都市の水辺は、人々の生活の風景としてどう存在しているか、また、その土地ならではの顔としてどうデザインしていくべきかー都市の景観づくりにおいて、構想・計画から施工監理に至るトータルにコーディネイトされたデザイン体制はそう容易に実現できなかった。この本は、近年、全国のまちづくりでトータルな景観デザインを実践している立場から、都市計画、土木設計、プロダクトデザイン、文化財修復などの分野で活躍中の専門家がコラボレーションしてやり遂げた水辺のプロジェクト奮闘記である。来るべき「景観法」時代のまちづくりを先取りした実践録。
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