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フィクションとは、ひとが想像し思い描く非実在的な世界であり、また一定の水準をもつ言語行為ないしその所産である。これらは存在論、認識論、分析哲学において論じられるが、この主題を哲学史的に検証しようとする人文研究はかつてなかった。本書は、可能世界論を引き継ぐ近代ドイツ哲学者A・G・バウムガルテンが、詩学的虚構論と複数世界論とが交叉する結節点になると考える立場から構成した、フィクション哲学の歴史研究である。5部構成全12章にコラム4本を添える。  セブンネットショッピング