自然派ワイン 赤ワイン フォリアス・デ・バコ FOLIAS DE BACO ウィヴォ・レネガード UIVO REGADO 2019年 750ml 【品種 ティンタ・ロリスなど25品種以上】 ライトボディ ポルトガル ドウロ アリジョ ナチュラルワイン ビオワイン オーガニックワイン 有機ワイン ビオロジック
商品説明商品名ウィヴォ レネガード UIVO RENEGADO年号2021年ボディライトボディ生産者フォリアス・デ・バコFOLIAS DE BACO生産地ポルトガル ドウロ原産地呼称ヴィーノタイプ赤ワイン品種ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、ゴゥヴェイォ、マルヴァジア、モスカテルなど25品種以上ビオの区分ビオロジック(有機栽培)栓コルクアルコール度数11.5度内容量750mlポルトガル北西部に位置するドウロは、ドウロ川の両岸の険しい斜面に自然環境を活かしたブドウの段々畑が広がる、ポルトガルの2大ワイン産地のひとつとして知られる銘醸地です。ブドウ畑を支える石壁が数万キロにも及び、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。これまではポルトワイン(酒精強化ワイン)の産地として有名でしたが、近年では高品質なスティルワインの産地としても注目され始めています。古くからポルトガルに根付いてきた固有種・在来種の数は、イタリアやスペインよりも多い250品種以上で、伝統的に多品種をブレンドしたワイン造りが行われています。ティアゴ・サンパイオさんの畑のあるアリジョのエリアは、そうした伝統的なドウロの環境とは異なります。シマ・コルゴの最標高’550~770m)で、冷涼すぎることでドウロで伝統的に作られてきたポルトワイン(甘口の酒精強化ワイン)造りが認められていない場所。土壌も表土の浅いシスト土壌で石がごろごろした畑や、花崗岩質土壌もあり、ドウロの中でも最も痩せています。地元の人からは高品質なワインは造れないと思われてきた環境の中で、冷涼でフレッシュ、土地のミネラルを感じられるワインを造りだしています。UIVOとはポルトガル語でオオカミの遠吠えという意味があります。ティアゴさんの畑は、自然をリスペクトした栽培を続けているうちに徐々に植物が多様化し、長く見かけなくなっていたオオカミやイノシシが戻ってきました。UIVOのラベルには、自然をリスペクトする象徴的な意味が込められています。ティアゴさんがワイン造りを志したのは、お祖父さんがブドウ畑で働く姿をみていた幼い子供の頃から。その時のワイン造りへの強い思いを持ち続け、普通の高校にいく傍らで農業専門学校を並行して履修し、大学でも栽培・醸造を学びました。さらにオレゴンに渡り5年間、栽培と醸造経験を積んで博士号を獲得してから故郷のドウロに帰り、お祖父さんとお祖母さんが大切に守ってきた畑を受け継ぎました。ティアゴさんのワイナリーでは、学んできた現代の醸造技術も使いながら、世界で最も古い歴史のあるワイン産地のひとつであるドウロの伝統も大事にしています。人為的な介入は最低限にし、ぶどうは除梗(収穫したぶどうを発酵前に房の実をつないでいる部分・果梗を取り除くこと)をせず、ラガールと呼ばれるドウロの伝統的な桶で軽く踏んだり、ほとんど破砕せずに醸造します。Revista de Vinhosというポルトガルのワインマガジンで、2020年のベスト生産者に選ばれたティアゴさんですが、彼の思いは自身のワインだけでなく、ドウロ、そしてポルトガル全体が盛り上がることを一番に考えています。今はオレゴンにいた時に知ったカリフォルニアで広く普及している受託醸造所のシステムを作ることを計画中。資金不足や規模が小さ過ぎて醸造所を持てない若い同志をサポートして、ドウロを良質なワインな産地として盛り上げていこうとしています。「アリジョからドウロを変えたい!あと20年は頑張って働かなくちゃいけなくなったよ」と笑って語ります。フォリアス・デ・バコとは『バッカス神の楽しい宴』という意味があります。野生酵母のみを使い、赤ワインはドウロの伝統的な混植混醸で、単一の畑になんと25品種以上のブドウが植えられています。オーガニックなブドウ栽培とナチュラルなワインを造るために、強い好奇心で絶えまない研究と実験で、ユニークなワインを造りだしています。使用品種はティンタ・ロリス、マルヴァジア、モスカテルなど25 品種以上(⽩ブドウも⿊ブドウも、だいたい半々)とかなり特別なワイン。味わいも唯一無二!赤ワインというよりは濃いロゼといった趣。