ボンポルティ(1672-1749) Brilliant Classics *
聖職者作曲家ボンポルティの心洗われる曲集
ボンポルティ:2台のヴァイオリンとBCのためのソナタ全集(4CD)
ラビリンティ・アルモニチ
バッハに影響を与えたインヴェンションの作者として知られるボンポルティは、神学と音楽を学んだ聖職者。作曲は副業でしたが、聖職者として働いていた47年のあいだに12の作品集を出版し各国有力者に献呈。北イタリアのトレント大聖堂で働きながら、1727年にはカール6世から「宮廷紳士」の称号を授与されるなど知名度は高かったようです。今回全曲が収められた「2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」のコンチェルタンテな名技性は、コレッリに師事したとも言われるボンポルティの作風をよく示しています。
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演奏者情報◆ アンドレア・フェローニ(ヴァイオリン)
北イタリアのトレント音楽院を卒業後、同じく北イタリアのパルマでA.トスカニーニ財団が主催する上級専門コースに通い、その後、スイスのルガーノにあるスイス・イタリア音楽院でマッシモ・クワルタに師事。
1998年、トレント近郊ボルゴ・ヴァルスガーナの室内オーケウトラ「コンプレッソ・コレッリ」のソロ奏者として入団。イタリア国内外で活動。
2003年にはバロック・ヴァイオリンに転向し、エンリコ・オノフリやステファノ・モンタナーリの指導を受け、2019年にはバロック・ヴァイオリンの学位も取得しています。
その間、2006年にラビリンティ・アルモニチ協会の会長、芸術監督、首席ヴァイオリン奏者に就任し、現在に至っています。
◆ ラビリンティ・アルモニチ
2006年にラビリンティ・アルモニチ協会として設立。固定されたアンサンブルはなく、音楽家のグループであり、その人数や構成は変化します。主にバロック音楽を扱っていて、選ばれた楽曲については、その時代のスタイルと密接に結びついた全体的なアプローチにより研究。ガット弦を張った初期のオリジナル楽器や、バロック〜古典の弓を使用し、解釈に関する理論書や手引書の形で現存する無数の資料を参照することで、さまざまな時代の音楽に表現された好みや感情に近づくことを目標とし、さらに、演奏をユニークで特別なものにするセンスや即興についても検討しています。
トラックリスト (収録作品と演奏者)フランチェスコ・アントニオ・ボンポルティ [1672-1749]
2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ全集
CD1 60:43
2台のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1 (1696)
◆ ソナタ 第1番 ニ長調
1. I. アダージョ 1:30
2. II. アレグロ 2:18
3. III. グラーヴェ 1:18
4. IV. レント・アレグロ 2:11
◆ ソナタ 第2番 変ロ長調
5. I. アダージョ 1:02
6. II. アラ・ブレーヴェ 1:21
7. III. グラーヴェ 1:40
8. IV. アレグロ 2:17
◆ ソナタ 第3番 ト長調
9. I. ラルゴ 1:44
10. II. アレグロ 2:26
11. III. グラーヴェ 1:19
12. IV. コン・スピリト 1:59
◆ ソナタ 第4番 ロ長調
13. I. グラーヴェ 2:14
14. II. アレグロ 1:14
15. III. アンダンテ 0:57
16. IV. スピリトーゾ 2:01
◆ ソナタ 第5番 ニ長調
17. I. アンダンテ 1:10
18. II. ヴィヴァーチェ 1:49
19. III. グラーヴェ 1:44
20. IV. アレグロ・エ・プレスト 1:49
21. V. アラ・ブレーヴェ 0:27
◆ ソナタ 第6番 ヘ長調
22. I. ラルゴ 1:21
23. II. アレグロ 1:05
24. III. アダージョ 0:41
25. IV. プレスト・エ・アレグロ 1:13
◆ ソナタ 第7番 ホ長調
26.
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