生誕100周年記念。
マリナー&ASMFのヘンデル録音。CD19枚組ボックス・セット
2024年に生誕100周年を迎えるイギリス出身の指揮者ネヴィル・マリナーが、1959年に創設したアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)とともにデッカ系列のレーベル、オワゾリールやアーゴとフィリップスに録音したヘンデルの音源を集めたセットが発売されます。CD19枚組ボックス・セット。限定盤。
録音は1961年から1997年までにわたります。収録曲は管弦楽曲、協奏曲、歌劇『エイシスとガラテア』、オラトリオ『メサイア』、オラトリオ『イェフタ』、『戴冠式アンセム』など。オーボエ奏者のロジャー・ロード、鍵盤奏者のサーストン・ダート、多才な合唱指揮者でチェンバロ奏者のジョージ・マルコムなどにより18世紀音楽が見事に演奏されています。
声楽作品ではエリー・アメリングとフィリップ・ラングリッジによるオラトリオ『メサイア』、ジル・ゴメスとロバート・ティアーによる歌劇『エイシスとガラテア』、アンソニー・ロルフ・ジョンソンとエマ・カークビーによるオラトリオ『イェフタ』と、それぞれに名歌手が登場します。テノール歌手のティアーは、ドイツとイギリスのアリアも歌っています。1997年録音のドミトリー・ホロストフスキーのアルバム『イタリア古典歌曲集』からのヘンデルの抜粋も収録されています。
その他、1971年の『王宮の花火の音楽』と『水上の音楽』を組み合わせたアルバム、『アリオダンテ』と『アルチーナ』のバレエ音楽、1978年の二重協奏曲集もあります。ディスク19の『メサイア』からの2つの合唱は、ダブリンでのフィリップスのオラトリオ全曲録音のためのプロモーション用としてスタジオで行われた興味深い録音です。
ブックレットには、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとマリナーのヘンデルの音楽との歴史について書かれたピーター・クアントリルによるエッセー、『Marriner and the Academy: A Record Partnership』の著者であるフィリップ・ステュアートによる「セッショングラフィー」が掲載されています(欧文)。オリジナル・ジャケット仕様。(輸入元情報)
【収録情報】Disc1
ヘンデル:
1. 王宮の花火の音楽 HWV.351
2. 『水上の音楽』組曲第3番ト長調 HWV.350
3. 『水上の音楽』組曲第2番ニ長調 HWV.349
4. 『水上の音楽』組曲第1番ヘ長調 HWV.348
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
録音:1971年9月 ロンドンDisc2
● 合奏協奏曲 Op.3
1. 第1番変ロ長調 HWV.312
2. 第2番変ロ長調 HWV.313
3. 第3番ト長調 HWV.314
4. 第4番ヘ長調 HWV.315
5. 第5番ニ短調 HWV.316
6. 第6番ニ長調 HWV.317
リチャード・アドニー(フルート:1,3)
リチャード・テイラー(フルート:1)
ロジャー・ロード(オーボエ:1,2,4-6)
マイケル・ドブソン(オーボエ:1,2,4-6)
ジョージ・マルコム(オルガン、チェンバロ)
スタニスラフ・ヘラー(チェンバロ:6)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
録音:1964年2月、3月 ロンドンDisc3
● 合奏協奏曲 Op.6
1. 第1番ト長調 HWV.319
2. 第2番ヘ長調 HWV.320
3. 第3番ホ短調 HWV.321
4. 第4番イ短調 HWV.322
5. 第5番ニ長調 HWV.323
6. 第6番ト短調 HWV.324
サー・ネヴィル・マリナー(ヴァイオリン:1,4-6)
マルコム・ラッチェム(ヴァイオリン:1,4-6)
アンドリュー・マクギー(ヴァイオリン:2)
トレヴァー・コナー(ヴァイオリン:2)
ヒュー・マグワイア(ヴァイオリン:3)
レイモンド・キーンリーサイド(ヴァイオリン:3)
ケネス・ヒース(チ
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