出汁のような旨みと優しい果実味がじわじわと広がりますワインの色調は、淡いチェリーレッドで、赤ワインというよりはキアレット(濃いロゼ)に近い。香りは、チャーミングな赤系ベリー(クランベリーやラズベリー)、そしてミントのような爽やかなハーブの香り。温度が上がるにつれ、甘いストロベリーやシナモン等のスパイスの香りが出て複雑さが増した。味わいは、優しい口当たりで香りと同様な果実味があり、横に広がる酸味がその果実味を包み込んで口の中に広がる。そして、非常に細かなタンニン。後味にはミネラルと苦みを感じワイン全体を引き締めている。アタックからフィニッシュまでフレッシュな果実味と酸味のバランスがいいので軽快に飲める赤ワインある。また、このワインの面白いところは、目隠しやブラックグラスで味わうと白ワインと間違うようなワインです。確かにスペックをみると赤ワイン用の黒ブドウと白ワイン用の白ブドウを混醸して造られているワインです。混醸する手法は、フランスのローヌ地方やオーストラリア等で用いられ、ただ普通は赤ワインの濃く飲みにくかったものを、白ブドウを入れることにより、味わいのバランスを整え、色素の定着を促すため行うのでその比率は少量である。しかし、このワインは白ブドウの比率が多く、上記とは異なる。ぜひとも飲んで自分の舌で味わって頂きたい。料理のペアリングを考えると、豚の冷ジャブ、天つゆで食べる天ぷら、もつ煮、たこ焼きやお好み焼きも。また、そのまま飲んでも楽しめる。飲む温度帯は、低めの温度から室温まで楽しめる。(総評)よく夏は、赤ワインが敬遠されがちであるが、これぞ夏に飲む赤ワインである。タンニンが優しいため冷やして飲んでもいいし、飲むにつれて温度が上がって料理とともに召し上がってもいいワインです。このワインは、熟成して楽しむよりは、今フレッシュのうちに飲んで温度の違いで楽しむのを勧めたい。重い赤ワインが苦手の方(割と初心者)やワインマニア(経験者)の人たちにはブラインドで赤ワインか白ワインかを当てるゲームをしながら飲むのもお勧めしたい。初心者にも上級者にも楽しめる面白いワインである。モスカテルのふっくらした凝縮感のある果実味と、芯に1本通るしっかりとした酸が最高の余韻を演出してくれます。キンキンだと美しい酸が、温度が高めだとふっくらとした味わいが楽しめます。酸が落ちすぎないよう、少し早めに収穫。ワインの色調は、淡い緑がかった藁色でクリアである。香りは、柑橘系のレモンやグレープフルーツの皮、そして白い花の香り(ジャスミン、スイカズラ)、生のヘーゼルナッツの香り、温度が上がってくると蜜蝋や白コショウの香りがでて複雑さが増す。味わいは、香りと同じ柑橘系のフレッシュな果実味(レモン果汁)。その伸びやかな活き活きした酸味が、アタックに感じられ、そして塩味のミネラルが続き、後味に程よい苦みを感じる辛口の白ワインである。このようなワインは、どうしてもお料理が欲しくなるワインです。料理のペアリングを考えると、魚貝のサラダ、今の季節は鮎の塩焼き、鰻の白焼き、夏牡蠣。また、鳥のからあげ、大根おろしで食べるとんかつ。ポルトガルワインなので、ポルトガル料理からバカリャウ(干しタラのマッシュポテトで包んで焼いたもの)料理のペアリングを考えると、生ハムと桃(定番はメロンだと思いますが、後味にえぐみが出てしまう気がする)、アクアパッツァ、焼きチーズ、豚肉のソティ。飲む温度帯は、やや低めの温度で楽しむのが良い。結果、幅広く料理に合わせることができるが、特にレモンを絞って食べるような料理とベストマッチング。飲む温度帯は、白ワインでもやや低めの温度ではじめ、食事を進めながら温度が徐々に上がり、香りの広がりを楽しむ。温度が上がってもこの素晴らしい酸味は、健在である。(総評)酸味が大好きなワイン好きには、お勧め。また、いつもならレモンハイを飲んでいる人に、このワインを勧めてワインの優雅なひと時を感じてもらいたい。この場合、よく冷やしてから飲んでもらう。このワインは、熟成させることなく今飲んで、この夏の暑さをこのフレッシュな果実味を楽しんでもらいたい。抜栓後も大きな変化ないので、グラスワインで提供が可能のため、お酒の弱い方が毎日一杯ずつ飲んでも数日間は楽しめる。また、ワインバーにもお勧めできるワインである。テイスティングコメント瀬戸 敦司 Atsushi Seto(社)日本イタリアワインソムリエ/Executive Adovisor/WSET Awards Advanced Certification/JSA DIPLOME D’EXPERT EN VIN/チーズプロフェッショナル/SSI協会 利酒師
酵素玄米と自然食の店 たまな商店
楽天 酵素玄米と自然食の店 たまな商店