の経験的知見、診断上の臨床的観察所見、治療の進歩を統合する。正常な自己愛の様態から精神病圏の病態に至る病理の種々相にわたって精緻な理論を展開。   Honya Club.com


JPY ¥1,781
高齢社会と「老い」老年期心性と喪失体験老年期の孤独・孤立死の現前化適応パーソナリティー知能と感覚痴呆とせん妄妄想抑うつとうつ病神経症人格障害喪失体験、孤独・孤立、死、適応などを取り上げ、それが老年期にはどんな形で現れるのか、その人にとってどんな意味を持つか、事例に即して具体的に考察。多様な視点を与えることで、老いへの目を開かせる書。   Honya Club.com


JPY ¥770
わがまま、自分勝手、友達付き合いができないといわれるのは、なぜ?高機能自閉症、アスペルガー症候群を知る、そして気づく。第1章 軽度発達障害とはなにか第2章 自閉症、高機能自閉症の基礎知識第3章 アスペルガー症候群の基礎知識第4章 高機能自閉症、アスペルガー症候群の症状第5章 LD、ADHDと軽度発達障害第6章 軽度発達障害の実際のケース第7章 軽度発達障害を治すわがまま、自分勝手、友だち付き合いができないと言われるのはなぜか。まだ広く知られていない、子どもの発達障害の実状を、『人格障害かもしれない』の著者が臨床精神科医の立場で解説する。   Honya Club.com


JPY ¥5,500
過去18年間の国試問題を厳選掲載。「第47回PTOT国試問題の概要」「第47回出題傾向と対策の要点」「合格のための学習テクニック」「得点力アップのために」「自己評価テスト」100問、「X(2)タイプ問題」100問掲載。第1章 精神障害に対する作業療法介入(精神障害総論;精神科集団作業療法)第2章 精神心理障害領域(統合失調症、統合失調症様障害および妄想性障害;気分(感情)障害;神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害;生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群;成人の人格(パーソナリティ)および行動の障害;知的障害児;心理発達障害児;小児期および青年期に通常発達する行動および情動の障害;てんかん;症状を含む器質性精神障害;精神作用物質使用による精神および行動の障害)   Honya Club.com


JPY ¥1,980
女性心理学は女性の人生を研究する科学である。それは人間の典型を男性とし、女性を逸脱者とみなしてきた心理学の偏見を正すものである。本書は女性心理学が現在どのような進展を遂げているかを紹介している。女性に関する心理学理論、人格や能力の性差の有無、発達、社会の中の女性、セックス、精神障害、女性同士の関係などについて、女性の人生の課題が何であり、どこに問題があり、いかに変革可能であるかを考察している。第1章 なぜ女性心理学を学ぶのか第2章 女性をめぐる心理学理論第3章 パーソナリティ、行動、能力、動機づけの性差第4章 女性の生涯発達第5章 社会のなかで女性は今どのように変わろうとしているか第6章 女性のセックス第7章 女性の精神障害第8章 女と女   Honya Club.com


JPY ¥2,420
「この子らを世の光に」。障害者福祉を切り拓いた、糸賀一雄の実践と苦悩。第1部 どう生きるか(友情と信仰;苦悩と宗教哲学;人間存在と時代思潮;薫陶;戦争と京都学派;真野浜の決意)第2部 見えてきたもの(近江学園;子どもたち;施設の発展とコロニー思想;発達研究と発達保証)第3部 目指すもの(「杉の子組」;重症心身障害児施設創設;自己実現;この子らを世の光に)日本における社会福祉の草分け、糸賀一雄。今なお強い魅力をたたえるその人格と思想は、どのように育まれたのか。内面に苦悩を抱えながら、理想と現実の間を切実に生き抜いた生涯。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
1000人以上の自閉症・広汎性発達障害・アスペルガー等の子どもと向き合い、原因を追究するよりも、治すためにどうしたらよいかを臨床研究してきた著者がようやく見つけた「全人格発達方法」とは。第1章 30年前とはまったく違う子どもの様子、学校の様子第2章 変わった子の幼児期の特徴第3章 発達障害の各症状はなぜ起こるのか第4章 発達支援の方法を求めての研究第4章 育児環境の変化と発達障害の関係第6章 効果的な治し方の実際―金子保式全人格発達方法第7章 予防について第8章 発達障害回復後の豊かな知性を育てる楽しい遊び2歳で言葉がないか、少ない子は発達障害児と判定されることが多い。早期発見が条件ではあるが、自閉症をはじめとする発達障害に効果的な治療法が見つかった。家族が指導者となって行う、その方法を紹介。   Honya Club.com


JPY ¥681
ニューヨークのある精神病院に三十過ぎの男が収容された。プロートと名乗るこの男は、自分は異星人だと主張する。七千光年はなれたK‐パックスから地球に旅行をしにきたというのだ。ブルーワー医師は、彼を多重人格障害および健忘症と診断した。ところが、彼は豊富な天文学・宇宙論の知識を持ち、またその不思議な魅力で他の患者の精神を回復させていく。そればかりか、病院スタッフ、そしてブルーワー医師までも彼と接することで忘れていたものを取り戻す。はたして、プロートとは多重人格者なのか、それとも本当に異星人なのか。ぽっと心が温かくなる、不思議な現代の寓話。   Honya Club.com


JPY ¥6,820
疫学からみた日本の自殺児童思春期の自殺青年期の自殺生きる力の再生―大学生を中心に壮年期の自殺高齢者の自殺自殺の背景をなす精神障害人格障害と自殺企図一般病棟における希死念慮・自殺企図精神病院における自殺―統合失調症患者の自殺を中心にしてターミナル・ケアにおける自殺と予防〔ほか〕   Honya Club.com


JPY ¥524
町沢静夫は岸田秀と初対面だった。幼少からのうつ病体験を反すうするかのように淡々と語る岸田に、自分の病理を防衛しようという姿は感じられず、町沢は尊敬の念を抱いた。精神科医町沢がうつ病に陥った岸田を分析した結果は、強迫神経症的性格と、ダブル・バインド(二重拘束)の母子関係…。そこには、増えつつある強迫神経症と家族崩壊に悩む現代人のこころを探る鍵がひそむ。第1章 うつ病をめぐって(ボク(岸田)のうつ病体験を話してみると;うつ病と十二指腸潰瘍の関係は? ほか)第2章 強迫神経症をめぐって(岸田秀にみる強迫神経症の決着;いまだに母親の行為が自分を縛るものだったと気がつくことがある ほか)第3章 性格をめぐって(岸田秀が自らの性格を分析すると;支配的な女性とだらしなく面倒をかける男性の組み合わせ ほか)第4章 人格の病理をめぐって(こころの病を分類すると;人格の障害を分類すると ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
第1章 教育心理学とは第2章 発達第3章 学習第4章 教授‐学習過程第5章 人格と適応第6章知能第7章 学級集団第8章 生徒指導第9章 障害児の教育と心理第10章 教育評価第11章 教育統計   Honya Club.com


