ルノー・カプソン/シネマに捧ぐ
現在、最も実力と人気を兼ね備えたヴァイオリニストのひとりであるルノー・カプソンが取り組んだ“映画音楽”の数々。「映画音楽は崇高であり、素晴らしい作曲家たちが曲を書いています」と語るカプソンは、1930年代のハリウッド作品から現代までの映画からテーマを選び出し、情感溢れる演奏を披露しています。残念ながら日本では公開されていない作品も含まれていますが、どれも飛び切りの美しい旋律であり、知らない映画でも想像力を働かせる楽しみもあります。
共演はステファヌ・ドゥネーヴが指揮するブリュッセル・フィルハーモニー。カプソンとドゥネーヴはパリ高等音楽院からの友人であり、このアルバムでも息のあった演奏を繰り広げています。「ニュー・シネマ・パラダイス」では控えめなオーケストラ伴奏に乗って、カプソンが弾くヴァイオリンが美しい旋律を奏で、その他の作品でもたっぷりとしたオーケストラの響きとヴァイオリン・ソロが融合するなど、たくさんの物語と情景が詰まった様々なかたちの音楽を聴くことができます。
2019年リリースの初回発売盤(廃盤)に収録されておりました『ヤン・ティルセン:アメリ』は、権利上の関係により収録されておりません。(輸入元情報)
【収録情報】
01. アンドレア&エンニオ・モリコーネ:『ニュー・シネマ・パラダイス』
02. エンニオ・モリコーネ:ガブリエルのオーボエ〜『ミッション』より
03. ジョン・バリー:メイン・テーマ〜『愛と哀しみの果て』より
04. ジョン・ウィリアムズ:『シンドラーのリスト』のテーマ
05. ジョルジュ・ドルリュー:カミーユ〜『軽蔑』より
06. ニコラ・ピオヴァーニ:『ライフ・イズ・ビューティフル』
07. エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト:ロマンス〜『ロビンフッドの冒険』より
08. モーリス・ジャール:今を生きる〜『いまを生きる』より
09. ミシェル・ルグラン:「パパ、見守って下さい」〜『愛のイエントル』より
10. フィリップ・ロンビ:アリア〜『戦場のアリア』より
11. ボブ・テルソン:コーリング・ユー〜『バグダッド・カフェ』より
12. ウラジミール・コスマ:ベルリン・コンチェルト〜『La 7eme cible(The 7th Target)』より
13. ヘンリー・マンシーニ:ムーン・リバー〜『ティファニーで朝食を』より
14. ニーノ・ロータ:愛のテーマ〜『ゴッドファーザー』より
15. アレクサンドル・デスプラ:ニュー・ムーン〜『ニュームーン/トワイライト・サーガ』より
16. ジェイムズ・ホーナー:『レジェンド・オブ・フォール』
17. ミシェル・ルグラン:『おもいでの夏』
18. ウラジミール・コスマ:『Le Grand Blond avec une chaussure noire(The Tall Blond Man with One Black Shoe)』
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
録音時期:2018年6月11-15日
録音場所:ブリュッセル、フラジェ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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