アレクサンドラ・エーラー (ピアノ) ナクソス・ジャパン(株)
ブリュル:ピアノ作品集
モラヴィアの都市プロスニッツに生まれたブリュルは、1860年にウィーンでピアニストとしてデビュー、歌劇作曲家としても頭角を現し、2作目の歌劇『黄金の十字架』がベルリンで初演されると大人気を収め、一躍時の人となりました。しかし、没後にナチスの迫害によって彼の音楽のほとんどは現在忘れ去られてしまいました。
彼の作風は決して革新的ではありませんが、生涯を通じてブラームスの友人であったことも影響してか、揺るぎない構成の中にロマンティックな表情を映しこんだ、なかなか風情のある作品ばかりが並んでいます。なかでも『アルバムの綴り』はシューマンを思わせる興味深く機智に富んだ作品です。(ナクソス・ジャパン)
【収録情報】
ブリュル:
・ソナタニ短調 Op.73
・組曲第2番 Op.71
・若者のための7つのアルバムの綴り Op.33
・組曲第3番 Op.76より『伝説』
・組曲第3番 Op.76より『サラバンド』
・5つのピアノ小品集 Op.57より『ロマンス』
・組曲第4番 Op.80より『カヴァティーナ』
アレクサンドラ・エーラー(ピアノ)
録音時期:2008年
録音方式:デジタル(セッション)
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