JPY ¥2,640
心理療法を実際に行うには、人間の心の不思議に驚嘆することのできる素直な気持ち、自身の心の深みに降りていくことのできるひらかれた心、自分の感情と行動を制御することのできる強靭な精神、そしてかなりの体力が必要なのである。本書では、こういう諸条件を備えていると思われる練達の臨床家の方々に、さまざまな年齢のクライエントに対して、さまざまな病態に対して、そしてさまざまな方法で心理療法を実践するとは実はどういうことなのかを、御自身の経験を踏まえて率直に語ってもらった。心理療法を学ぶ子どもの心理療法思春期、青年期の心理療法中年期・高齢者の心理療法統合失調症の精神分析的心理療法人格障害の心理療法虐待の心理療法心身症の心理療法非行の心理療法学校臨床における心理療法表現療法精神分析療法夢分析による心理療法   Honya Club.com


JPY ¥748
発達障害、ひきこもり、対人恐怖、拒食症/過食症、解離、トラウマ、人格障害、うつ病、統合失調症…いまや精神科の知識は現代人にとって必要不可欠。心のケアの第一歩に、悩み相談の手引きに、そしてなにより、自分自身を知るために―。一人に一冊、はじめての「使える精神医学」。第1章 みんなのように上手にできない―「発達障害」について第2章 人とつながってさえいれば―「ひきこもり」について第3章 人づきあいが苦手なんです―「対人恐怖/社交不安障害」について第4章 やめられない止まらない―「摂食障害」について第5章 自分がバラバラになっていく―「解離」について第6章 トラウマは心のどこにある?―「PTSD」について第7章 「困った人」とどうつきあう?―「人格障害」について第8章 なぜか体が動かない―「うつ病」について第9章 意外に身近な心の病―「統合失調症」について   Honya Club.com


JPY ¥3,245
本書は、子どもの発達を科学的に理解し、その自主性を尊重しながら未来の個性的な人格形成の基礎を創るためにはどうしたらよいか。大人はどのような援助ができるか。日本、ドイツ、カナダの教育界で現在活躍中の33名の専門家が、それぞれの分野における理論と実践を著したモンテッソーリ教育のガイドBook。1 モンテッソーリの生涯と業績2 モンテッソーリアンとして3 世界におけるモンテッソーリの教育4 モンテッソーリ教育との出会い5 モンテッソーリ教育の理論6 モンテッソーリ教育の実践7 モンテッソーリと障害児教育8 教育史におけるモンテッソーリ   Honya Club.com


JPY ¥1,540
心的外傷後ストレス障害・多重人格を発症してしまった女性の実話!第1章 回想の時第2章 退行の時第3章 良子の今の思い第4章 著者であり夫である寛の思い2歳から家庭内で虐待を受け、慢性欠食状態のため身長や体重が普通の子どもと比較してなく、また学校環境の中でいじめを受け、「心的外傷後ストレス障害・多重人格」を発生してしまった実録です。精神医学の専門家が認めるほど、素人の記録ながら、驚くほど極めて正確であり学問的な資料として使うことができるといわれています。そのような中から徐々に音楽の道が開かれることによって、心も解放されていったのですが、しかし、30年もたって過去の状態に突然「退行」するという症状が発生し、心的外傷後ストレス障害・多重人格が現れるようになったのです。そうなると、「いいときの普段の自分」は一切消え失せ、ただただ、あの恐怖の時が現前(フラッシュバック現象)し、「ただ幼いだけでなく壊れかけた自分」が姿を現し、一切の現実は身を潜めてしまうようになっていきます。この事実を赤裸々に近くで見ていたご主人が記録し残した書籍です。   Honya Club.com


JPY ¥4,593
1章 抑鬱患者と結合2章 成功、退却、パニック―過剰興奮と抑鬱防衛3章 神経性食欲不振性の心理学的研究―心的要囲と身体機能の関係4章 対象恒常性あるいは恒常的対象?5章 自己愛障害とその治療6章 内向性と(あるいは)分裂質人格についての考察7章 ハインツ・コフートの自己愛概念についての考察8章 境界人格―視覚と癒し9章 慢性精神病の治療10章 拮抗し結合する対立物のエネルギー―象徴的状況を達成する際の精神病患者と治療者の問題11章 シュレーバーの妄想転移―自己の障害12章 マゾヒズム―元型的な崇拝欲求の影の側面13章 フェティシズムと異性服装倒錯の精神病理学14章 両性具有―性倒錯に関する若干の思いつき15章 結婚における元型16章 分析とナチ迫害の犠牲者17章 ドリアン・グレイに逆らって―分析と老年   Honya Club.com


JPY ¥5,500
第49回国試問題を徹底分析!くわしい解説により万全対策。豊富な過去問、チェック&スピード理解!!厚生労働省の出題基準による新分類対応!!!第1章 精神障害に対する作業療法介入(精神障害総論;精神科集団作業療法)第2章 精神心理障害領域(統合失調症、統合失調症様障害および妄想性障害;気分(感情)障害;神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害;生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群;成人の人格(パーソナリティ)および行動の障害;知的障害児;心理発達障害児;小児期および青年期に通常発症する行動および情動の障害;てんかん;症状を含む器質性精神障害;精神作用物質使用による精神および行動の障害)理学療法士・作業療法士国家試験合格をめざす学生のための受験参考書.第49回国試問題の結果を踏まえ改訂.国試出題基準による新分類に対応.   Honya Club.com


