野宿の匠 サバイバル キャンプ キット Y00001 【ブッシュクラフト サバイバルキャンプ 火起こし ファイヤースターター 火打石 火打金 火口 附木 ソロキャンプ ヒロシちゃんねる 】MIXX
火打ち石は「石と石で叩いて火花がでる」と思われています。実は、「火打石と鋼(ハガネ)」をたたいて火花がでてます。かちかち山民話でも、石と鉄と書かれているものと、単純に石で火をおこしたとあいまいなものと混在しています。1991年にアルプス山脈にあるイタリア・オーストリア国境のエッツ渓谷(海抜3,210メートル)の氷河で見つかった、約5300年前(紀元前3300年頃)の男性のミイラです。彼は黄鉄鉱(パイライト、ギリシャ語で火の石・火打ち金代わり)フリント(火打石)と火口茸(カバノアナタケ)らしきものを皮袋に入れて持っていたといいます。・商品説明 【重要必読】商品に関する詳細な注意事項はこちら サバイバルキャンプやソロキャンプ用に必要最低限にまとめたセット。 装飾は一切なくし、必要最低限の機能に特化しました。携行性優先のため付属の火打石は小さいので、火打石での着火に慣れている方におすすめの商品です。 ・詳細画像 / スペック ◆セット内容◆ ・吉井本家の火打金2号1枚(長さ61mm 幅24mm 厚さ3mm 重量28g) ※火打金は着火の打撃テストを何回も行っていますので、はじめから傷が付いています。 ・火打石(瑪瑙=めのう)中1個※鉱物の特性上、ロットによって石の色味が異なりますので予めご了承ください。 ・火口(蒲の穂)約20g ・付け木4枚(1枚で1cm幅の附木が7本取れ舞うので70本分) ・火打ちの栞1枚 キャンプ愛好家、とりわけサバイバルキャンプやソロキャンパーの間で火打金による火起こしが増えています。 しかし現在は「火打金でマグネシウムを削る」西洋の着火方法が主流で、LIGHT MY FIREのファイヤースターターキットなど海外仕様の火打金が使われています。 西洋の火打石となるものはマグネシウムでつくられており、ナイフでマグネシウムを打撃することでマグネシウムから大量の火花を飛ばします。 野宿の匠シリーズは、江戸時代から昭和初期までの約400年間、庶民の間で続いた日本古来の伝統的着火方法を可能にします。 日本古来の着火方法は『火打石で火打金を削る』方法のため、「火打金でマグネシウムを削る」西洋の着火方法とは全く逆になります。 そしてたった一粒の火花が火口に落ちれば、火種ができます。 火花から火種へ 火口(ほくち)とは火花を受け止め火種に変える炭の一種で、蒸し炭とも呼ばれます。 焚火などで燃えた木は「オキ」になり、そのまま空気中において置くと灰になります。 オキを蓋付きの容器に入れ酸素不足の状態をつくると炭素の状態になり、これが蒸し炭です。 火口はどんな 植物からでもつくれますが、植物によって火の付き方が異なるため、火の付きやすい種類の植物を選ぶ必要があります。 火打金が使用されていた時代は、蒲(ガマ)の穂、コケ、モグサ、スギ、ブナなどの朽木から火口をつく っていました。これらを火口として使用できる状態にするには、ひと工夫必要です。 これは蒲の穂の写真で、ガマは湿地帯に生える植物です。火花の付きを良くす るために蒲の穂などの火口には硝酸を入れて加工します。また火口が湿っていると火種が出来ないため、乾燥に 大変気を使う必要があります。 小便の結晶には硝酸カリウムが含まれているため、江戸時代には厠の壁に張り付いた小便の結晶と墨汁を混ぜて火口をつくっていました。 硝酸カリウムは爆薬の原料となるため、現在は薬局で購入することはできません。 朽木は蒸し炭にする前に十分に乾燥させる必要があります。 火種から炎へ 火打金が使用されていた時代は、火種を炎に変えるために『 付け木(つけぎ)』と呼ばれるものを使用していました。 付け木(つけぎ)とはヒノキやスギを薄く削った「ヘギ」の先端に溶かした「硫黄(いおう)」を付けたもので、引火すると青い炎が燃え出します。江戸時代には付け木は一束にして販売され、各家庭の火打箱や付け木箱の中へ小分けにして置かれていました。 ◆簡単な火口の作り方◆ 不要なタオルやTシャツと、蓋付の空き缶を用意します。 (今は空き缶を探すのが大変ですので、代わりにLOGOSの消壷やダッチオーブンなどをお勧めします) タオルやシャツに着火させ、全体に火が回り煙が少なくなり炎が赤くなってから、素早く缶の中へ入れて密閉します。 この状態で 5分ほど蒸すと、無酸素状態となり炭化します。缶を開ければ即席火口の出来上がり。蒲の穂などの火口よりも火花が簡単に付きやすいですが、つまんだときに指が炭で真っ黒になります。炉端キットの消し炭の作り方は、また別な方法です。 ※火のお取り扱いに関する注意事項※ 火花が移って着火したら、火口は必ず全て燃やし切ってください。 「一部しか燃えていないから」といって火の付いた部分を消して、残りを元の火口入れに戻して再利用することは絶対におやめください。完全に消えてない場合が多く、未使用の火口と混ぜると、それが火種となって再燃焼することがあります。 着火した火口は必ず燃やし切り、水を掛けて完全に消火したことを確認してから廃棄してください。 火口に着火しない場合は、火口が水分を吸収している可能性があります。 天日干しをして乾燥剤を入れて保管してください。 ■眼鏡 火打石で火をつけるときは、眼鏡をかけてください。普段眼鏡をかけない方は、100円均一ショップなどで販売されているサングラスや花粉対策用の眼鏡などを着用してください。 火打金から飛んだ火花が顔に当たることはよくあり、目に入った場合には失明の可能性もあります。 ■手袋 火打石と火打金で指を挟んだり切ったりする可能性があるため、手袋の着用をおすすめします。 ■服装 火花が飛んだ時に軽いやけどをする可能性があるため、長袖・長ズボンの着用をおすすめします。 ■対象年齢 18歳以上となります。それ以下のお子様については、大人が同伴するか教育指導者の指導に従ってご利用ください。 ・ブランドライセンス情報 (このブランドの全商品とブランド説明を見るにはこちら) P,R=J U=m
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