19世紀の芸術界におけるマドンナ的存在であったポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド。ショパン、シューマン、ツルゲーネフなど高名な芸術家たちと親交を持った彼女は、また素晴らしい作品を書いた作曲家でもあった。ここで聴ける「6つの小品」はどこまでも甘く優しい抒情性に彩られた佳曲。そして、彼女の息子ポールも音楽的才能を受け継ぎ、いくつかの作品を残している。このアルバムに収録されているポールの作品のほとんどはサロン風の小品だが、どの曲も世紀末から1920年代のパリの雰囲気を色濃く宿しており、その瀟洒な曲想からは、彼の友人だったサン=サーンスの影響も感じられる。 [演奏] レート・クッペル (ヴァイオリン)、ヴォルフガング・マンツ (ピアノ)
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