黒岩涙香探偵小説選(2) (論創ミステリ叢書) [ 黒岩涙香 ]
論創ミステリ叢書 黒岩涙香 論創社クロイワ ルイコウ タンテイ ショウセツセン クロイワ,ルイコウ 発行年月:2006年09月 ページ数:269p サイズ:単行本 ISBN:9784846007072 黒岩涙香(クロイワルイコウ) 1862(文久2)年、土佐国安芸郡川北村生まれ。本名周六。78(明11)年上阪、大阪英語学校に学び、翌年上京して独学。黒岩大の名で盛んに政論演説を行った。82年より『絵入自由新聞』『都新聞』等の主筆を歴任。88年にはヒュー・コンウェーの“DARK DAYS”を翻案した「法廷の美人」を『今日新聞』に連載し、以後外国探偵小説を次々と翻案し、新聞に連載。92年には朝報社を起こし、『万朝報』を発刊。涙香の翻案小説は一世を風靡した。また89年には創作『無慘』を発表、本格推理小説の先駆けとなった。1902年、理想的社会をつくるための結社理想団を設立。大正期に入ると、『万朝報』は憲政擁護運動に加わり、第三次桂内閣、山本内閣を攻撃したが、大隈内閣擁護で人気を落とす。18年ヨーロッパを視察し、帰朝後『万朝報』を改組して躍進を期したが、健康すぐれず、20年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 幽霊/紳士の行ゑ/血の文字/父知らず/田舎医者/女探偵/帽子の痕/間違ひ/無実と無実/秘密の手帳/評論・随筆編(探偵談と疑獄譚と感動小説には判然たる区別あり/探偵譚について) 奇絶滑稽、推理冒険、勧善懲悪…日本探偵小説の祖が織り成す論理と怪奇のアラベスク。 本 小説・エッセイ 日本の小説 著者名・か行
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