ケラス&タロー共演による新譜はマラン・マレ!
ケラスの歌とタローの魔法の音色が炸裂!
ケラスとタローが、マラン・マレを録音しました。モダン・チェロとピアノによるマラン・マレというだけでも興味津々なうえ、ふたりによる演奏となれば黙って通り過ぎるわけにはいきません。ケラスはその圧倒的なうまさと音楽で、洋の東西、時代を問わずに演奏活動を展開、そしてタローはラモーのクラヴサン曲集のピアノによる演奏で世界をあっといわせた存在。そんなふたりによるマレ。ひとつの組曲を核にさまざまなキャラクターの小曲を合間にちりばめた、1枚を通して楽しめるプログラムも魅力。
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロで演奏するとどちらかといえばゆったりと典雅、内省的な印象すらあるマレ。ケラスとタローによる演奏は、フレーズひとつひとつに満ちる歌、さりげない装飾音にただよう繊細なエレガンスが美しく、そしてスタイリッシュ。かと思うと、ワールド・ミュージックを聴いているような感覚になるような場面もあるなど、1曲1曲が実に新鮮。膀胱結石手術図の患者役にはコメディ・フランセーズの役者をゲストに迎えた力の入りよう。タローのソロも、ラモーやクープランにつづき、衝撃の美しさに心がふるえます。そしてスペインのフォリアでの、ケラスの圧倒的うまさ。絶対注目です!(輸入元情報)
【収録情報】
マレ:
1. プレリュード
2. ガヴォット
3. ミュゼット(ヴィオール曲集 第4巻、組曲イ短調より)
4. スペインのフォリアのクプレ(ヴィオール曲集 第2巻より)
5. ラ・レヴーズ(夢、夢想、夢見る女)(ヴィオール曲集 第4巻、異国趣味の組曲より)
6. ファンタジー
7. グラン・バレ
8. サラバンド
9. 膀胱結石手術図(ヴィオール曲集 第5巻)
10. クーラント
11. 作者不詳(伝:マラン・マレ):Les Regrets(後悔)(ヴィオール曲集 第2巻、組曲ホ短調より)
12. プレリュード(ヴィオール曲集 第2巻、組曲ニ短調より)
13. サラバンド・グラーヴ(ヴィオール曲集 第2巻、組曲ニ短調より)
14. きわめて速く - 遅く(マレ風ソナタ)
15. ル・バディナージュ(ヴィオール曲集 第4巻、異国趣味の組曲より) ピアノ・ソロ編曲
16. ジグ - ドゥーブル
17. アルマンド
ヴィオール曲集 第3巻、組曲イ短調より(1,2,6-8,10,16,17)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年製)
アレクサンドル・タロー(ピアノ/YAMAHA CFXグランドピアノ)
ギョーム・ガリエンヌ(コメディ・フランセーズ正座員:9)
録音時期:2022年8月
録音場所:フランス、アルセナル・ド・メス、大ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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