JPY ¥748
賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパス。あどけない少女千尋の多重人格障害に胸を痛める。やがて十三番目の人格〈ISOLA〉の出現に、彼女は身も凍る思いがした。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
わたしはいつも、心のなかの"秘密の自己たち"に守られて生きてきた。残酷な兄ハンクから毎日のように虐待されていた時も、ボーイフレンドのジャックにベッドルームでレイプされた時も、威勢のいい「JJ」や名前のない「子供たち」が現われて、わたしを助けてくれた。だが、彼らとともに生きるには代償が必要だった。奇妙な病気にかかったり、知らぬ間に瀕死の重傷を負ったりした。躁鬱病や食物アレルギーにもなった。わたしの心と体は分裂を続けていく"自己たち"に耐えきれず、壊れようとしていた。30歳の夏、セラピストの診断を受けて初めて、わたしは自分が背負ってきた謎の正体を知った―多重人格性障害。それは、他人に言えない心の病を隠しながら生きていく、新たな苦しみの日々の始まりでもあった。30代後半の女性大学教授が、多重人格者として生きていくことと、その原因となった恐ろしい過去を生々しく綴り、見えない心の真実に迫る感動の記録。語らずにはいられない鏡のなかの顔たち魔法の娘心の痛むもの女の子としての問題馬、馬、馬十五歳のJJさらに女の子としての問題お金の問題出発途上統合へ   Honya Club.com


JPY ¥2,420
認知リハビリテーションVol.17 No.1には、特別寄稿として、『頭頂葉:視覚と運動のインタラクション』(泰羅雅登先生)、さらに、『認知症予防:地域における早期発見とリハビリテーション』(目黒謙一先生)が掲載されています。さらに平成23年度に開催された認知リハビリテーション研究会で発表された講演内容が、論文として計6本掲載されていますが、アパシー、自発性欠如、記憶錯誤、人格の変化など、神経心理学的障害としては従来その周辺部分を占めていたと思われる領域の病態に関する論文が多く掲載されています。ぜひご一読いただき、臨床に役立てていただきたいと思います。   Honya Club.com


JPY ¥5,060
本巻では、もっぱら医療の場で、対象となる統合失調症(精神分裂病)、神経症等、を専門とする精神・神経科領域(第1章)、心療内科領域(第2章)、老人科・リハビリテーション領域(第3章)、小児科領域(第4章)、および医療機関におけるコ・メディカル・スタッフとも言える看護師や福祉士と臨床心理士の協働活動(コラボレーション)をめぐって、これを「看護・福祉と心理臨床」とタイトルして、終章(第5章)をまとめて示すこととした。第1章 精神・神経科領域(統合失調症(精神分裂病);神経症・人格障害(境界例)をめぐる心理臨床と精神医学)第2章 心療内科領域(心理的援助の対象としての心身症;心療内科における心理臨床の実際 ほか)第3章 老人科・リハビリテーション領域(高齢者の心のありよう;高齢者心理臨床の動向 ほか)第4章 小児科領域(小児科医療の現場;臨床心理学と小児科領域)第5章 看護・福祉と心理臨床(ヒューマンサービス:看護・福祉・心理臨床;看護と心理臨床 ほか)臨床心理士の専門教育と訓練のために編まれた指定大学院教科書シリーズ。本巻は、精神・神経科領域、心療内科領域、老人科・リハビリテーション領域、小児科領域、及び看護師や福祉士との協働活動について解説。   Honya Club.com


JPY ¥8,800
究極の解離性障害である多重人格性障害。80年にようやく診断名として認知されたがその診断や治療に関してはほとんど指針が存在していない。歴史的推移や病因、病例等を含めた多重人格性障害に関する実用書。    HMV&BOOKS online


JPY ¥2,420
必須の知識を23分野、139のキーワードにまとめ、わかりやすく解説をしています。ポケットサイズでどこでも読める、必携、必読の1冊です。公認心理師としての職責と自覚問題解決能力心理学の全体像臨床心理学の全体像心理学研究心理学実験知覚・認知学習・言語感情・人格脳・神経社会・集団・家族発達障害児・障害者心理アセスメント心理支援健康・医療福祉教育・学校司法・犯罪産業・組織人体の構造と機能・疫病精神疾患制度・法律増ページした必携・必読のキーワード集!大好評の用語集の改訂第3版です。117項目(第1版),122項目(第2版)から大幅に増え,ブループリントに掲載された用語を139項目のキーワードにまとめ,第一線の実践家・研究者がわかりやすく解説をしています。ポケットサイズでどこでも読める,必携,必読の1冊。   Honya Club.com


JPY ¥5,280
建設的対立命令の授与統合的単位体としての企業権力企業管理が専門的職業となるためにはいかに発展しなければならないか専門的職業となるために、企業経営者はどのようにして自己開発をしなければならないか企業経営における責任の意味一般に承認された企業経営者の型の改造に対する従業員代表制度の影響統制の心理同意と参加の心理学〔ほか〕組織行動に関わる統合の原理はいかなる組織でも変らないとの認識にたち、組織行動・経営管理の原理を体系化した経営学・政治学・心理学等で人間行動の理論の古典とされる名著。目次 緒言 B・S・ラウントリ 序言一 建設的対立 対立を処理する方法 統合の基本 統合に対する障害二 命令の授与 行動パターンと命令への服従 命令の非人格化――状況の法則に従うこと 服従と自由三 統合的単位体としての企業 協議することと戦うこと 団体交渉の意義――集権化と分権化の調和 機能の再分配 機能的統一体の基礎をなす各種の要素と諸関係 関係当事者全部の利害を統合するものとしての経営者四 権力 権力への「強い衝動」 共同的権力と支配的権力 労働者の権力に対する要求 利害関係、責任、権力――不可分の連帯性 価値を決定するものとしての団体交渉五 企業管理が専門的職業となるためにはいかに発展しなければならないか 企業管理のための科学的基礎の現在の徴候 企業管理をもっと科学的にするための次の段階は何か六 専門的職業となるために、企業経営者はどのようにして自己開発をしなければならないか 奉仕の意味――機能 グループ組織を通じて発展され効果をあげる専門的職業に対する標準七 企業経営における責任の意味 最終専門家 斯道の概念   Honya Club.com


