ある日、図書室の本にはさまれた手紙を少年は見つける。顔も名前も知らないまま、文通にのめりこむふたり。互いの日常や思いをつづりあうなか、自分たち10代の少年少女が暮らす「研究所」に隠された秘密に気づく。激しい恋と心の葛藤を描いた青春書簡体小説。「はじめまして、だれかさん!」少年はある日、図書館でほこりをかぶる本の間にはさまれていた手紙を見つける。顔も名前も知らないまま文通を重ねるうちに、思いをつのらせるふたり。お互いの日常をつづるなか、ふたりが暮らす「研究所」の不穏な実体が暴かれていくが……。紙のようにもろく燃えやすい心を繊細にえがいた青春書簡小説。
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