圧倒的な声のエネルギーがフル・オーケストラばりに迫る！
ニューヨークに本拠を置くクラリオン合唱団が2023年ラフマニノフ生誕150年に贈る新録音。ロシアのレパートリーに定評のある彼らにとり、ラフマニノフはロシア人ながら後半生をアメリカで送っていたゆえ特別の愛着をもっているそうです。
ラフマニノフの『晩祷』はキリストの復活を象徴する夜明けに向かい徹夜で吟じられる賛歌。リーダーのスティーヴン・フォックスは現在ウクライナで起こっている紛争と人々の苦しみを、曲およびラフマニノフが革命時に味わった故郷から離れるという経験と重ね合わせています。
ラフマニノフが作った15の部分に加え、4、5、8、12、14曲の前にはラフマニノフが基にしたオリジナルのキエフ聖歌やズナメニー聖歌を歌っているのも注目。
これまで複数のグラミー賞にノミネートされたクラリオン合唱団、実用的教会音楽として作られたラフマニノフの『晩祷』がコンサート用作品としても魅力的なことを証明してくれます。ペンタトーンならではの高音質録音が人の声の凄さを再認識させてくれます。（輸入元情報）
【収録情報】
● ラフマニノフ：晩祷 Op.37
I. Opening Exclamation & Come, Let Us Worship (Glenn Miller, bass; Oliver Mercer, tenor)
II. Bless the Lord, O My Soul (Mikki Sodergren, alto)
III. Blessed is the Man
O Gladsome Light | Kyiv chant (Jessica Beebe, soprano)
IV. O Gladsome Light (John Ramseyer, tenor)
Lord, now lettest Thou (Kyiv chant)
V. Lord, now lettest Thou (John Ramseyer, tenor)
VI. Rejoice, O Virgin
VII. The Six Psalms
Praise the Name of the Lord | Znameny chant (Raha Mirzadegan & Nacole Palmer, sopranos)
VIII. Praise the Name of the Lord
IX. Blessed art Thou, O Lord (John Ramseyer, tenor)
X. Having Beheld the Resurrection
XI. My Soul Magnifies the Lord
XII. The Great Doxology
Troparion: Today Salvation is Come (Znameny chant)
XIII. Troparion: Today Salvation is Come
Troparion: Thou didst rise from the Tomb | Znameny chant (Jonathan Woody, bass)
XIV. Troparion: Thou didst rise from the Tomb
XV. To Thee, O Victorious Leader
クラリオン合唱団
スティーヴン・フォックス（指揮）
録音時期：2020年1月
録音場所：ニューヨーク、至聖三者大聖堂
録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
ディジパック仕様
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