JPY ¥3,080
弁護士にとって「憲法訴訟」とは何か―。原告の「声」を届ける代理人たち、その舞台裏に迫る。著者らが実際に代理人として携わった憲法訴訟を振り返りつつ、訴訟戦略のあり方から争点設定や主張立証方法等に至る実務的課題を追究。最高裁判事経験者と気鋭の憲法研究者をゲストに迎えた座談会では、訴訟における憲法論の役割や論証作法について徹底討論。判決文からは決して見えない景色がここにある。旧優生保護法国賠請求事件逆転勝訴までの軌跡―訴訟における憲法17条論の役割匿名表現とヘイトスピーチ、表現の自由の境界線―大阪市ヘイトスピーチ規制条例住民訴訟性的マイノリティ問題と憲法訴訟―「未成年子なし要件」の違憲性をめぐる審判手続の代理人として見えたもの障害のある一人親世帯に対する児童扶養手当不支給違憲訴訟―年金と児童扶養手当の併給は認められないのか「結婚の自由をすべての人に」訴訟―同性間の婚姻を認めない現行法の違憲性孔子廟違憲判決と政教分離のゆくえ―神道指令の相対化とポストモダンの影響とSNS言論空間における表現の自由と名誉毀損の成否―他者のツイートを単純リツイートした者に損害賠償責任を認めた事例憲法訴訟としてのあいちトリエンナーレ事件に関する報告―「表現の自由」を守り抜くための実務家の営為いつまで続く!?見過ごされてきた法廷内での人権侵害―法廷内での手錠腰縄国賠訴訟を振り返る自治体による強制的アンケート調査とその限界―民意を背景にした行政権行使と人格的利益の対立に関する一事例座談会 多角的にみる憲法訴訟の実務―裁判官・研究者・弁護士の視点から原告の「声」を届ける代理人たち、その舞台裏に迫る「憲法を持ち出したら終わり」とすらまことしやかに言われる訴訟実務の世界。勝訴を勝ち獲ることが極めて困難な憲法訴訟は、弁   Honya Club.com


JPY ¥7,700
第1部 現在症(社会・人口統計学的資料;現在の状態の評価;総合評価尺度(GAS);現エピソードの診断)第2部 既往歴(発病および入院歴;既往の精神病症状;経過の特徴;既往の感情障害症状)第3部 生涯歴(身体治療歴;物質常用歴;病前適応評価尺度修正版;病前またはエピソード間期の人格;過去5年間の機能水準;総合評価尺度(GAS);生涯診断)   Honya Club.com


JPY ¥9,350
本書には、著者が長年取り組んできた摂食障害患者に対する臨床心理学的援助の活動が、研究としてまとめられている。第一部では、ロールシャッハ・テストやバウム・テストを用いて、神経性食欲不振症者の人格構造を検討した。第二部では、博士の主たる臨床の場である総合病院精神科での患者に対する心理療法とその考察が語られている。さらに第三部では、本疾患に関する社会文化的側面を検討した。第1部 心理アセスメントによる神経性食欲不振症の人格特徴の検討(ロールシャッハ・テスト法による神経性食欲不振症の人格特徴について―Ego Boundary Scoreによる分析;バウム・テストによる神経性食欲不振症の人格特性の検討―予後調査とあわせて;ロールシャッハ・テストのLerner Defense Scaleを用いて―予後調査とあわせて)第2部 総合病院精神科外来における神経性食欲不振症の心理治療(予後調査と心理治療の現況;神経性食欲不振症者の母親カウンセリング;神経性食欲不振症の箱庭療法;神経性食欲不振症の夢分析)第3部 分析心理学的見解の再検討   Honya Club.com


JPY ¥4,620
ヒステリーの幻影は未だ潜勢している―当事者の主観的世界を触知する症状構造論から、交代人格の系譜、境界例、自閉症スペクトラム障害、統合失調症との鑑別診断論、そして夢と現実の境界線上に安全な「いま・ここ」を構築し、交代人格との交流を通じて回復に至る段階的治療論まで、解離性障害を理解・支援するための比類なき決定書。ヒステリーから解離へ1 解離と時代(解離と色;仮面からヴェールへ;解離の舞台)2 解離の症候と構造(怯えと過敏;隠蔽空間;想像的没入と眼差し;時間的変容の諸相;交代人格の系譜)3 幼少期と夢(解離の病因論;解離の幼少期体験;空想と夢)4 解離の周辺領域(解離性障害と境界例;解離型自閉症スペクトラム障害;解離性障害と統合失調症;解離と妄想)5 解離の治療論(段階的治療論;身代わりと鎮魂;場所と眼差し;交代人格の精神療法―「私」の生成)   Honya Club.com


JPY ¥1,540
心の闇を暴くミステリーの新境地!罪を犯した本当の理由とは―精神鑑定医・影山司が繰り広げる、究極の頭脳戦。最注目ミステリー作家が挑む、究極の頭脳戦 正確な鑑定のためにはあらゆる手を尽くす――日本有数の精神鑑定医・影山司の助手に志願した新人医師・弓削凛は、犯罪者の心の闇に対峙していく。究極の頭脳戦の果てに、影山が見据える未来とは。そして凛が精神鑑定を学ばねばならない理由とは……。第一話「闇を覗く」 歌舞伎町無差別通り魔事件の犯人・白松京介。重度の統合失調症と診断された彼は、本鑑定を受けるため影山たちの病院に移送された。第二話「母の罪」 横溝美里は生後五ヶ月の娘を抱き、マンションから飛び降りた。重い抑うつ症状が見られた美里は、面談で「悪魔が娘を殺せと脅した」と言う。第三話「傷の証言」 高校中退後、自宅に引きこもっていた沢井一也は、姉を刺し逮捕された。影山たちが鑑定に赴くが、支離滅裂な発言をし恐慌状態に陥ってしまう。第四話「時の浸蝕」 傷害致死で起訴された小峰博康には、精神疾患の疑いが。簡易鑑定を行った影山は「罪を逃れるための詐病」と証言したが、第二審で思わぬ反撃にあう。第五話「闇の貌」 同僚を刺殺した桜庭瑠香子。過去にも殺人事件を起こしていた瑠香子だが、解離性同一性障害、すなわち多重人格と診断され不起訴となっていた。 【編集担当からのおすすめ情報】 『ムゲンのi』『ひとつむぎの手』『崩れる脳を抱きしめて』で3年連続本屋大賞ノミネート!「天久鷹央」シリーズ累計130万部突破、今春映画化の『仮面病棟』でも話題沸騰! 医療ミステリーの最先端を行く著者の最新作。主人公は精神鑑定医!   Honya Club.com


JPY ¥1,760
障害特性が解明され強調される現代だからこそ、自閉症児者の内面に共感する姿勢が強く求められている。人格をもつ主体者としての自閉症児者に共感する実践を紹介。    HMV&BOOKS online

