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本書が対象とする、新居浜市、西条市、四国中央市は、愛媛県の東予地方東部に位置し、古くは、新居郡、周桑郡、宇摩郡に属した地域で、寛永13年(1636)に6万8600石の大名として一柳直盛が封ぜられた領域とほぼ重なる。 本書は、そんな新居浜市、西条市、四国中央市の昭和時代の身近な暮らしや、太鼓台をよせ合う勇壮な祭りの姿などを記録した写真600点以上を、9章のテーマに分けて収録。それぞれの写真には丁寧な解説を付して、ページをめくるたびに戦前、戦後と移り変わってきた地域の姿をたどることができる写真アルバムとなるよう努めた。また各章には「西条海苔」「鉱山があった頃」「紙のまち」「霊峰・石鎚山」など、当地ならではの特色ある項目や、昭和前夜に開通した国鉄予讃線の貴重な写真をフォトコラムとして収録している。  セブンネットショッピング