疫病の世界史(下) 消耗病・植民地・グローバリゼーション [ フランク・M・スノーデン ]
消耗病・植民地・グローバリゼーション フランク・M・スノーデン 桃井 緑美子 明石書店エキビョウノセカイシゲ フランク エム スノーデン モモイ ルミコ 発行年月:2021年11月12日 予約締切日:2021年11月05日 ページ数:456p サイズ:単行本 ISBN:9784750352688 スノーデン,フランク・M.(Snowden,Frank M.)(スノーデン,フランクM.) イェール大学歴史・医学史名誉教授。1975年にオックスフォード大学で博士号を取得。専門はイタリア史、ヨーロッパ社会・政治史、医学史。2006年の著作The Conquest of Malaria:Italy,1900ー1962は高い評価を得て、イェール大学マクミラン国際地域研究センターからグスタフ・ラニス賞を、アメリカ歴史学会からヘレン&ハワード・R・マッラーロ賞を、アメリカ医学史学会からウェルチ・メダルを贈られた 桃井緑美子(モモイルミコ) 翻訳家。外資系企業勤務を経て、翻訳業に従事。訳書多数 塩原通緒(シオバラミチオ) 翻訳家。立教大学文学部英米文学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第14章 「消耗病」ーロマン主義時代の結核/第15章 「伝染病」ー非ロマン主義の時代の結核/第16章 ペスト第三のパンデミックー香港とボンベイ/第17章 マラリアとサルデーニャー歴史の利用と誤用/第18章 ポリオと根絶問題/第19章 HIV/エイズー序論と南アフリカの事例/第20章 HIV/エイズーアメリカの経験/第21章 新興感染症と再興感染症/第22章 二一世紀のためのリハーサルーSARSとエボラ/終章 COVIDー19の震源地ーロンバルディアの二〇二〇年一月から五月まで 疫病との闘いに終わりはない。それは社会の分断線に入り込み、政治的な優先順位を露わにし、偏見や差別を助長し続ける。下巻では結核やエイズなど近現代の疫病における文化・社会との接点を探り、コロナ禍のロンバルディアから未来に向けた英知をつかみ出す。結核からコロナまで“近代〜現在”。 本 人文・思想・社会 歴史 世界史
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