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JPY ¥1,870
妻は三つの「わたし」を生きていた。交叉する人格に対峙する、夫と医師。それぞれの「わたし」という物語はいかに紡がれたのか?幾つもの人格が解離し、しかも同居する心。日本でも増えつつある解離性同一性障害という心の病いに、文学は救いの手を差し伸べられるのか?記憶と意識、情念と無意識の深い闇に挑んだ畢生の傑作。妻は三つの「わたし」を生きていた。交叉する三つの人格に対峙する、夫と医師。それぞれの「わたし」という物語はいかに紡がれ、いかに統合されていくのか?幾つもの人格が解離し、しかも同居する精神―日本でも増えつつある「解離性同一性障害」という心の病いをテーマに挑んだ、僧侶にして芥川賞作家の最高傑作小説。記憶と意識、情念と無意識の狭間を行き交う人間の心の不思議に、文学は救いの手を差し伸べられるのか?「この病気の方に実際にお会いした印象は今でも忘れられない。そして、知れば知るほど、あまりに文学的な病いであることに驚嘆した。無意識に『わたし』の都合でまとめられる人格と、そこからはみだし解離していく『わたし』たちの物語を、私は何年かかっても書きたいと思った。現代は解離の時代である」 ―玄侑宗久 「阿修羅像を多重人格として読み替える美しくも大胆な試み。小説家の想像力がまたひとつ『解離』の扉を開けた」 ―斎藤環(精神科医)   Honya Club.com


JPY ¥4,180
クライエントのパーソナリティを高解像度で解き明かすMMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory:ミネソタ多面人格目録)の臨床応用を、「症例検討会」「症例呈示編」という2つの角度から徹底検証する。MMPIの始め方から、基礎尺度・追加尺度の基礎知識、解釈法、ケーススタディまで、臨床心理アセスメント初学者はもちろん、アセスメントスキルをブラッシュアップしたいベテラン心理職、チーム医療を志す医師・コメディカルスタッフにもよくわかる実践本位テクニカルガイド!1 症例検討会(不安・被害感が強く自尊心に傷つきのある、複雑なトラウマを抱えた一症例―診立てから治療へのMMPIの活用;家庭問題から自傷行為を繰り返す複雑性PTSDの症例)2 症例呈示編(症例1 不安と記憶力の低下が見られる、自己免疫性辺縁系脳炎の疑いと診断された症例―中枢神経系疾患に対するテストバッテリーの意義;症例2 窃盗症と診断された30代女性の症例;症例3 対象喪失に伴う家族関係の変化と職場不適応でうつ病になり、休職後に社会復帰した症例;症例4 背後にマルトリートメント体験のある人が呈した適応障害の症例;症例5 医師による病態の見立てが困難であった摂食障害の症例 ほか)クライエントのパーソナリティを高解像度で解き明かすMMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory:ミネソタ多面人格目録)の臨床応用を,「症例検討会」「症例呈示編」という2つの角度から徹底検証する。MMPIの始め方から,基礎尺度・追加尺度の基礎知識,解釈法,ケーススタディまで,臨床心理アセスメント初学者はもちろん,アセスメントスキルをブラッシュアップしたいベテラン心理職,チーム医療を志す医師・コメディカルスタッフ   Honya Club.com


JPY ¥3,080
境界性人格障害をもつ人のまわりには、彼らの行為に困惑し、苦痛に耐えながら日々を過ごしている人が大勢います。本書は、臨床医をはじめ家族や友人の方々が、そのような行為に振り回されずに彼らと付き合うにはどうすればよいか、その対処方法を、たくさんの体験談を交えながら、わかりやすく、具体的に説明したものです。第1部 境界性人格障害の行動を理解すること(はれものにさわるようにしながら相手と付き合うこと:あなたが大切に思う人は境界性人格障害でしょうか?;ボーダーラインの人の内的世界:境界性人格障害の定義;混沌の意味を知ること:ボーダーラインの人の行動の理解;圧力鍋の中で暮らすこと:ボーダーラインの人の行動があなたに及ぼす影響)第2部 自分自身の人生のコントロールを取り戻すこと(自分自身を変化させること;自分の置かれている状況を理解すること:境界線を引くこと,スキルを高めること;自信をもってはっきりとあなたの要求を主張すること;緊急時の対策を持つこと;子どもをボーダーラインの人の行動から保護すること)第3部 特別な問題を解決すること(次に厄介なことが起こるのを待つこと:あなたの子どもがボーダーラインだったら;嘘、噂、言いがかり:事実をねじ曲げる作戦;それで、いま何をすればいいの?その人との関係に関して決断すること)付録A 境界性人格障害の原因と治療付録B 境界性人格障害をもつノン・ボーダーラインの人たちへのヒント付録C 臨床医への対処法の提案   Honya Club.com


JPY ¥2,420
障害者の立場にたった実践とはどういうものか。生活の場で、労働の場で、障害者がかかえる困難を見つめ、これを克服していく実践のあり方を考える。従来の自立観をとらえなおし、人間的自立という考えを提起する。生活と仕事をとおして自己実現していく障害者の人生に「生命の輝き」をもたらす方途を探る。序章 人生に意味を―障害者の福祉と実践の立場第1章 障害者の生活問題―福祉実践の課題をめぐって(社会問題としての障害者問題;生活困難の克服と生活援助の課題;生活時空間の組織化;生活の技術と主体形成の課題)第2章 障害者の労働保障―生活と人格発達の視点から(「働くこと」の意味と意義;生活の場と障害者の労働権保障;労働保障の実践的課題)第3章 障害者の人間的自立―障害者福祉実践の基本理念をめぐって(人間の自立と共同・連帯の思想;障害者福祉における従来の自立観;障害者観の変革としての人間的自立)   Honya Club.com


JPY ¥3,300
カナーより早く「自閉」を病名に用いたアスペルガー(1938)は、ユダヤ系・英米主導の中で無視された。ボス(1970)が命名し、80年代自閉症が統合失調症から独立後、世界に広まったアスペルガー症候群は、今日では発達障害とされているが、原点は人格障害だ。歴史、診断、援助、事件との関連を最新の見識で読み解く、待望の書。知る観る繋がる膨らむ繕う継ぐ喋る少年凶悪事件や特別支援教育で注目されるアスペルガー症候群。現在は発達障害とされているが、その原点は人格障害である。医療、教育、家族、司法などの各分野からアスペルガー症候群を検討し読み解く、待望の書。   Honya Club.com


