ジャンゴ・ラインハルト~チャボロ・シュミットに代表されるフランス北東部のジプシーギター/マヌーシュ・スウィングにインスパイアを受け、ブラジリアン・ポップス、ボサノバなどのラテン・サウンドとの融合を図ったSara de Pattiのデビューアルバム。全ての作曲をセッションで行い、録音~TDまで全てメンバーが担当している。ボーカル、ギター、パーカッションのみの演奏ながらナチュラルな空気感の中に至福のグルーヴと抑揚を漲らせ、ボーカル riaによる作詞の言葉も英語・日本語・ヒンドゥー語・日本古文と多彩で、日本古来の流浪の文学を流浪民であるジプシーの音楽にシンクロさせた作品作りなど音楽と言語のセッションも繰り広げられている。
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