大爆発は近い!鹿児島湾奥(姶良カルデラ)直下10キロには、毎年1000万立方メートルのマグマが供給され、周辺地盤は不気味な隆起を続けている。本書は、1980年代、南岳山頂火口の活動が激しい時期から、2006年に昭和火口が再活動を始め、現在に至るまで活発な火山活動を続ける桜島の姿を収録した。爆発的噴火の瞬間、空高く舞い上がる噴煙、発生した火山雷、噴出する火山弾、火砕流、火映現象……。そこでは、まるで天地創造を思わせるような光景が繰り広げられていた。「桜島は、様々な噴火規模と形態をとりながら成長してきた。火山活動はマグマの累積的蓄積の歴史であり、常に進化するのである。」??京都大学防災研究所火山活動研究センター・井口正人
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