JPY ¥814
北海道にある浦河べてるの家。統合失調症などを抱える人たちが暮らす共同体だ。最近べてるの家では、自分の病気を自分で研究する「当事者研究」が盛ん。「幻聴さん」と一緒に暮らし思いが極まれば「爆発」する。そんな自分を「研究」してみると、いつもの苦労や絶望のお蔭で、何だか自分の助け方がわかるように思えるから不思議だね。弱いから虚しいから、絶望の裏返しの希望を見晴かせる。逆転の人生哲学の「爆発」だ。第1部 自分自身で、共に―弱さを絆に、苦労を取り戻す(「当事者研究」までのプロローグ;べてるの家の「当事者研究」)第2部 「弱さの情報公開」をはじめよう―「当事者研究」の実際(「べてるウイルス感染症候群の研究」;「"劇場型"統合失調症の研究」;「"人格障害"の研究その一」;「"人格障害"の研究その二 見捨てられ不安の研究」;「人間アレルギー症候群の研究」;「"サトラレ"の研究」;「起業の研究」;「救急車の乗り方の研究」;「どうにも止まらない涙の研究」)第3部 苦労や悩みが人をつなげる―座談会「私たちにとっての当事者研究」精神病を抱える人々が暮らす、北海道にある「浦河べてるの家」。自分の病気を自分で研究して発見する、驚きの発想、逆転の思考とは。浦河という地で生まれた、世界で唯一のユニークなプログラムを公開。   Honya Club.com


JPY ¥1,760
『マンガお手軽躁うつ病講座High&Low』に続く第2弾!!なんと境界性人格障害が隠れていた?躁うつ病に境界性人格障害を併せ持つ漫画家たなかみるが、ユーモアいっぱいにマンガでつづる爆笑体験記。第1章 現在はこんなふうになってます(簡単あらすじ;病状は只今こんな感じです ほか)第2章 境界性人格障害について(境界性人格障害(BPD)簡単講座;境界性人格障害(BPD)治療法簡単説明 ほか)第3章 躁うつエピソード(今回の私の場合;双極性障害(躁うつ病)簡単講座)第4章 家族(周り)の人との関係(息子(十二歳)とのお付き合い;娘(六歳)とのお付き合い ほか)第5章 病気と付き合うために(今こんなふうにして過ごしてます;精神科は近々身近になる予想 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,200
子どもだけを診ることの危うさ。難治性の子とその親の臨床を積み重ね、子どもの発達障害と親の発達凸凹、子ども虐待の世代間連鎖など、発達障害とトラウマの複雑な関係を読み解く。第1章 私の児童精神医学事始め第2章 発達精神病理学の力(成人の発達障害―発達障害と精神医学;タイムスリップ現象再考;発達精神病理学の力;自閉症の精神病理;三〇代を過ぎた自閉症)第3章 本とあそび第4章 複雑性PTSDの治療(発達障害への少量処分;自我状態療法―多重人格のための精神療法;日本の社会的養護と子どもの貧しさ;選択性緘黙の病理と治療;幼児期の食行動異常;発達障害とトラウマ)難治性の子とその親の臨床を積み重ね、子どもの発達障害と親の発達障害凸凹、子ども虐待の世代間連鎖など、発達障害とトラウマの複雑な関係を読み解く。発達障害臨床・研究の最前線に立つ著者による論集。   Honya Club.com


JPY ¥3,190
本書は、かねてより受験生諸君から要望の強かった『100%シリーズ』の傍用問題集として、既出問題から各科目100問程度を厳選したものである。本書の問題は、各科目、これだけはおさえておくべきという最重要問題のみであり、かつ、解説もできるだけ最小限におさえ、「とにかく解けるようにする」ことを最優先にしたつくりとなっている。1 総論(精神診断・症状学;精神科治療総論;心理検査;精神保健福祉法)2 各論(器質性・症状性精神障害;精神分裂病;気分障害;てんかん;神経症、急性・外傷後ストレス障害;非定型・反応性精神病、心身症、人格障害;児童・青年期の精神障害;摂食、性・性同一性障害;薬物・アルコール依存;老年期精神障害;リエゾン精神医学;睡眠障害)   Honya Club.com


JPY ¥534
五十二歳という働き盛りの造園設計家・恵門を突然襲った記憶の空白。異常を感じた彼が友人の医師・八木に診断を迫ったところ、アルツハイマー病の疑いがあり、"精神余命"があと一年であることを告知されてしまう。アルツハイマー病が原因不明・治癒不能の病であり、記憶の障害から始まって精神能力と人格が徐々に滅びていくことを知り、恵門は暗然たる恐怖に打ちのめされるが…。生への執着と死への誘惑の間で揺れ動く男の絶望と救済を、叙情あふれる筆致で描いて新境地を拓いた力作長編小説。   Honya Club.com


JPY ¥2,750
心を病んだ人々の病理を追究しつつ、治療を考え実践していく精神医学。とかく難解で理解しづらいと思われがちだが、精神疾患の主要なエピソードからその症状と実際、そして「心をどのように捉えるか」をわかりやすく学ぶ。ミニテーマで関連事項を取り上げ、はじめて学ぶ人にも便利な精神医学入門。ようこそ精神医学へすべてがブルーなキャリア・ウーマン―うつ病(大うつ病性障害)誰かが私に恋をしている不思議な青年―統合失調症車が怖い、そして…―不安障害どうしても止められない―強迫性障害悪夢が蘇る―外傷後ストレス障害眠れぬ夜のために―睡眠障害優子と優香―解離性障害食べ続ける学生―摂食障害自殺企図、そして、薬と男の日々―境界性人格障害美青年―自己愛性人格障害わが兄弟よ―アルコール依存、アルコール離脱せん妄旅行好きな元大学教授―アルツハイマー型痴呆エピソード番外 精神医学に関連した臨床検査難解で理解しづらいと思われがちな精神医学について、精神疾患の主要なエピソードからその症状と実際、そして「心をどのように捉えるか」をわかりやすく解説。はじめて学ぶ人にも便利な入門書。   Honya Club.com


JPY ¥1,650
第1章 異常犯罪を生む『物語』第2章 "魔がさす"とき第3章 異常心理と狂気第4章 現象としての異常心理第5章 薬物依存―ドラッグを求める心と脳第6章 自殺―自己破壊という心理第7章 集団が生む狂気第8章 性倒錯者は"病んで"いるのか第9章 人格障害がもたらす異常   Honya Club.com


JPY ¥1,320
思春期の仮面うつ病、青春期の人格障害を乗り越え、2児の父となった著者が、仮面をかぶった少年たちの心を開き、神戸小学生殺人事件の根絶を願って書き下ろした問題作。第1章 サカキバラはどこにでもいる第2章 教師は腐り、生徒は醒める第3章 子どもたちの内なる敵は親である第4章 この子どもたちをどうするか第5章 非行に走る子どもたちの訴えとカルテ第6章 こうしなければ子どもたちの心は見えない対談 いまは笑って話せるけど愛皇来未子が語る「私が会った子どもたち」   Honya Club.com


