「6月」「9月」「11月」「2月」が、1年間で学級が荒れやすい時期として取りざたされることがあります。しかしそれは、その時期になって急に起こるわけではありません。それまで蓄積されてきた教師と子どもの意識のズレに対して子どもの不満が溜まっていき、それに教師が気づかないでいる状態のときに、教師の関わり方のまずさが引き金となって荒れが顕在化するのです。本書では、各時期にどんな接し方が必要で、それができていないと子どもとの間にどんなズレが生まれるのか、またどのように荒れにつながるのかを明らかにしました。さらに、そのような荒れが起こったときの接し方や、対応の方法を掲載しています。
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