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発刊に当たって子供に向き合いながら専門性を養う課程で筆者が考えたことは、第一に子供の実態に応じた適切な指導・援助をする、という常識的な考え方から出発し、第二に子供たちに迷惑をかけないためであり、第三に自分自身が納得できる指導・援助をするということでした。本書の主な読者として、特別支援教育の新任教員や小・中学校等の教員の皆さん及び保護者の方々を想定しました。特別支援教育の時代になっても、指導・援助の主役となる教員の専門性の修得は重要なことで、特別支援学校の新任教員や小・中学校の教員の皆さんにとって、入門書となる簡明な参考書の必要性を考えたからです。さらに、特別支援教育の時代になって、「支援者の一人」としての役割が期待されている保護者の方々に役立てば幸いと考えています。特別支援教育の経験がある方には、修得した知識や技能等を整理したり吟味したりすることに活用いただけるのではないかと考えています。“子供の動作を望ましいこと”と受けとめ、子どもの実態に応じた指導・援助をするための適切な実態把握を行う。子供の力が発揮されやすい教材・教具の工夫をし、教材の準備は十分に行う。――本書は、障害のある子供に対する指導・援助の基本的姿勢を、初期学習の教材・概念行動形成の教材を使ったコミュニケーションを介して説いていきます。  セブンネットショッピング