第1編 中国科学史/技術史(科学論;科学史上の人びと;西洋科学の輸入;中国の技術)第2編 日本科学史/技術史(中国・朝鮮と日本の科学;日本の技術)第五回配本、第五巻は『科学史/技術史』。第一編「中国」第二編「日本」から成る。解題担当は川原秀城、三宅宏司、宮島一彦。科学史の諸領域にわたり独自の史観を打ち立て、独創的な研究を生み出すと共に科学史を一つの学問分野として確立した藪内清(1906-2000)。単行本未収録の論文、入手困難な著作を中心に多岐にわたる氏の業績を編む。各巻解題・月報付。第五回配本第5巻は『科学史/技術史』。第一編「中国科学史/技術史」第二編「日本科学史/技術史」から成る。解題担当は川原秀城、宮島一彦、三宅宏司。【目次】第一編 中国科学史/技術史[第一部 科学論]中国の古代科学思想について / 中国の科学思想 / 中国古代科学思想の一面――特に音律との関係について / 科学発達よりみた東西の比較 / 東洋人の科学性 / 中国科学の性格 / 歴史的遺産と新中国[第二部 科学史上の人びと]墨子 / 沈括とその業績 / 梅文鼎 / 地質学者丁文江のこと――ハーバード大学の東アジア叢書[第三部 西洋科学の輸入]明・清間における西洋科学の輸入 / 西欧科学と明末の時代 / 李朝学者の地転説[第四部 中国の技術]紙の発明――中国人の偉大な貢献 / 十二律管について / 解説『天工開物』 / 糧船について / 珠玉考 / 中国の時計解 題(川原秀城)第二編 日本科学史/技術史[第一部 中国・朝鮮と日本の科学]天文 / 古代日本の科学 / 難波宮創建時代の方位決定 / 朝鮮と日本科学史 / 飛鳥奈良時代の自然科学 / 江戸時代における外来科学 / 天経或問とその日本への影響 / 西風は東風
Honya Club.com