マウロ・スクイッランテ&サンテ・トゥルジ RESPECT RECORD
「イタリアの四季」四部作の第三弾「Inverno~イタリアの冬~」
14編の詩情溢れるイタリアの多彩な冬の風景を伝えます。
ナポリ・マンドリン・オーケストラのリーダーにして、イタリアを代表するマンドリン奏者マウロ・スクイッランテと、
1990年の東京国際ギターコンクールの優勝者であり、イタリアを代表する奏者サンテ・トゥルジによる素晴らしきアンサンブルをお聴き下さい。
「Inverno(インヴェルノ)~イタリアの冬~」マウロ・スクイッランテ&サンテ・トゥルジ
2018年11月14日(水)発売 RES-312 価格\2,500(本体価格)+税 POS 4525506002694
アルバム・曲解説(マウロ・スクイッランテ、山岸伸一)、紀行文(篠利幸)付き|2018年8月イタリア録音
クリスマスイヴ、雪だるまなどさまざまなイタリアの風景、表情を伝えます。
■本作によせて
多分、冬は最もスピリチュアルな季節だ。
自然は眠り、日は短く、そして人は深く静かに思いを巡らす。
クリスマスは季節の中心、魂と心が真に再生し、太陽が再び力を取り戻し、蘇った光がきらめき出す。
一方、復活祭は自然が目覚める一歩手前であり、まさしく薄暗い季節がここで終わる。人々は、寒く長い冬から解き放たれた喜びを、
一年に一度だけ乱痴気騒ぎを許されたこの場所で爆発させる。だから、冬は暗闇から光輝く場所への通過地点であり、
古いものが消え去り新しいものが生まれる季節と言えるだろう。今回のCDで私たちは、冬の寒く灰色の世界に焦点を当てるだけではなく、
鮮やかでパワフルなイタリアの冬の最も異彩を放つ瞬間(例えばカーニヴァル)も伝えられればと思い制作した。
─マウロ・スクイッランテ
■本作について
ヴィヴァルディの「冬」「パストラーレ」、ルイジ・モルレオの「冷たい雪」などイタリアの冬に根差した様々な楽曲を収録。
本作では、マンドリンとギターの、時にアグレッシブで時に静謐なアンサンブルが大変表情豊かであり、聴き応えがあります。
冬は静かな季節でありながらも、クリスマスや新年、そして冬の一大イベントであるヴェネツィアのカーニヴァルなど様々な行事がある、にぎやかな季節でもあります。
まさに冬の静と動をうまく表現したのが本作であり、イタリア独特の冬の風景が音の向こうから立ち上がって来ます。
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