高校時代、1952年式ダットサンDB-2で通学していた杉江博愛青年は、その後間もなく上京し、紆余曲折を経て、自動車評論家「徳大寺有恒」となった。新車、中古車問わず、あらゆるクルマに乗り、楽しみ、論じた。長らく自動車評論界の第一線を歩み続けた。現在、古稀を二年後に控えた徳大寺有恒は『間違いだらけ……』以降、何をしていたのか。街の中古車屋を巡っていた。イタ/フラ専門店、軽自動車専門店、古今東西ごった煮の店……。ショップだけに飽き足らず、トヨタ博物館、ホンダ・コレクション・ホール、日産座間記念車庫など、国内の大小ミュージアムにも足を運んだ。懐かしそうな顔をしながら、当時の思い出、今だから言えることなどを語った。たまに、しれっと仰天エピソードも打ち明けてくれた。キャロル・シェルビーに連れてってもらったルマンのこと、英国ロータス本社から届いた詫び状のこと……。NAVI人気連載、待望の単行本化。
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