この本は、著者が実際に8年間にわたって体験してきたストリート・ロック・シーンの記録である。第1章(その前夜;S‐KENスタジオの熱い夏;東京ロッカーズの時代;ドライブ・トゥ80;ストリート・サバイバル宣言;リザード、光と闇の王国;フリクション、エネルギーの解放)第2章(インディーズへの道;過激な主役達;インディペンデント・レーベルの実際;テレグラフを彩るバンドの数々;脱構造の時代へ)第3章(ニュー・パンク世代の台頭;時代の流れを超えて)追章 それからの二十二年(ブームの果てに;オルタナティブ・ミュージックとの出会い;30年の結実・そして道は続く)ロンドン、NYのインディーズ・ムーヴメントに端を発し、日本でもパンク・ニューウェイブの流れが「東京ロッカーズ」として沸き起こった。時代の変革の時を内側から描写した、ストリート・ロック・シーンの記録。
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