JPY ¥2,310
どうでもいい仕事を何度もやりなおさせて部下をイビる部長。自分の言動は棚にあげ、被害者のふりをして他人を非難する営業マン―いま注目の人格類型・サディズムと受動攻撃性を、豊富な具体例と、すぐピンとくる的確な特徴づけで紹介。身近な人間関係への対応から、少年犯罪や若者のコミュニケーション不全といった時代の病理の解明まで、今日から役に立つ心理学。第1部 サディスティック・パーソナリティ障害(サディスティック・パーソナリティとの出会い;サディスティック・パーソナリティはどうつくられるのか;サディスティック・パーソナリティの基本的特徴;サディスティック・パーソナリティの六タイプ;応用編―長崎女児殺害事件とサディスティック・パーソナリティ)第2部 受動攻撃性パーソナリティ障害(受動攻撃性パーソナリティとは何か;受動攻撃性パーソナリティはどうつくられるのか;受動攻撃性パーソナリティの基本的特徴;受動攻撃性パーソナリティの四タイプ;応用編―綿矢りさ『蹴りたい背中』と受動攻撃性パーソナリティ)サディズムと受動攻撃性という最新の人格カテゴリーを使って、身近なトラブルメーカーたちの心理から、長崎女児殺害事件、「蹴りたい背中」までを解説。時代を理解し、人間関係の災難を回避するための心理学。   Honya Club.com


JPY ¥2,200
医学者だけが英雄か?隔離されたチフスのメアリー、ある仮説のために女として育てられたデイヴィッド、上流階級の見世物にされた女性ヒステリー患者たち―。輝かしい歴史の裏に渦巻く欲望と、病者たちの犠牲と貢献。コロナ後の世界で、犯人探しを始める前に知るべき物語!タンタン―脳の言語領域の特定に貢献した男麻酔のゼロ号患者たち人格が変わってしまったフィネアス―前頭葉損傷による気分障害ヒステリーのヒロインたちジョセフ少年―狂犬病ワクチン接種のゼロ号患者ニューヨークの女性料理人―無症候性キャリア「腸チフスのメアリー」アウグステ―アルツハイマー病のゼロ号患者ジェンダーの蹂躙ふたつの特別な数字―宿主を病気から守る大腸菌ウンサの沈黙―遺伝子変異による発達性言語協調障害永遠に生きるヘンリエッタ―研究に貢献するがん細胞海馬の冒険者たち―記憶の研究の大飛躍マッキー夫人―マイクロキメリズム:母体に移る胎児細胞無原罪の御宿り―ヒトの単為生殖は可能か吐き気を催す事件―サリドマイドによる薬害ジョヴァンニのアポリポタンパク質―遺伝子変異体と長寿の夢悪魔と奇跡の生還者―HIVの発見とエイズ完治の難しさいつもと違うインフルエンザ―SARSの発生から終息まで脳のない男―はかりしれない脳の可塑性病気を感じる人たちがいるから医学があるわけで、医者がいるから人びとが彼らから自分の病気を教えてもらうのではない。――ジョルジュ・カンギレム『正常と病理』より■内容これまでの医学史は、患者をないがしろにしたまま、医師の手柄話、治療法や試行錯誤の過程など、もっぱら医師たちに焦点を当てつづけてきた。しかし、医学者だけが英雄なのか?当前のことだが、患者なくして医学の発展はなかった。野戦病院や臨床の現場、検査室、診察室で自らの身体や傷口を辛抱強   Honya Club.com


JPY ¥3,190
子どもの脳と心の発達、そして発達障害の問題を、「脳を知る」、「脳を守る」、「脳を創る」、そして「脳を育む」研究から明らかにする。1章 脳のしくみ2章 脳の発達3章 脳の発達と環境4章 感覚と運動の発達と脳5章 学習と記憶の発達と脳6章 思考と言語の発達と脳7章 感情と人格の発達と脳8章 社会性と道徳性の発達と脳9章 発達障害と脳子どもの発達と脳との関係に関わる内外の主要な研究を網羅してまとめた書。子どもの脳と心の発達、そして発達障害の問題を、「脳を知る」「脳を守る」「脳を創る」そして「脳を育む」研究から明らかにする。   Honya Club.com


JPY ¥618
1998年、インターネットが自殺志願者を集うツールとなることが露呈された「ドクター・キリコ事件」。あれから10年近くが過ぎようとしているが、この国は毎年3万人以上の自殺者を出す、相変わらずの自殺大国だ。本書は自殺願望を抱く若者の本音や、自殺回避のための薬物依存、家族に自殺された者が見た地獄、はたまた自殺にかかる経済、身体的コストまで、"自殺"を巡る問題に迫るドキュメント。1 自殺とユートピア(ぶら下がり天国「青木ヶ原」の爆笑問題;ドクター・キリコ事件総括!青酸カリを求めた人びととの遭遇!!)2 呪われた部分(自殺未遂者懇談会 プチ=ハルマゲドンからの帰還;ネットワーカー手記 僕らが電脳ワールドで「自殺予告」する理由)3 ネバーエンディング・ストーリー(未遂常連者から人格障害者まで 救命救急センターの終わりなき非日常;威風堂々!自殺経済学 ほか)4 五体満足(ケミカル・カルチャーの深層 脳をチューンナップして地獄に行こう!;ボランティア組織「自殺防止センター」 "死にたいコール"は、真夜中に何度でもベルを鳴らす ほか)5 百年の孤独(遺書と現代人の卑小な魂 虚無に向きあう言葉;アポトーシス私論 精神病と自殺細胞プログラム)   Honya Club.com


JPY ¥2,860
自分にとって大切な人に傷つけられ、振り回されて、囚われの身のように無力に感じていませんか?本書は、そんな相手の問題行動に対処するために必要なスキルを身につけるのに役立ちます。一連のアクション・ステップでは、クイズに答えるように楽しく問題を解いたり練習課題を実践したりしながら段階的に効率よく学べて、丁寧な解説もついています。1 混乱状態から解明へ:境界性人格障害の理解(はれものにさわるような状況:境界性人格障害の特徴をもつ人と関わっていますか?;ボーダーラインを定義する:DSM‐IVと認知の歪み;ボーダーラインを定義する:下位分類;一緒になると:対人行動パターン ほか)2 賢い決断をし、実行する(選択肢を考察し、決断すること;資格を有する専門家のヘルプを見つけること)   Honya Club.com


