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「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。西光万吉が一九二二年、全国水平社の創立にあたって起草した、日本の最底辺からの人間解放のメッセージは今なお息づいている。西光は戦後、和栄政策を構想し、一貫して不戦世界の建設を説き続けた。平和運動のスローガン「大砲よりバター」「再軍備より福祉」を、西光は自国本位として退け、日本国憲法に根ざしながら国際的視野をもつべきことを強調した。戦争中、彼は国家主義者として侵略戦争を推進する役割を担ったため、「転向」者として斥けられ、戦後の彼の主張も無視されてきた。本書はこのタブーを破り、初めて西光の生涯を明らかにした。  セブンネットショッピング