J.S.バッハとほとんど同時期に活躍したドイツの作曲家、ゲオルク・カスパー・シュールマン。若い頃は男声アルト歌手としてハンブルクの歌劇場で活躍した後、作曲を始め、ヴォルフェンビュッテルのザルツダールム城の完成式典でカンタータを披露する。1697年にはリューネブルクでオペラと教会音楽を担当、ザクセン=マイニンゲン公国の宮廷作曲家・楽長を経て、ヴォルフェンビュッテルに楽長として復帰、この地で生涯を終えた。生涯に30作以上の歌劇を作曲したが、現代ではほとんど忘れられてしまい、一部の序曲が時折演奏されるのみだったが、2016年、ハンブルク州立大学にて普遍的な"愛と死"をテーマにした歌劇「忠実なアルチェステ」が復活上演され、聴衆の熱狂的な拍手で迎えられた。このアルバムは全曲からの抜粋だが、豊かな和声、綿密な対位法、形式の柔軟な扱いなど、作品の魅力は存分に伝わる。 [演奏] 指揮 イラ・ホックマン、アンサンブル バロックヴェルク・ハンブルク
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