JPY ¥5,500
第1部 理論(人格形成障害としての境界例;境界例の心理検査―文献展望;境界人格構造(Kernberg,O.)について;Kernberg理論の修正と補足)第2部 心理療法とロールシャッハテスト(事例検討;総合的検討と考察)第3部 ロールシャッハテスト上のあらわれ(量的資料の検討;一次過程思考のあらわれ―逸脱言語表現を中心に;原始的防衛;現実検討力 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥2,640
1.要点を押さえてスイスイ理解!2.一問一答を解く!3.「章末問題」で理解度チェック!3ステップ効率学習のススメ!知識の整理に!試験直前のまとめにも!公認心理師としての職責の自覚問題解決能力と生涯学習多職種連携・地域連携心理学・臨床心理学の全体像心理学における研究心理学に関する実験知覚及び認知学習及び言語感情及び人格脳・神経の働き社会及び集団に関する心理学発達障害者(児)の心理学心理状態の観察及び結果の分析心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)健康・医療に関する心理学福祉に関する心理学教育に関する心理学司法・犯罪に関する心理学産業・組織に関する心理学人体の構造と機能及び疾病精神疾患とその治療公認心理師に関係する制度その他(心の健康教育に関する事項等)出題基準とブループリントを徹底分析!効率学習をオススメします!大変幅広い「公認心理師」の学習範囲から、最低限おさえておきたいポイントを効率的に学習できるよう「要点ブック」と「一問一答(674問)」を1冊にまとめた本です。本書は、第1回試験に合格した執筆陣が出題基準、ブループリント、そして2回分の試験(第1回と、北海道追試)を徹底分析し、後に続く皆様のため試験対策用に書き下ろしました!知識の整理に、直前対策に、一発合格を狙う方の必携書です!!●本書の特徴・出題基準と同じ、24章で構成!・1テーマを2ー4ページに整理!(サクサク読めて、見やすくわかりやすい)・一問一答は、充実の「674問」!・赤シートを使って、重要箇所の暗記にも!・巻末に(試験に出る)公認心理師法を掲載!   Honya Club.com


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Uspt研究会/Uspt入門 解離性障害の新しい治療法 タッピングによる潜在意識下人格の統合    HMV&BOOKS online


JPY ¥1,100
1 保育園での虐待対応の基本(保育園では、虐待にどう対応すればよいのか;重要な園長の役割;Q&A)2 事例で学ぶ保育園の役割と対応(通告と関係機関との連携―養育能力に欠ける母親によるネグレクト・就学を控えた子どもの継続的援助体制づくり;障害をともなう子どもの保育と親支援―ADHD障害を自覚せず暴力、ネグレクトをする両親;保育園の「見守り」とは―養育能力に欠ける人格障害の若い母親;親子分離における保育園の役割―暴力、ネグレクトの母親・施設入所を希望する親への支援;「優先入所」における保育園の対応―アルコール依存症の母親によるネグレクト・家族の再統合への保育園の取り組み;園内体制と関係機関との連携1―人格障害の母親・担任を守る保育園の対応;園内体制と関係機関との連携2―医者に育児を止められた人格障害の母親・職員を攻撃する両親への対応)   Honya Club.com


JPY ¥524
あなたは、自分の心のことをどれだけ知っていますか。心はどのような仕組みで働いていて、なぜそのメカニズムは時に壊れてしまうのでしょう。神経症、人格障害、PTSD、そして統合失調症。苦しんでいる人たちを救うために、心を研究し続けた学者たちの軌跡をたどり、その理論をわかりやすく解説します。フロイトからユング、そして最新の心理学まで、その全てが手に取るようにわかる一冊。第1章 心理学なんて怖くない―心理学原論第2章 エゴイストのすすめ!?―フロイト理論第3章 さよなら、フロイト博士―ポスト・フロイト理論第4章 「自分」がバラバラになるとき―自我と自己第5章 人間は欲望のカタマリなのだ!―欲動論と関係論第6章 「心の闇」はノゾキ見厳禁―トラウマとは第7章 子育ての鍵は「情」にあり―知と情の心理学   Honya Club.com


JPY ¥6,050
本書の最初の部分では、歴史的、理論的、治療的側面に関する広範な概説がなされている。その後には、特定の人格障害の治療について個別に詳述した臨床的な数章が続いている。第1部 歴史、理論、研究(人格障害の認知療法―概観;人格障害の理論;認知プロフィール;認知療法の一般原則;特殊な技法)第2部 臨床応用(境界性人格障害;演技性人格障害;自己愛性人格障害;回避性人格障害;依存性人格障害;強迫性人格障害)   Honya Club.com


JPY ¥5,720
長年にわたって青年期精神医学をリードしてきた著者の、理論と臨床両面からのアプローチを集大成する論集。摂食障害に関する先駆的な研究や青年期治療をめぐる多角的な考察、さらに分裂病や様々な神経症の精神療法論など、現代が精神科臨床の場に投げかける課題と格闘し続けてきた軌跡を収める。1 摂食障害(神経性食思不振症―病態分類の試み;神経性食思不振症患者の示す精神症状;神経性過食症の病態心理 ほか)2 青年期(青年期治療の諸困難;青年期治療の実際―外来治療を中心に;青春期障害と罪悪感 ほか)3 精神療法(不安神経症;対人恐怖症の治療に関する考察―精神分析的な精神療法の立場から;強迫性人格障害の心理療法 ほか)   Honya Club.com


JPY ¥3,981
老年精神医学は、きわめて全人的医療を必要とする領域である。脳疾患の生物学的理解と、脳の老化に伴う脳機能・精神機能の変化、そして、高齢者のライフスタイルの変化、高齢者の位置する社会の変化などのすべてが、今後のわが国の高齢社会に課せられた問題である。これらを解決するためには、複雑にからむ専門分野の理解が必須となる。本書はこれらを解き明かす一条の光となるといえる。軽度認知機能障害(MCI)アルツハイマー型認知症血管性認知症レビー小体型認知症前頭側頭型認知症非アルツハイマー型変性認知症を含む他の認知症疾患せん妄パーキンソン病老年期のアルコール関連障害高齢者の統合失調症および他の精神病性障害高齢者の気分障害高齢者の不安障害高齢者の身体表現障害と虚偽性障害・解離性障害高齢者の睡眠障害高齢者の人格障害と適応障害の衝動抑制の障害高齢者に特有な病態と症候群   Honya Club.com