「患者中心」という概念を導入すれば、鍼灸臨床はどう変わるのか?「病歴」から鑑別・治療を行うための入門書。最新の研究では、診断確率において、病歴86%、身体診察6%、検査8%と明らかに病歴が群を抜いている。そして、患者さんが最も求めているものは、「よく話(病歴)を聴いてくれること」である――――。本書は患者さんの「病歴」を最重要視し、病歴から鑑別・診断・治療に導くための方法について詳しく解説しています。「患者中心の医療とは」「病歴をいかに聴くか」「病歴から何がわかるか」「カルテにはどう記載するか」「実際の臨床で用いるには」を順を追って理解していくうちに、日々患者さんと悩みつつ向き合い続ける臨床家の方々の意識に必ずや大きな示唆を与えてくれるはずです。ともすれば一方的に「痛みをとってあげる」「治してあげる」という鍼灸師中心の治療になってしまいがちな臨床現場において、真に「患者さんを中心に」考えたとき、何が必要で、どうすべきなのかが見えてくるでしょう。
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