ハイドン(1732-1809) Pentatone Classics
カルク、ブルンス、ナズミを独唱に迎えた
ヤノフスキ&ドレスデン・フィルによる『天地創造』!
SACDハイブリッド盤。精力的な演奏・録音活動を行っている巨匠マレク・ヤノフスキがドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振った最新作は、クリスティアーネ・カルク、ベンヤミン・ブルンス、タレク・ナズミという豪華独唱者を迎えた『天地創造』のライヴ収録です!
1870年創立の名門ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。ヤノフスキは2001年から2003年まで当団の首席指揮者を務めたのち、2019年より2023年まで再びその座に就き、円熟の音楽を披露しております。
晩年のハイドンがロンドン滞在中にヘンデルのオラトリオ上演の聴衆の熱狂ぶりに驚き、そこから着想を得て作曲したのが『天地創造』です。旧約聖書の「創世記」と「詩篇」、ミルトンの「失楽園」をテクストの題材とし、神による創造の第1日から第4日、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場まで、創世の7日間が時系列に沿って全3部構成で書かれており、18世紀のオラトリオを神格化しただけでなく、19世紀のロマン派の作曲家たちに大きな影響を与えております。
ヤノフスキはこの作品が持つ古典的な響きとロマン的な響きの両方を引き出し、色彩豊かな演奏を披露。巨匠ヤノフスキならではの神々しいまでに崇高な響きはこの演奏でも輝いております。「PENTATONE」レーベルの高音質録音でお楽しみください!(輸入元情報)
【収録情報】
● ハイドン:オラトリオ『天地創造』 Hob.XXI:2(1796-1798)
ガブリエル、エヴァ/クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
ウリエル/ベンヤミン・ブルンス(テノール)
ラファエル、アダム/タレク・ナズミ(バス)
第3部終結合唱「全ての声よ、主に向かって歌え!」の独唱
カタリーナ・クンツ(ソプラノ)、マニャ・ラシュカ(アルト)
ファルク・ホフマン(テノール)、フェリックス・プロック(バス)
MDRライプツィヒ放送合唱団(合唱指揮:セバスティアン・ブレウイング)
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
コンサートマスター:ラルフ=カルステン・ブレムゼル
マレク・ヤノフスキ(指揮)
録音時期:2022年7月
録音場所:ドレスデン、クルトゥーアパラスト(文化宮殿)
録音方式:ステレオ(DSD/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
エグゼクティヴ・プロデューサー:フラウケ・ロース(Dresdner Philharmonie)、ヨブ・マールセ(San Francisco Classical Recording Company, SFCRC)
レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ
クラムシェル・ボックス仕様
ヤノフスキー情報
ドイツの指揮者、マレク・ヤノフスキーの情報について簡単にまとめておきます。ヤノフスキーはアーヘン市立劇場と契約した1961年から現在に至るまでの62年間、ほとんど途切れることなく劇場や楽団の常勤契約に恵まれていますが、客演指揮者としてもすでに半世紀ほど世界規模で活動中(ベルリン・フィル、ゲヴァントハウス管、シュターツカペレ・ドレスデン、ケルンWDR響、NDRエルプフィル、リンツ・ブルックナー管、フランクフルト・ムゼウム管、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、ボストン響、フィラデルフィア管、サンフランシスコ響、ワシントン・ナショナル響、フィルハーモニア管、ロイヤル・フィル、パリ管、ブダペスト祝祭管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管、オスロ・フィル、NHK交響楽団、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、シュトゥットガルト州立歌劇場等々)。
若い頃にドイツの伝統的な歌劇場システムで腕を磨いたヤノフスキーの指揮活動は、現在でもオペラとコンサートの両分野に跨っていますが、16年に及んだフランス放送フィル時代に培った近現代音楽やフランス音楽での実力にも定評があり、メシアンの権威として高く評価されてもいました。
その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにありながら、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、契約が延長に次ぐ
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