2017年にカナダ建築センター(CCA)にて開催された「ビサイズ、ヒストリー:長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレン」展のカタログ。今日の建築設計の現場において「歴史」という存在は一体どのような役割を果たすのか。長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレンは、過去の建築作品と互いの作品を読み解き、描写し、翻訳し、流用することによって、それらが織りなす星座の中から意味を紡ぎ出し、関係をかたちづくる。そして歴史は単なる研究の対象から、設計に生かされる資源へと変容する。建築はそれ自体で語るための方法を求めている(ジョヴァンナ・ボラーシ)境界線としての平面図(ケルステン・ゲールス;ダヴィッド・ファン・セーヴェレン)集合論としての断面図(長谷川豪)部屋のある眺め(ケルステン・ゲールス;ダヴィッド・ファン・セーヴェレン)見かけの凡庸さ(長谷川豪;ステファノ・グラツィアーニ;ケルステン・ゲールス;ダヴィッド・ファン・セーヴェレン)展覧会平面図モントリオール、2017年5月(バス・プリンセン)作品12題(長谷川豪;ケルステン・ゲールス;ダヴィッド・ファン・セーヴェレン)対話:ビサイズ、ヒストリー(ジョヴァンナ・ボラーシ;ケルステン・ゲールス;長谷川豪;ダヴィッド・ファン・セーヴェレン)世界が注目する2組の若手建築家、長谷川豪とOFFICEケルステン・ゲールス&ダヴィッド・ファン・セーヴェレンが描写する自作と歴史の関係。今日の建築設計の現場において「歴史」というものは一体どのような役割を果たすのか。長谷川豪、ケルステン・ゲールス、ダヴィッド・ファン・セーヴェレンは、過去の建築作品と互いの作品を読み解き、描写し、翻訳し、流用することによって、それらが織りな
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